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愛する人を抱き
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階段を降り地下牢の扉を開け
「交代の時間でござる」
見張り役に告げ、地下牢は俺と楓さんの二人のみに。
楓さんは着物を泥で汚したまま悲しそうな顔で格子の奥に座っていて
「楓さん・・・」
何と慰めるべきか言葉が見つからず
「大丈夫かい」
明日には死ぬ人に向かってそんなことを言ってしまう。
楓さんは涙を流しながら立ち上がり、俺は
「すまない、ここから助け出すことはできそうにない・・・」
つらい現実を突きつける。
「私を助けようと・・・」
「もちろんだ。楓さんを死なせたくない。しかし、外の見張りは厳重で、俺にはどうしようもできない」
弁解に過ぎないことは分かっている。
「私はいいのです。十字架を道に落とすなんて不注意が過ぎました。それより、村の皆様はどうなりますか。父上と母上は・・・」
「それは心配しなくてよさそうだ。御奉行様としては、耶蘇教を信じる者が多数いてはこれまでの取り締まりに落ち度があったとしてお上にお叱りを受けることを恐れている。だじゃら楓さん・・・ 信徒はそなた一人ということで決着をつけるつもりらしい」
「そう・・・ よかった。死ぬのは私一人だけで済むのですね」
「楓さん・・・」
俺は涙をこぼしながら
「すまぬ、楓さん・・・ 明日、楓さんの処刑が行われる」
「はい・・・ 覚悟はできています」
気丈に振る舞う楓さんに向かって俺はさらに
「楓さんの身体に槍を刺す役目は・・・ 俺になった」
俺が君を殺す。
どう言い繕うとも、この事実に変わりない。
「慎之介様が・・・」
慰めの言葉など言えるはずがない。
「慎之介様の手で天国に・・・ 神様のもとに逝けるのですね」
「楓さん・・・」
何と言えばよいか分からず言葉に詰まる。
「嬉しいです。ずっとお慕いしていた慎之介様にしてもらえるなんて・・・」
俺を慕っていた・・・ だと。
明日になれば俺に殺されるのに、そう言ってくれるのか、楓さん・・・
「俺も・・・ 俺も楓さんのことを・・・ そのぉ・・・」
うつむきながら、俺は意を決し
「楓さんを妻にしたいと思っていた」
今までの気持ちをぶつける。
そんなこと言う資格など無いのに。
「慎之介様・・・ 本当ですか。私のことをそのように・・・」
「しかし、俺は君を・・・」
君を殺す。君の身体に槍を突く。君は苦しみの中で死ぬ・・・
「いいのです。慎之介様。しかし・・・ 最期にお願いがあります」
「俺に出来ることがあれば何でも言ってくれ」
せめて、楓さんが安らかに死ぬためなら俺は何でもする。そう思いながら楓さんの言葉に耳を傾け
「こんなこと申し上げるのは恥ずかしいのですが・・・」
楓さんは緊張しながら格子に身体を寄せ
「どうか最期に・・・ 口づけを・・・」
思いもよらぬ言葉に驚く俺。
口づけ・・・ これまで楓さんの顔を見て何度夢に思ったことか。小さな桃色の可愛らしい唇を見つめながら、
「楓さん・・・ いいんだね」
一歩、また一歩楓さんに歩み寄り、格子を間に身体を寄せ顔をゆっくりと近づけ・・・ ちゅぅ
柔らかい。なんと柔らかいんだ。
お互い恥ずかしく、触れ合ったのは一瞬だけだった。
恥じらいの表情を浮かべ離れようとする楓さんを俺は抱きしめ
「あぁ 慎之介様・・・」
じっと楓さんの目を見つめ
「俺もずっとこうしたかった」
俺は欲するままに楓さんの唇を奪う。
ちゅぅ ちゅぅぅ・・・
何度も吸いつき、あまりに心地よくて、俺はさらにきつく抱きしめる。もっと楓さんを欲しい。楓さんの柔らかいところをもっと。
舌を伸ばし、クチュクチュと絡め合い、その感触で下半身は反応してしまう。
気がついたら俺の手は柔らかい乳房に伸びていた。着物をめくり胸元に手を入れむにゅむにゅと。
