【完結】悪兎うさび君!

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第2章 本来の姿

第1話 本来の姿にご用心②

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……………………………………………………

第1話 本来の姿にご用心②

…………………………………………………

2人がにやにやしているのに
気付いたのかうさび君は




うさび「…てっ…お前ら2人!!
やめろ!笑うな!」

怒りを露わにして叫んだ…
いや…慌ててるのかな

ルキー「え~別にいいじゃん
ねえリリス君?」

リリス「ああ、そうだよ
うさび…理由を知ってるのは
俺とルキーだけだし」 

うさび「……くそっ!ルキー、リリス、
絶対バラすんじゃねーぞ
特にM iにな…まあ…とにかく!!」

ゴホンッと咳払いをして


うさび「改めていうが
明日からは俺じゃないからな 
わかったかお前ら!」

念を押すように再び
クラスにいる皆に伝えた。

クラス全員「「 はーい 」」

うさび君の伝言にみんな頷いた。

返事をしながら私は

…明日から5日間
いつものうさび君じゃ
なくなるなんて少し寂しいな
…と思ってしまった


……………………………….………….……………


それから2時間後



まさか…

私とうさび君の妹の
ビットちゃんが一緒に
帰ってる途中、
事件は起きてしまうなんて
誰も思いもしなかった。


そうとは知らず現在
私はビットちゃんと
楽しく会話をしながら
家へと向かっていた。




……….………….………….………….………….…

……….………….………….………….…

……….………….………….…


「へえ~ビットちゃんの
葡萄の飾りって人間のお友達から
貰ったんだ いいなぁ~」

ビット「はい!そうなんです
天馬さんはとてもいい人ですよ
今度、M iさんに紹介しま…あっ!」

途中でビットちゃんの会話が
途切れた

あれっ?と
思い前の方をみると

ビット「お兄ちゃんっ!!」

うさび君が歩いていた。 

でもなんか…‥


うさび「お‥おお、ビット!M i!」

うさび君の顔が青い‥
見た感じよろよろしているし
大丈夫かな…

「うっうさび君‥
顔真っ青だけど大丈夫?
体調悪いの?」

うさび君はハァハァと苦しそうに

うさび「ああ…さっきからどうも
身体が重く感じるんだ
三日月のでる時間じゃないと
思うんだけどな…」

少し苦笑いして答えた。

ビット「……….………….…」
(前にもお兄ちゃん…
元に戻るときは必ず体調崩してたっけ…
三日月が空に見えた瞬間に…

見えた瞬間…に……‥まさか!!)




バッ!!(ビット、頭を上に向ける)

ビット「 !! 」



ザアアアァ

ビット「うそ…もう…月が出ているなんて…」

ヘナヘナとビットちゃんが
座り込んだ…

「えっ…本当だまだ三日月の出る
時間帯じゃないのに…
いつもより まして輝いている…」

こんな綺麗な月…初めてみた‥


うさび「……っ!!」
(やばい…!!こんな近くで
月の光を浴びてしまったら
……うっ…!!)

バタッ!!

「うっ…うさび君?!」

私は倒れ込んだうさび君に
直ちに駆け寄り肩をかしたが

うさび「…い‥いや大丈夫‥M i‥平気だ」

うさび君はヨロヨロしながら
再び立ち上がった‥

うさび「もう時間がない…ビット!!」


そして息を吸って

うさび「俺が変わる前に
M iを連れて先に行け!!」

え…?

待って‥そんな事したら
うさび君はどうなるの‥?
ただでさえ苦しそうなのに‥

「そんな‥!
苦しそうなうさび君を
置いていくわけ…」

ビット「わかった!!」

「ビットちゃん…?!」

ビット「M iさん、とにかく理由は
後です!本来のお兄ちゃんに
見つかる前にM iさんは
隠れないと!!」

ビットちゃんは
ぐいっと私の手を引っ張り
木が生い茂る場所へと走り出した。

……….………….………….………….………….……


タッ  タッ  タッ  タッ  

M iたちが走り出したと同時に
うさびの身体も…‥…

《しばらく「ぼく」の体を返してね》

うさび「……!」


ザワザワ‥


少しずつ変わり始めていた。


………………………………………………

…………………….………………

……….………………


ビット「M iさん!この木で隠れましょう
お兄ちゃんが立ち去るまで!!」

「うっ…うん!!」

私とビットちゃんは
全力疾走で駆け出してから

近くにあった大きな木で
身を潜めうさび君の様子を見ていた。

うさび「ぐっ…うぐ…っ…」

うさび君が苦しそうに
地面にうずくまり

次の瞬間…


ボシュ!!


いきなり煙がでたことにより
うさび君の姿が分からなくなった

「…!うさび君‥」

ビット「シッ‥!M iさん
行ってはなりません!!」

「ごっ‥ごめん」

うさび君には駆け寄らず
しばらく様子をみると…



モクモクモク~


だんだんケムリが
はれてきてうさび君の
姿が見えてきた。

だけどケムリから姿を現したのは


「………ねえ‥ビットちゃん?
あの人もうさび君だよね?」

ビット「はいっ…と言うよりは
あの姿が本来あるべきの姿なんです‥」

いつも見るうさび君ではなく




うさび「やっと元に戻った…
何日ぶりだろう…」

転校初日の時、
コロニーちゃんと一緒に
見た出席簿の写真の…

うさび君だった…
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