148 / 166
工業の魔都ヒルセン1
しおりを挟む
旗艦ルコックの艦橋、操艦の邪魔にならないよう隅の方で窓外を眺めながら、アタシは首を傾げる。海側から見るヒルセン新港は、すっかり巨大な軍港へと姿を変えていた。
たしか収穫祭で訪れて以来とはいえ、あれから1か月と経っていない筈なのに。
これはたぶん、陸地からでは視界に入らない丘の中腹にある砲台や居住区画の広がりが印象の差になっているのね。というかこれ、ヒルセンを攻めてくる敵から見たら、巨大要塞そのものだわ。
「ねえセヴィーリャ、ここの砲門って、いくつあるの」
「2000いくつまでは覚えてましたが、ええと……カイト?」
「無理だよ。工廠の生産ペースが速すぎて、報告を聞くまでは誰も把握できない」
提督も把握しきれない生産能力ってのもすごいわね。さすがイグノちゃんのホームグラウンド。商業の魔都がメレイアなら、きっとヒルセンは工業の魔都だわ。
ルコックは微速でそのまま新港の中央ドックに入る。開かれた分厚い鋼鉄の扉の奥、これまた外側からは見えないドックの恐ろしいほどの広大さに眩暈がした。全長100mのルコックを収容してなお、まだ過剰なほどの余裕があるように見える。イグノちゃんは本気で艦隊を作るつもりなのだろうか。そんな大量の船を動かすような人員はいない(そして、目的地もない)んだけど。
ヒルセンへと帰還したアタシは、帝国海軍の元海兵さんたちに家族を引き渡し、宿泊施設と療養の段取りをつけた。大まかなところはヒルセン側で手配を済ませてくれてたこともあり、スムーズに終わった。感動の再会を邪魔するのはなんなので、細かい話は後にして、疲労困憊のマーシャル王女殿下を伴って魔王領迎賓館に入った。
どこか和風テイストのエントランスで和装風メイドさんたちに迎えられ、ヘロヘロの王女殿下が首を傾げる。
「……なんだ、これは」
「なにって、ヒルセンの迎賓館ですよ。まだ未完成の部分もありますからご容赦くださいね」
「どこが未完成なものか。静かな調和と単純にして強力な思想、あまりに無駄を省きすぎて一見すると質素にすら見えるものの、見る者が見れば秘めた高質さと洗練された美しさは明らかだ」
「それはどうも。殿下、そっちは茶室ですよ。お部屋はこちらです」
「茶室? なぜティールームが無垢の木材と石材で組んであるのだ。それにあの材質がわからんのだが……」
「建築は工廠と技術班に任せているので、アタシにもわかりません。完成したらお招きしますよ」
「いや、あれは未完成であることで完成された美を構成しているような気さえするのだがな。問題があるとすれば、貴殿のもたらす全ての文物と同じく、啓蒙された目から見ると威圧としか感じられんことだが……」
姫騎士殿下はまだブツブツ言ってるけど、もう疲れて頭が回っていないみたい。メイドさんたちに導かれるまま貴賓室に運ばれていった。
疲れているのはアタシも一緒なんだけど、気が昂っているのか妙に目が冴えて眠れそうにない。アタシを部屋に案内してきたイグノちゃんに声を掛ける。
「悪いんだけど、通信用の魔珠を用意してもらえるかしら。マーシャル殿下を巻き込んじゃったし、今回の成果を王家に連絡しておくわ」
「ベッドサイドに用意してあります。タップですぐつながります」
「さすがイグノちゃんね。助かるわ」
「恐縮です……が、ひと足遅かったようですね。王城から連絡が入っています」
イグノちゃんが指さした先、ベッドサイドで魔珠が赤く点滅していた。表示される記号と発光色によって接続先と内容がわかるようだけど、アタシはまだ覚えていない。
とりあえず魔珠を指先で突いて通信接続した。
“魔王陛下、申し訳ありません!”