「あぁ そこは・・・」
楓さんの喘ぐ顔は気持ちよさそうで、俺はもっと求める。乳房を指で転がし、硬くなった肉棒を太ももに押しつける。
着物越しではない、楓さんの生まれたままの肌を見たい。俺は乱暴に着物をめくりあげ、お腹から腰へ、太ももをなでる。
スリスリ・・・
湿ってる。楓さんの太ももの内側がぬるりと濡れている。この汁はどこから出たのか。ここか・・・
股間の茂みをクチュクチュさせ
「あぅぅ・・・」
快感に震える楓さんの顔は愛おしく、俺はもっと見たくて乳房を舐めながら股間をいじり回す。
「んんっ・・・ はぅうぅぅぅ・・・」
あえぎ声は地下牢に響く。他の者に聞かれるわけにはいかない。俺は懐から手ぬぐいを出して口に詰め、その手はまた股間へ。
茂みの先の小さな膨らみを指でクリクリクチュクチュ
「うぅぅ・・・」
声を我慢する楓さんの姿はなんとも艶めかしい。
指でこするたびに楓さんの身体はヒクヒク反応し、色っぽい女の顔を見せ、もっと見たくてクチュクチュしていると指は割れ目の中へ。中は熱くジュクジュクに濡れていて、かき混ぜると楓さんはもっと気持ちよさそうで。
何度もかき混ぜ、ぽたぽたとお汁が地面に落ち、楓さんは身体を震わせ座り込む。
楓さんは俺の腰にぎゅっと抱きつき着物の上から俺の膨らんだところを撫でてくれ
「あぁ 楓さんっ」
「私も・・・ 慎之介様のを気持ちよく致します」
そう言って着物をめくり俺の肉棒に触れ
「あぁっ・・・」
「殿方のここ・・・ こんなに大きいのですね。それに熱い」
敏感になった肉棒は楓さんの吐息にも反応し先端から汁が漏れてしまう。濡れた先端に楓さんの指がチュッっと触れ
「これが慎之介様の子種・・・」
「うぅ はぁはぁ・・・ いや、これは子種ではない」
楓さんの手はぎゅっと握り
「あぅ・・・」
「そうなのですか。ここから子種が出るのかと」
「はぁはぁ・・・ 子種はまだ・・・ もっと触ると白いのが出る。それが子種だ」
「もっと・・・ ですか」
握る手は上下に動き
「あぅぅ・・・ そんなに触っては」
自分で触るのとまったく違う。こんな気持ちいいことは初めてで肉棒はヒクヒク震える。
楓さんは俺の肉棒をじっと見つめ顔を近づけ舌を伸ばし・・・ ぺろっ
「あぁっ いけません、そのようなこと・・・」
「こうすると殿方は喜ぶと聞いたことがあります」
ぺろり・・・ ぺろり・・・
楓さんは口を大きく開け、ぱくっ ちゅぅちゅぅちゅくちゅく
口の中は熱くてぬるぬるで、吸いつくように俺のをチュパチュパと
「あぅぅ」
あまりに気持ちよくて、気が抜けた瞬間トロリとお汁が漏れてしまう。俺の汁を楓さんはじゅるじゅると吸い
「はぁはぁ・・・ 慎之介様も気持ちいいですか」
「あぁ いいっ」
快感で頭がおかしくなりそうで、もう我慢は限界に近づき、
「いけない、これ以上は・・・」
肉棒を口から離そうとするが、楓さんは俺の腰に手を回して吸い続け
ちゅぅぅぅぅ・・・
「うぅぅ・・・」
どぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅぅ・・・
しまった! 口の中で・・・
慌てて引き抜くとまた子種がどぴゅっと解き放たれ楓さんの顔をべっとりと汚し
「すまない、楓さん。我慢できずに・・・」
しかし、楓さんは俺の子種をごくりと飲み込み
「いいのです。これが慎之介様の味なのですね」
そして、俺の肉棒をまた舐めてくれ
「これは夫婦がやることですね。慎之介様といつかこうなることを夢見ていました」
「俺もだ、楓さん」
「もう私は慎之介様の子を宿すことはできませんが」
楓さんはゆっくりと立ち上がり、俺の肉棒を握り自らの股間に押し当て
「慎之介様と一つになりたいです」
楓さん・・・
俺も楓さんと一つになりたい。つながりたい。
楓さんの背に手を回して抱き寄せ、腰を押し当て俺のが楓さんの中に
