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動いた運命、王都までの道程
32話 住む場所
しおりを挟む「貴様が住む場所はパラス山前の宿屋だ! 城に住むなど許さんからな!」
「パラス山前の宿屋?」
「パラス山って、アロンダイトを採掘してるっていうあの山ですか?」
執事バレンティはコウトと七篠に聞き返された言葉に答える。そのうち、少しずつ落ち着きを取り戻していった。
「いくつか用意した候補の中で最も熱意のある売り込みをしてきた宿だ。我々が用意した家や宿とは比べ物にならないが、住むだけなら不自由はないだろう」
バレンティの言葉のあとサラが付け加える。
「じいやの口ぶりだと少し意地悪だわ。その宿屋はパラス山の観光に来た人が宿泊するために使われているのだけれど――」
サラはコウトの目をまっすぐ見る。
「そこを経営している人、タートンさんはブレイグさんの兄弟なの」
「!!」
その宿屋の主にしてブレイグの兄タートン。彼はコールンにいる弟がコウトに助けられたと知ったとき、すぐにバレンティに頼み自分の宿を紹介するよう頼んだのだった。
「ブレイグさんの……!」
「そう。向こうは貴方を住まわせることを望んでいる。わたしとしてはエウレナの提案通り王城に住んでもらっても構わないのだけれど……貴方はどうしたい?」
再び怒りだすバレンティを無視して、サラは笑った。
サラの部屋をあとにしたコウト達はエウレナの案内でタートンの宿屋に向かっていた。バレンティは仕事があるため城に残っている。
「先程はすまなかったな」
道中、エウレナが申し訳無さそうに謝った。
「私の2番目の姉さん……タエラというのだが、彼女が少し前にレッドの王子のもとに嫁いでいったんだ。そのあたりからバレンティが過保護になってきていてな」
「そういえば、バレンティさんが言ってたね『次姉であるタエラ様』て」
「姉さんの結婚は政略結婚のようなものだったから、彼にも何か思うところがあったのだろう」
コウトが言うと、エウレナは困ったように笑った。
「そういえばご両親は? 私達サラさんにしか紹介してもらえなかったけど……」
七篠の問いにコウトもそういえばと思い至る。一瞬、目を見開いたエウレナ。彼女の返答は早かったがその声音は必要以上に静かだ。
「それは……。私達の両親は亡くなってしまったんだよ」
「!」
「……」
しまった。と自分の失言を悔いる2人に慌ててフォローが入れられる。
「でも大丈夫だよ。私達姉妹も、この国の民も受け入れた事実だ。それに君たちには伝えておくべきだった」
「いやそんな、すいません……」
気まずさに耐えきれず首に手をやりさするコウト。
それからしばらく続く無言の時間。だがそれも城門の門をくぐって街に入り、ローブを羽織ると騒がしい声にかき消された。
「エウレナ様!?」
1人の女性が声を出した。それにつられて周りの視線がエウレナに注がれる。彼女を認めた人々が集まってくる。
「エウレナ様! サーク王国の粛清、お疲れさまです!」
「ヤイル王国の裏切りにもいち早く気付き対処されたとか……流石です!」
「どこか急ぐように帰られてからというもの、お姿を見かけませんでしたので心配していましたが……」
「あぁ、相変わらずお美しい。この様子なら心配いらないよな」
エウレナへの言葉が怒涛の勢いで押し寄せてくる。興奮した様子の人々の興味はやがて、敬愛する第3王女の隣にいる2人に移った。
「……エウレナ様、彼らは?」
「そうだな、紹介しておこう。この2人は私の大切な客人だ。特に彼は――」
いつの間にか、コウトが集まる人に気圧されて深く被り直したフード。エウレナはそれを自らの手で優しく少しだけ上げて、彼の顔を見せる。
「彼はミサカコウトといって、私の恩人だ。彼がいなければ、私は今頃――。私と姉さんは2人をこの国に招くことにした。皆よろしく頼む」
その言葉で人々の興味の全てがコウトへ向いた。彼らは感心したような顔や信じられないといった表情をしている。
「マジかよ。エウレナ様が誰かに助けられるなんて……」
「この方は一体何者なんでしょう」
「分かんねぇけど、相当すごい実力を持っているんだろうぜ」
聞こえてくる会話から何か誤解が生じ始めているように感じたが、大勢の人に囲まれ注目されている状況に意識が行ってしまいそれどころではない。
そんな考えを察したのか、七篠が小声でエウレナに言う。
「エウレナさん、そろそろ……」
「そうだったな。……すまない皆。私はこれから2人を送らなくてはいけないんだ」
彼女がの言葉に民衆は聞き分けよくその場から離れていった。もちろん、エウレナへの挨拶は忘れずに。
エウレナも律儀に反応を返しながら案内を再開した。
しばらくロベルタを歩き、3人は街のはずれに来た。
「ここがタートンさんが経営する宿屋『アロンダイト館』だ」
そびえ立つパラス山を背負う洋館。それは白い壁や支柱に黒い屋根をしており贅沢な雰囲気を醸し出しているが、「アロンダイト館」という少しチープさを感じてしまう名前は観光地のホテルみたいだ。
エウレナがドアを開け、中に入るよう促してくる。
「いらっしゃい」
中に入り、もういいだろうとフードを外す。正面奥にあるカウンターからスキンヘッドの、ガタイのいい男性が出てくる。
「エウレナ様! ということは彼らがブレイグが話していた騎士か!」
