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第二章 バルバディア聖教国モンサラント・ダンジョン
2-52 異世界に通勤ラッシュはありませんが……
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そして、今度はもう『蜘蛛のラッシュ』だった。
今度は何故か、宝箱が湧く暇もなく『当たり』の扉が湧き上がってくる。
まあよくある事さ。
あまりにも何かが偏ると、そのバランスの悪さを補うための何らかの補正が働くのだ。
それにしても、こいつはありえないほどの偏りだった。
また俺のせいにされちゃいそう。
いや、実際にそうなのかもしれないけど。
何しろ、俺の意思で蜘蛛入りの扉を捜していたのだから。
酷いと三つまとめて当たりの扉が湧いてくる事さえあった。
もちろん、先輩が狂喜していた。
お預けが長かったからなあ。
だが他の面子から文句が出た。
「あたしも蜘蛛はやるわよ。
一度くらいは、どんな具合なのか確かめておかないと」
「そうだな、この新装備のオリハルコンのナックルでラスターを殴ってみたいもんだ」
新しい武器が手に入ったので、試し切りと洒落込みたいのだ。
だが先輩が強硬に自分一人での蜘蛛退治に拘った。
「おいリクル、さっさと行くぞ。
他の奴らに蜘蛛を退治されないうちにな!
お前も欲しいのだろう。
奴らの指揮官が」
「はいはい。
いいから落ち着きなよ、先輩」
それはもう、凄い勢いで俺の特殊部隊メンバーが増えていく。
まるで宝箱開封のような勢いで、俺の子分になった指揮官クラスの蜘蛛が増えていくのだ。
生憎と先輩が痛めつけて俺の子分にしているだけで、俺は雑魚一匹すら殺していない。
ずっと、あのスキル不思議な踊りを踊りっぱなしなんだけど。
先輩が痛めつけて新しく来た子を、機械的にボスであるラスワンの下に付けていくだけなので、比較的簡単な流れ作業の仕事であり、スキルのバージョンはまったく上がっていない。
いつもならバージョンを上げるために、もう少しくらいは頑張るのだが、ここは先輩の御機嫌取りをしておく事にする。
こういう時、迂闊に邪魔をすると、先輩のヘイトが俺に方へ向くからな。
やる事といえば、新しく来た子に名前を付けていく事くらいだ。
隊長のラスワンに加えて、ラスツ・ワスリー・ラスフォー・ラスファイ・ラシック・ラセブ・ラスエイ・ラスナ・ラステン。
そこからラシレブン・ラストウェルブ・ラスサーティン・ラスフォーティン・ラスフィフティン・ラシクティン・ラセブティン・ラスエイティン・ラスナイティン・ラストエンティ。
今二十二匹目となるラストエイティワンを連れて、もう何個目か忘れたほどの扉から外へ出た頃には先輩が実にいい顔をしていた。
俺もようやくバージョンが14.9まで上昇した。
これで三十体くらいになったら、ラスタワンを隊長にした別のラスタワン小隊か何かを新設しないと駄目かなと思うほどの勢いで、蜘蛛の指揮官上がりである俺の眷属が増えていく。
「ちょっと、クレジネス。
あんた、いい加減にしなさいよ。
ちょっとくらい他の人にも蜘蛛を回しなさいってば」
「おや、エラヴィスのお嬢さんは、確か蜘蛛が大変に御嫌いだったのでは?」
この男、食い足りて御機嫌だと、妙に王子様モードに入るなあ。
こうなると、さすがに我らがエラヴィス閣下も少し分が悪いか。
やはり、この二人が結婚したりなんかしたら、傍から見たら一番面白い見物になりそうなんだが。
こうしていると、この二人結構いい雰囲気なのだ。
「ぐ。それは好きじゃないんだけどさ、終末の蜘蛛を相手にした鍛練はサボれやしないわよ」
「俺は蜘蛛が苦手な訳ではないのだがな。
まあいい」
マロウスは魔物の相手よりも、そのための鍛錬の方が好きだものな。
一体それはどんな冒険者なんだよ。
目的と手段が完全に逆転している。
「なあ、そろそろまた宝箱を取りに行かない?