ジュブジュブ・・・
熱くてきつく締め付けられる。口とはまた違った快感。
俺はさらに求め奥まで入れると楓さんの顔は苦しそうで
「痛いのか」
「少し・・・ 大丈夫です。このまま・・・」
俺はじっと楓さんの痛みが落ち着くのを待つ。
柔らかい身体を感じながら強く強く抱きしめる。
だんだん楓さんの顔は穏やかに、そして気持ちよさそうな表情に変わり、互いにゆっくりと身体を押し当て肉棒は奥へ。奥を突くときゅんと締まり、それが気持ちよくて何度も奥へ。
グチュグチュ チュクチュク
快感を求め俺はつい激しくしてしまう。
「んんっあぅぅ」
楓さんのあえぎ声は気持ちよさそうで、俺は欲望のまま肉棒で突き、中をかき回し、クチュクチュと水音を響かせ、
「楓さんっ いくっ また出るっ」
「はいっ んんっ 慎之介様っ いっぱい私にくださいっ」
腰を引き勢いよく奥まで パンッ パンパンッ
「いくぅぅ」
ドピュドピュピュドピュ・・・
楓さんの中にまたいっぱい。
中で俺のがあふれ出るのを感じ、またドクッっと出てします。
俺は楓さんを抱きしめる。楓さんも俺の背に手を回して抱きしめ返す。このまま離したくない。
しかし、やがて天窓に見える空は明るくなってくる。
俺は着物を整えながら楓さんを見つめる。
夜は明けようとしている。朝になれば俺は楓さんの身体に槍を・・・ その時まで、もうあまり長くない。
「槍で・・・ 刺すんでしたね」
「あぁ・・・」
「苦しまないようにお願いします」
そう言って、楓さんは俺の手をとり柔らかい左の乳房に触れさせ、
「ここが・・・ 心臓です」
感じる。楓さんの鼓動。楓さんの命の音。
俺は楓さんを殺す。楓さんにはその覚悟はできている。
俺は泣きながら
「分かった。苦しまないように・・・ する」
地下牢の扉が開く音がして俺は楓さんから離れる。
入ってきたのは俺より勤めの長い役人で
「交代の時間だ」
楓さんと一緒にいたい。楓さんの顔を見るのはつらい。相反する心の俺は交代の指示に黙って従い、振り返り一目合わせただけで地下牢を出る。
「交代の時間でござる」
見張り役に告げ、地下牢は俺と楓さんの二人のみに。
楓さんは着物を泥で汚したまま悲しそうな顔で格子の奥に座っていて
「楓さん・・・」
何と慰めるべきか言葉が見つからず
「大丈夫かい」
明日には死ぬ人に向かってそんなことを言ってしまう。
楓さんは涙を流しながら立ち上がり、俺は
「すまない、ここから助け出すことはできそうにない・・・」
つらい現実を突きつける。
「私を助けようと・・・」
「もちろんだ。楓さんを死なせたくない。しかし、外の見張りは厳重で、俺にはどうしようもできない」
弁解に過ぎないことは分かっている。
「私はいいのです。十字架を道に落とすなんて不注意が過ぎました。それより、村の皆様はどうなりますか。父上と母上は・・・」
「それは心配しなくてよさそうだ。御奉行様としては、耶蘇教を信じる者が多数いてはこれまでの取り締まりに落ち度があったとしてお上にお叱りを受けることを恐れている。だじゃら楓さん・・・ 信徒はそなた一人ということで決着をつけるつもりらしい」
「そう・・・ よかった。死ぬのは私一人だけで済むのですね」
「楓さん・・・」
俺は涙をこぼしながら
「すまぬ、楓さん・・・ 明日、楓さんの処刑が行われる」
「はい・・・ 覚悟はできています」
気丈に振る舞う楓さんに向かって俺はさらに
「楓さんの身体に槍を刺す役目は・・・ 俺になった」
俺が君を殺す。
どう言い繕うとも、この事実に変わりない。
「慎之介様が・・・」
慰めの言葉など言えるはずがない。
「慎之介様の手で天国に・・・ 神様のもとに逝けるのですね」
「楓さん・・・」
何と言えばよいか分からず言葉に詰まる。
「嬉しいです。ずっとお慕いしていた慎之介様にしてもらえるなんて・・・」
俺を慕っていた・・・ だと。
