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プロローグ 剣と魔法の世界アルカへようこそ
魔法使い
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「きょーつけー、れー」
「「「おはようございまーす」」」
夏の太陽がサンサンと窓際の生徒を蝕む中
そんなやる気のなさそうな声が聞こえてくる静嵐高校2年B組
その教室には人のいない席が3つあった。
1人目は体調不良で欠席の山下くん。
もう1人ははサボりぐせのある松下くん。
そして最後の1人は
僕だ、
なぜ学校にいないのに休んでる人わかるかはのちにわかるだろう
話を戻すが、僕は人生で初めてとも言える寝坊をしてしまった。
扇風機のある教室でも暑いのにその灼熱の太陽の下で猛ダッシュをしている僕だ。
この日の僕はものすごく運が悪かった
まずはいつも使ってる目覚まし時計の電池が切れていた、これだけならまだ間に合っただろう、だが急いで出た僕は家にカバンを置いてきてしまった。
本来ならば絶対にありえないミスだ、おそらくこの時の僕はいままでの人生でないほどに焦っており頭がおかしかったのだ、小学生低学年の中でもおっちょこちょいな子がやるようなミスをしてしまったのだ。
しかもそれに気づいたのは通学路の半分を超えてからだ、流石に遅すぎた。
そして何が一番運が悪いって、時空の狭間に入ってしまったことだ。
なぜ学校にいない僕が休んでる人が分かったのかは時空の狭間に入ったあと、少しの間前も後ろもわからず落ちる感覚のある暗闇が続いた。
かと思えば、雲の上に広がる青空のような空間にいた。
そこには優しそうな顔をしたおじいさんがいたのだ。
おじいさんが言うには、なんと神様らしい。驚きだ。
そんな神様は僕にまずはこれをみてくれと、教室の映像と、僕が時空の狭間に入るまでのおっちょこちょいな所を含めた重要な部分の映像を見せてきたのだ。何にも逆らえなかった。また流されてしまった、僕の悪い癖だ。
そして今に至る。
そこでまだ状況を把握できていない僕に向かっておじいさん、もとい神様が言った。
「映像は見てくれたかな?」
とっても優しい声だ、なんだか安心する。
「あ、はい。一応」
何か文句でも言ってやろうと思ったが雰囲気に流されてしまった。
「急にこんな所に連れてこられてしまったのはわしのせいなんじゃ。本当にすまない」
神様は申し訳なさそうに、頭を下げながら言った。
「いやいやいやいや!神様が頭なんて下げたらダメですよ!!」
「いいや。すまなかった。わしの不注意なんじゃ」
僕が困った顔をしていると神様は
説明をし始めた。
「えーっと。仁くんが先の映像で入ってしまった狭間はわしの足がつったときに痛みで不意に作ってしまった狭間なんじゃよ。じゃからわざとではないんじゃ。どうか許してくださらんかね、、、?」
名前を言ってきたあたりびっくりしたが、許さないわけにもいかないだろう。決して流された訳ではない。
「全然全然!大丈夫です!」
「そうかそうか、ありがとう。それでなんだが、この後どうするのか、決めてくれないだろうか?」
一瞬嫌な予感がした。
「地上には・・・帰れないんですね」
神様の顔を見たら分かってしまった。文句も言えずに、流されてしまった。
「すまない。じゃが、1つ提案があるのじゃ」
これは、これはまさか。
「そう、そのまさかじゃ。異世界に行ってみないかのう?」
さらっと心を読まれてしまったが関係ない。僕は異世界系のラノベなどは大好きだ。また流されている気がするが。
「もちろんステータスなどは仁くんの好きなように決めて良い。少し制限はさせてもらうけどのう」
僕の表情も神様の表情も少し緩くなった。
「いいんですか!?じゃぁ、まずどんな世界か教えていただけないでしょうか!?」
完全に流されてしまった。
