「お前と居るとつまんねぇ」〜俺を追放したチームが世界最高のチームになった理由(わけ)〜

大好き丸

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12章 災厄再来

158、意のままに、我儘に

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「な、なんだったんだ今のは……?」

 エデン正教内で解散騒動を起こしていたビフレストは荷物をまとめて出ていこうとしていた矢先、凄まじい重圧を感じて跪いていた。見送りに来ていた聖騎士パラディンたちも何が何やらといった風だったが、身動きが取れなくなるほどの重圧には覚えがあった。

「……女神ミルレース……」
「いや、違う。あの時以上の力だ」
「なにそれ……死んだあとパワーアップして復活したの? それとも全く別の奴?」
「分からないね~。しかし確実に言えるのは世界の危機は去っていなかったということだよ……」

 ヘクターは立ち上がって窓際に寄る。
 空を眺めるが特に変わったところがない。ミルレースが復活した時には夜空だったにもかかわらず真っ白になっていた。あの時のような神聖且つ目を疑うようなあり得ない状況にはなっていない。

「もしかしたらローディウス卿はこのことを予見されていたのかもしれないね~」
「……本国に居るあの最強の部隊をお送りくださるのであろうか? あの方々なら或いは……」
「それはないね。七元徳イノセント教皇ポープの供回りだよ? あれが動く時は聖王国が攻められた時だけさ」
「……イ、イノセント? そんなんが居るのか?」

 盗賊シーフのジンは目を丸くして質問する。外に出ることのない情報なので知ることは無いだろうと考え、ヘクターは得意げに話し始める。

「うん、実はね。むかしむかし、皇魔貴族にこの大陸のエデン正教が膝を屈していた時、本国にまで魔の手が伸びた時のことを考えて当時の教皇ポープが発足したエデン正教が誇る秘密特殊部隊さ。まぁ、僕らも最近まで皇魔貴族の件を教えてもらってなかったから七元徳イノセントがどうして発足されたのかなんて知りもしなかったけどね」

 海の向こうにこことは比べ物にならないほどの巨大な大陸があり、そこに七大国と呼ばれる強国があることは文献などから知識として入れていたが、強さの基準などそれほど変わらないだろうと認識していた。
 冒険者ギルドでナンバー1の実力者チームであるビフレストのリーダー『ニール=ロンブルス』を、魔剣を失った後とはいえ子ども扱いした聖騎士のさらに上が居るなど考えたくもない。

「ほぅ? なるほど。それはなかなか面白いことを聞いた。当時海を渡っていればそれなりの抵抗が期待出来たかもしれんなぁ。今となっては泡沫うたかたの夢だが……」

 聞き覚えのない声が教会内に響く。次の瞬間には各々の武器を抜き、声の聞こえた方向に全員が一斉に戦闘態勢を整えた。

「跪け」

 ──ズンッ

 その言葉通りに勝手に膝を折ったわけではない。単純に上から押さえつけるような不可視の重圧が全身を地面へと向かわせたのだ。持っている武器を取り落とすほどの急なことに重力が変化したのかとも思ったが、取り落とした武器が埋まるといったような変化はなく、この圧力が生身にだけ掛かっていることが分かった。

「な、なんネ!? これはっ!?」
「お、重いーっ!!」
「うぐぐっ……!!」

 聖騎士パラディンを始めとする一流の冒険者たちは何とか膝をつくだけで耐えられるも、兵士や修道士たちは五体投地で指一本動かせないでいた。

「デザイア様。この華美な建物は一体……」
「エデン正教の建物だ」
「ほほぉっ。人間どもが偶像を神と崇めて私腹を肥やしておるのですな? 儂らを差し置いて神を据えるとはまったくけしからん連中じゃ」

 ヴァイザーは興味津々で教会内をぐるりと見ている。

「デ、デザイアだって? アレクサンドロスとかいう魔族を遣いに出していた……あのデザイアかっ?!」
「ふむ。短命の種族が今尚語り継いでいたか。私の統治は盤石と考えても良さそうだな。反抗するなら力でねじ伏せるのみだが……」

 デザイアはかつての支配地域を練り歩く算段をしていた。エデン正教もその内の一つ。しかしレッドとグルガンにより思った以上に時間を食わされたのでめぼしいところだけを巡る方向にシフトしたのだ。迷惑極まりない話だが、既にデザイアの中で決めていたことなので避けられぬ運命だった。

