215 / 341
15章 聖王国 前編
215、諸教派
しおりを挟む
「おぉ……すごっ……!」
レッドは目を輝かせながら呟いた。
その目に映るのは天を衝く白い塔の様な城。聖王国のシンボルである教会兼教皇の居城。
随分前から見えていたが、近くに寄ればその壮大さはよく分かる。
「確かに凄いな。ルオドスタ帝国でも思ったことだが、遠い彼の地でこれほどの建造物を見ることになろうとは……正直驚いているよ」
レッドたちの中で誰より歳を重ね、経験豊富なグルガンであっても絵物語や絵画でしか見たことがなかった巨大な城が目と鼻の先にあるのだ。モニターに映る白く美しい城を見れば見るほどに感嘆のため息が漏れる。
「首都は後回しだ。観光している暇はないからな」
しかしそんな感動など無視してローディウスは冷たく言い放つ。踵を返し艦橋を後にするローディウスの後ろ姿を眺めていたルイベリアはグルガンを見る。
「……焦っているように見えたけど大丈夫なのかい?」
「いや、かなり冷静だ。少なくとも教皇を庇っていた時に比べれば雲泥の差と言える。……調子を取り戻してきたのかもしれないな」
グルガンはおどけるように肩を竦めて見せた。ルイベリアはその言動に微笑み返すが、ずっと大人しくしていた魔法使いのシルニカが不満そうな顔で声を上げる。
「あの。私も街に降りたいんだけど……」
「ん?」
シルニカの声に便乗して「私も」「私も」と声が上がる。今し方ローディウスから『観光している暇はない』と言われたばかりなのだが、せっかく人の街に着いたというのに一歩も外に出られないのは辛いものがあるだろう。ガス抜きも必要かとグルガンは考える。
「……良いだろう。但し安全が確保された場所時間厳守でだぞ?」
元よりそういう話で付いてきているのだから至極当然のことだ。かなり制限こそあるが、シルニカたちはグルガンの了承が得られたことで手を叩いて喜ぶ。
その様子を傍から見ていた操舵手のオリーは確認のために質問する。
「それじゃソルブライトとかいう街に先に行くということで間違いないな?」
「あ、うん。頼むよオリー」
「分かった」
レッドに返答をもらったオリーは頷きながら承諾し、船の進路をソルブライトに固定する。
しかしすぐにグルガンが手をかざして制止する。
「待ってくれオリー。このまま街の上空に行けば反感を買う。少し離れて着陸してくれ。デザイア軍と同一視されるのは避けたい」
「?……考えすぎ……ということもないか。分かった。手前で着陸しよう」
グルガンの判断で戦艦ルイベーはゆっくりと街の外に着陸した。
*
聖王国に現れた浮島に関する会合はソルブライトでも開かれた。
「ふざけているのかっ!!」
バンバンと机を叩いて怒りを顕にする年配の男性。
ふさふさの口髭と切り揃えた顎髭が特徴的で、かなり後退した前髪と額に浮き出る青筋が男に掛かるストレスを物語る。
彼の名はハワード=ガストン卿。エデン教『諸教派』の代表の一人である。
「落ち着いてくれハワード。私はふざけてなどいない」
対するはハワードよりも若く、髭を綺麗に剃り、髪を整えた清潔感溢れる男性。
彼の名はエイブラハム=アースノルド卿。彼も諸教派の代表を担っている。
「これが落ち着いていられるかっ! お前たちの言っていることが仮に事実なら、既にエデン正教は魔の手に落ちたことになるではないかっ! こんなことになるならさっさと攻め入るべきだったっ! そうだろうエイブラハムっ!!」
「暴力で解決の道を探すなど魔族と同じだと何度言わせるつもりだ? 我々の歴史を辿れば、苦境に立たされた時こそ皆が力を合わせることが何より大事だと教えてくれる。支配ではなく共存、暴力ではなく友愛。まして人間同士で戦うなど本末転倒だろう?」
「何を今更っ! ではこの現状をどう見る?! お前のような理想主義に乗っかるとこのざまだっ! お前に戦って勝ち取って来た者たちの苦労など分かるまいっ!」
「話をすり替えるなっ。それに私は現実主義だ。同じ人間同士、お互いが譲り合えば拳を使わずとも歩み寄れると説いているだけのな。魔の者に首都を取られたと思われる芳しくない現状に譲歩しようなどとは一言も言っていない。それに……」
エイブラハムは隣に座る女性にチラリと目を移す。