蜘蛛の方は、もうほぼ法則性も判明した感じだから、これはもう駆除するしかないと姐御が言っているし。
他の冒険者用に駆除用の強力な武器がいるみたいだからさあ」
「ん? おお、宝箱ねえ。
まあ、それでもいいかな」
蜘蛛を退治しまくって満ち足りている先輩は気のない返事なので、今度は少しイラっとしたらしいエラヴィス閣下の瞳が、ゆらっと燃え出した。
でも俺は知っている。
男と女って、割とこういう関係の間柄でくっつく事も多いんだ。
村でもそういうパターンが結構あったしね。
先輩は、あんな性格だからなかなか嫁の来手もない。
そもそも、女に興味がそうない人だし。
むしろ、互いにどつき合うような関係のエラヴィスなんかの方が、先輩から見て好ましい女性のタイプなのではないだろうか。
かなり互角に、思いっきり夫婦喧嘩が出来そうなのは大きなポイントだよな。
父親から身を強引に固めろと言われたら、名門貴族の娘とかは軒並み蹴って「まあこれでいいか」になる可能性は無きにしも非ずだ。
エラヴィスだって聖女パーティのメンバーだし、先輩の相手に不足はないだろう。
そういう話にならないという保証はない。
あれでまたエラヴィスの方も結構ちゃっかりした性格だから、貴族の奥様になれるのなら細かいところは妥協して「あれでもいいか」になるかもしれない。
ああ見えて、あの二人はそういうところは割と似た者同士なのではないかと、俺は個人的に推定している。
そして探索も多少は進んだので、保護観察の状態とはいえ、俺のスキルの使用許可が出た。
「おい、リクル。
蜘蛛を湧かせてみろ。
宝箱から出る蜘蛛を退治するのも乙なものだ」
「駄目よー、魔法武器にしなさい」
「リクル、古代に作られた鍛練の魔道具でもいいぞ」
「そんなもんねえよ!
そいつは導師に作ってもらいなよ」
「じゃあ、その原料を出せ」
そして俺がスキルを使って宝箱を湧かせたら、超特大の大箱がわらわらと湧いて来て、その中のかなりの物から蜘蛛が出現した。
宝箱は概ね百箱はあったかな。
そして、姐御が叫ぶ。
「おい、リクル。
お前という奴は。
いっぺんに全部開けるんじゃない!
蜘蛛が次々と湧いているだろうがあ」
だって、エラヴィス閣下が「宝箱が消えちゃうから、さっさと片っ端から開けな」って。
「お、今度は二割方『当たり』じゃないか、リクルよくやった。
蜘蛛は全部俺のところへ寄越せ」
「貴様ら、蜘蛛は絶対に逃がすな。
まずは一匹残らずぶち殺せ。
リクル、蜘蛛の調教は後回しにしろ~!」
姐御がまた怒っていたので、首を竦めた俺は蜘蛛軍団と狼軍団に誘導させ、湧いた蜘蛛は概ね先輩のところに放り込んだ。
先輩も、もう蜘蛛退治は手慣れたものだ。
蜘蛛専門の駆除業者になれそうな勢いだ。
小さい蜘蛛に興味がないのが難点かな。
俺は下っ端なんだから、あちこちの人の言う事を聞かないといけないから大変なのだ。
エラヴィスとマロウスは、なんだかんだと言いながらも、もっぱら宝箱の戦果に関心が高かった。
適当に流れ蜘蛛の処理をしつつ、戦果をかき集めていく。
蜘蛛は都合四百匹くらい湧いて、新しい指揮官クラスのティムされた子が四十匹ほど入隊した。
全部で六十二匹になったので二小隊に分けた。
ターワン小隊とラスタワン小隊の二つだ。
なんか紛らわしい!
