無表情な黒豹騎士に懐かれたら、元の世界に戻れなくなりました!〜個性豊かな獣人の国からコンニチハ!〜

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第2章 色んな種族さん!こんにちは〜材料集め編ー空色の革布〜

第2話 料理コンテスト開催決定。空色の革布の件について〜3

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第2話 料理コンテスト開催決定。空色の革布の件について~3
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数分後…

ニャリンガ&ツバル「「ごちそうさまでした」」

コンテスト用のシィタケ入りスープは2人の味見によって全て無くなった。まさか…全部飲むとは…先にノートにレシピを書いておいて良かった。

心の中でほっとしたところ、

ツバル「……あっ…スープが……」

ニャリンガ「はっ!しまったにゃ!!」

2人はコンテスト用のスープを全て飲み干した事に気付き、空になった鍋を見て、みるみる顔を青ざめた。

その姿を見て、確定した事がある。

プロの料理人が失態に気づかない程、スープを飲み干した…美味しく出来たと言う事だよね。これなら安心してコンテストに出せそう!


ニャリンガ「ヨーグルちゃん…ごめんにゃ。あまりの美味しさに全部飲み干したにゃ。」

ツバル「本当にごめなさい。味見のつもりが…全部飲んじゃった。お詫びとして…僕たちで何か……そうだ!」

青ざめた顔から一転、ツバルさんは何かをひらめき、ニャリンガさんに耳寄せをした。

ツバル「ニャリンガさん。良い方法を思いついたよ。このお詫びなんて…(小声)」

ニャリンガ「ふんふん…それお詫び代わりになるにゃ!(小声)」

それから数十秒、2人は小声で話し合いをしてから、私に向き直した。一体何なんだろう?


ツバル「ヨーグルちゃん。お詫びとして、スープのアイディア提供と、ニャリンガさんと一緒に賄い料理を作るよ。」

アイディア提供!ちょうど入れる具材とかで悩んでいたから助かる。しかも賄い料理付きだなんて!やった!

「助かります!ちょうどスープに入れる具材で迷っていたんですよ。ご助言お願いします!」

ニャリンガ「分かったにゃ!早速アイディア提供を…えっとスープの味は完璧だったにゃ。あとは入れる具材だけ。もう2種類の野菜を入れると良いにゃ…あの味ならハクサイと人参がオススメ。切り方は人参は微塵切り。ハクサイは千切りにゃ。」

「人参と白菜…たしかにどの汁物に合う野菜…気づけなかったです。」

ニャリンガ「うん。その2つはこの国に馴染みのある野菜だから、扱いやすいにゃ。私からは以上かにゃ?……ツバル君はどう?」

ツバル「そうだね。僕は…野菜の追加はニャリンガさんと同意見。もう1つ…カツタとコンブゥだけで先に出し汁を作れば、さらに美味しくなると思うよ。あっそれとカツタはクモード王国産。コンブゥは牡丹王国産が良いよ。」

「なっなるほど…さすがプロの料理人。内容が本格的。2人ともありがとうございます。」

…2人に頭を下げてから、ポケットのメモ帳を取り出し、アイディアを書きまとめた。

カリ カリ カリ(書きまとめる音)

これで最高のスープができれば、特別賞か一次審査が通れば『空色の革布』が手に入れられる。

コンテストまで残り1週間。まだ時間がある。それまでスープの味と見た目を上げるぞ!


そう心の中で意気込み、私はニャリンガさんとツバルさんにお願いをした。

「…あのっもし可能であれば、またスープの味見お願いできませんか。」

私のお願いを聞いた2人は満面の笑みを浮かべて、「もちろん!」と答えてくれた。



ーーーーー
ーーーーー

「ちなみにニャリンガさんとツバルさんはどの部門で受けるんですか?」

ニャリンガ「私はオードブル部門にゃ。最高の前菜を作るにゃよ~」

ツバル「僕はポワゾン(魚料理)部門だね。みんなの為に優勝目指すよ!」


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