彼女の名はアリーシャ=クラウ=セントルーゼ。エイブラハムを守護する『原初魔導騎士』という珍しい肩書を持ち、エデン教を信奉する聖女でもある。
よく手入れされたホワイトブロンドの長髪を臀部まで伸ばし、白いオーラで身を包んでいるような侵しがたい神聖性を持つ美しい女性だ。美しい顔立ちや完璧な体形。気品と華やかさを感じさせながらも一つだけぬぐえぬ異様さがあった。それは両目を赤い布で隠している点だろう。
一見すれば見えているのかも定かではないが、エイブラハムの視線に気付いたアリーシャは少し顔を向けてコクリと頷いた。
「……ガブリエル教皇に謁見をお願いし、直接状況の確認をするつもりだ」
「ふんっ……殺されに行くも同義ではないか」
「今は見立てであって完璧な情報ではない。魔の者が支配しているとして、どのくらいの浸食率なのかは把握する必要がある」
「そんなの書状で何とでもなる。脅されているならそれなりの書き味になるからな」
「書状では言いたいことがあっても検閲されるだろうし、正確には読み解けない。その場の雰囲気や空気感からしか得られない情報もある。浮島の主に何らかの脅しを受けているなら、問題解決に貢献して協力関係を結ぶことも出来るはずだ」
「元より我々は奴らと対立しているのだぞっ?! 協力関係を結べたとて、それは利用されているだけにすぎんっ! 後々背後から刺されるのがオチだっ!」
「ではどうするというのだハワード。いきなり仕掛けるつもりか? 七元徳はどうする?」
「だから私は書状を送れと言っているのだ! 切羽詰まった状況ならその都度対応を考えるとなっ! 奴らに命を預けるのは何としても避けるべきだっ!」
ハワードはどんな状況でも正教側と馴れ合うつもりはないし、対立の姿勢を貫くつもりだ。普段から怒鳴り散らしているのを知る者たちにとってはそろそろ血管が切れるのではないかと心配になる程。
思想がかなり偏っているためかハワードが率いるガストン派閥は強硬派とされ、平和裏の解決を求めるエイブラハム率いるアースノルド派閥は穏健派として知られている。
話が堂々巡りになり始めたその時、ハワードの側に立つ真っ黒な全身鎧の男が割って入る。
「……もう良いでしょうアースノルド卿。先ほどから聞いていれば、譲歩譲歩と鳴き声のように仰る割にさも自分の方が正しいとハワード様に押し付けているようですが、これはいかがなものかと思いますよ?」
エイブラハムは内心ため息が出る思いで鎧の男に目を向ける。
フルフェイスヘルムで隠された顔から表情を読み取ることは難しい。肩幅が広く、190cm前後の長身。刺さるのではないかと思われるほど鋭利な鎧のおかげで体に厚みがあるように感じられるが、外見から算出出来る鎧の構造を考えれば中身はどちらかというと細見。禍々しい見た目と醸し出す邪悪なオーラから男は闇の眷属だとアリーシャに言われたことがある。
『暗黒騎士』フィアゼス=デュパインオード。それが彼の名前だ。
アリーシャがエイブラハムを守る騎士ならば、彼はハワードを守る騎士である。
「ハワード様が仰るように敵陣のど真ん中にその身を晒し、首を垂れるなど自殺そのもの。書状で出方を伺うのは安全が保障され、且つ現状もある程度把握出来る優れた戦略。考えていただいたら自明の理ではありませんか?」
「それでは遅い。上の連中だけならともかく、首都に住まう民衆のためを思えばすぐにでも行動すべきだ」
「別に良いではありませんか。相手は正教の人間。教皇を神の代弁者と祀り上げる不届き者どもなど、いくら犠牲になろうと痛くも痒くもない。こちらは諸教派などと揶揄されていますが、各個人が神を信奉するのは当たり前の教義。自由意思を否定するような考えなどそろそろ終わりにしてはいかがでしょうか?」
「教義以前に人間性の問題だな。……いや、すまない。他意はないのだがね」
エイブラハムの言葉にフィアゼスはギロリと睨み付ける。先に無礼を働いたのは自分だということを忘れて。
「もう良いっ!」
ハワードはイライラしながら立ち上がる。
「座れハワード。まだ話は終わっていない」
「いいや終わりだっ! とにかく書状で決定としろ! 謁見など許さん! 絶対に勝手なことはするなよエイブラハム!」
