【完結済】悪役令嬢の妹様

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5章 不公平の傍らで

狭間の物語 ◇◇◇ 日記4

少し何時もより短いですが、もう差し入れるタイミングがなくなりそうなので……

理解不能な人物による日記の第4弾でございます。

今回の日記も『死』に繋がる言葉や表現がかなり出てきます。
ダブルで気分を害する方もいらっしゃると思いますので、どうか御注意ください。
今回も本当に御注意ください!!
(書いてる本人も短いのに理解不能且つ気分不良でダメージ喰らってます(笑))

読まなくても本編にあまり影響はありません。
ありませんが、補足と言うか……本編を察する事の出来る箇所もあるかと思います。
すみません、ごめんなさい( ノД`)シクシク…


∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽



今日は神様がやってきた
やっぱりきれいで優しくて、家族を食べさせたって言ったら、あたしの事褒めてくれた
けれど、あたしの血を食べさせた事を話したら考え込んでる
あたし悪い子?
せっかく褒めて貰えたのに
だまって怒られるのを待ってたら、神様は頭を撫でてくれた
泣きそうになって見上げたら、神様はおしえてくれた
真っ赤な水をいっぱい食べて黒いかけらを落とすようになったら、ナイフはひとつだけお願いを聞いてくれるんだって
で、本当は神様がほしかったけれど、あたしの血を食べさせちゃったから、もうあたしのお願いしかきいてくれないんだって
ごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
神様の横取りしようなんて思ってなかった
たくさん怒られてまた繋がれるんだって思ったけど、神様はゆるしてくれた
そのかわりこれからも黒いかけらは神様にわたすと約束した
神様のきれいな指がナイフにふれて、黒いもやもやが大きくなって、そうしてまるで生きてるみたいに動いた




何をお願いしよう
そうだ
あたしの顔、とりかえたい
婆さんじゃないあたしになりたい
ナイフにお願いした
いっぱいお願いした

そうしたら


   そうしたら




          そうしたら神様が教えてくれた

あたしの名前をつけるといいんだって
でもあたしはあたしの名前が嫌い
ほかの名前がいいって言ったけど、名前はたましいっていうのに結びついてるからダメだって言われた
しかたない
だけどきらい
バビーなんて平凡な名前
父さんや母さんが適当につけたって言ってたから、本当にいやだ
でもしかたない
ナイフをバビーって呼んだら、すごくキラキラした
夢みたいにきれいで、ずっとみてたら、神様がまたおしえてくれた


背中から心臓をナイフでさしたら、相手の顔があたしのものになるって
だけど相手の方が魔力が強いと、目の色はうばえないって
ほかにもいっぱい注意をおしえてくれたけど、あたしにはよくわからない
覚えられない
だから、覚えられた事を言ったら、神様はしかたないと笑ってた

覚えた事

欲しい顔の人の背中から心臓をさす事
相手の死体は黒く婆さんみたいになるから隠さないといけない事

あと

もうわかんない

わかんないけど神様が笑ってたからもういい


そうだ
ヒュー様に見て貰える顔がいい
そうだ
あの女にしよう
ヒュー様が笑いかけてた、黒い髪の女
悪女で気に入らないけど、ヒュー様が笑いかけてくれるならがまんしよう


あたしはあたしの名前が嫌い
だけどナイフのバビーは可愛い
あの女の事を話したら、バビーもとても嬉しそうにキラキラした
早く食べたいんだね

まってて、すぐ食べさせてあげるからね

だけどどうしよう
父さんも兄さんもなかなか静かにならなくて何度もささなきゃならなかった
母さんも妹も静かになるまで何度かささなきゃならなかった

心臓いがいをさしたらダメ?
じゃあどうしよう
そうだ
さきに棒とかで頭をなぐっちゃえばいい
そうしたら暴れないし、俯せにしたら背中から深くさせる
それまでは隠れてなきゃいけない



いつのまにかナイフは真っ黒になってた
神様みたいできれい

あれからあたしは母さんと妹がくらしてた家にすんでる
道に面してるから2階の窓の隙間からたまに外をのぞく

今日はヒュー様が通った。
むかつくけれどあの黒髪の女もいっしょだ


こっそりと後をつける

だけど悪女はずっとヒュー様をひとりじめして離れない
むかつく
むかつく
むかつく

だけど、あたしには神様もナイフのバビーもいるから大丈夫
あたしの願いは絶対にかなう






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