 教会内でかつて無いほどの絶望感。皇魔貴族と初めて戦った時にも無力感を感じたというのに、今は攻撃はおろかまともに動くことさえ封じられている。

 死ぬしかない。信徒たちは考える。ただ殺されるのを待つのみの状況において、自分たちに唯一許されたのは舌を噛み切ることくらいだろうと。
 自分の死は自分で選ぶ。最高神エデンはこの場においても選択肢を残してくれた。この場でそう考えた修道士は数多い。天に召され、最高神エデンの元へ逝けるようにと願って。

 ──ブツッ……ミヂィッ

 何とか顎だけを動かし、舌を噛み切る。多くの者が血で溺れ、痛みと共に溺死していく。死は弱者も強者にも平等に訪れ、底の見えぬ暗い闇の海へと落ちていく。

 ──グンッ

 不思議な感覚だった。肉体から抜け落ちた魂が鷲掴みにされて一気に引っ張り上げられる。死者を冒涜する無機質で機械のような乱暴さ。
 それと同時に開いた瞳孔が収縮し、修道士たちの目に光が宿った。口の中の痛みも消えていたが、わずかに残った鉄の味だけが先ほど自死を決断したことを物語る。

「な……なんで……?」

 1人の修道士の呟きで、同じ考えを持った者たちの共感を得た。
 なんで死んでいないのか、と。

「お前らに生殺与奪の権限は与えていない。私が良いと言うまではこの場で死ぬことを許さんっ」

 デザイアは勝手に死ぬことを許さず、自殺を図った全員が息絶えたと同時に蘇生して見せた。

「い、生き返せるのか……!!」
「ふっ……死ねないと分かれば私の前で無駄なことはすまい。私は絶対であり永遠なのだ!!」

 ビリビリと屋内が揺れる。心胆に響く声に修道士たちは泣き出してしまう。何も許されない、何も出来ない恐怖に男も女も関係なく成人がまるで赤子のように。
 その力の前には逆らう気など失せる。すべての生き物はデザイアの玩具なのだと刻まれた。

「用は済んだ。行くぞ」

 デザイアは踵を返して去ろうとする。だが──。

「ま、待ってください!!」

 この局面でデザイアに追い縋ろうとする者が居た。デザイアはじろりと肩越しにその者を見る。
 リック=タルタニアン。ビフレスト一番の若手であり、前衛を任された剣士セイバー

「お、俺も……連れて行ってくださいっ!」

 リックの言葉に耳を疑う。

「な、何を言い出すんだリック!?」
「おいあいつ頭がおかしくなっちまったのか?!」
「リック!!こんなところでふざけないで!!」

 口々にリックの正気を疑うが、デザイアが振り返ったことでピタッと声がむ。だがデザイアが言葉を発する前にドラグロスが口を挟む。

「なんだこのチビ。お呼びじゃねぇんだよボケ。殺すぞ?」
「……待てドラグロス」

 デザイアはドラグロスを左手で追い払う。

「我らを前にして自らその身を差し出したのだ。レベルの差を理解しながら健気にもな……。絶望するだけでなく平伏し、信頼しあった仲間たちの前で立ち位置を決めるものが現れる。ふふっ……これもまた支配の醍醐味というものよ。……お前の名前は?」
「リックです!リック=タルタニアンと言います!」
「そうかリック=タルタニアン。お前は何を欲する?」
「ち、力を!絶対的な力を……!!」
「ふんっ……図々しいガキじゃ。この方をどなたと心得る? 人間ごときが出しゃばりおって……」

 死んだ人間を生き返すことが出来る神のような力を持つ者。それを目の当たりにすれば、デザイアを奇跡の願望機のように捉えるのも理解出来る。しかしだからといって欲求のままに懇願するなど間違っている。リックの行動にはヴァイザーも臭いものを嗅いだようなしかめっ面になった。

「良い」
「え? は?」
「ふふっ……良いではないか。単純明快で短絡的で……実に愚かだ」

 リックの顔が曇る。もしかしたら相手の逆鱗に触れてしまっただろうかと不安になったのだ。反射的に飛び出してしまったのもあって今更ながらに後悔していた。

「だがそれが良い。いや、それこそが生き物のあるべき姿よ。欲があるから成長し、欲があるから発展する。無欲なものでは世界を回せん。世界を支配するのは何よりも強い欲望なのだ」

 デザイアは両手を広げて持論を展開する。芝居がかった行動だったが、リックには大いに刺さるものがあった。自分のすべてを肯定されたような気になり、デザイアに敬服の念を抱く。リックは自ら膝をつき、心の底から自身が信じる神を崇める。この時には自然と口から「デザイア様」と口走っていた。

