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第19話 ゴブリン襲来
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第17話 ゴブリン襲来
俺たちは村からゴブリンの討伐依頼を受けて、その村に到着した。
そしてゴブリンが出るのは、夜ということで時間を潰して、その時間まで村を見て回ることができた。
そして夜になって、ゴブリンが出る畑にやってきて、待つことにした。
しばらく木や物陰に隠れて待っているとゴブリンが11匹近づいてきた。
その中の5匹は棍棒を持っていた。
ゴブリンが近づいてきているのは、ソフィアとイザベラがいる物陰の方からだ。
まだ、隠れている場所からは、暗闇もあって見えてこない。
ソフィアもイザベラも同じ方角ではなく、違う方角の森を見ているけど、まだ気が付かない。
俺は急いで、ソフィアとイザベラに合図を送るが、2人とも森ばかり見て、俺の方を見ていない。
特にイザベラは俺を嫌っているので、全く見てもいない。
今、大声を上げても、ゴブリンどもに気がつかせるだけだ。
気がついたゴブリンどもは、急襲するだろう。
これ以上、ゴブリンが近づいてくると、ゴブリンは動きが俊敏なところもあるから、飛び跳ねたり、横に動きもいいので、要注意する必要がある。
そしてゴブリンは女好き。
小声でコリンに「コリン、風に注意して」とだけ、言って魔法の発動に入る。
コリンは俺の顔を見ているけど、何も言ってこない。
これ以上、ゴブリンどもが接近するのは危険なので、接近する前に魔法を発動してウィンドカッター真っ直ぐに飛ばすのではなく、カーブをつけて叩きつける。
横にいあるコリンの洋服がすごい勢いで動いている。
近づいてきたゴブリン3匹に俺が発動したウインドウカッターが襲いかかる。
ウインドウカッターが飛んでいくところの草が激しく揺らいでいる。
「グァ~ッ」
3匹のゴブリンは、血を流しながら倒れる。
その時、初めて暗い森から近づくゴブリンに、ソフィアとイザベラが気がついた。
2人とも立ち上がり腰から剣を抜いてゴブリンに走っていきながら、剣で切りつける。
俺が放ったウインドウカッターでコリンは、突発的に風が吹いて体が前に倒れそうになりながら、剣を抜いてゴブリンに走り出す。
あとゴブリンは、8匹だ。
先ほど倒した3匹の中に棍棒を持ったゴブリンはいなかった。
ゴブリンの爪や凶悪な歯も危険だが、棍棒も危ない。
ものすごい勢いで棍棒を振るってくるからだ。
ソフィアがゴブリンを剣で1匹倒した。
コリンが横から襲ってきたゴブリンを1匹倒した。
俺が、またウインドウカッターを発動させて、4匹のゴブリンを横殴りに倒した。
棍棒を持ったゴブリンを1匹イザベラが倒した。
最後に残ったのは、棍棒を持った一回り大きなゴブリンだった。
このゴブリンは、この仲間のリーダーみたいな感じで大きく吠えた。
「ぐあ~」
まず先陣を切ったソフィアが、ゴブリンに剣を振り下ろしたが、ゴブリンには致命傷になるような傷は残らず、浅い傷をつけただけだった。
ソフィアは、ゴブリンに傷をつけはしたものの、自分も棍棒に当たって少し殴られた。
ソフィアが吹っ飛んで行って木に当たって、そこでぐったりした。少し頭から出血しているようだ。
それを見たコリンとイザベラは、焦ってゴブリンに切りかかっていた。
俺もソフィアが棍棒に殴られて吹っ飛んでいくシーンを見て、慌てた。
隠しているばかりじゃ救えない。
同じことを繰り返すのか。
もう、どうとでもなれ!
