【 異能の転生者 】勇者への道、救世主への道、英雄への道……

異能な転生者

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第79話 城へ

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俺は村を出てから、同じように転移してきた場所で歩いて戻ってきた。

せっかく来たんだから、母親の見舞いとして金貨を渡しておいた。

父親は、子供からはもらえないと言っていたが、ありがとうと言ってもらってくれた。

また2人して村に帰ってくるからといって、王都の近くの誰もいないに森に転移して帰ってきた。

そして門を通って街に帰ってきた。

街で歩いているときにお腹が減ったので買い食いしながら屋敷にたどり着いた。

屋敷までの道すがら、アリシアと久しぶりにいろいろ話した。

そして屋敷に帰ってきて、執事とソフィアから何か変わったことがないか聞いてみると、変わったことが起きていた。

お姫様が来たそうだ。

でもアリシアもいなかったので、すぐに帰ったと言っていたが、帰ったらお城まで来てほしいと言われていたそうだ。

何か用事があったのかなと思ったが、自分で考えてもわからないので、めんどしいけど、お城に行くことにした。

結構、お城と言うところは、広いから歩く距離が長いんだよね、しかも庭もでかいし。

そして廊下も広いし長いし、部屋も一般庶民から比べると、むちゃくちゃ比べ物にならない。

そういうことを考えながら、アリシアと2人で、お城に着いた。

お城の門番に姫様から呼び出されたと伝えて、城にいるか確認してもらう。

そうすると自分の部屋に入ると言うことなので、許可をもらって俺たちは姫様の部屋に行く。

姫様の部屋の前に来たので、警備をしているものに行ってノックをしてお伺いを立てる。

お城と言うところは本当に、めんどくさい。

中にいる侍女に扉を開けてもらう。

中には今、扉を開けてもらった次女と姫様の2人だけみたいだ。

姫様がテーブルに座っていたので、言われていないけど2人してテーブルの椅子に座る。

「お呼び立てして申し訳ありません」と姫様が言われたので、「いいえいいですよ、それで御用と言うのは?」と言って先を促す。

「いいえ、用と言うのは本当はないんですけど、アリシアと話をしたくて」

俺を呼び出さないと、アリシアが来てくれないと思ったそうだ。

なので、アリシアに用事かと思い、俺はテーブルを離れて窓際のバルコニーに立っている。

もう、そんなことで呼び出さないよな、と思ったのは本当だ。

バルコニーから部屋の中を見てみるとアリシアと王女が椅子を近くに置いて話している。

バルコニーから女の子2人が楽しそうに話をしているのを見るのもまぁ、いいかと自分の口元がほころぶ。

最近は、ポーション作りをしたり、冒険に行って能力を確認したり、村に行って両親にあったりと、少し忙しい時間を過ごしていたので、アリシアが喜ぶことであれば、と思う。

俺はあまりにもベランダから中の様子を伺っていると変なふうに思われることもあるので王都の街並みを眺めている。

今俺が見ているベランダからは見えないけど、大きなお城の後ろ側には山があって、そこに湖があるんだよね。

湖はとても大きくて、きれいな湖で、湖から流れる川が、いくつもあり、この王国を豊かにしていると聞いた。

高くて大きい山があるので、とてもきれいな清流があるみたいだ。

そう思っていると一度、行きたくなるよね。

全員で行ってみようかな?

本当に、この王国は、お城の後ろにある大きな山と湖のせいで環境がすごく豊かだ。

そして流れる風も気持ちが良い。

俺はベランダで、時々中にいるアリシアとお姫様を見たり、街並みを見て少しゆっくりしている。

こういうゆっくりした時間が流れるのも、いいもんだなぁ。

こういう時間が長く続いてくれるといいなと何気なく思った。

そろそろ夕方になってきたので、帰ろうかと思ったんだけど、姫様が一緒に食事をしましょうよと言ってくれたので、2人して食事を共にすることにした
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