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第604話 勇者のレゾンデートル(存在意義)12
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第604話 勇者のレゾンデートル(存在意義)12
俺は奴が動き出すまで罠を張った。
奴は後ろ向きになった俺に攻撃を仕掛けるため、実体化した。
姿を現したのは、魔族だけど、ツノが一本、そして顔の形相が他の魔族とは違う。
背丈も大きくがっしりしている。
多分、四天王に間違いない。
これほどの体型と高度で特殊な隠蔽魔法を使えるんだから、下っ端なはずがない。
軍の奴らは、ほとんど何もできずに倒しているだけ、できずにというのは間違いで、俺が何もさせなかったと言った方が正解だ。
俺の背後で動いて攻撃をしようとしているが、俺は、今いた場所から転移して、奴の背後から攻撃する。
無詠唱でアイスカッターを数発、放ったが、奴は意図も簡単に持っていた刀で弾き返した。
「よくぞ隠れている俺に気がついたな、勇者よ」
「‥‥‥」
「お前、勇者だろう?」
「勇者なのか、どうなのか、はっきりしろ」
「‥‥‥」
「そうか、答えたくないか? 俺を四天王の1人として恐れているのか?」
なんだか、話したくもないから黙っていたら、勝手にほざいている。
というか、情報、ゲット、やはり四天王の1人だった。
「そうか、怖くて口が聞けなくなったか?」
「‥‥‥」
なんだか、こいつと話もしたくない‥‥‥
俺は黙っていることにした。
「勇者よ、今頃、俺の部下が、お前の女たちを殺しているだろうな」と言い出した。
俺は念話で『ジャネット、大丈夫?』
『はい、こちらは問題ありません。もう襲ってきた奴らは倒しました。ですからご主人さま、ご存分に‥‥‥』
『うん、ありがとう』
俺は目の前の魔族に対する。
「はっ、はっ、はっ、もう死んだ後で、連絡は取れないだろう?」
「おまえ、馬鹿だろう?」
「おっ、初めて口がきけるようになったのか?」
「はあ~、おまえ、馬鹿か?と言ったんだよ」
「なんだって?」
「もう一度、いうぞ、おまえ馬鹿だろう」と指差した。
「俺は馬鹿じゃないぞ」と乗ってきた。
いや、そうじゃないだろう?
「俺のメンバーを襲いにって返り討ちにあって倒されているぞ」
「えっ、なんだって?」
「だ、か、ら、俺のメンバーがおまえの指示で動いていた奴を倒したんだ」
「えっ‥‥‥」
「連絡くらい取ってみろよ」
「‥‥‥」
「連絡がつかない‥‥‥」よほど自信があったんだろうな。放心状態になっている。
「だからおまえ、馬鹿か?って言ったんだ」
「どうして倒せたんだ?」
「そんなことおまえに関係ないが、答えてやろう、うちのメンバーの女の子は強い‥‥‥これだけだ」
「強い‥‥‥あの女たちが‥‥‥」
「そうだ」
「そんなことあるものか」
「まだ、信じないのか? げんに連絡が取れないだろう?」
「‥‥‥まさか、全員がやられるなんて」
「そのまさかが起きたんだよ」
「‥‥‥くそ」
奴は、また俺に見えないようになった。
これしか脳がないのか?
俺の高性能の索敵魔法は発動状態にしている。
今回は奴の動きが手に取るようにわかる。
奴は俺の正面から、移動を始めている。
俺から見て左に動いていくので、俺は軽い雷魔法を活動して、奴の動きを止めた。
雷魔法は奴に当てるのではなく、足を止めるために発動したけど、奴は驚いている。
言葉を発することなく足を止めて、汗を流している。
奴は移動はやめて、ファイヤーボールを俺に向けて発動しようとしている。
「ファイヤーボールよ、奴に向けて飛んでいけ」と呪文?のようなことを言って俺に攻撃を仕掛けてきた。
俺はエマの変身した剣でファイヤーボールを跳ね返した。
跳ね返った方角が、たまたま、奴の方に行ってしまった。
奴は、自分が攻撃したファイヤーボールで燃え上がるが、すぐに消してしまうことができた。
姿は消えたまま、奴は位置を変えながら、ファイヤーボール、ファイヤーボールと攻撃してくる、
こいつ、炎系の魔法と隠蔽魔法しか使えないのか?
奴は剣は持っているだけ、それほど強くない?
