17 / 59
第一章 孤独の果てに
1-17 山岳戦迎撃第二ラウンド
しおりを挟む
シルバーが回復しつつあるので、子供達はシルバーと一緒にいさせて、ルーは子供達の分の食料を集めてくれている。
俺も偵察のための探索中に食用になる動物など見かければ、随時狩り集めていた。
まだまだ冬を越すために集めた食料や物資は十分にあるが、先の事を考えたら非常に心許ない。
だが、昼を回ったあたりで偵察も兼ねて麓の辺りまで食料集めに行かせていたルーからテレパシーで連絡が入った。
「主、何やら麓の村がやたらと騒がしい。
かなり大勢の武装した人の気配もあったわ。
そいつらに見つかっては事なので、すぐに引き返してきたけれど」
「ご苦労、ルー。
来たか、多分帝国がアーデルセン王国に駐留させている軍勢が到着したのだな。
王女を捉えるために本国からも随時応援部隊がやってきている事だろうから、かなりの人数を我らの追撃に裂いているはずだ。
おそらく精鋭の先遣隊が偵察にやってくるはずだ。
そいつらだけでもシルバーの罠で仕留めたいものだが。
おそらく偵察のための航空戦力として空を飛ぶ魔獣か何かがやってくるだろう。
そいつはやり過ごさないと、すぐに位置がバレて面倒だな」
俺はその軍勢を山に引き込むつもりだった。麓にあった何の罪もない村を俺の都合に巻き込みたくない。
そのための策は既に弄してあるのだ。
そのために、夕べは一晩中山岳を駆け回っていたのだから。
そして猟師が片膝を突くような形に腰を落として、二人の子供に向かって宣告した。
「また連中と一戦始める。
この前のような小競り合いでは済まないだろう。
お前達はルーと共に奥地の森の中に隠れていろ。
シルバーは俺と共に罠攻撃を仕掛け、先遣隊を殲滅。その後は戦場から離脱して子供達と合流し、更に安全な場所へ隠れていろ。
連中が早い時間に来てくれたので、この場所ならではの切り札が使える時間で助かった。
派手にやらかすから、なるべく遠く離れていてくれよ。
空から見られているだろうから、絶対に道や開けた場所には出るなよ。
いつも空から地上を見下ろす、猛禽類のような視力や視認索敵スキルを持つだろう飛行魔獣の目は凄くいいはずだ」
その性能は、あのシルバーへの狙撃を見てもわかる。
「わ、わかった。気をつけてね、二人とも」
「いってらっしゃい」
「ありがとう、二人も気をつけてな」
「シルバーも頑張る!」
そして、俺は罠を張るのに適した地形として目星をつけておいた場所へと移動した。
「さあ、シルバー。
この前の要領で罠を仕掛けてやるぞ。
今回は少し手強いかもしれん。
おそらく、この前以上の練度の兵を送り込んでくる可能性があるのでな。奴らの任務は王女達の足止めだから半端な真似はやらんだろう。
へたをすると初撃は全て交わされてしまいかねん」
だが、シルバーは可愛く伏せの姿勢から尻尾を振りまくった。
「今回、僕これだけの仕事、罠いっぱい出す」
その天真爛漫な表情と声に、俺も戦いを前にしてつい笑みがこぼれる。
なんて可愛い奴なのだろうな。
「ああ、そうだな。
頼むぞ、こいつらは逃がすとあの子達を追うだろうから面倒だ」
「僕、頑張るう」
俺は顔を綻ばせて、奴の頭をくしゃくしゃっと撫でてやった。
まるで、いい具合に山岳山羊が狩れたなとでもいう感じに。
そして、俺の探知網に入ってきた連中の数は実に二百を超えたので、俺も少々顔を引き攣らせた。
くそ、豪華増し増し四杯盛りの大丼で来たか。
「シルバー、わかるか」
「うん。二百ちょと」
奴ら、もう隠蔽すらせんか、まあそうだろうな。
物量で押し潰すつもりなのだろうから。
この精鋭二百は使い捨て、俺達の位置を確認し本体をそこへ進めるための、ただのセンサーに過ぎないのだから全部戦死したって構わない兵なのだ。
「まったく、あれだけの人数の精鋭部隊を使い捨てにするとか、正気の沙汰じゃない。