「勝手はどっちだっ! いい加減にしろハワードっ!」
ハワードの勝手な言い分にエイブラハムも立ち上がる。そしてタイミングを見計らったかのように両開きの扉が開かれ、苛立ちと疑問が混じった全員の目がそちらに向く。そこには黒い衣装を見に纏う年配の男性が立っていた。見てくれから牧師で間違いない。
「会合中に申し訳ありません。御二方にお会いしたいと訪問された方がおりまして……」
「見て分からんのかっ!! 後にしろっ!!」
「……失礼ながら。今、会われた方がよろしいかと」
牧師は気圧されることなく鋼の意思でハワードを見据える。エイブラハムが牧師から漂う緊張感を見て衣服を正す。
「分かりました。お会いしましょう。それでどなたですか? 名前は伺っていますか?」
「ええ。エデン正教の枢機卿、イアン=ローディウス卿にございます」
レッドは目を輝かせながら呟いた。
その目に映るのは天を衝く白い塔の様な城。聖王国のシンボルである教会兼教皇の居城。
随分前から見えていたが、近くに寄ればその壮大さはよく分かる。
「確かに凄いな。ルオドスタ帝国でも思ったことだが、遠い彼の地でこれほどの建造物を見ることになろうとは……正直驚いているよ」
レッドたちの中で誰より歳を重ね、経験豊富なグルガンであっても絵物語や絵画でしか見たことがなかった巨大な城が目と鼻の先にあるのだ。モニターに映る白く美しい城を見れば見るほどに感嘆のため息が漏れる。
「首都は後回しだ。観光している暇はないからな」
しかしそんな感動など無視してローディウスは冷たく言い放つ。踵を返し艦橋を後にするローディウスの後ろ姿を眺めていたルイベリアはグルガンを見る。
「……焦っているように見えたけど大丈夫なのかい?」
「いや、かなり冷静だ。少なくとも教皇を庇っていた時に比べれば雲泥の差と言える。……調子を取り戻してきたのかもしれないな」
グルガンはおどけるように肩を竦めて見せた。ルイベリアはその言動に微笑み返すが、ずっと大人しくしていた魔法使いのシルニカが不満そうな顔で声を上げる。
「あの。私も街に降りたいんだけど……」
「ん?」
シルニカの声に便乗して「私も」「私も」と声が上がる。今し方ローディウスから『観光している暇はない』と言われたばかりなのだが、せっかく人の街に着いたというのに一歩も外に出られないのは辛いものがあるだろう。ガス抜きも必要かとグルガンは考える。
「……良いだろう。但し安全が確保された場所時間厳守でだぞ?」
元よりそういう話で付いてきているのだから至極当然のことだ。かなり制限こそあるが、シルニカたちはグルガンの了承が得られたことで手を叩いて喜ぶ。
その様子を傍から見ていた操舵手のオリーは確認のために質問する。
「それじゃソルブライトとかいう街に先に行くということで間違いないな?」
「あ、うん。頼むよオリー」
「分かった」
レッドに返答をもらったオリーは頷きながら承諾し、船の進路をソルブライトに固定する。
しかしすぐにグルガンが手をかざして制止する。
「待ってくれオリー。このまま街の上空に行けば反感を買う。少し離れて着陸してくれ。デザイア軍と同一視されるのは避けたい」
「?……考えすぎ……ということもないか。分かった。手前で着陸しよう」
グルガンの判断で戦艦ルイベーはゆっくりと街の外に着陸した。
*
聖王国に現れた浮島に関する会合はソルブライトでも開かれた。
「ふざけているのかっ!!」
バンバンと机を叩いて怒りを顕にする年配の男性。
ふさふさの口髭と切り揃えた顎髭が特徴的で、かなり後退した前髪と額に浮き出る青筋が男に掛かるストレスを物語る。
彼の名はハワード=ガストン卿。エデン教『諸教派』の代表の一人である。
「落ち着いてくれハワード。私はふざけてなどいない」
対するはハワードよりも若く、髭を綺麗に剃り、髪を整えた清潔感溢れる男性。
彼の名はエイブラハム=アースノルド卿。彼も諸教派の代表を担っている。
「これが落ち着いていられるかっ! お前たちの言っていることが仮に事実なら、既にエデン正教は魔の手に落ちたことになるではないかっ! こんなことになるならさっさと攻め入るべきだったっ! そうだろうエイブラハムっ!!」