明日になれば俺に殺されるのに、そう言ってくれるのか、楓さん・・・
「俺も・・・ 俺も楓さんのことを・・・ そのぉ・・・」
うつむきながら、俺は意を決し
「楓さんを妻にしたいと思っていた」
今までの気持ちをぶつける。
そんなこと言う資格など無いのに。
「慎之介様・・・ 本当ですか。私のことをそのように・・・」
「しかし、俺は君を・・・」
君を殺す。君の身体に槍を突く。君は苦しみの中で死ぬ・・・
「いいのです。慎之介様。しかし・・・ 最期にお願いがあります」
「俺に出来ることがあれば何でも言ってくれ」
せめて、楓さんが安らかに死ぬためなら俺は何でもする。そう思いながら楓さんの言葉に耳を傾け
「こんなこと申し上げるのは恥ずかしいのですが・・・」
楓さんは緊張しながら格子に身体を寄せ
「どうか最期に・・・ 口づけを・・・」
思いもよらぬ言葉に驚く俺。
口づけ・・・ これまで楓さんの顔を見て何度夢に思ったことか。小さな桃色の可愛らしい唇を見つめながら、
「楓さん・・・ いいんだね」
一歩、また一歩楓さんに歩み寄り、格子を間に身体を寄せ顔をゆっくりと近づけ・・・ ちゅぅ
柔らかい。なんと柔らかいんだ。
お互い恥ずかしく、触れ合ったのは一瞬だけだった。
恥じらいの表情を浮かべ離れようとする楓さんを俺は抱きしめ
「あぁ 慎之介様・・・」
じっと楓さんの目を見つめ
「俺もずっとこうしたかった」
俺は欲するままに楓さんの唇を奪う。
ちゅぅ ちゅぅぅ・・・
何度も吸いつき、あまりに心地よくて、俺はさらにきつく抱きしめる。もっと楓さんを欲しい。楓さんの柔らかいところをもっと。
舌を伸ばし、クチュクチュと絡め合い、その感触で下半身は反応してしまう。
気がついたら俺の手は柔らかい乳房に伸びていた。着物をめくり胸元に手を入れむにゅむにゅと。
「あぁ そこは・・・」
楓さんの喘ぐ顔は気持ちよさそうで、俺はもっと求める。乳房を指で転がし、硬くなった肉棒を太ももに押しつける。
着物越しではない、楓さんの生まれたままの肌を見たい。俺は乱暴に着物をめくりあげ、お腹から腰へ、太ももをなでる。
スリスリ・・・
湿ってる。楓さんの太ももの内側がぬるりと濡れている。この汁はどこから出たのか。ここか・・・
股間の茂みをクチュクチュさせ
「あぅぅ・・・」
快感に震える楓さんの顔は愛おしく、俺はもっと見たくて乳房を舐めながら股間をいじり回す。
「んんっ・・・ はぅうぅぅぅ・・・」
あえぎ声は地下牢に響く。他の者に聞かれるわけにはいかない。俺は懐から手ぬぐいを出して口に詰め、その手はまた股間へ。
茂みの先の小さな膨らみを指でクリクリクチュクチュ
「うぅぅ・・・」
声を我慢する楓さんの姿はなんとも艶めかしい。
指でこするたびに楓さんの身体はヒクヒク反応し、色っぽい女の顔を見せ、もっと見たくてクチュクチュしていると指は割れ目の中へ。中は熱くジュクジュクに濡れていて、かき混ぜると楓さんはもっと気持ちよさそうで。
何度もかき混ぜ、ぽたぽたとお汁が地面に落ち、楓さんは身体を震わせ座り込む。
楓さんは俺の腰にぎゅっと抱きつき着物の上から俺の膨らんだところを撫でてくれ
「あぁ 楓さんっ」
「私も・・・ 慎之介様のを気持ちよく致します」
そう言って着物をめくり俺の肉棒に触れ
「あぁっ・・・」
「殿方のここ・・・ こんなに大きいのですね。それに熱い」
敏感になった肉棒は楓さんの吐息にも反応し先端から汁が漏れてしまう。濡れた先端に楓さんの指がチュッっと触れ
「これが慎之介様の子種・・・」
「うぅ はぁはぁ・・・ いや、これは子種ではない」
楓さんの手はぎゅっと握り
「あぅ・・・」
「そうなのですか。ここから子種が出るのかと」
「はぁはぁ・・・ 子種はまだ・・・ もっと触ると白いのが出る。それが子種だ」
「もっと・・・ ですか」
握る手は上下に動き
「あぅぅ・・・ そんなに触っては」
