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第38話 新しい制服を考えます。
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御影の誕生日から数日が過ぎた。
セルヴァントも通常営業に戻っていた。
「そろそろ新しい制服を作りたいんだよなぁ」
御影は新しい制服デザインを考えていた。
今の制服は王道のメイド服だが、もう少しバリエーションが欲しいと思ったのだ。
「あー、御影さん、平日のお昼はやっぱり暇ですねぇ」
杏とメレーヌは暇そうにドリンクをすすっていた。
「うん、そうだね。でも、もう少ししたらお客さんも入ると思うけど?」
冒険者稼業に平日も休日もあまり関係無いのだが、昼間は基本的に仕事をしてる人が多いのだ。
「そうだ、新しい制服を作ろうと思うのだけど、何かいいアイディアある?」
「制服ですか……難しいですね。イメージさえあればデザイン出来ると思うのですが」
杏は絵が上手くてよくノートにメニュー案などをスケッチしていた。
「本当? 今、俺の中で考えてるのは和服的なデザインなんだけど……」
こっちの世界でも和服という概念は存在していた。
「それ、いいと思う!」
メレーヌも賛成してくれた。
「和服ですか、確かに面白いとは思いますね。袖もたすきをかければ問題無いと思います。ちょっと描いて見ますね」
杏は鞄の中からノートとペンを取り出して、スラスラと描いていく。
「簡単ですけど、こんな感じでどうでしょうか?」
ものの五分足らずで杏は描き上げてしまった。
「凄い! これ、いいと思うよ! 早速作ってしまうか」
「帰ったらちゃんと描きますね」
「ありがとう。助かるよ」
そして、夕方になり、ぼちぼちお店にお客さんが入り始めた。
御影もキッチンで自らの仕事をこなす。
閉店時間も迫って来るとお客さんもだいぶ減ってくる。
「さて、そろそろ閉店しますか。皆んな今日もお疲れ様!」
御影たちは片付けをすると店舗を後にした。
屋敷に戻ると杏はスケッチブックを手に御影の部屋にやってきた。
「昼間の制服ですけど、こんな感じでどうでしょうか?」
そこには昼間より丁寧描かれた和服がモチーフの制服デザインがあった。
「うん、これ凄くいいと思う! さっそく作らせるよ! このスケッチ貰ってもいい?」
「もちろんです!」
杏はスケッチブックのページを破り、御影に手渡した。
「ありがとう」
翌日、御影は出勤の前に呉服店を訪れていた。
「いらっしゃいませー」
「店長居るかな?」
「はい、読んで来ますね」
アルバイトと思われる若い女性は裏へ入っていった。
「いらっしゃいませ。おお、御影先生、ずいぶんとご無沙汰ですな」
「店長、お久しぶりです」
「それで、今日は何かお探しで?」
「うちのメイド喫茶の新しい制服を作って貰いたい。これなんだが」
御影は杏の描いたスケッチを見せた。
「これは、和服をモチーフにしたんですな。承りました。一週間ほど頂きますがよろしいですかな?」
「もちろんだ。予算はいくらでもいいから、六人分を頼む」
「いやぁ、いつもありがとうございます。御影先生の所の制服が可愛いと王都では評判でして、うちが作ったと噂が広がり、お陰様で繁盛しておりますよ」
最近、メイド服のようなふわふわした服を着ている人が目立つと思ったらそういう事だったのか。
「そりゃ、良かったよ」
「今後ともご贔屓に」
「はいよ」
御影は呉服店を後にした。
セルヴァントも通常営業に戻っていた。
「そろそろ新しい制服を作りたいんだよなぁ」
御影は新しい制服デザインを考えていた。
今の制服は王道のメイド服だが、もう少しバリエーションが欲しいと思ったのだ。
「あー、御影さん、平日のお昼はやっぱり暇ですねぇ」
杏とメレーヌは暇そうにドリンクをすすっていた。
「うん、そうだね。でも、もう少ししたらお客さんも入ると思うけど?」
冒険者稼業に平日も休日もあまり関係無いのだが、昼間は基本的に仕事をしてる人が多いのだ。
「そうだ、新しい制服を作ろうと思うのだけど、何かいいアイディアある?」
「制服ですか……難しいですね。イメージさえあればデザイン出来ると思うのですが」
杏は絵が上手くてよくノートにメニュー案などをスケッチしていた。
「本当? 今、俺の中で考えてるのは和服的なデザインなんだけど……」
こっちの世界でも和服という概念は存在していた。
「それ、いいと思う!」
メレーヌも賛成してくれた。
「和服ですか、確かに面白いとは思いますね。袖もたすきをかければ問題無いと思います。ちょっと描いて見ますね」
杏は鞄の中からノートとペンを取り出して、スラスラと描いていく。
「簡単ですけど、こんな感じでどうでしょうか?」
ものの五分足らずで杏は描き上げてしまった。
「凄い! これ、いいと思うよ! 早速作ってしまうか」
「帰ったらちゃんと描きますね」
「ありがとう。助かるよ」
そして、夕方になり、ぼちぼちお店にお客さんが入り始めた。
御影もキッチンで自らの仕事をこなす。
閉店時間も迫って来るとお客さんもだいぶ減ってくる。
「さて、そろそろ閉店しますか。皆んな今日もお疲れ様!」
御影たちは片付けをすると店舗を後にした。
屋敷に戻ると杏はスケッチブックを手に御影の部屋にやってきた。
「昼間の制服ですけど、こんな感じでどうでしょうか?」
そこには昼間より丁寧描かれた和服がモチーフの制服デザインがあった。
「うん、これ凄くいいと思う! さっそく作らせるよ! このスケッチ貰ってもいい?」
「もちろんです!」
杏はスケッチブックのページを破り、御影に手渡した。
「ありがとう」
翌日、御影は出勤の前に呉服店を訪れていた。
「いらっしゃいませー」
「店長居るかな?」
「はい、読んで来ますね」
アルバイトと思われる若い女性は裏へ入っていった。
「いらっしゃいませ。おお、御影先生、ずいぶんとご無沙汰ですな」
「店長、お久しぶりです」
「それで、今日は何かお探しで?」
「うちのメイド喫茶の新しい制服を作って貰いたい。これなんだが」
御影は杏の描いたスケッチを見せた。
「これは、和服をモチーフにしたんですな。承りました。一週間ほど頂きますがよろしいですかな?」
「もちろんだ。予算はいくらでもいいから、六人分を頼む」
「いやぁ、いつもありがとうございます。御影先生の所の制服が可愛いと王都では評判でして、うちが作ったと噂が広がり、お陰様で繁盛しておりますよ」
最近、メイド服のようなふわふわした服を着ている人が目立つと思ったらそういう事だったのか。
「そりゃ、良かったよ」
「今後ともご贔屓に」
「はいよ」
御影は呉服店を後にした。
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