球面が光り始めて早々に、魔珠の向こうからはデルゴワール王子の声が聞こえてきた。見ると、小型拳銃を手に巨躯を縮こまらせた王子の奥に、ションボリと正座させられてる国王陛下が映っている。殿下が示した銃身の先は、チューリップみたいに開いていた。
“お預かりしていた、この武器をですね。わたしが推測した原理を説明したところ、国王が興味を示して食い付いてきまして。止めようとしたんですが、無理やり奪って発射したところ筒の部分が吹っ飛んでしまったのです”
何してるのアンタたち。
そりゃそうでしょうよ。あれは純粋魔力を撃ち出す物なんだから、元とはいえ勇者の体内魔力を加減しないで注ぎ込めばそうなるわよ。
“弁償はさせていただきます”
「コストはそんなに掛かってないのでお気遣いなく。ね、イグノちゃん?」
「はい。鉄と魔石粉だけですから、鋳潰せば容易く再生可能です。量産も簡単なんですが、いまのところそれを武器として使用できるのは大陸でも数人しかいらっしゃらないので」
魔力を弾丸にする、という単純明快な構造ではあるけど、いざそれを実行するとなると魔王や勇者並みの無駄に膨大な魔力量が必要になる。自分の魔力で溺れかけていた元勇者の国王陛下には良いリハビリになるのかもしれないけど……まあ、安全性確保をどうするかという問題は残る。
「……でも、幸運でしたね。下手すると王城ごと爆発したって、おかしくなかったんですから」
アタシの後ろでポソッと漏らしたイグノちゃんのコメントが聞こえたらしく、魔珠の向こうのふたりはいまさらながらにアタフタと狼狽し始めた。フィアラ王妃が横から耳を引っ張り、国王陛下がどこかに退場してゆく。
“それで、魔王陛下。そちらは、無事に解決したのでしょうか?”
「ええ、おかげさまで全員を魔王領に迎えることが出来ました。マーシャル殿下には観戦武官としてご覧いただきましたので、詳細は殿下からお聞きください」
たぶん姫騎士殿下は貴賓室で寝込んでいるだろうから、いますぐには無理だけど。
“そうですか。魔王領も海軍の充実が必要になるでしょうから、良い機会だったのではないでしょうか”
「ああ……やはり?」
“こちらでつかんでいる情報としては、そうですね。皇国が動き出します。皇国海軍も本気で戦力を出してくるでしょう。戦場になるのは海に面した帝国西部と、魔王領南部。王国としても協力はさせていただきますが、現状では陸戦力しかない以上、着上陸後の保険という程度にしかならないのではないでしょうか”
アタシの後ろで何やら考え込んでいたイグノちゃんが、それを聞いて思い立ったように息を吐く。
「魔王陛下、そして王妃陛下。ひとつ提案させていただいてもよろしいでしょうか?」
たしか収穫祭で訪れて以来とはいえ、あれから1か月と経っていない筈なのに。
これはたぶん、陸地からでは視界に入らない丘の中腹にある砲台や居住区画の広がりが印象の差になっているのね。というかこれ、ヒルセンを攻めてくる敵から見たら、巨大要塞そのものだわ。
「ねえセヴィーリャ、ここの砲門って、いくつあるの」
「2000いくつまでは覚えてましたが、ええと……カイト?」
「無理だよ。工廠の生産ペースが速すぎて、報告を聞くまでは誰も把握できない」
提督も把握しきれない生産能力ってのもすごいわね。さすがイグノちゃんのホームグラウンド。商業の魔都がメレイアなら、きっとヒルセンは工業の魔都だわ。
ルコックは微速でそのまま新港の中央ドックに入る。開かれた分厚い鋼鉄の扉の奥、これまた外側からは見えないドックの恐ろしいほどの広大さに眩暈がした。全長100mのルコックを収容してなお、まだ過剰なほどの余裕があるように見える。イグノちゃんは本気で艦隊を作るつもりなのだろうか。そんな大量の船を動かすような人員はいない(そして、目的地もない)んだけど。
ヒルセンへと帰還したアタシは、帝国海軍の元海兵さんたちに家族を引き渡し、宿泊施設と療養の段取りをつけた。大まかなところはヒルセン側で手配を済ませてくれてたこともあり、スムーズに終わった。感動の再会を邪魔するのはなんなので、細かい話は後にして、疲労困憊のマーシャル王女殿下を伴って魔王領迎賓館に入った。
どこか和風テイストのエントランスで和装風メイドさんたちに迎えられ、ヘロヘロの王女殿下が首を傾げる。
「……なんだ、これは」
「なにって、ヒルセンの迎賓館ですよ。まだ未完成の部分もありますからご容赦くださいね」
「どこが未完成なものか。静かな調和と単純にして強力な思想、あまりに無駄を省きすぎて一見すると質素にすら見えるものの、見る者が見れば秘めた高質さと洗練された美しさは明らかだ」
「それはどうも。殿下、そっちは茶室ですよ。お部屋はこちらです」
「茶室? なぜティールームが無垢の木材と石材で組んであるのだ。それにあの材質がわからんのだが……」
「建築は工廠と技術班に任せているので、アタシにもわかりません。完成したらお招きしますよ」
「いや、あれは未完成であることで完成された美を構成しているような気さえするのだがな。問題があるとすれば、貴殿のもたらす全ての文物と同じく、啓蒙された目から見ると威圧としか感じられんことだが……」
姫騎士殿下はまだブツブツ言ってるけど、もう疲れて頭が回っていないみたい。メイドさんたちに導かれるまま貴賓室に運ばれていった。
疲れているのはアタシも一緒なんだけど、気が昂っているのか妙に目が冴えて眠れそうにない。アタシを部屋に案内してきたイグノちゃんに声を掛ける。
「悪いんだけど、通信用の魔珠を用意してもらえるかしら。マーシャル殿下を巻き込んじゃったし、今回の成果を王家に連絡しておくわ」
「ベッドサイドに用意してあります。タップですぐつながります」
「さすがイグノちゃんね。助かるわ」
「恐縮です……が、ひと足遅かったようですね。王城から連絡が入っています」
イグノちゃんが指さした先、ベッドサイドで魔珠が赤く点滅していた。表示される記号と発光色によって接続先と内容がわかるようだけど、アタシはまだ覚えていない。
とりあえず魔珠を指先で突いて通信接続した。
“魔王陛下、申し訳ありません!”
球面が光り始めて早々に、魔珠の向こうからはデルゴワール王子の声が聞こえてきた。見ると、小型拳銃を手に巨躯を縮こまらせた王子の奥に、ションボリと正座させられてる国王陛下が映っている。殿下が示した銃身の先は、チューリップみたいに開いていた。
“お預かりしていた、この武器をですね。わたしが推測した原理を説明したところ、国王が興味を示して食い付いてきまして。止めようとしたんですが、無理やり奪って発射したところ筒の部分が吹っ飛んでしまったのです”
何してるのアンタたち。
そりゃそうでしょうよ。あれは純粋魔力を撃ち出す物なんだから、元とはいえ勇者の体内魔力を加減しないで注ぎ込めばそうなるわよ。
“弁償はさせていただきます”
「コストはそんなに掛かってないのでお気遣いなく。ね、イグノちゃん?」
「はい。鉄と魔石粉だけですから、鋳潰せば容易く再生可能です。量産も簡単なんですが、いまのところそれを武器として使用できるのは大陸でも数人しかいらっしゃらないので」
魔力を弾丸にする、という単純明快な構造ではあるけど、いざそれを実行するとなると魔王や勇者並みの無駄に膨大な魔力量が必要になる。自分の魔力で溺れかけていた元勇者の国王陛下には良いリハビリになるのかもしれないけど……まあ、安全性確保をどうするかという問題は残る。
「……でも、幸運でしたね。下手すると王城ごと爆発したって、おかしくなかったんですから」
アタシの後ろでポソッと漏らしたイグノちゃんのコメントが聞こえたらしく、魔珠の向こうのふたりはいまさらながらにアタフタと狼狽し始めた。フィアラ王妃が横から耳を引っ張り、国王陛下がどこかに退場してゆく。
“それで、魔王陛下。そちらは、無事に解決したのでしょうか?”
「ええ、おかげさまで全員を魔王領に迎えることが出来ました。マーシャル殿下には観戦武官としてご覧いただきましたので、詳細は殿下からお聞きください」
たぶん姫騎士殿下は貴賓室で寝込んでいるだろうから、いますぐには無理だけど。
“そうですか。魔王領も海軍の充実が必要になるでしょうから、良い機会だったのではないでしょうか”
「ああ……やはり?」
“こちらでつかんでいる情報としては、そうですね。皇国が動き出します。皇国海軍も本気で戦力を出してくるでしょう。戦場になるのは海に面した帝国西部と、魔王領南部。王国としても協力はさせていただきますが、現状では陸戦力しかない以上、着上陸後の保険という程度にしかならないのではないでしょうか”
アタシの後ろで何やら考え込んでいたイグノちゃんが、それを聞いて思い立ったように息を吐く。
「魔王陛下、そして王妃陛下。ひとつ提案させていただいてもよろしいでしょうか?」
0
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる