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第一章 孤独の果てに
1-8 雪中の襲撃
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そして翌朝は見事な吹雪明けのよいお天気となり、もう子供達にも御馴染みとなったアルブーマ大山脈地産地消の朝食を済ませてから、まるである種の蜘蛛のように家を畳むというか収納すると、出来上がったばかりの銀世界へと足を踏み出した。
そして、俺が開いた道をいくばくか、そう日本の単位で四キロほど進んだ頃合いだったろうか。
少し開けた山間で突然にシルバーが足を止め、犬族特有のあの低い声で唸りだした。
周りには木々が生い茂っており、何かが隠れている可能性はあるし、よくよく注意してみるとなんとなく俺にも周辺に何かがいるのはわかる。
しかし、それがはっきりとはわからないという気持ちの悪さ。
このような薄気味悪い経験は初めてだが、これはあまりよくない雲行きだ。
「どうした、シルバー」
「お父さん、何かいる。嫌な臭い、お姉ちゃんに酷い事する奴。敵、敵、敵」
「数はどれだけいる」
「わかんない。十? それとも二十? いっぱい」
「ほお、お前の耳と嗅覚で数を捉えられないとは、そりゃまた厄介な奴だな」
こいつは、その辺のボンクラな冒険者などではあるまい。おそらく、同行する俺達の正体まで看破した上で準備の整った襲撃だ。
それは本来ならば無謀としかいいようがない行動なのだが、目的が俺を倒すのではなく、王女の確保というのであればまた話は別だ。
数で連携を取れば、用が済んだ後は各方向に散らばればいい。
どうやらこの連中、全員が生きて帰るつもりは更々ないらしい。
「ちっ、これは厄介な」
「どうしたの、ジン。もしかして追手が来たの?」
「子供達、どうやらそのようだ。
だが連中には格の違いという物を見せてやろう。
俺が一介の魔物ならばいざ知らず、中身はそれなりの教育を受けて知識を持った文明世界の人間なのだからな。
甘く見た事を後悔させてやるぞ」
心配させたくないのでアリエスには言わなかったが、俺はすでにもう覚悟を決めていた。
生まれて初めての大量殺人を犯す覚悟を。
今は人間ではないのだから、殺しにかかってくる人間に情けなどをかける必要などは本来ならば微塵もない。
だが、それでも今までは不死身に近いようなこの身を護れればよかっただけなので、冒険者なども殺さずに身ぐるみ剥ぐだけで許してやっていた。
だが今は大前提からして違う。
大切な友人に仇を為そうと集まってきた連中に情けをかける必要もないし、かけていい状況でもないのだから。
俺はこういう、何かの事態を弁えるという点については、完全に心を切り替えられるタイプの人間だった。
いや、今も心は人間なのだが。
そして自分が人間だからこそ同じ人間を倒す事にした。
仲間を守るために敵を殺すのだ。
地球でも古くから人々がそうしてきたように。
大切な友人であるこの子達を護るために。
第一、俺はこの二人のために魔神の騎士となった者なのだからな。
「シルバー、わかっているな。
あれでいくぞ、ミスるなよ」
「うん、任せて」
俺はこの子とテレパシーのような物で繋がっているので、さらに細かく指示を出していく。
さあ来い、地獄の悪鬼ども。
この魔神の如く怪物の姿を持った我が身からさえも悪鬼呼ばわりされる、罪なき子供を狙う人でなしの人間どもよ。
人の知能を備えた魔神を敵に回した時に、雑魚な小悪党がどういう末路を辿るものなのか、とっぷりとその体に教えてやろうじゃないか。
密やかに接近する無数の影達、目でも視えぬし気配でも追えぬという事は、何かの隠密を使っているな。
こちらの感覚を欺くような魔法やスキル、あるいは何かの魔道具か。
それで犬の鼻を胡麻化したという事なのだな。
だがそれをも含めすべてを誤魔化し切れなかったのが、お前達の運の尽きだ。
それにしても装備やスキルにも大層な金がかかっているようだ。