俺はエマの変身した剣を構えて、こんな奴、生かしておく必要がない、と思って、奴の前に転移して奴を殺した。
「くっ、貴様、どうして俺がいる場所がわかったんだ」
「‥‥‥教える必要はない、おまえは地獄に落ちて、他の奴らから、なぶり殺しにされるだろうな」と言い終わらないうちに絶命していた。
「‥‥‥」
久々に剣になって戦うことをしたエマが、猫の姿に戻った。
マントになっていたリアムも猫の姿に戻って顔を洗っている。
「ごくろうさま、2人とも」
「いえいえ、ご主人さま、でも変な奴でしたね」とエマ
「うん、そうだね」
「しかし、同族を囮に使うなんて、許せないな」
「敵ながら卑怯な奴ですね」とエマが言っている時もリアムは顔を洗っている。
それをエマと二人してジッと見ている。
リアムは見られていることに気が付いて「えっ、なに?」って聞いてきたので、俺とエマは二人して「なにも……」と言った。
今度こそ「じゃ、帰ろうか?」と俺が言うと
ネコの二人は、能力的には神獣たちと同じ能力があるので、それぞれの能力を使ってライオネル公国の城に戻ってきた。
帰ってきて、テーブルの上には3人の食事が用意されていたので、、二匹と俺は、食事することにした。
最近はなにか事件が多いこともあり、空腹でも集中してしまうと、空腹感が無くなってしまう。
しかし落ち着くと途端にお腹が減っていることに気が付く。
全員は、もう食事が終わっているみたいで、コーヒーや紅茶を飲んでくつろいでいる。
アレクとアデルとエイミーとアイリスの4人は、暇な時にコリンが書いたマンガと言う本を読んでいる。
4人でベットに寝転がって、それぞれの本を笑いながら読んでいる。
「きゃははっ」
「面白い」
俺は時々、笑っている4人を見ながら、なんだかのどかな光景だなって思う、
ほんとうに、こんな時間が続けばいいのに……
*
俺たちは、せっかくセラフィーナのライオネル公国に来たので、もらった屋敷に滞在することにした。
ここの屋敷は海沿いにある。
王族が所有していたこともあり、広大な敷地にプライベートな浜辺があり、遊べるが、今は冬前なので海水浴はできない。
しかし寒い訳ではないので、火で暖を取ることは無い。
最近は急に出動することが多く、火を使わない方がいいと判断している。
それぞれの部屋や、数人が集まって話をしたりして、過ごしている。
もうすぐ陽が落ちる、俺は、それを見るために外に一人ででてきた。
海の向こう側に落ちていく太陽を見ながら、良い風が吹いている。
そこに後ろからシャーロットが近づいてきた。
「クリス様、なにを考えているのですか?」
「うん、どこかに侵略の傾向がないのか、を確認しながらぼっーとしていたよ」
「クリス様は、たしか19歳になろうとしていますよね」
「うん、そうだよ」
「私も、最近はクリス様と世界を飛び回っていますから、誕生日なんてお祝いできないですね」
「うん、そうだね」
「いつか、ゆっくりできる時には、ぜひクリス様の誕生日のお祝いをしたいです」
「うん、ありがとう」
「……」
「でも、そんな日が来るのかな?」
「……絶対、きますよ」
「うん、そうだね、ありがとう、シャーロット」と俺が言うとシャーロットは俺の腕を取って胸を腕に押し当てる。
「クリス様は、なにもかも抱え込みですよ。いくら世界に一人の勇者だからと言っても」
「うん、それは、わかっているけど、俺の願うのは、人が死ぬようなことがない世の中なんだ。シャーロットも知っているだろう? 俺の前世の記憶のアルベルトが味方に裏切られ殺されそうになったことを」
「……はい」
「そんな人が人を殺したり、憎んだり、蔑んだり、憐れんだり、無いものねだりするよ世の中にうんざりしている」
「……」
「でも、人が、それを無くすことはないよね」
「はい、だと思います。でも、私は、一生けん命、目的に向かって努力するクリス様が好きです」
「ありがとう、シャーロット、王女の君に好きだなんて、言われるなんて、最高だよ」
「いえ、クリス様、あなたがアリシアのことを好きだということはわかっているつもりです。もし、あなたがアリシアの次に、候補として良いと思った時は、お願いします、それまで私、待ちますから、でも、ただ待っている訳ではなく、魔力の練習を、いっぱいして、少しでもクリス様に追いつくように努力しますから」
「……うん、わかった、俺もシャーロットに負けないように頑張るよ」
「あっ、いえ、それ以上、クリス様ががんばったら、私、追いつけないじゃないですか?」
「あっ、そうだね……」
「あははっ」
「うふふ」
俺は奴が動き出すまで罠を張った。
奴は後ろ向きになった俺に攻撃を仕掛けるため、実体化した。
姿を現したのは、魔族だけど、ツノが一本、そして顔の形相が他の魔族とは違う。
背丈も大きくがっしりしている。
多分、四天王に間違いない。
これほどの体型と高度で特殊な隠蔽魔法を使えるんだから、下っ端なはずがない。
軍の奴らは、ほとんど何もできずに倒しているだけ、できずにというのは間違いで、俺が何もさせなかったと言った方が正解だ。
俺の背後で動いて攻撃をしようとしているが、俺は、今いた場所から転移して、奴の背後から攻撃する。
無詠唱でアイスカッターを数発、放ったが、奴は意図も簡単に持っていた刀で弾き返した。
「よくぞ隠れている俺に気がついたな、勇者よ」
「‥‥‥」
「お前、勇者だろう?」
「勇者なのか、どうなのか、はっきりしろ」
「‥‥‥」
「そうか、答えたくないか? 俺を四天王の1人として恐れているのか?」
なんだか、話したくもないから黙っていたら、勝手にほざいている。
というか、情報、ゲット、やはり四天王の1人だった。
「そうか、怖くて口が聞けなくなったか?」
「‥‥‥」
なんだか、こいつと話もしたくない‥‥‥
俺は黙っていることにした。
「勇者よ、今頃、俺の部下が、お前の女たちを殺しているだろうな」と言い出した。
俺は念話で『ジャネット、大丈夫?』
『はい、こちらは問題ありません。もう襲ってきた奴らは倒しました。ですからご主人さま、ご存分に‥‥‥』
『うん、ありがとう』
俺は目の前の魔族に対する。
「はっ、はっ、はっ、もう死んだ後で、連絡は取れないだろう?」
「おまえ、馬鹿だろう?」
「おっ、初めて口がきけるようになったのか?」
「はあ~、おまえ、馬鹿か?と言ったんだよ」
「なんだって?」
「もう一度、いうぞ、おまえ馬鹿だろう」と指差した。
「俺は馬鹿じゃないぞ」と乗ってきた。
いや、そうじゃないだろう?
「俺のメンバーを襲いにって返り討ちにあって倒されているぞ」
「えっ、なんだって?」
「だ、か、ら、俺のメンバーがおまえの指示で動いていた奴を倒したんだ」
「えっ‥‥‥」
「連絡くらい取ってみろよ」
「‥‥‥」
「連絡がつかない‥‥‥」よほど自信があったんだろうな。放心状態になっている。
「だからおまえ、馬鹿か?って言ったんだ」
「どうして倒せたんだ?」
「そんなことおまえに関係ないが、答えてやろう、うちのメンバーの女の子は強い‥‥‥これだけだ」
「強い‥‥‥あの女たちが‥‥‥」
「そうだ」
「そんなことあるものか」
「まだ、信じないのか? げんに連絡が取れないだろう?」
「‥‥‥まさか、全員がやられるなんて」
「そのまさかが起きたんだよ」
「‥‥‥くそ」
奴は、また俺に見えないようになった。
これしか脳がないのか?
俺の高性能の索敵魔法は発動状態にしている。
今回は奴の動きが手に取るようにわかる。
奴は俺の正面から、移動を始めている。
俺から見て左に動いていくので、俺は軽い雷魔法を活動して、奴の動きを止めた。
雷魔法は奴に当てるのではなく、足を止めるために発動したけど、奴は驚いている。
言葉を発することなく足を止めて、汗を流している。
奴は移動はやめて、ファイヤーボールを俺に向けて発動しようとしている。
「ファイヤーボールよ、奴に向けて飛んでいけ」と呪文?のようなことを言って俺に攻撃を仕掛けてきた。
俺はエマの変身した剣でファイヤーボールを跳ね返した。
跳ね返った方角が、たまたま、奴の方に行ってしまった。
奴は、自分が攻撃したファイヤーボールで燃え上がるが、すぐに消してしまうことができた。
姿は消えたまま、奴は位置を変えながら、ファイヤーボール、ファイヤーボールと攻撃してくる、
こいつ、炎系の魔法と隠蔽魔法しか使えないのか?
奴は剣は持っているだけ、それほど強くない?