男性は自分の宿屋に来たエウレナを見て何か合点がいったようだ。足を早め、コウトにハグをかます。次は七篠だろうか。どうやら大げさな感情表現は彼ら兄弟に共通しているらしい。
「ぐぇ」
「君達がミサカコウトとカガミユウトか! 待っていた。弟のこと、本当にありがとう」
感動している様子の彼はこちらの事情を知らない。コウトはいつか鏡がしていたように背中をタップしてハグを解いてもらい、説明のために口を開く。
「あなたかわタートンさんですね。僕は美坂コウトですけど、彼女は鏡勇斗じゃないんです」
「彼女? カガミユウトではない?」
「はい、鏡君はもういないんです。事情があって……」
七篠がフードを外し、タートンが疑問符を浮かべる。
「まさか、彼になにかあったのか?」
「ああ、いや、鏡君は無事だと思います。なんて言えばいいのかな……。彼は自分が帰りたい場所に帰ったんです」
「帰りたい場所……」
コウトの説明にタートンは残念そうにしたが、すぐに笑顔を作る。
「お礼をしたかったんだが、そうか。なら仕方ないな。彼の分の感謝は君たちに伝えるとしよう」
どうやら納得してくれたようだ。タートンの「早速部屋に案内する」と言う言葉にエウレナも城へ戻ることにした。
「案内はここまで。あとはタートンさんに任せるよ」
彼女はコウトの目だけを見ながら微笑んだ。
「ねぇ、コウト。ときどき様子を見に来るからね」
エウレナはコウトの反応を見ることなく行ってしまった。
照れながらも少し嬉しそうにしているコウトと、「ほぉ~」となにかを理解したタートン。面白くない。と七篠はコウトを見つめていた。
「さて、じゃあ部屋に案内しよう。部屋は――」
「一緒でおねがいします」
七篠は笑顔で言ってのける。
「一緒でいいのか?」
「別々でおねがいします!」
慌てて訂正するコウトに突き刺さる、恨めしげな七篠の視線が痛い。それから逃げるように話を振る。
「あー、この宿って、動物は大丈夫ですか? 七篠さんが腕に抱いてる子のことなんですけど……」
「おう、大丈夫だ」
タートンはダンザブローを見てにしても小さいな。と人懐っこい笑みを浮かべる。
「それと、もう一部屋空けておいてもらうことってできますか? 仲間がもう1人いるんですけど、その子のために」
「わかった用意してみるよ。この建物は部屋数が多くてな。客も多いわけじゃないし余裕はある」
部屋数の確認をされながら廊下を歩いていると、向こうからモヒカンの男がやってきた。男は起きたばかりなのか、大きなあくびをしている。
「おはようタートン。そいつら客か? なんか見ねぇ顔だな」
「おはようダルム。彼らはエウレナ様の客だ。変なことはするなよ」
「そうだったか。おはようさん」
ダルムと呼ばれた男は赤いモヒカンに、ノースリーブのシャツといった個性的な格好をしている。
挨拶をされるが、2人は見た目が与えるインパクトの強さに気を取られて返せない。
「にしても何でまたエウレナ様の客さんがこんなボロなんかに……」
「ダルム?」
「おぅっと、なんでもねぇ」
彼は自分の肩に笑顔で手を置くタートンに笑いながら謝った。
「紹介しておこう。彼はダルムといって、このアロンダイト館の従業員として私が雇っているんだ」
紹介された当の本人は挨拶もそこそこにコウトをじっと見やる。
「お前……相当な手練れだな? 横にいるアンタも」
「おいコラ!! いや悪いな。こいつは以前騎士だったんだよ。だからかな、ときどき客に対してこんなこと言うんだ」
タートンはそのままコウトがブレイグを助けたことを話した。彼はブレイグからの手紙でそのことを知ったらしく、ブレイグ同様コウトをどこかの高名な騎士だと思っているようだ。
「ほぉう、こいつだったのか。ブレイグを助けたっていうヤツは」今度はダルムがタートンの肩に手を置く番だ。「こいつは感謝してたぜ。うるせぇくらいにな」
その後ダルムはコウトを見て、思い出したように聞いた。
「つーか、お前」
「?」
「お前見ない顔だな。ここへは旅行で来たのか?」
「……」
いつか似たようなことを聞かれたことがある。どこの国から来たのか。何をしにここにいるのか。以前コールンで無邪気に質問されたときは答えることができなかったのだ。
どうする?と目で訴えてくる七篠に頷きを返して、なんとなく考えておいた答えを返す。
「ああ、その……家を追い出されたからこの国に来たんだ」
「そうなのか。出身はどこだ? 外国か?」
「そう。東の方なんだけど、多分わからないと思うよ」
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「いや、もっと東だ」
「もっと東……わかったザリオ王国だな」
「そう。よく知ってたね」
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そんなことは知らない。だが、思いの外話を信じるダルムに対してなにか言っておかねばならないだろう。コウトは緊張しながら答える。
「そうかな。人によると思うよ、僕なんかは超下手」
「ほーん。……まぁよろしくな」
ダルムにとってはただの世間話のようなものだったらしく、疑われることなく会話を終えられた。
「すごい緊張した。なんだかどっと疲れたな」
「お疲れ。私達ザリオってところ出身になっちゃったね。覚えておかないと」
そう話しながら、案内を再開したタートンの後ろを2人並んでついていった。
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