「暴力で解決の道を探すなど魔族と同じだと何度言わせるつもりだ? 我々の歴史を辿れば、苦境に立たされた時こそ皆が力を合わせることが何より大事だと教えてくれる。支配ではなく共存、暴力ではなく友愛。まして人間同士で戦うなど本末転倒だろう?」
「何を今更っ! ではこの現状をどう見る?! お前のような理想主義に乗っかるとこのざまだっ! お前に戦って勝ち取って来た者たちの苦労など分かるまいっ!」
「話をすり替えるなっ。それに私は現実主義だ。同じ人間同士、お互いが譲り合えば拳を使わずとも歩み寄れると説いているだけのな。魔の者に首都を取られたと思われる芳しくない現状に譲歩しようなどとは一言も言っていない。それに……」
エイブラハムは隣に座る女性にチラリと目を移す。
彼女の名はアリーシャ=クラウ=セントルーゼ。エイブラハムを守護する『原初魔導騎士』という珍しい肩書を持ち、エデン教を信奉する聖女でもある。
よく手入れされたホワイトブロンドの長髪を臀部まで伸ばし、白いオーラで身を包んでいるような侵しがたい神聖性を持つ美しい女性だ。美しい顔立ちや完璧な体形。気品と華やかさを感じさせながらも一つだけぬぐえぬ異様さがあった。それは両目を赤い布で隠している点だろう。
一見すれば見えているのかも定かではないが、エイブラハムの視線に気付いたアリーシャは少し顔を向けてコクリと頷いた。
「……ガブリエル教皇に謁見をお願いし、直接状況の確認をするつもりだ」
「ふんっ……殺されに行くも同義ではないか」
「今は見立てであって完璧な情報ではない。魔の者が支配しているとして、どのくらいの浸食率なのかは把握する必要がある」
「そんなの書状で何とでもなる。脅されているならそれなりの書き味になるからな」
「書状では言いたいことがあっても検閲されるだろうし、正確には読み解けない。その場の雰囲気や空気感からしか得られない情報もある。浮島の主に何らかの脅しを受けているなら、問題解決に貢献して協力関係を結ぶことも出来るはずだ」
「元より我々は奴らと対立しているのだぞっ?! 協力関係を結べたとて、それは利用されているだけにすぎんっ! 後々背後から刺されるのがオチだっ!」
「ではどうするというのだハワード。いきなり仕掛けるつもりか? 七元徳はどうする?」
「だから私は書状を送れと言っているのだ! 切羽詰まった状況ならその都度対応を考えるとなっ! 奴らに命を預けるのは何としても避けるべきだっ!」
ハワードはどんな状況でも正教側と馴れ合うつもりはないし、対立の姿勢を貫くつもりだ。普段から怒鳴り散らしているのを知る者たちにとってはそろそろ血管が切れるのではないかと心配になる程。
思想がかなり偏っているためかハワードが率いるガストン派閥は強硬派とされ、平和裏の解決を求めるエイブラハム率いるアースノルド派閥は穏健派として知られている。
話が堂々巡りになり始めたその時、ハワードの側に立つ真っ黒な全身鎧の男が割って入る。
「……もう良いでしょうアースノルド卿。先ほどから聞いていれば、譲歩譲歩と鳴き声のように仰る割にさも自分の方が正しいとハワード様に押し付けているようですが、これはいかがなものかと思いますよ?」
エイブラハムは内心ため息が出る思いで鎧の男に目を向ける。
フルフェイスヘルムで隠された顔から表情を読み取ることは難しい。肩幅が広く、190cm前後の長身。刺さるのではないかと思われるほど鋭利な鎧のおかげで体に厚みがあるように感じられるが、外見から算出出来る鎧の構造を考えれば中身はどちらかというと細見。禍々しい見た目と醸し出す邪悪なオーラから男は闇の眷属だとアリーシャに言われたことがある。
『暗黒騎士』フィアゼス=デュパインオード。それが彼の名前だ。
アリーシャがエイブラハムを守る騎士ならば、彼はハワードを守る騎士である。
「ハワード様が仰るように敵陣のど真ん中にその身を晒し、首を垂れるなど自殺そのもの。書状で出方を伺うのは安全が保障され、且つ現状もある程度把握出来る優れた戦略。考えていただいたら自明の理ではありませんか?」
「それでは遅い。上の連中だけならともかく、首都に住まう民衆のためを思えばすぐにでも行動すべきだ」
「別に良いではありませんか。相手は正教の人間。教皇を神の代弁者と祀り上げる不届き者どもなど、いくら犠牲になろうと痛くも痒くもない。こちらは諸教派などと揶揄されていますが、各個人が神を信奉するのは当たり前の教義。自由意思を否定するような考えなどそろそろ終わりにしてはいかがでしょうか?」
「教義以前に人間性の問題だな。……いや、すまない。他意はないのだがね」
エイブラハムの言葉にフィアゼスはギロリと睨み付ける。先に無礼を働いたのは自分だということを忘れて。
「もう良いっ!」
ハワードはイライラしながら立ち上がる。
「座れハワード。まだ話は終わっていない」
「いいや終わりだっ! とにかく書状で決定としろ! 謁見など許さん! 絶対に勝手なことはするなよエイブラハム!」
「勝手はどっちだっ! いい加減にしろハワードっ!」
ハワードの勝手な言い分にエイブラハムも立ち上がる。そしてタイミングを見計らったかのように両開きの扉が開かれ、苛立ちと疑問が混じった全員の目がそちらに向く。そこには黒い衣装を見に纏う年配の男性が立っていた。見てくれから牧師で間違いない。
「会合中に申し訳ありません。御二方にお会いしたいと訪問された方がおりまして……」
「見て分からんのかっ!! 後にしろっ!!」
「……失礼ながら。今、会われた方がよろしいかと」
牧師は気圧されることなく鋼の意思でハワードを見据える。エイブラハムが牧師から漂う緊張感を見て衣服を正す。
「分かりました。お会いしましょう。それでどなたですか? 名前は伺っていますか?」
「ええ。エデン正教の枢機卿、イアン=ローディウス卿にございます」
10
あなたにおすすめの小説
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
悪役貴族に転生したから破滅しないように努力するけど上手くいかない!~努力が足りない?なら足りるまで努力する~
蜂谷
ファンタジー
社畜の俺は気が付いたら知らない男の子になっていた。
情報をまとめるとどうやら子供の頃に見たアニメ、ロイヤルヒーローの序盤で出てきた悪役、レオス・ヴィダールの幼少期に転生してしまったようだ。
アニメ自体は子供の頃だったのでよく覚えていないが、なぜかこいつのことはよく覚えている。
物語の序盤で悪魔を召喚させ、学園をめちゃくちゃにする。
それを主人公たちが倒し、レオスは学園を追放される。
その後領地で幽閉に近い謹慎を受けていたのだが、悪魔教に目を付けられ攫われる。
そしてその体を魔改造されて終盤のボスとして主人公に立ちふさがる。
それもヒロインの聖魔法によって倒され、彼の人生の幕は閉じる。
これが、悪役転生ってことか。
特に描写はなかったけど、こいつも怠惰で堕落した生活を送っていたに違いない。
あの肥満体だ、運動もろくにしていないだろう。
これは努力すれば眠れる才能が開花し、死亡フラグを回避できるのでは?
そう考えた俺は執事のカモールに頼み込み訓練を開始する。
偏った考えで領地を無駄に統治してる親を説得し、健全で善人な人生を歩もう。
一つ一つ努力していけば、きっと開かれる未来は輝いているに違いない。
そう思っていたんだけど、俺、弱くない?
希少属性である闇魔法に目覚めたのはよかったけど、攻撃力に乏しい。
剣術もそこそこ程度、全然達人のようにうまくならない。
おまけに俺はなにもしてないのに悪魔が召喚がされている!?
俺の前途多難な転生人生が始まったのだった。
※カクヨム、なろうでも掲載しています。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
倒した魔物が消えるのは、僕だけのスキルらしいです
桐山じゃろ
ファンタジー
日常のなんでもないタイミングで右眼の色だけ変わってしまうという特異体質のディールは、魔物に止めを刺すだけで魔物の死骸を消してしまえる能力を持っていた。世間では魔物を消せるのは聖女の魔滅魔法のみ。聖女に疎まれてパーティを追い出され、今度は魔滅魔法の使えない聖女とパーティを組むことに。瞳の力は魔物を消すだけではないことを知る頃には、ディールは世界の命運に巻き込まれていた。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる