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13章 新たなる大陸へ
176、ローディウスの受難
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レッドたちがアルバトス公国で話を聞いている時を同じくして、エデン正教の枢機卿イアン=ローディウスは未だ港町から出られずにいた。
ずいぶん前にアノルテラブル大陸に上陸したというのに、生まれ故郷である聖王国ゼノクルフへの道は固く閉ざされ、デザイア軍が駆る空中浮遊要塞の鈍亀の様に遅い進行にも先を越される始末。
既にローディウス卿の我慢も限界に達していた。
「……いったいいつになったらここから出られるのだ?」
ため息と共に出た言葉に近くで聞いていた司祭は困り顔で俯く。
「申し訳ございません。ですが今港町から出れば確実に死んでしまいます。現状での出立はお控えくださいませ。」
「……サイクロプスを含む強力な魔物を剣神が滅ぼした件だな? そのせいで勢力図が代わり、魔物の動きが活発化したとかいう……。」
「その通りでございます。」
「それで?」
「……は?」
「剣神のせいで私がここに縛り付けられたことへの説明はそれで良しとしておこう。しかしそれならばだ。尚更何故ここに私を警護出来るだけの戦力が揃っていないのだ? ここに到着予定の七元徳は今どこにいるのだ? もうとっくに予定の日は過ぎているぞ。」
「そ、それは……その……。」
「まさか七元徳まで魔物によって足止めを食らっているなどと言うつもりではないだろうな?」
「っ?!……いやまさかっ!そのようなことがあろうはずありません!」
七元徳は聖王国の英雄であり切り札。それが一介の魔物程度に苦戦を強いられているなどと想像もつかない。
であれば何故予定を過ぎても現れないのか。これには理由がある。司祭は事情を知っていながらもローディウス卿に伝えられずにいた。
「聖王国最強の一角が聞いて呆れる。もたつきおって。……故郷の一大事に指を加えてみて言うことしか出来んとは情けない。このままでは私が到着する前に国が滅びてしまうではないか。」
「……返す言葉もございません。」
「……確か『慈悲』と『救済』の2人だったな。ここに向かっていると言うのは。」
「は、はい。その通りです。」
「それでは道中で合流するように調整しろ。」
「そ、そんな無茶な……!?」
「私に意見するつもりか?」
「い、いえ!決してそのようなことは……!」
「ここに滞在するために私は彼の大陸を離れたわけではない。私が準備する間に魔動車を点検しておけ。それと今すぐに常駐している聖騎士を招集しろ。この町にいるありったけの戦力で突破する。」
ローディウス卿の意思は固く、決定を覆せるだけの言い分もない司祭はただ肯定するより選択肢を与えられなかった。
部屋を後にした司祭は苦々しく舌打ちをした。
(どうしてわざわざ危険な時に戻ってくるようなことをするんだっ!辺境に飛ばされた厄介者のくせにしゃしゃり出るような真似をしてっ!英雄である七元徳が全員で対処すればこんな事態は簡単に処理出来るんだっ!それを……!!しかし猊下も何をお考えなのか。七元徳を御二方も派遣なさる決断をされるとは……。国の行末よりも一個人を優先することなど考えるに値しないというのに。あの男は猊下の弱みを握っているのか?)
教皇を補佐する最高顧問である枢機卿の地位を与えられているのは5名。その中で特に優秀だと評価されているのがローディウスである。
しかし彼の大陸行きが決定してからというもの、その評判に影を落とすことになる。
本当に優秀なら何故辺境の地に送られることになるのか。教皇を補佐し、日常の職務を手助けするはずの枢機卿である彼が聖王国から最も遠い場所に派遣される。
傍から見れば教皇自らが遠ざけているようにしか見えず、有り体に言えば左遷以外の何ものでもない。
派遣された七元徳が未だ到着していないのもローディウス卿が気に食わない他の枢機卿からの横槍が入ったために、出立予定日が大きくズレ込んだのが主な原因である。
一見すると教皇からも同輩からも嫌われている評価の上では優秀だと本当かどうかも怪しい男に、国の危機にも拘らず最強の戦力を2名も派遣し、送迎させるという何ともチグハグな状況。
次代の教皇候補の一人を雑には扱いませんという内外に向けてのアピールなのか、それとも司祭が考えた通り教皇が弱みを握られているために仕方のないことなのか。
いずれにせよ無能な上司の命令で死地に飛び込めと言われるほど迷惑千万なことはない。
(こうなってくると足止めを了承してしまった自分に腹が立ってくる。少しでも良い顔が出来たら将来が安泰だと考えたが、今のままでは無駄骨。せめて死なぬように立ち回らねば……。)
司祭はコソコソと周りを見渡しながら端の部屋にノックをして入る。そこにはローディウスが我慢が利かなくなった時のために先に聖騎士を準備させていた。
聖騎士は緊張した面持ちで背筋を伸ばしていたが、入ってきた人物を見て緊張を解いた。だが彼の顔を見て顔を強張らせる。
「……もう無理か。七元徳の方々の到着まで粘りたかったが……。」
「思った以上に早い上陸だったからな。ローディウス卿の到着さえ少しの間妨害出来ればこちらにも多少の言い分は作れたが……。」
ローディウス卿の駆る魔導戦艦は元々対魔物兵器。一介の海賊や人間相手の警備戦程度では分が悪すぎる上、ほんの少し前に強力な海の魔物はヴォジャノーイが一掃していたため、船にダメージを受けることも遅延もなくやってきたのでむしろ予定よりも大分早く上陸している。
陸地以上に神経をすり減らすはずの海上を難なく渡られたら、知り尽くしているはずの大地で遅刻している現状に違和感を持たれるのは当然のこと。
剣神が暴れたおかげで魔物が活発に動き出し、ローディウスにも説得の口実が出来たことで2日は足止め出来たが、これ以上は無理だ。
もしこれ以上遅延しようものなら、それこそ自分たちの立場が危うい。事が明るみになれば、今回の件で指示を出した枢機卿は確実に知らばっくれるだろうし、全ての罪を擦りつけられ今まで積み上げて来たキャリアは終わりを告げる。
しかしここから無理に出立しようものならそれこそ魔物の餌食になってしまう。
それというのも魔物の勢力図が代わった事で本来安全に通行していた部分に魔物がなだれ込んできた可能性があるのだ。
護送任務は出来る限り敵との邂逅を減らす事が求められる。体力が無限の生き物が居ないように戦い続ければ疲れるし、強力な魔物と当たってしまった場合は死をも覚悟する必要がある。戦闘を避けるために迂回を続ければ今以上の遅延行為を獲得出来るが、精神の磨耗は計り知れない。
この現状に置かれた瞬間に剣神に対する『おかげ』は『せい』へと変化し、余計な手間が増えたという憎悪は凄まじいものになった。
「……とにかくご準備を。これ以上ローディウス卿の不興を買えば私たちは終わりです。」
「チッ分かっている。お前は先に魔動車の準備に取り掛かれ。我らは一度ローディウス卿に顔を見せる。」
「承知しました。」
司祭は後のことを聖騎士たちに任せて準備していた魔動車へと向かう。魔法使いの代わりに操縦しなければならない魔動車を苦々しく思いながらも、こうなっては身を守る最後の砦と化す。
ローディウス卿が少しでものんびり来てくれるよう聖騎士の話術に期待したが、聖騎士が訪ねたことで準備万端と捉えたローディウス卿はみんなの思いを跳ね除けて魔動車へとやって来た。
慌てた時に気を利かせると言ったような行動をしてしまうのは、却って相手の行動を促進するものなのだとここでようやく理解する。
もしこの後何事もなく無事に生きて帰ることが出来たのなら、これを糧に立ち回ろうと心に固く誓う。
「卿らの献身に感謝を。」
その言葉と共に魔動車に乗り込んだローディウス卿。
聖王国までの恐怖の旅が始まった。
──そして、とうとうその時はやって来る。
ずいぶん前にアノルテラブル大陸に上陸したというのに、生まれ故郷である聖王国ゼノクルフへの道は固く閉ざされ、デザイア軍が駆る空中浮遊要塞の鈍亀の様に遅い進行にも先を越される始末。
既にローディウス卿の我慢も限界に達していた。
「……いったいいつになったらここから出られるのだ?」
ため息と共に出た言葉に近くで聞いていた司祭は困り顔で俯く。
「申し訳ございません。ですが今港町から出れば確実に死んでしまいます。現状での出立はお控えくださいませ。」
「……サイクロプスを含む強力な魔物を剣神が滅ぼした件だな? そのせいで勢力図が代わり、魔物の動きが活発化したとかいう……。」
「その通りでございます。」
「それで?」
「……は?」
「剣神のせいで私がここに縛り付けられたことへの説明はそれで良しとしておこう。しかしそれならばだ。尚更何故ここに私を警護出来るだけの戦力が揃っていないのだ? ここに到着予定の七元徳は今どこにいるのだ? もうとっくに予定の日は過ぎているぞ。」
「そ、それは……その……。」
「まさか七元徳まで魔物によって足止めを食らっているなどと言うつもりではないだろうな?」
「っ?!……いやまさかっ!そのようなことがあろうはずありません!」
七元徳は聖王国の英雄であり切り札。それが一介の魔物程度に苦戦を強いられているなどと想像もつかない。
であれば何故予定を過ぎても現れないのか。これには理由がある。司祭は事情を知っていながらもローディウス卿に伝えられずにいた。
「聖王国最強の一角が聞いて呆れる。もたつきおって。……故郷の一大事に指を加えてみて言うことしか出来んとは情けない。このままでは私が到着する前に国が滅びてしまうではないか。」
「……返す言葉もございません。」
「……確か『慈悲』と『救済』の2人だったな。ここに向かっていると言うのは。」
「は、はい。その通りです。」
「それでは道中で合流するように調整しろ。」
「そ、そんな無茶な……!?」
「私に意見するつもりか?」
「い、いえ!決してそのようなことは……!」
「ここに滞在するために私は彼の大陸を離れたわけではない。私が準備する間に魔動車を点検しておけ。それと今すぐに常駐している聖騎士を招集しろ。この町にいるありったけの戦力で突破する。」
ローディウス卿の意思は固く、決定を覆せるだけの言い分もない司祭はただ肯定するより選択肢を与えられなかった。
部屋を後にした司祭は苦々しく舌打ちをした。
(どうしてわざわざ危険な時に戻ってくるようなことをするんだっ!辺境に飛ばされた厄介者のくせにしゃしゃり出るような真似をしてっ!英雄である七元徳が全員で対処すればこんな事態は簡単に処理出来るんだっ!それを……!!しかし猊下も何をお考えなのか。七元徳を御二方も派遣なさる決断をされるとは……。国の行末よりも一個人を優先することなど考えるに値しないというのに。あの男は猊下の弱みを握っているのか?)
