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第395話 エレノア視点
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第395話 エレノア視点
私たちが滅暗闇の牢屋らしきところに閉じ込められて、どれくらいの時間が過ぎたのか、わからない。
お腹は減って、お水も取りたいけど、誰もくる気配がない。
どうなるんだろう、殺されるのかな。
殺されると思うと体がガタガタ震えてきた、寒いわけじゃないけど、本当に手も足も冷たくなって行くのを感じる。
温度が冷えたわけじゃないのに恐怖で、体は冷えていくばかりで、両腕を回して暖を取るようにするけど、全然、温まらない。
「さ、寒い‥‥‥」
その時に、部屋の中を探っていたロリーが、姫様、毛布があります。
と言って毛布を渡してくれた。
毛布をもらって自分で羽織っても、なお寒さが治らず、私はロリーに身を寄せて、すぐに眠ってしまった。
「申し訳ありません、姫様は眠ってしまいました」とロリー
「私も毛布を見つけたから、休むわ」
「また後で話しましょう」
「そうね」と言って眠りについた。
*
私が目を開けると、明るいところだった、さっきまで捉えられていた牢屋の真っ暗なところと比べて、異常な明るさがあるから、ランプがついて誰か来たのかと思って飛び起きた。
飛び起きても、真っ暗な牢屋じゃなく、私はベットの上に寝ていた。
横をみると、ロリーとハンナもベットに寝ていた。
二人とも、呼吸も落ち着いているので、死んだわけじゃない。
私が一人にならなくて安堵していたら、部屋の外から扉が開いて10代後半の綺麗な女性が入ってきた。
私と目が合うと「あっ、なんだ、起きたんだ」と言って、「もう、大丈夫よ」と言ってくれた」
「じゃあ、これに着替えようか、それ、汚れているからね」と言って着替えを出してくれた。
私は、全裸になって下着と洋服を着替えたけど、サイズはちょうど良い、どうして、私のサイズ、わかったんだろう?
「あっ、その服は、本当は違う女の子のだから、あとで一言、言っておいてね」と言う。
ここには、私みたいな女の子がいることに安心した。
そこにロリーが先に目を覚まして、ハンナも目を覚ました。
二人は「エレノア様、よくご無事で」と私に抱きついてきた。
ロリーが「あの、ここは?」
「それが私にもわからん」
その話を聞いていたアリシアが「ここはね、山肌に立っている屋敷だよ」と言ってきた。
「あの、どこの山肌の屋敷なんですか?」
「あっ、それは、あとで来るから、ここの持ち主に聞いてみて」と言う。
ベットから起きると、窓越しに木や見える。すごい山奥のような印象を受ける。
この屋敷の主人は、悪意はないと思うけど、どうして、私たちをこんなところまで連れてきたのか?
私の身分を知っている奴か、だとしたら犯人が良く見せようとしているのか、身代金を要求するために。
犯人と結託しているのに、良い金ヅルだからか。
そうじゃないと辻褄が合わない。
この屋敷の奴らは信用できないけど、この女性も奴らの仲間なのか?
とても、そうは見えないけど、この女性も借金の担保として人質なのか、そんな悪い奴、許せん。
そんな奴ら女性の敵だ。
でも、ベットの上で目を覚ましたせいか、あの部屋で捉えらていたような体の疲労感がない、ベットで眠れたからかな?
ロリーもハンナも元気そうだ、よかった。
本当にロリーは、私が幼い頃から一緒だったから、ほっと安心した。
この屋敷の主人には、言ってやらなけりゃ!
*
部屋に入ってきた、この屋敷の主人と思われるのは、若い男性で、20歳もいかないんじゃないかな?