むしろ瘴気の沙汰ってところか、なんて連中だ」
「わなー」
シルバーは相変わらず楽しそうで何よりだ。
もう毒もかなり耐性が出来ただろうから、まったく怯んでおらず元気いっぱいだ。
一回内臓に食らっただけだが、思わぬほどの手酷いダメージを受けたため全身に抗体を作ったせいで、あの手の対魔獣毒はシルバーにはもうさほど効かないだろう。
あれは貴重な対魔獣装備でそう何種類もないと冒険者達から聞いた。
フェンリルとはそこまで凄い魔獣なのだ。
本来ならばこのように人に慣れるようなものではない。
そして奴らがシルバーの罠の完全な射程範囲、殺傷精度百パーセント以内に入った時にそれは炸裂した。
向こうは前回の部隊の二の舞を避けるために攻撃の気配すら漂わせず、移動と回避に専念している。
だが、それは虚しい努力だった。
あたり一面、一斉に巻き起こる多数の苦鳴の嵐。
そして今回は全員が見事に初撃で全て倒れたのであった。
この山の荒ぶる神が、その怒りで不埒な闖入者どもを谷底へと掃き捨てたかのような沈黙と静寂が、俺の感知感覚に訪れた。
「あれ、もう終わり?」
「ああ、ご苦労さん。
ところで罠は何個放った」
「一万個」
あっは、これには俺も笑ってしまうしかなかった。
なんという鬼畜の仕業、いやこいつはただの畜生だった!
「二百人に対して一万個のトラップか、またえらく無駄遣いだな」
「だって、これしか出番がないんでしょ。
ずっと休んでたから魔力いっぱい余ってるう」
「そうだったな」
「じゃあ、早く傍に行って二人を護ってあげなくちゃ」
「ああ、頼んだ。
何か指示を出すかもしれないから俺との意思の疎通は切らさないでおいてくれ」
「あーい」
そしてその短い返事の直後に奴は疾風のように消えたが、足音も立てずに森を抜ける一陣の銀の風になっていた。
あれだけダメージを食ってまだ万全の体でもないのにこれか、まったくフェンリルという生き物もたいしたもんだ。
俺も偵察のための探索中に食用になる動物など見かければ、随時狩り集めていた。
まだまだ冬を越すために集めた食料や物資は十分にあるが、先の事を考えたら非常に心許ない。
だが、昼を回ったあたりで偵察も兼ねて麓の辺りまで食料集めに行かせていたルーからテレパシーで連絡が入った。
「主、何やら麓の村がやたらと騒がしい。
かなり大勢の武装した人の気配もあったわ。
そいつらに見つかっては事なので、すぐに引き返してきたけれど」
「ご苦労、ルー。
来たか、多分帝国がアーデルセン王国に駐留させている軍勢が到着したのだな。
王女を捉えるために本国からも随時応援部隊がやってきている事だろうから、かなりの人数を我らの追撃に裂いているはずだ。
おそらく精鋭の先遣隊が偵察にやってくるはずだ。
そいつらだけでもシルバーの罠で仕留めたいものだが。
おそらく偵察のための航空戦力として空を飛ぶ魔獣か何かがやってくるだろう。
そいつはやり過ごさないと、すぐに位置がバレて面倒だな」
俺はその軍勢を山に引き込むつもりだった。麓にあった何の罪もない村を俺の都合に巻き込みたくない。
そのための策は既に弄してあるのだ。
そのために、夕べは一晩中山岳を駆け回っていたのだから。
そして猟師が片膝を突くような形に腰を落として、二人の子供に向かって宣告した。
「また連中と一戦始める。
この前のような小競り合いでは済まないだろう。
お前達はルーと共に奥地の森の中に隠れていろ。
シルバーは俺と共に罠攻撃を仕掛け、先遣隊を殲滅。その後は戦場から離脱して子供達と合流し、更に安全な場所へ隠れていろ。
連中が早い時間に来てくれたので、この場所ならではの切り札が使える時間で助かった。
派手にやらかすから、なるべく遠く離れていてくれよ。
空から見られているだろうから、絶対に道や開けた場所には出るなよ。
いつも空から地上を見下ろす、猛禽類のような視力や視認索敵スキルを持つだろう飛行魔獣の目は凄くいいはずだ」
その性能は、あのシルバーへの狙撃を見てもわかる。
「わ、わかった。気をつけてね、二人とも」
「いってらっしゃい」
「ありがとう、二人も気をつけてな」
「シルバーも頑張る!」
そして、俺は罠を張るのに適した地形として目星をつけておいた場所へと移動した。
「さあ、シルバー。
この前の要領で罠を仕掛けてやるぞ。
今回は少し手強いかもしれん。
おそらく、この前以上の練度の兵を送り込んでくる可能性があるのでな。奴らの任務は王女達の足止めだから半端な真似はやらんだろう。
へたをすると初撃は全て交わされてしまいかねん」
だが、シルバーは可愛く伏せの姿勢から尻尾を振りまくった。
「今回、僕これだけの仕事、罠いっぱい出す」
その天真爛漫な表情と声に、俺も戦いを前にしてつい笑みがこぼれる。
なんて可愛い奴なのだろうな。
「ああ、そうだな。
頼むぞ、こいつらは逃がすとあの子達を追うだろうから面倒だ」
「僕、頑張るう」
俺は顔を綻ばせて、奴の頭をくしゃくしゃっと撫でてやった。
まるで、いい具合に山岳山羊が狩れたなとでもいう感じに。
そして、俺の探知網に入ってきた連中の数は実に二百を超えたので、俺も少々顔を引き攣らせた。
くそ、豪華増し増し四杯盛りの大丼で来たか。
「シルバー、わかるか」
「うん。二百ちょと」
奴ら、もう隠蔽すらせんか、まあそうだろうな。
物量で押し潰すつもりなのだろうから。
この精鋭二百は使い捨て、俺達の位置を確認し本体をそこへ進めるための、ただのセンサーに過ぎないのだから全部戦死したって構わない兵なのだ。
「まったく、あれだけの人数の精鋭部隊を使い捨てにするとか、正気の沙汰じゃない。
むしろ瘴気の沙汰ってところか、なんて連中だ」
「わなー」
シルバーは相変わらず楽しそうで何よりだ。
もう毒もかなり耐性が出来ただろうから、まったく怯んでおらず元気いっぱいだ。
一回内臓に食らっただけだが、思わぬほどの手酷いダメージを受けたため全身に抗体を作ったせいで、あの手の対魔獣毒はシルバーにはもうさほど効かないだろう。
あれは貴重な対魔獣装備でそう何種類もないと冒険者達から聞いた。
フェンリルとはそこまで凄い魔獣なのだ。
本来ならばこのように人に慣れるようなものではない。
そして奴らがシルバーの罠の完全な射程範囲、殺傷精度百パーセント以内に入った時にそれは炸裂した。
向こうは前回の部隊の二の舞を避けるために攻撃の気配すら漂わせず、移動と回避に専念している。
だが、それは虚しい努力だった。
あたり一面、一斉に巻き起こる多数の苦鳴の嵐。
そして今回は全員が見事に初撃で全て倒れたのであった。
この山の荒ぶる神が、その怒りで不埒な闖入者どもを谷底へと掃き捨てたかのような沈黙と静寂が、俺の感知感覚に訪れた。
「あれ、もう終わり?」
「ああ、ご苦労さん。
ところで罠は何個放った」
「一万個」
あっは、これには俺も笑ってしまうしかなかった。
なんという鬼畜の仕業、いやこいつはただの畜生だった!
「二百人に対して一万個のトラップか、またえらく無駄遣いだな」
「だって、これしか出番がないんでしょ。
ずっと休んでたから魔力いっぱい余ってるう」
「そうだったな」
「じゃあ、早く傍に行って二人を護ってあげなくちゃ」
「ああ、頼んだ。
何か指示を出すかもしれないから俺との意思の疎通は切らさないでおいてくれ」
「あーい」
そしてその短い返事の直後に奴は疾風のように消えたが、足音も立てずに森を抜ける一陣の銀の風になっていた。
あれだけダメージを食ってまだ万全の体でもないのにこれか、まったくフェンリルという生き物もたいしたもんだ。
10
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる