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第一章 荒神転生
1-15 冒険者ギルド
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「なあ、どうして冒険者を雇うのを躊躇っていたんだい」
「ああ、なんていいますかね。中には信用できない奴も混じっている可能性がありまして。普通なら特には問題ないのですが、うちの場合は他の王妃様達がね。
もうルナ王女とアルス王子は他所へ出される事は決定しているのに、念には念を入れてルナ王女を狙ってくるというか。
あの方達はもうそれなりのお歳ですから王子を産めないので、若いアルカンタラ王妃に酷く嫉妬しているというか、まあそういう性質のよくない事になっていましてね」
おわ、俺はそういう女のどろどろした関係は苦手だねえ。話を聞いて、俺の腰が思いっきりヒケたのを見て、横を歩いているサリーはくすくすと笑った。
「あなたは本当に面白い。あの大蜘蛛の群れを神の子の力で苦も無く蹴散らすかと思えば、たいした事のない毛虫一匹にビビったり、女性同士の戦いの話に腰がヒケたり」
「だってさ、苦手な物は苦手なんだもの」
俺の肉球はデリケートなの。耐久性はあるんだけど、主に気分的にさ。毛虫を踏むのはあんたに任せるぜ、主に忠義な女騎士殿の金属プレートの踵にさ。
この世界にも、そういう物に踏まれたい男っているのかね。貴族とかなら楽勝でいそうだよな。
まあ、護衛くらいはやらせてもらおうか。大概の相手はいけるのだが、狼系の弱点をついてくる奴がいると面倒だな。
たとえば、鼻を利かなくするような薬品や魔法を使ってくるとか。プロの暗殺者なら、それくらいは楽々やってのけるかもしれないなあ。
「なあ、じゃあさ。さっきの鳥君でも雇うかい。あいつらなら人間と違って信用できるし、俺が話すと言葉を理解してくれるのは確認済みだ。何かあった時に頭数がいると有利だ」
「あっはは、それもいいかもしれないですね。人間よりも鳥の方が頼りになりますか。じゃあ姫様、またもふもふ系の仲間を増やします?」
「やったー!」
「あと、やっぱり馬車が欲しいよな」
「ルナはスサノオに乗っていても楽しいんだけど」
「俺も楽しいけどなあ。いつまでもお姫様を狼の背中に乗せておくのもなんだ、手に入るなら馬車にしよう」
あと、雨が降ったらルナ姫様がずぶぬれだ。今度魔法の雨具でも作らせるか。俺なんかは大きなサトイモかフキの葉っぱでもかまわないがな。ちょっと絵面的に楽しいぜ。
すぐそこなので、冒険者ギルドにはすぐ着いてしまった。中に入ると、いきなりごつい体で大剣を装備した冒険者と鉢合わせをした。
「うおっ。まさか、フェンリルか!?」
「おや、こんにちは。いかにもフェンリルですが、それが何か」
まさか、一発で正体を見抜かれるとは。さすがは冒険者の事だけはあるなあ。
「あ、いやその。なんか狼に喋られると違和感あるな。神の息子だよな、あんた」
「ええ、いかにも」
「何、その首にぶらさげた従魔証は」
「俺が村や街に入る度に揉めるんでなあ。これをつけてないと面倒でしょうに。いちいち街ごとに貰うのが面倒なんで、こいつを買いにきたんだよ」
他の冒険者も集まってきて、腕組みしたり、俺の従魔証を見たりして呆れている。
「スサノオは、すっごくもふもふなんだよ」
ルナ王女から冒険者達に向かって一言で解説された。結局幼女から見たフェンリルってこれなんだよな。
『可愛くて、もふもふした毛皮の、大きな犬』
まあ、毛並みと美しい容姿には自信はあるのだが、真っ黒で巨大な狼だからなあ。ちょっと聞こえが悪いんだよね。最初に俺を見た人は大概ぎょっとするんだから。
冒険者ギルドの中はお役所のような感じになっていて、木と布でできたベンチ様のソファなども置かれていて、カウンターの向こうに係員がいる。
お、この世界は眼鏡あるじゃん。伊達眼鏡や、ギラリと光らせて迫力を出す銀縁眼鏡やグラサンなんかもあるのかね。
まあなければ、いつもの奴でお取り寄せになるのだが、漫画じゃないので狼には不要だ。残念ながら、可愛い獣人ちゃんはここにもいなかった。この世界で可愛い眼鏡っ子と遭遇する可能性も浮上してきたなあ。
その奥の方から一際立派な革の服を着た男が現れた。革の服といっても、芸能人などがお洒落ファションで着るような物ではなく、いかにも冒険者といった感じで、使い込んでいい感じにボロさが出ている。
欧米で可愛い女の子なんかが意気に使い込んだ革のファッションやブランドバッグといった感じか。
「ん、なんだ、お前ら」
「おう、ギルマス。見てくれよ、なんとフェンリル様がギルドにご降臨だぜ。いやあ、こんな辺境の地でロキの息子に出会うなんてな。滅多にないような珍事だぜ」
「何⁉ フェンリルだと。神話の世界の住人じゃないか。しかも、こんな辺鄙な場所でか。何か来るところを間違えているんじゃないのか?」
俺は御定まりのロキの紋章を空中に描き、彼らに見せてやった。
「ああ、こいつは本物のフェンリルだなあ。お前は一体どこから来たんだよ」
「えーと、ロキの大神殿? よくわからんが我が家からだ」
「お前、自分の家の事くらい、ちゃんと知っておけよ」
「だって、父は特に教えてくれないし。俺も聞かなくても特に困らないし」
「わかった、わかった。これだから神の一族という奴は。で、ここに何をしにきたんだ」
「あんた、誰?」
「俺はここのギルマスでアンドエルだ。神の子の用向きはなんだ? 普通、神の子はギルドに用はねえよな」
どうやら、この男はまだ『現役』らしいな。どう見ても机仕事に埋没している奴がする格好じゃあない。話し方なんかもそうだ。
「ああ、いくつかあるんだけど。まず俺の従魔証がほしい。主は、そっちのお姉ちゃんでいいのか? 冒険者でなくてもいいのなら、そこのお嬢ちゃんを主に指定したいんだが。ちなみにそっちのお姉ちゃんの方は騎士だから冒険者資格は持っていないのだが」
「わかった。全員、俺の部屋に来い」
というわけで、お邪魔する事になったのだが、二階へ行く前に一言だけ訊いておく。
「なあ、この階段って俺が昇っても壊れたりしないかな。結構重量はあるんですけど」
「大丈夫だ。ここをどこだと思っている。重量物を運び込む事もあるからな。さすがにドラゴンが踏んだら崩れそうだが」
「いるの、ドラゴン」
「ああ。神の子と戦ったら、どちらが勝つかな」
彼はニヤリと笑った。そうか、そんな物がいたのか。地球から何か強力な武器をアポートできないものかね。取り扱いが難しいと俺には使えないのだけど。
「ああ、なんていいますかね。中には信用できない奴も混じっている可能性がありまして。普通なら特には問題ないのですが、うちの場合は他の王妃様達がね。
もうルナ王女とアルス王子は他所へ出される事は決定しているのに、念には念を入れてルナ王女を狙ってくるというか。
あの方達はもうそれなりのお歳ですから王子を産めないので、若いアルカンタラ王妃に酷く嫉妬しているというか、まあそういう性質のよくない事になっていましてね」
おわ、俺はそういう女のどろどろした関係は苦手だねえ。話を聞いて、俺の腰が思いっきりヒケたのを見て、横を歩いているサリーはくすくすと笑った。
「あなたは本当に面白い。あの大蜘蛛の群れを神の子の力で苦も無く蹴散らすかと思えば、たいした事のない毛虫一匹にビビったり、女性同士の戦いの話に腰がヒケたり」
「だってさ、苦手な物は苦手なんだもの」
俺の肉球はデリケートなの。耐久性はあるんだけど、主に気分的にさ。毛虫を踏むのはあんたに任せるぜ、主に忠義な女騎士殿の金属プレートの踵にさ。
この世界にも、そういう物に踏まれたい男っているのかね。貴族とかなら楽勝でいそうだよな。
まあ、護衛くらいはやらせてもらおうか。大概の相手はいけるのだが、狼系の弱点をついてくる奴がいると面倒だな。
たとえば、鼻を利かなくするような薬品や魔法を使ってくるとか。プロの暗殺者なら、それくらいは楽々やってのけるかもしれないなあ。
「なあ、じゃあさ。さっきの鳥君でも雇うかい。あいつらなら人間と違って信用できるし、俺が話すと言葉を理解してくれるのは確認済みだ。何かあった時に頭数がいると有利だ」
「あっはは、それもいいかもしれないですね。人間よりも鳥の方が頼りになりますか。じゃあ姫様、またもふもふ系の仲間を増やします?」
「やったー!」
「あと、やっぱり馬車が欲しいよな」
「ルナはスサノオに乗っていても楽しいんだけど」