こんな奴が犯人? そうは思えないけど、油断しちゃダメよ。
主犯格の息子かもしれないから。
頭領の息子らしき人物は、クリスって名乗ったのよ。信じられないわ。
そのクリスって、私が大好きな勇者物語の主人公の名前じゃない、もう、やめてよね、その名前を汚さないで、犯人の息子め。
そうしたら、その主犯格の息子が、フレーゲル伯爵の屋敷から助けたっていうのよ、信じられないわ、そんな優しそうな顔をして、私を騙すつもりね、もう騙されないわよ。
ロリーが先に答えてくれたわ「私たちは姫様の護衛だと」話してくれて、そんなこと、こんな奴に言うことないわよって思ったわ。
しかも、この男は私の国のボールドウィン王国を知らないって言うのよ。
嘘いうんじゃないわよ。身代金目当てのくせに。
私たちが旅の目的を主犯格の息子に話していると、もう一人、女性を呼ぶっていうじゃない、この女たらしが。
でも女性を呼ぶ間、この男は、どこかから紅茶の茶器を出して、私たちに勧めてきたのよ。
今度は甘やかすってこと? そんなんじゃ騙されないわよ。
連れてきた女性も、綺麗な女性で、シャーロットって言うらしいんだけど、本当にお淑やかで、お姫様みたいなんだけど、どこからさらってきたのよ、この女たらし。
しかも、その女性のことをオーリス王国の姫っていうじゃない、そんな都合よく王族が出てくるわけないじゃない。本当に、もう。
でもシャーロットって名乗った女性は、この男と仲良さげなのには驚いたわ。
オーリス王国の姫だって言い張るんなら、見破ってやるわ。
しかも姫って名乗るのに、あの冒険者のメンバーなんていうのよ。
そんなことは勇者物語の中だけの話よ。
ああ、私の憧れの勇者クリス様‥‥‥
しかも、メンバーの中に、もう一人、姫がいるっていうんだから、勇者物語から、真似しすぎだっていうのよ。もう、本当にカンカンだわ。
しかもパーティー名がないなんて言うのよ、あれっ、そういえば勇者様のパーティー名もなかったわね。
どこまで真似すれば良いのよ。
しかも、この男が勇者なんて、綺麗な女性がいうのよ、あなたたち騙されているわよ~
あれっ、そういえば、さっき紅茶を淹れる時も、あの物語に出てくるような感じで、いつの間にか出したわよね?
もしかして本物なの?
本当に勇者なんていたの?
しかも、こいつが勇者?
そういえば挿絵に出ていた勇者にしているわね、でも、騙されないわよ、私だって勇者物語の大、大、ファンなんだからねでもロリーも、ハンナも、この人が勇者だって認めたわ。
でも私は、そうはいかないわよ。
この男は、一々部屋から出て行って、しばらく帰ってこなかったわ、怪しすぎるわ。何をしているのよ。
少ししたら、この男が、フレーゲル伯爵が毒を飲んで死んだっていうじゃない。どこから、そんな情報を仕入れるのよ?
もう、嘘ばっかり、ボールドウィン王国が勇者を頼って私たちが来たことを聞いてきたので、本当に、本物の勇者なのか?、疑わしいわ。
だから、普段とは違う私を演じることにしたのよ。
「貴殿が、勇者物語に出てくる勇者クリス様なのか?」と聞いてみたの。
そうしたら、あの男はたじろぎながら、「うん、そうだね」って言ってきたの。
なんだか、偉そうに、もう、気分が悪いわ。
そしたら、綺麗な女性が、本当にオーリス王国の姫だって言い出したの。
でも、ロリーもハンナも信じたみたい、よくも二人を丸め込んだわね。
なんだか女性と目配せしたわ、今‥‥‥、何、この女性も仲間なの?
そう考えていると、男が立ち上がって部屋から出て行ったわ。
私の話を聞きなさいよと「あ、あの‥‥‥」って言おうとしたけど、遅かったわ。
もうあの男は扉の外に出て、また悪巧みをするみたいよ。
しばらくすると、小さな私と同じような年齢の女の子を伴って部屋に入ってきたわ。
あの男は入ってくるなり、ランドルフのお母さんを返してきたって言ったのよ。
それは、あの牢屋にいた人かしら、あ、あ、あの女性、死んだのね、返してきたっていうのは隠語ね。
私たちに知られないようにするために言葉を隠したのね。
「‥‥‥!‥‥‥」
でも、でも、でも、待ってよ、何もない空間から茶器を出したのよ、あんなこと普通ならできないわ、この人、本当に犯罪人の息子なの?