「もちろんじゃ。まぁ、簡単に言えば剣と魔法の世界じゃの、モンスターが居て、魔法も使える。じゃが、1つだけ注意点がある、仁くんの行く世界は魔法使いが世界で1番強い職業なのじゃ」
「「「おはようございまーす」」」
夏の太陽がサンサンと窓際の生徒を蝕む中
そんなやる気のなさそうな声が聞こえてくる静嵐高校2年B組
その教室には人のいない席が3つあった。
1人目は体調不良で欠席の山下くん。
もう1人ははサボりぐせのある松下くん。
そして最後の1人は
僕だ、
なぜ学校にいないのに休んでる人わかるかはのちにわかるだろう
話を戻すが、僕は人生で初めてとも言える寝坊をしてしまった。
扇風機のある教室でも暑いのにその灼熱の太陽の下で猛ダッシュをしている僕だ。
この日の僕はものすごく運が悪かった
まずはいつも使ってる目覚まし時計の電池が切れていた、これだけならまだ間に合っただろう、だが急いで出た僕は家にカバンを置いてきてしまった。
本来ならば絶対にありえないミスだ、おそらくこの時の僕はいままでの人生でないほどに焦っており頭がおかしかったのだ、小学生低学年の中でもおっちょこちょいな子がやるようなミスをしてしまったのだ。
しかもそれに気づいたのは通学路の半分を超えてからだ、流石に遅すぎた。
そして何が一番運が悪いって、時空の狭間に入ってしまったことだ。
なぜ学校にいない僕が休んでる人が分かったのかは時空の狭間に入ったあと、少しの間前も後ろもわからず落ちる感覚のある暗闇が続いた。
かと思えば、雲の上に広がる青空のような空間にいた。
そこには優しそうな顔をしたおじいさんがいたのだ。
おじいさんが言うには、なんと神様らしい。驚きだ。
そんな神様は僕にまずはこれをみてくれと、教室の映像と、僕が時空の狭間に入るまでのおっちょこちょいな所を含めた重要な部分の映像を見せてきたのだ。何にも逆らえなかった。また流されてしまった、僕の悪い癖だ。
そして今に至る。
そこでまだ状況を把握できていない僕に向かっておじいさん、もとい神様が言った。
「映像は見てくれたかな?」
とっても優しい声だ、なんだか安心する。
「あ、はい。一応」
何か文句でも言ってやろうと思ったが雰囲気に流されてしまった。
「急にこんな所に連れてこられてしまったのはわしのせいなんじゃ。本当にすまない」
神様は申し訳なさそうに、頭を下げながら言った。
「いやいやいやいや!神様が頭なんて下げたらダメですよ!!」
「いいや。すまなかった。わしの不注意なんじゃ」
僕が困った顔をしていると神様は
説明をし始めた。
「えーっと。仁くんが先の映像で入ってしまった狭間はわしの足がつったときに痛みで不意に作ってしまった狭間なんじゃよ。じゃからわざとではないんじゃ。どうか許してくださらんかね、、、?」
名前を言ってきたあたりびっくりしたが、許さないわけにもいかないだろう。決して流された訳ではない。
「全然全然!大丈夫です!」
「そうかそうか、ありがとう。それでなんだが、この後どうするのか、決めてくれないだろうか?」
一瞬嫌な予感がした。
「地上には・・・帰れないんですね」
神様の顔を見たら分かってしまった。文句も言えずに、流されてしまった。
「すまない。じゃが、1つ提案があるのじゃ」
これは、これはまさか。
「そう、そのまさかじゃ。異世界に行ってみないかのう?」
さらっと心を読まれてしまったが関係ない。僕は異世界系のラノベなどは大好きだ。また流されている気がするが。
「もちろんステータスなどは仁くんの好きなように決めて良い。少し制限はさせてもらうけどのう」
僕の表情も神様の表情も少し緩くなった。
「いいんですか!?じゃぁ、まずどんな世界か教えていただけないでしょうか!?」
完全に流されてしまった。
「もちろんじゃ。まぁ、簡単に言えば剣と魔法の世界じゃの、モンスターが居て、魔法も使える。じゃが、1つだけ注意点がある、仁くんの行く世界は魔法使いが世界で1番強い職業なのじゃ」
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