【完結】悪兎うさび君!

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第4章 村長さんに休日を!

第2話 クモード森の村長とメチル森の村長

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……………………………………………………

第2話 クモード森の村長とメチル森の村長①

………………………………………………………

シルク「………」
(昔はそんなキザっぽいこと
言わなかったのに…そうねぇ…
あの時は…たしか…)


………………………………………………

……………シルクの回想…………………

……………………

………………



数年前…



子供リール『ないっないっ!
どこにもないよ!』

どこに置いたんだ
あれっ僕の大切な物なのに…

あれを無くしたら僕は…!


???[あのっすみません…]



ガサゴソ(茂みが揺れる音)


子供リール『!!』



だっ…だれ…

草むらが揺れている
辺りは暗いし…

もしかして…変出者?!



ガサガサァ!!




ひっ!!でっ…出たぁ



???[これをお探しですよね
落ちてました]


…なっなんだ良かった
変出者じゃなくて…女の子で…

…ん?
女の子が持っているものって…


子供リール『こっ…これ僕の母さんの
形見…どこにあったの?!』


???[よかった…たいせつなもの
だったんですね

大きなリンゴの木のふもとに
あったんですよ]

子供リール『…………』


……あっ……

そういえばちょうど実が
なりごろだったから
リンゴを食べて…

そのまま木のふもとへ
置き忘れてたんだ


…結局僕が原因じゃん!!


でもこの子が見つけて
くれなかったら無くしていた…

よかった…見つかって…
だって、母さんの形見は
このペンダントしかないもん

見つけてくれたこの女の子に
お礼をいわなきゃ!

子供リール『本当にありがとう!
見つけてくれて

これ、僕の大切なものなんだ』





???[……どういたしましてです!
私もあなたの喜ぶ顔が
見れてよかったです!]にこっ!




子供リール『!』トクンッ


子供リール[では…私は
これにて失礼します
お仕事がありますので]

……!!
えっ…ちょっと待って
まだ、君の名前を…

言い終わらないうちに

女の子はその場を
走り去ってしまった。


子供リール『行っちゃった…』


…名前、聞きそびれちゃった


シルク[あらっリール…
あの子のこと好きになった?]ひょこっ!


子供リール『……………うわぁ!!』

シルク[もう…そんな驚かなくても]

…いきなりシルク村長さんが
隣にいたからビックリするよ!!


…というか!

子供リール『べっべべべ別に
すす…好きとかそんなんじゃ
気になっただけだよ!!』

シルク[…ルビーちゃん
とっても可愛いもんね~]

子供リール『うっ…うん……
じゃなくて!!シルク村長さん
あの子の事、知っているんですか?』






シルク[えぇあの子ことは知っているわ

名前は【ルビー】ちゃん
…あの子はなんと
メチル森の村長さんなのよ
歴代最年少で!年はリールと同い年よ]


子供リール『……はっ?!僕と
同い年で…子どもじゃん!
なんで僕と変わらない年なのに
村長になったの?!』

シルク[…理由は分からないけど
一つは脳力があることかしら
まぁ、残念だけど中々一緒には
遊べないわね]


…うぐっ!
僕の思ってた事を…

だったら……



ガシッ!!(シルクの肩を掴む)


シルク[へ…?!]


子供リール『シルク村長さん!
どうしたらルビーちゃんと
仲良くできるのかな!!』

自分が無理ならシルク村長さんに
聞くまでだ!!




シルク[えっ…えーと…そうね… 
リールがクモード森の次期村長になれば、
村長同士仲良くなれるんじゃないかしら?]

(元々、リールは次期村長候補に
選ばれてたけど彼本人はやる気ゼロ!!

これを手に取れば
リールのやる気が出る可能性が…

…あ…でもこんな嘘
さすがのリールも信じるわけ…)



子供リール『わかった!僕、
元々、村長になる気なんて
なかったけどルビーちゃんと
仲良くなれるなら
村長に絶対になる!!』


シルク[え…?!] 

(…冗談なのに…信じたわこの子…

でも、これで上手く行けば
彼は村長になれるかもしれない
…まあいいわね)







………………


…………シルクの回想終わり………………


…………………………………



シルク(…私の冗談で
リールは村長になることを
決意して、必死に修行をし

20年以上はかかる村長の資格も
すぐに取得することが出来て

そうしてルビーちゃんの
出会いから何年後かして…

彼は…ルビーちゃんの次の若さで
クモード森の村長に就任にしたのよね

……私の冗談さえなければ
きっと、リールは
村長にならなかったわね…

リール…あなたって…


本当に成長したのね

昔はすぐ赤面したり、
面倒さがり屋だったのに

子供の頃から見てるから
こういう成長した場面を
なると嬉しい気持ちになるわ)ほろり…


リール[シルクさん?]

シルク[いえ、何でもないわ
リール…そろそろメチル森へ
行ったらどう?ルビーちゃんが
心配で早く向かいたいでしょ?]

リール[ええ、お言葉に甘えて
では、メチル森へ行ってきます]

シルク[ええ、行ってらっしゃい
ルビーちゃんを頼むわね]

リール[はい!!]


…と同時にリールは


ダッ!


一気にメチル森へと走り出した。



シルク[よしっ!リールも
ルビーちゃんの所へ行ったこと
だし私もルビーちゃんのお仕事の
お手伝いをしますか!]

それと、私も…
やることやってから…

メチル森へと行きますか!

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