そこに部屋に入ってきた女性が何も言わないで一冊の勇者物語の本をテーブルの上で広げて見せてくれた。
この本は、私が持っている本と、表紙の色が違うから、初めは勇者物語の本と思わなかったけど、中は、確かに勇者物語の本だったわ。
その女性がパラパラと本をめくって何かを探している様子。
何を探しているのかしら?
女性は、あるところで本を捲るのを止めて、下がったわ。
私のあんなに大事にしていたのに勇者物語の本は、奴らに取られてしまったから、私は、表紙が違う本を覗き込むように見たわ。
私は持っている本と、どこが違うのかしら‥‥‥
目に止まったのは、挿絵の部分‥‥‥、あ、あれっ‥‥‥
顔から、汗が、たらりと落ちる。
私は勇者様の挿絵とここにいる男性の顔を何度も見返す。
あれっ‥‥‥
さらに挿絵を探すと女性の挿絵があった、その人は勇者様の幼馴染でアリシアって言う方だわ。
挿絵の女性も、ここにいる女性とそっくり‥‥‥
私は慌てて、もう一人の挿絵を探してみる。
その女性はオーリス王国のシャーロット王女、私と同じということもあり、シャーロット王女も私の憧れの方‥‥‥
挿絵がある部分のページを見つけて、今、ここにいる人と何回も顔を見てみると、そっくり‥‥‥
あれっ、私は冷や汗が出る思いがして、何回も挿絵と比べてしまった。
あれっ???? そんな‥‥‥
勇者物語に出てくる3人までが挿絵とそっくりだなんて、じゃ、まさか‥‥‥本物?なの
顔から冷や汗が出てくる。
しかもロリーもハンナも熱が上がったような感じで、この男を見ているわ。
本当に、空想の勇者物語じゃないの?
本当に、勇者なんていたの?
何度、挿絵と比べてみても、3人とも、登場人物にそっくりというか、その人じゃない!
じゃ、私たちは、この人に会うために、危ない旅をしてきたの?
こんなにすぐに、会えるなんて夢のようだわ。
あ、あ、憧れのクリス様が、本当にいたなんて‥‥‥
それも私たちを助けてくれたなんて‥‥‥ハァ
私たちが滅暗闇の牢屋らしきところに閉じ込められて、どれくらいの時間が過ぎたのか、わからない。
お腹は減って、お水も取りたいけど、誰もくる気配がない。
どうなるんだろう、殺されるのかな。
殺されると思うと体がガタガタ震えてきた、寒いわけじゃないけど、本当に手も足も冷たくなって行くのを感じる。
温度が冷えたわけじゃないのに恐怖で、体は冷えていくばかりで、両腕を回して暖を取るようにするけど、全然、温まらない。
「さ、寒い‥‥‥」
その時に、部屋の中を探っていたロリーが、姫様、毛布があります。
と言って毛布を渡してくれた。
毛布をもらって自分で羽織っても、なお寒さが治らず、私はロリーに身を寄せて、すぐに眠ってしまった。
「申し訳ありません、姫様は眠ってしまいました」とロリー
「私も毛布を見つけたから、休むわ」
「また後で話しましょう」
「そうね」と言って眠りについた。
*
私が目を開けると、明るいところだった、さっきまで捉えられていた牢屋の真っ暗なところと比べて、異常な明るさがあるから、ランプがついて誰か来たのかと思って飛び起きた。
飛び起きても、真っ暗な牢屋じゃなく、私はベットの上に寝ていた。
横をみると、ロリーとハンナもベットに寝ていた。
二人とも、呼吸も落ち着いているので、死んだわけじゃない。
私が一人にならなくて安堵していたら、部屋の外から扉が開いて10代後半の綺麗な女性が入ってきた。
私と目が合うと「あっ、なんだ、起きたんだ」と言って、「もう、大丈夫よ」と言ってくれた」
「じゃあ、これに着替えようか、それ、汚れているからね」と言って着替えを出してくれた。
私は、全裸になって下着と洋服を着替えたけど、サイズはちょうど良い、どうして、私のサイズ、わかったんだろう?
「あっ、その服は、本当は違う女の子のだから、あとで一言、言っておいてね」と言う。
ここには、私みたいな女の子がいることに安心した。
そこにロリーが先に目を覚まして、ハンナも目を覚ました。
二人は「エレノア様、よくご無事で」と私に抱きついてきた。
ロリーが「あの、ここは?」
「それが私にもわからん」
その話を聞いていたアリシアが「ここはね、山肌に立っている屋敷だよ」と言ってきた。
「あの、どこの山肌の屋敷なんですか?」
「あっ、それは、あとで来るから、ここの持ち主に聞いてみて」と言う。
ベットから起きると、窓越しに木や見える。すごい山奥のような印象を受ける。
この屋敷の主人は、悪意はないと思うけど、どうして、私たちをこんなところまで連れてきたのか?
私の身分を知っている奴か、だとしたら犯人が良く見せようとしているのか、身代金を要求するために。
犯人と結託しているのに、良い金ヅルだからか。
そうじゃないと辻褄が合わない。
この屋敷の奴らは信用できないけど、この女性も奴らの仲間なのか?
とても、そうは見えないけど、この女性も借金の担保として人質なのか、そんな悪い奴、許せん。
そんな奴ら女性の敵だ。
でも、ベットの上で目を覚ましたせいか、あの部屋で捉えらていたような体の疲労感がない、ベットで眠れたからかな?
ロリーもハンナも元気そうだ、よかった。
本当にロリーは、私が幼い頃から一緒だったから、ほっと安心した。
この屋敷の主人には、言ってやらなけりゃ!
*
部屋に入ってきた、この屋敷の主人と思われるのは、若い男性で、20歳もいかないんじゃないかな?
こんな奴が犯人? そうは思えないけど、油断しちゃダメよ。
主犯格の息子かもしれないから。
頭領の息子らしき人物は、クリスって名乗ったのよ。信じられないわ。
そのクリスって、私が大好きな勇者物語の主人公の名前じゃない、もう、やめてよね、その名前を汚さないで、犯人の息子め。
そうしたら、その主犯格の息子が、フレーゲル伯爵の屋敷から助けたっていうのよ、信じられないわ、そんな優しそうな顔をして、私を騙すつもりね、もう騙されないわよ。
ロリーが先に答えてくれたわ「私たちは姫様の護衛だと」話してくれて、そんなこと、こんな奴に言うことないわよって思ったわ。
しかも、この男は私の国のボールドウィン王国を知らないって言うのよ。
嘘いうんじゃないわよ。身代金目当てのくせに。
私たちが旅の目的を主犯格の息子に話していると、もう一人、女性を呼ぶっていうじゃない、この女たらしが。
でも女性を呼ぶ間、この男は、どこかから紅茶の茶器を出して、私たちに勧めてきたのよ。
今度は甘やかすってこと? そんなんじゃ騙されないわよ。
連れてきた女性も、綺麗な女性で、シャーロットって言うらしいんだけど、本当にお淑やかで、お姫様みたいなんだけど、どこからさらってきたのよ、この女たらし。
しかも、その女性のことをオーリス王国の姫っていうじゃない、そんな都合よく王族が出てくるわけないじゃない。本当に、もう。
でもシャーロットって名乗った女性は、この男と仲良さげなのには驚いたわ。
オーリス王国の姫だって言い張るんなら、見破ってやるわ。
しかも姫って名乗るのに、あの冒険者のメンバーなんていうのよ。
そんなことは勇者物語の中だけの話よ。
ああ、私の憧れの勇者クリス様‥‥‥
しかも、メンバーの中に、もう一人、姫がいるっていうんだから、勇者物語から、真似しすぎだっていうのよ。もう、本当にカンカンだわ。
しかもパーティー名がないなんて言うのよ、あれっ、そういえば勇者様のパーティー名もなかったわね。
どこまで真似すれば良いのよ。
しかも、この男が勇者なんて、綺麗な女性がいうのよ、あなたたち騙されているわよ~
あれっ、そういえば、さっき紅茶を淹れる時も、あの物語に出てくるような感じで、いつの間にか出したわよね?
もしかして本物なの?
本当に勇者なんていたの?
しかも、こいつが勇者?