相当な金をかけて集めたプロ集団か、厄介な事この上ないな。
それで俺達の探索も可能だったという事なのか。
まあ一国を操るのに必要な傀儡の王女なのだ、それだけ支払うのに値するという話なのだろう。
ありがとうよ、俺の友人達を高評価してくれて。
その礼はお前達の命すべてを対価に俺自らが支払ってやろう。
この超魔神相手になら敗れても恥じる必要はないぞ、人間の悪党ども。
俺は日本にいる時には特に宗教はやっていなかったのだが、神の説く弱肉強食の摂理については昔からこう思っている。
「食わない生き物以外は殺してはいけない。身を護る以外の殺しはしてはならない」と。
だが騎士は別だ、その神の知ろしめす理論の範囲外にいる存在なのだから。
高貴な主のために敵を殺すのが商売なのだ。
初撃で数を減らして、最終的に一人も逃がさないようにしないと、一人でも逃げられたが最後、増援を連れて舞い戻ってくるだろう。
こちらの手の内を見せたのならば、全員確実に潰しておかねばならない。
たとえ居場所は知られても一切の情報を持ち帰らせてはならない。
だがわかる。
奴らは気配を完全に消して迫ってきているが、そんなものは今更俺には通用しない。
この大空から降り注ぐ太陽光線、そこに含まれるすべての波長、宇宙線その他の電磁波など、そのすべてが俺には視覚以外にも明確に感じられる。
それを遮っていく者がいるのなら、まるで目で見たかのように脳内で映像化する事さえできる。
まるで世界が俺に繋がっているかのような錯覚さえ起こさせるような感覚。
つまりそこに敵がいる事にさえ気がつければ、俺にはフェンリルの感覚さえも半ば胡麻化すような敵の位置、それが全方位すべて丸見えだったのだ。
見えない無数の紐やロープが知覚できる領域の全域に垂れさがっていて、それが脳の中に直接通じていて、何かがそれに引っかかる度に感じ取れる。
普段は情報でパンクするのでそこまで能力を開放していないが、意識的に開放度合いを制御できる。
今はこの山の中にあるすべての命の位置を脳内映像で【視ている】のだ。
人間がそのようなとんでもない情報量の処理をしたら脳が焼け切れるか、処理しきれなくてブレーカーが落ちてしまうかするだろう。
あるいは発狂してしまうのかもしれないが、この強大な魔神の脳はビクともしないのだから。
そして、俺が開いた道をいくばくか、そう日本の単位で四キロほど進んだ頃合いだったろうか。
少し開けた山間で突然にシルバーが足を止め、犬族特有のあの低い声で唸りだした。
周りには木々が生い茂っており、何かが隠れている可能性はあるし、よくよく注意してみるとなんとなく俺にも周辺に何かがいるのはわかる。
しかし、それがはっきりとはわからないという気持ちの悪さ。
このような薄気味悪い経験は初めてだが、これはあまりよくない雲行きだ。
「どうした、シルバー」
「お父さん、何かいる。嫌な臭い、お姉ちゃんに酷い事する奴。敵、敵、敵」
「数はどれだけいる」
「わかんない。十? それとも二十? いっぱい」
「ほお、お前の耳と嗅覚で数を捉えられないとは、そりゃまた厄介な奴だな」
こいつは、その辺のボンクラな冒険者などではあるまい。おそらく、同行する俺達の正体まで看破した上で準備の整った襲撃だ。
それは本来ならば無謀としかいいようがない行動なのだが、目的が俺を倒すのではなく、王女の確保というのであればまた話は別だ。
数で連携を取れば、用が済んだ後は各方向に散らばればいい。
どうやらこの連中、全員が生きて帰るつもりは更々ないらしい。
「ちっ、これは厄介な」
「どうしたの、ジン。もしかして追手が来たの?」
「子供達、どうやらそのようだ。
だが連中には格の違いという物を見せてやろう。
俺が一介の魔物ならばいざ知らず、中身はそれなりの教育を受けて知識を持った文明世界の人間なのだからな。
甘く見た事を後悔させてやるぞ」
心配させたくないのでアリエスには言わなかったが、俺はすでにもう覚悟を決めていた。
生まれて初めての大量殺人を犯す覚悟を。
今は人間ではないのだから、殺しにかかってくる人間に情けなどをかける必要などは本来ならば微塵もない。
だが、それでも今までは不死身に近いようなこの身を護れればよかっただけなので、冒険者なども殺さずに身ぐるみ剥ぐだけで許してやっていた。
だが今は大前提からして違う。
大切な友人に仇を為そうと集まってきた連中に情けをかける必要もないし、かけていい状況でもないのだから。
俺はこういう、何かの事態を弁えるという点については、完全に心を切り替えられるタイプの人間だった。
いや、今も心は人間なのだが。
そして自分が人間だからこそ同じ人間を倒す事にした。
仲間を守るために敵を殺すのだ。
地球でも古くから人々がそうしてきたように。
大切な友人であるこの子達を護るために。
第一、俺はこの二人のために魔神の騎士となった者なのだからな。
「シルバー、わかっているな。
あれでいくぞ、ミスるなよ」
「うん、任せて」
俺はこの子とテレパシーのような物で繋がっているので、さらに細かく指示を出していく。
さあ来い、地獄の悪鬼ども。
この魔神の如く怪物の姿を持った我が身からさえも悪鬼呼ばわりされる、罪なき子供を狙う人でなしの人間どもよ。
人の知能を備えた魔神を敵に回した時に、雑魚な小悪党がどういう末路を辿るものなのか、とっぷりとその体に教えてやろうじゃないか。
密やかに接近する無数の影達、目でも視えぬし気配でも追えぬという事は、何かの隠密を使っているな。
こちらの感覚を欺くような魔法やスキル、あるいは何かの魔道具か。
それで犬の鼻を胡麻化したという事なのだな。
だがそれをも含めすべてを誤魔化し切れなかったのが、お前達の運の尽きだ。
それにしても装備やスキルにも大層な金がかかっているようだ。
相当な金をかけて集めたプロ集団か、厄介な事この上ないな。
それで俺達の探索も可能だったという事なのか。
まあ一国を操るのに必要な傀儡の王女なのだ、それだけ支払うのに値するという話なのだろう。
ありがとうよ、俺の友人達を高評価してくれて。
その礼はお前達の命すべてを対価に俺自らが支払ってやろう。
この超魔神相手になら敗れても恥じる必要はないぞ、人間の悪党ども。
俺は日本にいる時には特に宗教はやっていなかったのだが、神の説く弱肉強食の摂理については昔からこう思っている。
「食わない生き物以外は殺してはいけない。身を護る以外の殺しはしてはならない」と。
だが騎士は別だ、その神の知ろしめす理論の範囲外にいる存在なのだから。
高貴な主のために敵を殺すのが商売なのだ。
初撃で数を減らして、最終的に一人も逃がさないようにしないと、一人でも逃げられたが最後、増援を連れて舞い戻ってくるだろう。
こちらの手の内を見せたのならば、全員確実に潰しておかねばならない。
たとえ居場所は知られても一切の情報を持ち帰らせてはならない。
だがわかる。
奴らは気配を完全に消して迫ってきているが、そんなものは今更俺には通用しない。
この大空から降り注ぐ太陽光線、そこに含まれるすべての波長、宇宙線その他の電磁波など、そのすべてが俺には視覚以外にも明確に感じられる。
それを遮っていく者がいるのなら、まるで目で見たかのように脳内で映像化する事さえできる。
まるで世界が俺に繋がっているかのような錯覚さえ起こさせるような感覚。
つまりそこに敵がいる事にさえ気がつければ、俺にはフェンリルの感覚さえも半ば胡麻化すような敵の位置、それが全方位すべて丸見えだったのだ。
見えない無数の紐やロープが知覚できる領域の全域に垂れさがっていて、それが脳の中に直接通じていて、何かがそれに引っかかる度に感じ取れる。
普段は情報でパンクするのでそこまで能力を開放していないが、意識的に開放度合いを制御できる。
今はこの山の中にあるすべての命の位置を脳内映像で【視ている】のだ。
人間がそのようなとんでもない情報量の処理をしたら脳が焼け切れるか、処理しきれなくてブレーカーが落ちてしまうかするだろう。
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