俺は急速に魔力を集めて、コリントとイザベラに殴りかかろうとしている棍棒を、ウィンドカッターで吹っ飛ばした。
コリンとイザベラが見て驚いている
俺が魔力を急速に集め始めた。
俺の周りは異様な空間になりつつある。
久しぶりの戦闘で濃密な魔力が渦を巻いて急速に集まり始めている。
俺は炎の魔法でファイヤーランスを作り出した。
それをゴブリンめがけて発射した。
ぎゃー、大きな声を発しながら、炎に包まれたゴブリンが、もがき苦しみながら地面を転げ回る。
ゴブリンが炎に包まれたのをコリンとイザベラが見て驚愕の表情を浮かべた。
驚愕の表情を浮かべながら、こちらを振り返った。
2人の表情には、異質なものを見る感じだった。
この表情は、前世でも見たことがある、なんだか顔から汗が出るような感じだった。
そんなことを気にしている暇もなく、最後に残った炎に包まれたゴブリンに近づいていき、本当に死んだのか確認しなければいけない。
コブリンは非常に厄介で、油断ができない。
死んだふりをする知識もある。
俺はゴブリンに近づくと、まだ燃えているが死を確認した。
そして戦いの場から意識を引き離して、木に倒れているソフィアの方を確認してみた。
まだ息があるみたいだ。
多くの血が流れ出ているけど、目が虚に開いているので、意識があることを近づいて確認をして、2人に見えないようにして治癒魔法を使った。
「ヒール」
治癒魔法を使った瞬間にソフィアの体が光を発した。
瞬く間に、みるみる顔色が良くなり意識が戻りかけた。
後ろからコリンとイザベラが近づいてきた。
俺はソフィアから少し離れてコリンとイザベラに譲った。
ソフィアを見ていた、2人が同時にこちらを向いた。
俺は、なんだか嫌な感じがした。
これから、どういう展開になるのか、何か言い訳をしなければいけないのか!
手汗や体中から、戦闘でもかかないような、すごい汗をかいていた。
俺からは、先に口を開くのはやめた。
何を説明したらいいかわからないし、何を言ったらいいかわからないから。
ゴブリンをやっつけるよりも、こっちの方が難しい。
どう、説明するか、または、ごまかすか!
俺たちは村からゴブリンの討伐依頼を受けて、その村に到着した。
そしてゴブリンが出るのは、夜ということで時間を潰して、その時間まで村を見て回ることができた。
そして夜になって、ゴブリンが出る畑にやってきて、待つことにした。
しばらく木や物陰に隠れて待っているとゴブリンが11匹近づいてきた。
その中の5匹は棍棒を持っていた。
ゴブリンが近づいてきているのは、ソフィアとイザベラがいる物陰の方からだ。
まだ、隠れている場所からは、暗闇もあって見えてこない。
ソフィアもイザベラも同じ方角ではなく、違う方角の森を見ているけど、まだ気が付かない。
俺は急いで、ソフィアとイザベラに合図を送るが、2人とも森ばかり見て、俺の方を見ていない。
特にイザベラは俺を嫌っているので、全く見てもいない。
今、大声を上げても、ゴブリンどもに気がつかせるだけだ。
気がついたゴブリンどもは、急襲するだろう。
これ以上、ゴブリンが近づいてくると、ゴブリンは動きが俊敏なところもあるから、飛び跳ねたり、横に動きもいいので、要注意する必要がある。
そしてゴブリンは女好き。
小声でコリンに「コリン、風に注意して」とだけ、言って魔法の発動に入る。
コリンは俺の顔を見ているけど、何も言ってこない。
これ以上、ゴブリンどもが接近するのは危険なので、接近する前に魔法を発動してウィンドカッター真っ直ぐに飛ばすのではなく、カーブをつけて叩きつける。
横にいあるコリンの洋服がすごい勢いで動いている。
近づいてきたゴブリン3匹に俺が発動したウインドウカッターが襲いかかる。
ウインドウカッターが飛んでいくところの草が激しく揺らいでいる。
「グァ~ッ」