そういえば挿絵に出ていた勇者にしているわね、でも、騙されないわよ、私だって勇者物語の大、大、ファンなんだからねでもロリーも、ハンナも、この人が勇者だって認めたわ。
でも私は、そうはいかないわよ。
この男は、一々部屋から出て行って、しばらく帰ってこなかったわ、怪しすぎるわ。何をしているのよ。
少ししたら、この男が、フレーゲル伯爵が毒を飲んで死んだっていうじゃない。どこから、そんな情報を仕入れるのよ?
もう、嘘ばっかり、ボールドウィン王国が勇者を頼って私たちが来たことを聞いてきたので、本当に、本物の勇者なのか?、疑わしいわ。
だから、普段とは違う私を演じることにしたのよ。
「貴殿が、勇者物語に出てくる勇者クリス様なのか?」と聞いてみたの。
そうしたら、あの男はたじろぎながら、「うん、そうだね」って言ってきたの。
なんだか、偉そうに、もう、気分が悪いわ。
そしたら、綺麗な女性が、本当にオーリス王国の姫だって言い出したの。
でも、ロリーもハンナも信じたみたい、よくも二人を丸め込んだわね。
なんだか女性と目配せしたわ、今‥‥‥、何、この女性も仲間なの?
そう考えていると、男が立ち上がって部屋から出て行ったわ。
私の話を聞きなさいよと「あ、あの‥‥‥」って言おうとしたけど、遅かったわ。
もうあの男は扉の外に出て、また悪巧みをするみたいよ。
しばらくすると、小さな私と同じような年齢の女の子を伴って部屋に入ってきたわ。
あの男は入ってくるなり、ランドルフのお母さんを返してきたって言ったのよ。
それは、あの牢屋にいた人かしら、あ、あ、あの女性、死んだのね、返してきたっていうのは隠語ね。
私たちに知られないようにするために言葉を隠したのね。
「‥‥‥!‥‥‥」
でも、でも、でも、待ってよ、何もない空間から茶器を出したのよ、あんなこと普通ならできないわ、この人、本当に犯罪人の息子なの?
そこに部屋に入ってきた女性が何も言わないで一冊の勇者物語の本をテーブルの上で広げて見せてくれた。
この本は、私が持っている本と、表紙の色が違うから、初めは勇者物語の本と思わなかったけど、中は、確かに勇者物語の本だったわ。
その女性がパラパラと本をめくって何かを探している様子。
何を探しているのかしら?
女性は、あるところで本を捲るのを止めて、下がったわ。
私のあんなに大事にしていたのに勇者物語の本は、奴らに取られてしまったから、私は、表紙が違う本を覗き込むように見たわ。
私は持っている本と、どこが違うのかしら‥‥‥
目に止まったのは、挿絵の部分‥‥‥、あ、あれっ‥‥‥
顔から、汗が、たらりと落ちる。
私は勇者様の挿絵とここにいる男性の顔を何度も見返す。
あれっ‥‥‥
さらに挿絵を探すと女性の挿絵があった、その人は勇者様の幼馴染でアリシアって言う方だわ。
挿絵の女性も、ここにいる女性とそっくり‥‥‥
私は慌てて、もう一人の挿絵を探してみる。
その女性はオーリス王国のシャーロット王女、私と同じということもあり、シャーロット王女も私の憧れの方‥‥‥
挿絵がある部分のページを見つけて、今、ここにいる人と何回も顔を見てみると、そっくり‥‥‥
あれっ、私は冷や汗が出る思いがして、何回も挿絵と比べてしまった。
あれっ???? そんな‥‥‥
勇者物語に出てくる3人までが挿絵とそっくりだなんて、じゃ、まさか‥‥‥本物?なの
顔から冷や汗が出てくる。
しかもロリーもハンナも熱が上がったような感じで、この男を見ているわ。
本当に、空想の勇者物語じゃないの?
本当に、勇者なんていたの?
何度、挿絵と比べてみても、3人とも、登場人物にそっくりというか、その人じゃない!
じゃ、私たちは、この人に会うために、危ない旅をしてきたの?
こんなにすぐに、会えるなんて夢のようだわ。
あ、あ、憧れのクリス様が、本当にいたなんて‥‥‥
それも私たちを助けてくれたなんて‥‥‥ハァ
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