自分で触るのとまったく違う。こんな気持ちいいことは初めてで肉棒はヒクヒク震える。
楓さんは俺の肉棒をじっと見つめ顔を近づけ舌を伸ばし・・・ ぺろっ
「あぁっ いけません、そのようなこと・・・」
「こうすると殿方は喜ぶと聞いたことがあります」
ぺろり・・・ ぺろり・・・
楓さんは口を大きく開け、ぱくっ ちゅぅちゅぅちゅくちゅく
口の中は熱くてぬるぬるで、吸いつくように俺のをチュパチュパと
「あぅぅ」
あまりに気持ちよくて、気が抜けた瞬間トロリとお汁が漏れてしまう。俺の汁を楓さんはじゅるじゅると吸い
「はぁはぁ・・・ 慎之介様も気持ちいいですか」
「あぁ いいっ」
快感で頭がおかしくなりそうで、もう我慢は限界に近づき、
「いけない、これ以上は・・・」
肉棒を口から離そうとするが、楓さんは俺の腰に手を回して吸い続け
ちゅぅぅぅぅ・・・
「うぅぅ・・・」
どぴゅっ! どぴゅどぴゅどぴゅぅ・・・
しまった! 口の中で・・・
慌てて引き抜くとまた子種がどぴゅっと解き放たれ楓さんの顔をべっとりと汚し
「すまない、楓さん。我慢できずに・・・」
しかし、楓さんは俺の子種をごくりと飲み込み
「いいのです。これが慎之介様の味なのですね」
そして、俺の肉棒をまた舐めてくれ
「これは夫婦がやることですね。慎之介様といつかこうなることを夢見ていました」
「俺もだ、楓さん」
「もう私は慎之介様の子を宿すことはできませんが」
楓さんはゆっくりと立ち上がり、俺の肉棒を握り自らの股間に押し当て
「慎之介様と一つになりたいです」
楓さん・・・
俺も楓さんと一つになりたい。つながりたい。
楓さんの背に手を回して抱き寄せ、腰を押し当て俺のが楓さんの中に
ジュブジュブ・・・
熱くてきつく締め付けられる。口とはまた違った快感。
俺はさらに求め奥まで入れると楓さんの顔は苦しそうで
「痛いのか」
「少し・・・ 大丈夫です。このまま・・・」
俺はじっと楓さんの痛みが落ち着くのを待つ。
柔らかい身体を感じながら強く強く抱きしめる。
だんだん楓さんの顔は穏やかに、そして気持ちよさそうな表情に変わり、互いにゆっくりと身体を押し当て肉棒は奥へ。奥を突くときゅんと締まり、それが気持ちよくて何度も奥へ。
グチュグチュ チュクチュク
快感を求め俺はつい激しくしてしまう。
「んんっあぅぅ」
楓さんのあえぎ声は気持ちよさそうで、俺は欲望のまま肉棒で突き、中をかき回し、クチュクチュと水音を響かせ、
「楓さんっ いくっ また出るっ」
「はいっ んんっ 慎之介様っ いっぱい私にくださいっ」
腰を引き勢いよく奥まで パンッ パンパンッ
「いくぅぅ」
ドピュドピュピュドピュ・・・
楓さんの中にまたいっぱい。
中で俺のがあふれ出るのを感じ、またドクッっと出てします。
俺は楓さんを抱きしめる。楓さんも俺の背に手を回して抱きしめ返す。このまま離したくない。
しかし、やがて天窓に見える空は明るくなってくる。
俺は着物を整えながら楓さんを見つめる。
夜は明けようとしている。朝になれば俺は楓さんの身体に槍を・・・ その時まで、もうあまり長くない。
「槍で・・・ 刺すんでしたね」
「あぁ・・・」
「苦しまないようにお願いします」
そう言って、楓さんは俺の手をとり柔らかい左の乳房に触れさせ、
「ここが・・・ 心臓です」
感じる。楓さんの鼓動。楓さんの命の音。
俺は楓さんを殺す。楓さんにはその覚悟はできている。
俺は泣きながら
「分かった。苦しまないように・・・ する」
地下牢の扉が開く音がして俺は楓さんから離れる。
入ってきたのは俺より勤めの長い役人で
「交代の時間だ」
楓さんと一緒にいたい。楓さんの顔を見るのはつらい。相反する心の俺は交代の指示に黙って従い、振り返り一目合わせただけで地下牢を出る。
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