3匹のゴブリンは、血を流しながら倒れる。
その時、初めて暗い森から近づくゴブリンに、ソフィアとイザベラが気がついた。
2人とも立ち上がり腰から剣を抜いてゴブリンに走っていきながら、剣で切りつける。
俺が放ったウインドウカッターでコリンは、突発的に風が吹いて体が前に倒れそうになりながら、剣を抜いてゴブリンに走り出す。
あとゴブリンは、8匹だ。
先ほど倒した3匹の中に棍棒を持ったゴブリンはいなかった。
ゴブリンの爪や凶悪な歯も危険だが、棍棒も危ない。
ものすごい勢いで棍棒を振るってくるからだ。
ソフィアがゴブリンを剣で1匹倒した。
コリンが横から襲ってきたゴブリンを1匹倒した。
俺が、またウインドウカッターを発動させて、4匹のゴブリンを横殴りに倒した。
棍棒を持ったゴブリンを1匹イザベラが倒した。
最後に残ったのは、棍棒を持った一回り大きなゴブリンだった。
このゴブリンは、この仲間のリーダーみたいな感じで大きく吠えた。
「ぐあ~」
まず先陣を切ったソフィアが、ゴブリンに剣を振り下ろしたが、ゴブリンには致命傷になるような傷は残らず、浅い傷をつけただけだった。
ソフィアは、ゴブリンに傷をつけはしたものの、自分も棍棒に当たって少し殴られた。
ソフィアが吹っ飛んで行って木に当たって、そこでぐったりした。少し頭から出血しているようだ。
それを見たコリンとイザベラは、焦ってゴブリンに切りかかっていた。
俺もソフィアが棍棒に殴られて吹っ飛んでいくシーンを見て、慌てた。
隠しているばかりじゃ救えない。
同じことを繰り返すのか。
もう、どうとでもなれ!
俺は急速に魔力を集めて、コリントとイザベラに殴りかかろうとしている棍棒を、ウィンドカッターで吹っ飛ばした。
コリンとイザベラが見て驚いている
俺が魔力を急速に集め始めた。
俺の周りは異様な空間になりつつある。
久しぶりの戦闘で濃密な魔力が渦を巻いて急速に集まり始めている。
俺は炎の魔法でファイヤーランスを作り出した。
それをゴブリンめがけて発射した。
ぎゃー、大きな声を発しながら、炎に包まれたゴブリンが、もがき苦しみながら地面を転げ回る。
ゴブリンが炎に包まれたのをコリンとイザベラが見て驚愕の表情を浮かべた。
驚愕の表情を浮かべながら、こちらを振り返った。
2人の表情には、異質なものを見る感じだった。
この表情は、前世でも見たことがある、なんだか顔から汗が出るような感じだった。
そんなことを気にしている暇もなく、最後に残った炎に包まれたゴブリンに近づいていき、本当に死んだのか確認しなければいけない。
コブリンは非常に厄介で、油断ができない。
死んだふりをする知識もある。
俺はゴブリンに近づくと、まだ燃えているが死を確認した。
そして戦いの場から意識を引き離して、木に倒れているソフィアの方を確認してみた。
まだ息があるみたいだ。
多くの血が流れ出ているけど、目が虚に開いているので、意識があることを近づいて確認をして、2人に見えないようにして治癒魔法を使った。
「ヒール」
治癒魔法を使った瞬間にソフィアの体が光を発した。
瞬く間に、みるみる顔色が良くなり意識が戻りかけた。
後ろからコリンとイザベラが近づいてきた。
俺はソフィアから少し離れてコリンとイザベラに譲った。
ソフィアを見ていた、2人が同時にこちらを向いた。
俺は、なんだか嫌な感じがした。
これから、どういう展開になるのか、何か言い訳をしなければいけないのか!
手汗や体中から、戦闘でもかかないような、すごい汗をかいていた。
俺からは、先に口を開くのはやめた。
何を説明したらいいかわからないし、何を言ったらいいかわからないから。
ゴブリンをやっつけるよりも、こっちの方が難しい。
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