SLAVE 屋敷の奥で〜百回いくまで逃げられない〜🔞

木偶舞屋🌷旧阿沙

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・屋敷編

Tue-06

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「え……」
 男は、青年の太腿ふとももをそっとなであげただけで、動きを制止させた。
「な……」
 なんで、と、声も出ずに青年の唇だけが動く。
 てっきり、きざしはじめた、自身・・に触れるのだと思って、息を飲んでしまった。そんなふうに身構えた青年を、あの氷のような笑みが、見下ろしている。
「どうした?」
 男の端正な唇が、そう尋ねてきた。
「唖然としているな? どうしたんだ?」
 ――わかっている。この男は。
 それでも、そういうふうに、青年をからかって、いや、青年から何かを引き出そうとしている。何か、ではなく、もっと明確な。自ら求める姿勢、を。
「悪趣味め」
「さっきからそれしかいわないな、お前は」
 狭い車内。密着している男の体温を感じて、青年は、ぞくっと震えた。耳元に男の吐息がかかる。
 硬くなって、上を向いたそこから、じわっと液体先走りがにじみ出していくのを感じて、カッと余計に頬を染めた。
 そのかすかな変化にも目ざとく男は気付く。その証拠に、腿を撫でる手を際どいところまで持って行き、そこには直接、触れもせずに、また元の位置にもどっていく。
 焦らすような、男の愛撫に、青年は、微かに甘い声をあげはじめた。
「皮膚が赤くなってきた」
 男の指摘に、青年は、男になぐりかかろうとしたが、その動作を男に封じられてしまう。
「お前、憎い」
 素直に出て来た憎悪のことばすら、藤滝は笑い飛ばした。
「それよりも、欲しいのなら、ねだったほうがいいんじゃないか?」
「悪魔め」
「その悪魔から何かを求めているように、ここは、素直だぞ」
 青年の股間の部位は、布の色が変色していた。布が水気を吸って、色を変えていたのだ。
 下級の花には下着すら許されていない。冷たい感触とともに、張り付いた布からかすかに青年の花幹の色が透けてみえる。
 本当に悪趣味だ。この館のやりかたも、この男の存在も。
 動き出した車の振動がさらに大きくおそってくる。
 男は、いっこうに、主張している青年の雄にはふれず、蕾にも触れず、その周辺を、念入りに愛撫してくる。
 それだけで、息があがって、くらくらする。はやくここをさわってほしい、と腰をゆらしてしまって、それに気が付き、余計に青年は身体をひきしめようとし、けれど、男に追い詰められて――。
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