「……とはいえ、お前の体ではそれほど強くなれないのもまた事実。限界を超越するためには人間をやめ、新しく生まれ変わる必要があるが……お前はそれでも力を欲するか? リック=タルタニアン」
「は、はい!」
「二度と人間には戻れないぞ?」
「覚悟の上です!!」
「よかろう。ならば力を授ける。我が力『大罪デッドリーシン』の能力により、お前を魔族へと作り変える──罪重カルマライズレベル3──『我神招誕エンブリオ』」

 デザイアがリックに手をかざすとリックの体が光り輝く。
 これで今までの鬱屈とした自分に別れを告げられる。自分よりほんの少し先に冒険者として名を轟かせた奴らが偉そうに先輩ヅラするのも今日で終わりだ。
 そう思いながら暗い笑みを浮かべた矢先、リックの腕は内側から裂けた。筋肉も脂肪も関係なく無理やり引っ張り出され、そこから現れた真っ白な骨もハンマーで砕いたように粉々に粉砕される。

「ぎゃああああぁっ!!!」

 リックは叫ぶ。頭を振り乱し、涙、よだれ、汗、尿、血。きっと糞も漏らしただろう。体液という体液を撒き散らしながら叫び散らす。
 手の次は足、腹、胸、頭の順に弾けては混ざりを繰り返し、リックは人間でなくなっていく。
 変化とは痛みを伴うものだが、死ぬほどの痛みなど予想外である。しかしこの変化で絶命はありえない。デザイアが針の穴を通すような繊細で緻密な能力操作を行い、死ぬことも意識を飛ばすことも出来ずに細胞を破壊され、再生し、破壊され、別のものへと変えられていく。

 変化が始まってからものの数十秒。リックにとっては永遠にも感じられた痛みは消え去り、青黒く変色した肌が視界に映った。
 肌だけではない。体はひと回り以上大きくなり、筋力もその分倍増しているのか体が軽い。視界は開け、集中すれば100m先の人間の顔をハッキリと視認出来る。魔法はからっきしだったはずだが、体から溢れんばかりの魔力を感じ、中級魔法はおろか大人数で使用する儀式魔法も一人で行使出来そうなほど。
 リック=タルタニアンは生まれ変わった。皇魔貴族で力のみに限定すれば、間違いなく公爵デュークの称号を授けられるだろう。
 変化に伴い精神をかなり消耗したのだが、現金なもので結果が良い方向に出ると疲れも吹っ飛ぶ。

「は、はははっ!はーっはっはっはっ!!やった!やったぞ!!俺は強くなれたんだ!!」

 大いにはしゃぐリックだったが、すぐに思い出したようにデザイアに跪く。

「お見苦しいところを大変失礼致しましたデザイア様。俺……私に力をお与えくださり、感謝申し上げます」
「うむ。素体がもう少し良ければアナンシなどと同様に魔王のクラスにまで引き上げられたのだろうが、お前程度ではここが限界だ。だが、ここからはお前次第で如何様にもなれる。さらに腕を磨き、私に忠義を示せ」
「ははぁっ!!」

 リックは深々と頭を下げる。
 今度こそ用がなくなったデザイアは空間に穴を開けて立ち去る。他の魔神たちも同様についていき、リックもそれを追う。

「待てリック=タルタニアン!お前何をしでかしたか分かっているのか!!これは我ら人間に対する明らかな反逆行為だぞ!!」
「ふっ……黙れよ。俺はもう人間じゃない。お前らは仲良く冒険者ごっこでもしてろ」

 捨て台詞と共に暗黒の穴が閉じ、ようやく全員が自由に動けるようになった。
 修道士たちは自分が信じた神を冒涜された挙げ句に命を弄ばれ、再起不能な様子で呆然と座り込む。兵士たちも同じで、武器を投げ出して呆然としている。

 神の教えという順風満帆な航路を進んでいたと錯覚していたエデン正教の信徒たちはデザイアという暗礁に乗り上げ、ついに現実へと引き戻された。
 果てしない暗闇に取り残されたような、寂しく、物悲しく、心細い心象風景。自分で立つことを忘れた子羊たちの末路は神という木偶にしがみついて震えるだけの哀れな存在でしかない。

「……どうすんだよこれ……どうすりゃいいんだよ。なぁ、ニール……」

 ビフレストの面々は静かに悔しそうに涙を流すのだった。
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