「俺も楽しいけどなあ。いつまでもお姫様を狼の背中に乗せておくのもなんだ、手に入るなら馬車にしよう」
あと、雨が降ったらルナ姫様がずぶぬれだ。今度魔法の雨具でも作らせるか。俺なんかは大きなサトイモかフキの葉っぱでもかまわないがな。ちょっと絵面的に楽しいぜ。
すぐそこなので、冒険者ギルドにはすぐ着いてしまった。中に入ると、いきなりごつい体で大剣を装備した冒険者と鉢合わせをした。
「うおっ。まさか、フェンリルか!?」
「おや、こんにちは。いかにもフェンリルですが、それが何か」
まさか、一発で正体を見抜かれるとは。さすがは冒険者の事だけはあるなあ。
「あ、いやその。なんか狼に喋られると違和感あるな。神の息子だよな、あんた」
「ええ、いかにも」
「何、その首にぶらさげた従魔証は」
「俺が村や街に入る度に揉めるんでなあ。これをつけてないと面倒でしょうに。いちいち街ごとに貰うのが面倒なんで、こいつを買いにきたんだよ」
他の冒険者も集まってきて、腕組みしたり、俺の従魔証を見たりして呆れている。
「スサノオは、すっごくもふもふなんだよ」
ルナ王女から冒険者達に向かって一言で解説された。結局幼女から見たフェンリルってこれなんだよな。
『可愛くて、もふもふした毛皮の、大きな犬』
まあ、毛並みと美しい容姿には自信はあるのだが、真っ黒で巨大な狼だからなあ。ちょっと聞こえが悪いんだよね。最初に俺を見た人は大概ぎょっとするんだから。
冒険者ギルドの中はお役所のような感じになっていて、木と布でできたベンチ様のソファなども置かれていて、カウンターの向こうに係員がいる。
お、この世界は眼鏡あるじゃん。伊達眼鏡や、ギラリと光らせて迫力を出す銀縁眼鏡やグラサンなんかもあるのかね。
まあなければ、いつもの奴でお取り寄せになるのだが、漫画じゃないので狼には不要だ。残念ながら、可愛い獣人ちゃんはここにもいなかった。この世界で可愛い眼鏡っ子と遭遇する可能性も浮上してきたなあ。
その奥の方から一際立派な革の服を着た男が現れた。革の服といっても、芸能人などがお洒落ファションで着るような物ではなく、いかにも冒険者といった感じで、使い込んでいい感じにボロさが出ている。
欧米で可愛い女の子なんかが意気に使い込んだ革のファッションやブランドバッグといった感じか。
「ん、なんだ、お前ら」
「おう、ギルマス。見てくれよ、なんとフェンリル様がギルドにご降臨だぜ。いやあ、こんな辺境の地でロキの息子に出会うなんてな。滅多にないような珍事だぜ」
「何⁉ フェンリルだと。神話の世界の住人じゃないか。しかも、こんな辺鄙な場所でか。何か来るところを間違えているんじゃないのか?」
俺は御定まりのロキの紋章を空中に描き、彼らに見せてやった。
「ああ、こいつは本物のフェンリルだなあ。お前は一体どこから来たんだよ」
「えーと、ロキの大神殿? よくわからんが我が家からだ」
「お前、自分の家の事くらい、ちゃんと知っておけよ」
「だって、父は特に教えてくれないし。俺も聞かなくても特に困らないし」
「わかった、わかった。これだから神の一族という奴は。で、ここに何をしにきたんだ」
「あんた、誰?」
「俺はここのギルマスでアンドエルだ。神の子の用向きはなんだ? 普通、神の子はギルドに用はねえよな」
どうやら、この男はまだ『現役』らしいな。どう見ても机仕事に埋没している奴がする格好じゃあない。話し方なんかもそうだ。
「ああ、いくつかあるんだけど。まず俺の従魔証がほしい。主は、そっちのお姉ちゃんでいいのか? 冒険者でなくてもいいのなら、そこのお嬢ちゃんを主に指定したいんだが。ちなみにそっちのお姉ちゃんの方は騎士だから冒険者資格は持っていないのだが」
「わかった。全員、俺の部屋に来い」
というわけで、お邪魔する事になったのだが、二階へ行く前に一言だけ訊いておく。
「なあ、この階段って俺が昇っても壊れたりしないかな。結構重量はあるんですけど」
「大丈夫だ。ここをどこだと思っている。重量物を運び込む事もあるからな。さすがにドラゴンが踏んだら崩れそうだが」
「いるの、ドラゴン」
「ああ。神の子と戦ったら、どちらが勝つかな」
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