とりあえず、小隊長一匹及び副隊長を含む兵隊三十匹の、三十一匹が二小隊だ。
こいつらって自力で扉を作る能力がある事がわかったので、ダンジョンの要所に分隊陣地を都合十陣地ほど構築させて守備に当たらせた。
そこは味方の扉である事を示すために、姐御の聖女の紋章と先輩が父親から預かってきた王家の紋章が扉に張られている、一種の合同詰所になっている。
詰めているのは俺にティムされた蜘蛛だけど。
もう、何がなんだかよくわからない事になっていたのだが、最終的に姐御の雷が全員に落ちて、狂乱の宝箱パーティは終了したのであった。
今度は何故か、宝箱が湧く暇もなく『当たり』の扉が湧き上がってくる。
まあよくある事さ。
あまりにも何かが偏ると、そのバランスの悪さを補うための何らかの補正が働くのだ。
それにしても、こいつはありえないほどの偏りだった。
また俺のせいにされちゃいそう。
いや、実際にそうなのかもしれないけど。
何しろ、俺の意思で蜘蛛入りの扉を捜していたのだから。
酷いと三つまとめて当たりの扉が湧いてくる事さえあった。
もちろん、先輩が狂喜していた。
お預けが長かったからなあ。
だが他の面子から文句が出た。
「あたしも蜘蛛はやるわよ。
一度くらいは、どんな具合なのか確かめておかないと」
「そうだな、この新装備のオリハルコンのナックルでラスターを殴ってみたいもんだ」
新しい武器が手に入ったので、試し切りと洒落込みたいのだ。
だが先輩が強硬に自分一人での蜘蛛退治に拘った。
「おいリクル、さっさと行くぞ。
他の奴らに蜘蛛を退治されないうちにな!
お前も欲しいのだろう。
奴らの指揮官が」
「はいはい。
いいから落ち着きなよ、先輩」
それはもう、凄い勢いで俺の特殊部隊メンバーが増えていく。
まるで宝箱開封のような勢いで、俺の子分になった指揮官クラスの蜘蛛が増えていくのだ。
生憎と先輩が痛めつけて俺の子分にしているだけで、俺は雑魚一匹すら殺していない。
ずっと、あのスキル不思議な踊りを踊りっぱなしなんだけど。
先輩が痛めつけて新しく来た子を、機械的にボスであるラスワンの下に付けていくだけなので、比較的簡単な流れ作業の仕事であり、スキルのバージョンはまったく上がっていない。
いつもならバージョンを上げるために、もう少しくらいは頑張るのだが、ここは先輩の御機嫌取りをしておく事にする。
こういう時、迂闊に邪魔をすると、先輩のヘイトが俺に方へ向くからな。
やる事といえば、新しく来た子に名前を付けていく事くらいだ。
隊長のラスワンに加えて、ラスツ・ワスリー・ラスフォー・ラスファイ・ラシック・ラセブ・ラスエイ・ラスナ・ラステン。
そこからラシレブン・ラストウェルブ・ラスサーティン・ラスフォーティン・ラスフィフティン・ラシクティン・ラセブティン・ラスエイティン・ラスナイティン・ラストエンティ。
今二十二匹目となるラストエイティワンを連れて、もう何個目か忘れたほどの扉から外へ出た頃には先輩が実にいい顔をしていた。
俺もようやくバージョンが14.9まで上昇した。
これで三十体くらいになったら、ラスタワンを隊長にした別のラスタワン小隊か何かを新設しないと駄目かなと思うほどの勢いで、蜘蛛の指揮官上がりである俺の眷属が増えていく。
「ちょっと、クレジネス。
あんた、いい加減にしなさいよ。
ちょっとくらい他の人にも蜘蛛を回しなさいってば」
「おや、エラヴィスのお嬢さんは、確か蜘蛛が大変に御嫌いだったのでは?」
この男、食い足りて御機嫌だと、妙に王子様モードに入るなあ。
こうなると、さすがに我らがエラヴィス閣下も少し分が悪いか。
やはり、この二人が結婚したりなんかしたら、傍から見たら一番面白い見物になりそうなんだが。
こうしていると、この二人結構いい雰囲気なのだ。
「ぐ。それは好きじゃないんだけどさ、終末の蜘蛛を相手にした鍛練はサボれやしないわよ」
「俺は蜘蛛が苦手な訳ではないのだがな。
まあいい」
マロウスは魔物の相手よりも、そのための鍛錬の方が好きだものな。
一体それはどんな冒険者なんだよ。
目的と手段が完全に逆転している。
「なあ、そろそろまた宝箱を取りに行かない?
