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第351話 魔物大量出現の黒幕2
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第351話 魔物大量出現の黒幕2
俺は王都にあるお城の中のベランダでコーヒーでも飲みたいけど、我慢して王を間接することにした。
今、王は、お城に迫る魔物に大忙しだけど、もう前線にメンバーが到着したみたいだから、魔物は任せておけば良いけど、俺の分身を作ることにした。
俺の分身を作るのは、そうだ、顔を魔法で変えれば、複数体できると考えて、5体、俺の分身を作って、ミラージュの魔法で顔だけ変えた。
ミラージュの魔法は、蜃気楼の意味する言葉だけど、幻覚という意味もあるから。
そして指揮をしてくれているジャネットに念話で通信した。
「ジャネット、今から、俺の分身体を送るから、顔が違っても攻撃しないで」
「それは、もう、間違えることはありませんよ、顔は違っても気配は変えようがないですから」
「じゃ、送るよ」と言って、あとはジャネットと分身体に任せた。
分身体は、転移して、すぐに戦闘に入ったみたいだ。
俺は、オズワルド王に直接、会いにいくことにした。
会いにいくにもタイミングが大事だけど、もう時間がない。
俺は会議室に瞬間転移してきた、ここには多くの人が出入りしている。
部屋の隅に瞬間転移してきたけど、慌ただしくて、誰も気がつかない。
目があった人もいるけど、忙しいのと、こんな上階に賊が簡単に入れることもないから、素通りが多い。
今も俺の目の前を1人の文官が通り過ぎていったところだ。
俺は王がいる、テーブルに近づいていくと、テーブルに広がられた王都の地図が目に入った。
王は、兵士を、どこに行かせるか、指揮をとっている。
「ここに騎士隊を10人、派遣してくれ」と王が言っていたので、そこじゃないよね、と思ったけど、言わなかった。
「次に、ここに兵士を20人」と言ったので、そこは、もう俺のメンバーが魔物を片付けているので、つい、声を出してしまった。
「そこは、もう終わっているから、ここに、兵士を30人ほど派遣して」と俺が言うと文官たちと兵士たちと宰相たちと王が気がついた。
全員が、何も言わずに俺の方を見てる。
あっ、失敗した。
しょうがないので全員が動きを止めている、今のうちに「王都に魔物が出ているのは、ここにいる王が起こしたことだから」と正直に言って指を刺した。
「キサマ、どうしてここにいる」
「えっ、俺、さっきからいたけど」
「おい、衛兵、このバカを連れ出せ」
そこで全員を動けにように金縛りにした。
「今、俺が魔法で金縛りにしたから動くことはできないよ」
「ウグッ」と動かそうとしたみたいだけど、動くことはできない。
「誰も、俺の魔法から逃れることはできないよ」
そして俺は全員が見える位置に移動して、結界魔法でスクリーンを作って、右手の人差し指を伸ばして、王と鏡の男が話している録画を流した。
俺の頭に記憶した録画を見終えると「これでも、とぼけるつもり?」
「ウググッ」と王は金縛りのままだ。
「さぁ、ここにいる皆さん、どうしますか?」
「王の側につく人もいると思うけど、皆さんの両親や奥さん、子供さんが、魔物に襲われるんですよ」
そこに、見たことがある顔の人がいる。
あの戦場で、いやらしい顔でメンバーの女性たちを見ていた将軍の隣にいた人だ。
たぶん、副官?かな
俺は、そいつだけ、顔だけ金縛りを解いてみた。
まさか、火を吹くことはしないと思うから。
「あなた、以前、私と会っていますよね」
「‥‥はい、私も、あなたのことを覚えています」
「それで、あなたなら、どうしますか?」
「私は、この国の王子です。私の初陣が、あの時だったんですけど、あなたはいなければ、壊滅していました
突然、私たちの前に現れた結界が、魔物を防いでくれていたし、馬車で到着した、あなたが、張った結界魔法だと、すぐにわかりました」
「では、王子様、この厄災を招いた王に、あなたは従いますか?」
「いいえ、王子と言っても、私は、側室の子供で、母は、王から遠ざけられていましたし、私も王に、会うのは、軍に入ってからですから、父親と言っても、思いはありません」
まぁ、金縛りを解いていいと思ったから、解いた。
「あの、あなたの名前は?」
「クリスです」
「私は、第3王子のロードリックです」
「じゃ、よろしく、ロードリック」 俺は、わざと王子とつけなかった。
ロードリックに王子とつけなかったことに対して、本人は何も言わなかった。
俺が優位に立つ必要があると思ったからだ。
「 今、かけている魔法を解くと王は命令を下すと思いますけど、王子としてはどうにしますか?」
「 私につき従う者がいますので、この部屋を入れ替えたいと思いますがよろしいでしょうか?」
「そうだね、いいよ」
と言ってロードリックは部屋から出て行った。
俺が椅子に座って、ゆっくりしていると、ロードリックと兵士と騎士が20人くらいで入ってきた。
俺は、兵士の多さに緊張したけど、ロードリックは、指示を出して、人を動かしていたので、俺は緊張を解いた。