俺はエマの変身した剣を構えて、こんな奴、生かしておく必要がない、と思って、奴の前に転移して奴を殺した。
「くっ、貴様、どうして俺がいる場所がわかったんだ」
「‥‥‥教える必要はない、おまえは地獄に落ちて、他の奴らから、なぶり殺しにされるだろうな」と言い終わらないうちに絶命していた。
「‥‥‥」
久々に剣になって戦うことをしたエマが、猫の姿に戻った。
マントになっていたリアムも猫の姿に戻って顔を洗っている。
「ごくろうさま、2人とも」
「いえいえ、ご主人さま、でも変な奴でしたね」とエマ
「うん、そうだね」
「しかし、同族を囮に使うなんて、許せないな」
「敵ながら卑怯な奴ですね」とエマが言っている時もリアムは顔を洗っている。
それをエマと二人してジッと見ている。
リアムは見られていることに気が付いて「えっ、なに?」って聞いてきたので、俺とエマは二人して「なにも……」と言った。
今度こそ「じゃ、帰ろうか?」と俺が言うと
ネコの二人は、能力的には神獣たちと同じ能力があるので、それぞれの能力を使ってライオネル公国の城に戻ってきた。
帰ってきて、テーブルの上には3人の食事が用意されていたので、、二匹と俺は、食事することにした。
最近はなにか事件が多いこともあり、空腹でも集中してしまうと、空腹感が無くなってしまう。
しかし落ち着くと途端にお腹が減っていることに気が付く。
全員は、もう食事が終わっているみたいで、コーヒーや紅茶を飲んでくつろいでいる。
アレクとアデルとエイミーとアイリスの4人は、暇な時にコリンが書いたマンガと言う本を読んでいる。
4人でベットに寝転がって、それぞれの本を笑いながら読んでいる。
「きゃははっ」
「面白い」
俺は時々、笑っている4人を見ながら、なんだかのどかな光景だなって思う、
ほんとうに、こんな時間が続けばいいのに……
*
俺たちは、せっかくセラフィーナのライオネル公国に来たので、もらった屋敷に滞在することにした。
ここの屋敷は海沿いにある。
王族が所有していたこともあり、広大な敷地にプライベートな浜辺があり、遊べるが、今は冬前なので海水浴はできない。
しかし寒い訳ではないので、火で暖を取ることは無い。
最近は急に出動することが多く、火を使わない方がいいと判断している。
それぞれの部屋や、数人が集まって話をしたりして、過ごしている。
もうすぐ陽が落ちる、俺は、それを見るために外に一人ででてきた。
海の向こう側に落ちていく太陽を見ながら、良い風が吹いている。
そこに後ろからシャーロットが近づいてきた。
「クリス様、なにを考えているのですか?」
「うん、どこかに侵略の傾向がないのか、を確認しながらぼっーとしていたよ」
「クリス様は、たしか19歳になろうとしていますよね」
「うん、そうだよ」
「私も、最近はクリス様と世界を飛び回っていますから、誕生日なんてお祝いできないですね」
「うん、そうだね」
「いつか、ゆっくりできる時には、ぜひクリス様の誕生日のお祝いをしたいです」
「うん、ありがとう」
「……」
「でも、そんな日が来るのかな?」
「……絶対、きますよ」
「うん、そうだね、ありがとう、シャーロット」と俺が言うとシャーロットは俺の腕を取って胸を腕に押し当てる。
「クリス様は、なにもかも抱え込みですよ。いくら世界に一人の勇者だからと言っても」
「うん、それは、わかっているけど、俺の願うのは、人が死ぬようなことがない世の中なんだ。シャーロットも知っているだろう? 俺の前世の記憶のアルベルトが味方に裏切られ殺されそうになったことを」
「……はい」
「そんな人が人を殺したり、憎んだり、蔑んだり、憐れんだり、無いものねだりするよ世の中にうんざりしている」
「……」
「でも、人が、それを無くすことはないよね」
「はい、だと思います。でも、私は、一生けん命、目的に向かって努力するクリス様が好きです」
「ありがとう、シャーロット、王女の君に好きだなんて、言われるなんて、最高だよ」
「いえ、クリス様、あなたがアリシアのことを好きだということはわかっているつもりです。もし、あなたがアリシアの次に、候補として良いと思った時は、お願いします、それまで私、待ちますから、でも、ただ待っている訳ではなく、魔力の練習を、いっぱいして、少しでもクリス様に追いつくように努力しますから」
「……うん、わかった、俺もシャーロットに負けないように頑張るよ」
「あっ、いえ、それ以上、クリス様ががんばったら、私、追いつけないじゃないですか?」
「あっ、そうだね……」
「あははっ」
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