教皇を補佐する最高顧問である枢機卿の地位を与えられているのは5名。その中で特に優秀だと評価されているのがローディウスである。
しかし彼の大陸行きが決定してからというもの、その評判に影を落とすことになる。
本当に優秀なら何故辺境の地に送られることになるのか。教皇を補佐し、日常の職務を手助けするはずの枢機卿である彼が聖王国から最も遠い場所に派遣される。
傍から見れば教皇自らが遠ざけているようにしか見えず、有り体に言えば左遷以外の何ものでもない。
派遣された七元徳が未だ到着していないのもローディウス卿が気に食わない他の枢機卿からの横槍が入ったために、出立予定日が大きくズレ込んだのが主な原因である。
一見すると教皇からも同輩からも嫌われている評価の上では優秀だと本当かどうかも怪しい男に、国の危機にも拘らず最強の戦力を2名も派遣し、送迎させるという何ともチグハグな状況。
次代の教皇候補の一人を雑には扱いませんという内外に向けてのアピールなのか、それとも司祭が考えた通り教皇が弱みを握られているために仕方のないことなのか。
いずれにせよ無能な上司の命令で死地に飛び込めと言われるほど迷惑千万なことはない。
(こうなってくると足止めを了承してしまった自分に腹が立ってくる。少しでも良い顔が出来たら将来が安泰だと考えたが、今のままでは無駄骨。せめて死なぬように立ち回らねば……。)
司祭はコソコソと周りを見渡しながら端の部屋にノックをして入る。そこにはローディウスが我慢が利かなくなった時のために先に聖騎士を準備させていた。
聖騎士は緊張した面持ちで背筋を伸ばしていたが、入ってきた人物を見て緊張を解いた。だが彼の顔を見て顔を強張らせる。
「……もう無理か。七元徳の方々の到着まで粘りたかったが……。」
「思った以上に早い上陸だったからな。ローディウス卿の到着さえ少しの間妨害出来ればこちらにも多少の言い分は作れたが……。」
ローディウス卿の駆る魔導戦艦は元々対魔物兵器。一介の海賊や人間相手の警備戦程度では分が悪すぎる上、ほんの少し前に強力な海の魔物はヴォジャノーイが一掃していたため、船にダメージを受けることも遅延もなくやってきたのでむしろ予定よりも大分早く上陸している。
陸地以上に神経をすり減らすはずの海上を難なく渡られたら、知り尽くしているはずの大地で遅刻している現状に違和感を持たれるのは当然のこと。
剣神が暴れたおかげで魔物が活発に動き出し、ローディウスにも説得の口実が出来たことで2日は足止め出来たが、これ以上は無理だ。
もしこれ以上遅延しようものなら、それこそ自分たちの立場が危うい。事が明るみになれば、今回の件で指示を出した枢機卿は確実に知らばっくれるだろうし、全ての罪を擦りつけられ今まで積み上げて来たキャリアは終わりを告げる。
しかしここから無理に出立しようものならそれこそ魔物の餌食になってしまう。
それというのも魔物の勢力図が代わった事で本来安全に通行していた部分に魔物がなだれ込んできた可能性があるのだ。
護送任務は出来る限り敵との邂逅を減らす事が求められる。体力が無限の生き物が居ないように戦い続ければ疲れるし、強力な魔物と当たってしまった場合は死をも覚悟する必要がある。戦闘を避けるために迂回を続ければ今以上の遅延行為を獲得出来るが、精神の磨耗は計り知れない。
この現状に置かれた瞬間に剣神に対する『おかげ』は『せい』へと変化し、余計な手間が増えたという憎悪は凄まじいものになった。
「……とにかくご準備を。これ以上ローディウス卿の不興を買えば私たちは終わりです。」
「チッ分かっている。お前は先に魔動車の準備に取り掛かれ。我らは一度ローディウス卿に顔を見せる。」
「承知しました。」
司祭は後のことを聖騎士たちに任せて準備していた魔動車へと向かう。魔法使いの代わりに操縦しなければならない魔動車を苦々しく思いながらも、こうなっては身を守る最後の砦と化す。
ローディウス卿が少しでものんびり来てくれるよう聖騎士の話術に期待したが、聖騎士が訪ねたことで準備万端と捉えたローディウス卿はみんなの思いを跳ね除けて魔動車へとやって来た。
慌てた時に気を利かせると言ったような行動をしてしまうのは、却って相手の行動を促進するものなのだとここでようやく理解する。
もしこの後何事もなく無事に生きて帰ることが出来たのなら、これを糧に立ち回ろうと心に固く誓う。
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