蜘蛛の方は、もうほぼ法則性も判明した感じだから、これはもう駆除するしかないと姐御が言っているし。
他の冒険者用に駆除用の強力な武器がいるみたいだからさあ」
「ん? おお、宝箱ねえ。
まあ、それでもいいかな」
蜘蛛を退治しまくって満ち足りている先輩は気のない返事なので、今度は少しイラっとしたらしいエラヴィス閣下の瞳が、ゆらっと燃え出した。
でも俺は知っている。
男と女って、割とこういう関係の間柄でくっつく事も多いんだ。
村でもそういうパターンが結構あったしね。
先輩は、あんな性格だからなかなか嫁の来手もない。
そもそも、女に興味がそうない人だし。
むしろ、互いにどつき合うような関係のエラヴィスなんかの方が、先輩から見て好ましい女性のタイプなのではないだろうか。
かなり互角に、思いっきり夫婦喧嘩が出来そうなのは大きなポイントだよな。
父親から身を強引に固めろと言われたら、名門貴族の娘とかは軒並み蹴って「まあこれでいいか」になる可能性は無きにしも非ずだ。
エラヴィスだって聖女パーティのメンバーだし、先輩の相手に不足はないだろう。
そういう話にならないという保証はない。
あれでまたエラヴィスの方も結構ちゃっかりした性格だから、貴族の奥様になれるのなら細かいところは妥協して「あれでもいいか」になるかもしれない。
ああ見えて、あの二人はそういうところは割と似た者同士なのではないかと、俺は個人的に推定している。
そして探索も多少は進んだので、保護観察の状態とはいえ、俺のスキルの使用許可が出た。
「おい、リクル。
蜘蛛を湧かせてみろ。
宝箱から出る蜘蛛を退治するのも乙なものだ」
「駄目よー、魔法武器にしなさい」
「リクル、古代に作られた鍛練の魔道具でもいいぞ」
「そんなもんねえよ!
そいつは導師に作ってもらいなよ」
「じゃあ、その原料を出せ」
そして俺がスキルを使って宝箱を湧かせたら、超特大の大箱がわらわらと湧いて来て、その中のかなりの物から蜘蛛が出現した。
宝箱は概ね百箱はあったかな。
そして、姐御が叫ぶ。
「おい、リクル。
お前という奴は。
いっぺんに全部開けるんじゃない!
蜘蛛が次々と湧いているだろうがあ」
だって、エラヴィス閣下が「宝箱が消えちゃうから、さっさと片っ端から開けな」って。
「お、今度は二割方『当たり』じゃないか、リクルよくやった。
蜘蛛は全部俺のところへ寄越せ」
「貴様ら、蜘蛛は絶対に逃がすな。
まずは一匹残らずぶち殺せ。
リクル、蜘蛛の調教は後回しにしろ~!」
姐御がまた怒っていたので、首を竦めた俺は蜘蛛軍団と狼軍団に誘導させ、湧いた蜘蛛は概ね先輩のところに放り込んだ。
先輩も、もう蜘蛛退治は手慣れたものだ。
蜘蛛専門の駆除業者になれそうな勢いだ。
小さい蜘蛛に興味がないのが難点かな。
俺は下っ端なんだから、あちこちの人の言う事を聞かないといけないから大変なのだ。
エラヴィスとマロウスは、なんだかんだと言いながらも、もっぱら宝箱の戦果に関心が高かった。
適当に流れ蜘蛛の処理をしつつ、戦果をかき集めていく。
蜘蛛は都合四百匹くらい湧いて、新しい指揮官クラスのティムされた子が四十匹ほど入隊した。
全部で六十二匹になったので二小隊に分けた。
ターワン小隊とラスタワン小隊の二つだ。
なんか紛らわしい!
とりあえず、小隊長一匹及び副隊長を含む兵隊三十匹の、三十一匹が二小隊だ。
こいつらって自力で扉を作る能力がある事がわかったので、ダンジョンの要所に分隊陣地を都合十陣地ほど構築させて守備に当たらせた。
そこは味方の扉である事を示すために、姐御の聖女の紋章と先輩が父親から預かってきた王家の紋章が扉に張られている、一種の合同詰所になっている。
詰めているのは俺にティムされた蜘蛛だけど。
もう、何がなんだかよくわからない事になっていたのだが、最終的に姐御の雷が全員に落ちて、狂乱の宝箱パーティは終了したのであった。
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