全員の捕縛が終わると、俺は魔法を解いて動けるようにした。
「キサマ、許さんぞ」とオズワルド王
ロードリックは「あなたを国家反逆罪で逮捕します」と王子は言って、王に付き従う宰相や騎士や兵士や文官も連れ出された。
「それで、クリス様」
「なんだい?」
「魔物への対処はどうしますか?」
「あっ、ちょっと待って」と言って確認してみた。
そうすると、魔物の数は王都では検知されなかった。
メンバーがやってくれたようだ。
俺は念話で、ジャネットに、俺の気配を探って瞬間転移してもらった。
全部のメンバーが、会議室に現れて、王子たちは緊張が走ったけど、全員が俺の元に近寄ったので、緊張を解いてくれた。
その中には、俺の分身体も、まだ、いる。
ジャネットが「クリス様、魔物討伐、 終了しました」と大きな声で言ってくれた。
さすがジャネットは、心得ている。
「クリス様、この女性たちは、あの時の方々ですね」
「そう、今も魔物を討伐してくれた方です」と俺が言うとロードリックは、女性たちに頭を下げた。
「本当にありがとうございます、 あなたたちがいなければ、国民が殺されているところでした」
そして俺はメンバーの女性たちに「こちらがロードリック王子です」と紹介した。
そうするとアレクが、「ロードリック王子、私たちは、クリス様の指揮で動いている傭兵部隊です」と言ったのを聞いて
アレクの頭を叩いた。
「コラっ、嘘を言わないの」
「だって、一度、言ってみたかったんだもん」
「知っているかもしれないけど、俺たちは、同盟国を作って、国と国をつなげることをしているんだ
近くにあるライオネル公国から依頼を受けて、作戦行動しているんだ」
王子は驚いている。
「では、クリス様と言うのは、あの盟主クリス様ですか?」
「あのか、どうかわからないけど、盟主もやっているけど」
「大変、失礼しました。そんなお方だとは思いもせず、もうしわけありませんでした」と言ってロードリックは床に膝をついた。
「そんなもんじゃないから、ロードリック、立ってよ」
「いいえ、クリス様のことは、かねがね調べさせてもらっておりました、すごいことを成している方々がいると、この国にも名声は届いております」
「そんな名声だなんて」
「いいえ、クリス様、私の部下に詳しいものがありますが、クリス様は私利私欲もなく貴族になる前からも、クリス様が成していることは本当に賞賛に値することです。
そして加盟国からも信頼も厚いという報告も届いております。
今回の魔物の侵略も、わが国だけでは討伐はおろか、守ることさえ到底なしえなかったことだと思います。
私もいつかは、クリス様にお会いできる日が来ればと常ひごろから思っておりました」
そこに今頃、魔物がいなくなったと報告が入った。
よかった~解放された。
俺は王都にあるお城の中のベランダでコーヒーでも飲みたいけど、我慢して王を間接することにした。
今、王は、お城に迫る魔物に大忙しだけど、もう前線にメンバーが到着したみたいだから、魔物は任せておけば良いけど、俺の分身を作ることにした。
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ミラージュの魔法は、蜃気楼の意味する言葉だけど、幻覚という意味もあるから。
そして指揮をしてくれているジャネットに念話で通信した。
「ジャネット、今から、俺の分身体を送るから、顔が違っても攻撃しないで」
「それは、もう、間違えることはありませんよ、顔は違っても気配は変えようがないですから」
「じゃ、送るよ」と言って、あとはジャネットと分身体に任せた。
分身体は、転移して、すぐに戦闘に入ったみたいだ。
俺は、オズワルド王に直接、会いにいくことにした。
会いにいくにもタイミングが大事だけど、もう時間がない。
俺は会議室に瞬間転移してきた、ここには多くの人が出入りしている。
部屋の隅に瞬間転移してきたけど、慌ただしくて、誰も気がつかない。
目があった人もいるけど、忙しいのと、こんな上階に賊が簡単に入れることもないから、素通りが多い。
今も俺の目の前を1人の文官が通り過ぎていったところだ。
俺は王がいる、テーブルに近づいていくと、テーブルに広がられた王都の地図が目に入った。
王は、兵士を、どこに行かせるか、指揮をとっている。
「ここに騎士隊を10人、派遣してくれ」と王が言っていたので、そこじゃないよね、と思ったけど、言わなかった。
「次に、ここに兵士を20人」と言ったので、そこは、もう俺のメンバーが魔物を片付けているので、つい、声を出してしまった。
「そこは、もう終わっているから、ここに、兵士を30人ほど派遣して」と俺が言うと文官たちと兵士たちと宰相たちと王が気がついた。
全員が、何も言わずに俺の方を見てる。
あっ、失敗した。
しょうがないので全員が動きを止めている、今のうちに「王都に魔物が出ているのは、ここにいる王が起こしたことだから」と正直に言って指を刺した。
「キサマ、どうしてここにいる」
「えっ、俺、さっきからいたけど」
「おい、衛兵、このバカを連れ出せ」
そこで全員を動けにように金縛りにした。
「今、俺が魔法で金縛りにしたから動くことはできないよ」
「ウグッ」と動かそうとしたみたいだけど、動くことはできない。
「誰も、俺の魔法から逃れることはできないよ」
そして俺は全員が見える位置に移動して、結界魔法でスクリーンを作って、右手の人差し指を伸ばして、王と鏡の男が話している録画を流した。
俺の頭に記憶した録画を見終えると「これでも、とぼけるつもり?」
「ウググッ」と王は金縛りのままだ。
「さぁ、ここにいる皆さん、どうしますか?」
「王の側につく人もいると思うけど、皆さんの両親や奥さん、子供さんが、魔物に襲われるんですよ」
そこに、見たことがある顔の人がいる。
あの戦場で、いやらしい顔でメンバーの女性たちを見ていた将軍の隣にいた人だ。
たぶん、副官?かな
俺は、そいつだけ、顔だけ金縛りを解いてみた。
まさか、火を吹くことはしないと思うから。
「あなた、以前、私と会っていますよね」
「‥‥はい、私も、あなたのことを覚えています」
「それで、あなたなら、どうしますか?」
「私は、この国の王子です。私の初陣が、あの時だったんですけど、あなたはいなければ、壊滅していました
突然、私たちの前に現れた結界が、魔物を防いでくれていたし、馬車で到着した、あなたが、張った結界魔法だと、すぐにわかりました」
「では、王子様、この厄災を招いた王に、あなたは従いますか?」
「いいえ、王子と言っても、私は、側室の子供で、母は、王から遠ざけられていましたし、私も王に、会うのは、軍に入ってからですから、父親と言っても、思いはありません」
まぁ、金縛りを解いていいと思ったから、解いた。
「あの、あなたの名前は?」
「クリスです」
「私は、第3王子のロードリックです」
「じゃ、よろしく、ロードリック」 俺は、わざと王子とつけなかった。
ロードリックに王子とつけなかったことに対して、本人は何も言わなかった。
俺が優位に立つ必要があると思ったからだ。
「 今、かけている魔法を解くと王は命令を下すと思いますけど、王子としてはどうにしますか?」
「 私につき従う者がいますので、この部屋を入れ替えたいと思いますがよろしいでしょうか?」
「そうだね、いいよ」
と言ってロードリックは部屋から出て行った。
俺が椅子に座って、ゆっくりしていると、ロードリックと兵士と騎士が20人くらいで入ってきた。
俺は、兵士の多さに緊張したけど、ロードリックは、指示を出して、人を動かしていたので、俺は緊張を解いた。
全員の捕縛が終わると、俺は魔法を解いて動けるようにした。
「キサマ、許さんぞ」とオズワルド王
ロードリックは「あなたを国家反逆罪で逮捕します」と王子は言って、王に付き従う宰相や騎士や兵士や文官も連れ出された。
「それで、クリス様」
「なんだい?」
「魔物への対処はどうしますか?」
「あっ、ちょっと待って」と言って確認してみた。
そうすると、魔物の数は王都では検知されなかった。
メンバーがやってくれたようだ。
俺は念話で、ジャネットに、俺の気配を探って瞬間転移してもらった。
全部のメンバーが、会議室に現れて、王子たちは緊張が走ったけど、全員が俺の元に近寄ったので、緊張を解いてくれた。
その中には、俺の分身体も、まだ、いる。
ジャネットが「クリス様、魔物討伐、 終了しました」と大きな声で言ってくれた。
さすがジャネットは、心得ている。
「クリス様、この女性たちは、あの時の方々ですね」
「そう、今も魔物を討伐してくれた方です」と俺が言うとロードリックは、女性たちに頭を下げた。
「本当にありがとうございます、 あなたたちがいなければ、国民が殺されているところでした」
そして俺はメンバーの女性たちに「こちらがロードリック王子です」と紹介した。
そうするとアレクが、「ロードリック王子、私たちは、クリス様の指揮で動いている傭兵部隊です」と言ったのを聞いて
アレクの頭を叩いた。
「コラっ、嘘を言わないの」
「だって、一度、言ってみたかったんだもん」
「知っているかもしれないけど、俺たちは、同盟国を作って、国と国をつなげることをしているんだ
近くにあるライオネル公国から依頼を受けて、作戦行動しているんだ」
王子は驚いている。
「では、クリス様と言うのは、あの盟主クリス様ですか?」
「あのか、どうかわからないけど、盟主もやっているけど」
「大変、失礼しました。そんなお方だとは思いもせず、もうしわけありませんでした」と言ってロードリックは床に膝をついた。
「そんなもんじゃないから、ロードリック、立ってよ」
「いいえ、クリス様のことは、かねがね調べさせてもらっておりました、すごいことを成している方々がいると、この国にも名声は届いております」
「そんな名声だなんて」
「いいえ、クリス様、私の部下に詳しいものがありますが、クリス様は私利私欲もなく貴族になる前からも、クリス様が成していることは本当に賞賛に値することです。
そして加盟国からも信頼も厚いという報告も届いております。
今回の魔物の侵略も、わが国だけでは討伐はおろか、守ることさえ到底なしえなかったことだと思います。
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