オタクだった俺が悪評高い世界最強騎士の1人に転生してしまった件

夜月連

文字の大きさ
1 / 3
悪評騎士 ディノス

悪評騎士 ディノス

しおりを挟む

…(時計の音)
俺はどこにでもいるオタク社会人 佐藤 佑(22)歳 独身だ
今日は会社が休みな為 今は秋葉に来ている
そして今日は

魔女っ子メグちゃんの声優 朝倉 南ちゃんのサイン会っ

このイベントを逃すオタクなど居ない。
(そうその時俺は思いもしなかった)

さてと会場に着いたぞ~それにしてもまだ人が少ないな
まぁいいっか早くサインを貰ってアニマイトでお宝探しだっ
(まもなく サイン会が始まり...)
きゃ!(後ろから叫び声と共に何か...)

って...あれ...後ろから何か刺されたような...なんで俺こんなに人に見られてるの?...

「あれ?...うそ...人違い....」

みな...み...ちゃん?...

(視界が暗くなった)

んっ...
ねぇ?聞いてる?ディノス?
全く「騎士会議」をなんだと思ってるんだ

あれ?ここは

あ、ディノス起きたよ! マグナ隊長
やっとかよ 「ディノス」話だけでも良いからよく聞いてろ

えっと...
(話の内容が全く掴めてない...え?ディノス? 誰?てか騎士って...俺もしかして転生した?いやいや現実的にそんなことない..)

あ、えっとごめんなさい。
(!?)

え?ディノスが謝った?
嘘だろあのディノス騎士が...
お、おいディノス...お前今なんて言った?

(何故会場のみんながこんなに驚いているんだ?)
えっとだからごめんなさいって...

(聞き間違いじゃなかった...)
と、とりあえず再度始めようえっとどこからだっけ?

ん?スキル?
「 思考回路」なんだこれ...え?
(心の声が聞こえる?...試してみようかな...)

スキル「思考回路」

(えぇ!あのディノスが謝った!?なぜ!それに性格がなんか変わったような気がいやいや気のせいか!?ユリウスはどう思ってるんだ!?)

( あのディノスが謝るなど...聞き間違いか?いやでもディノスは無口で悪評高い騎士何か企んでるとか...いやないな)

(なるほどな 俺はどうやら「悪評高い騎士」と「最強騎士」に生まれ変わってしまったらしい)

はぁ

どうしたの?ディノス?
(いきなり横から金髪騎士が話しかけてきた)

えっと...そのな、なんでもないぞ?
スキル「思考回路」

(え?ディノス君が喋った!?うそてかディノス君の声凄く綺麗な声だなそれに初めてディノス君の声聞いたかも)

え?初めて俺の声を聞いた?
(その時会場が静かになった)

隣にいる騎士は真っ青な顔でこちらを見ている。

えっあ、えっとごめん!ディノスそんなつもりなかったんだ

(やべっ...心の声聞かれていたか 落ち着け俺 ディノスに謝ればそうだ酒をおごってやれば)

(相当このディノスって騎士嫌われてるな...いや怖がられてる?の間違いか...と、とりあえずこういう時は)

「いや別に構わん。会議を続けろ 」

(来たァ!これは 騎士転生物語 2巻の 名台詞っ!!!1度言ってみたかったんだよな~)

そ、、そうだな
(なんなんだ今日のディノス変だな...いつもなら1発殴ってくるのに)

ほ、ほんとごめんね?ディノス君
(隣にいた金髪騎士が深く謝ってきた)

「 ああ別に気にして居ない それと気軽に話しかけてくれ俺はそういう堅苦しいのは苦手でな」

(よし決まった!これは騎士転生物語season2 1巻第2章の 名台詞 !!これも言えるなんて!最高っ!!)

え?あ、うんじゃあディノス?

(おい!ロッドがディノス事を呼び捨てにっ殺されるぞ...)

「ああよろしくなロッド そうだこの会議が終わったら酒でも飲みに行かないか?」

(これで少しは絡みやすくなっただろ)

「え?あ、うんお、お酒は飲めないけど行こう!」
(嘘!ディノス君に誘われた!?え..これ夢?いやでもいやいやと、とりあえず会議が終わったマグナム隊長に...相談しなきゃ)

(ロッドの奴 こちらを見るな俺まで巻き込まれるだろ...)

その頃ディノスは
(どんだけこいつは怖がられてるんだよ!
てか悪評ゲージ?みたいなの現れたんだけど!てか悪評高すぎ!ど、どうするそれに所持金がとんでもない額だぞ...)

「これにて会議は終了」

(騎士はいっせいに散らばった)

とりあえず僕はマグナム隊長と少し話してくるからで、ディノスく、ディノスはさっきに酒屋に行ってて!
(そういいロットは去っていった)

さて酒場に...
「おい待てディノス」

(そこに居たのはいかにも私は天才で貴族ですよ感が出ている騎士が俺の前に立ちど待っている )

お前本当にディノスか?いつものお前なら会議など聞かず 怒って酒場に行くのに
今日のお前は変だぞ

(と騎士は俺を鋭い目付きでこちらを見ている)

「黙れ 一般兵士が貴様ごときが我に気安く質問するでない。分かったらさっさと魔物でも退治して強くなれ」

(来た!!!これは戦場の鬼団長と雑魚騎士2章の名台詞!!)

「ディノス表へ出ろ」

(質問してきた騎士が剣を抜き 俺に突き刺してきた )

(え、ちょ....俺死ぬんじゃてか剣術皆無なんだけど ん? 仕様書? 「身体能力xxxxxxx」

なんだ文字化けしてて見えん。

「何を言っているディノス 早く剣を抜け」
(騎士は睨むように自分を見つめている)

(こうなったらやけくそだ!)

「後悔させてやる。」

スキル〔 聖断〕

(ん?視界に...WARNING?ゲームみたいだな なら俺は)

スキル 「パーフェクトサイン」
からのスキル「戦場の悪魔」

魔法 「ウェルキッドカウンターバリア」
強化 「レイト」

剣技 「五月雨 」
「我には勝てない事を貴様に味あわせてやる」

(騎士は青ざめた顔で防御を固めただが俺は既に強化魔法を使っている為 この騎士の防御は無意味 だが俺は)

「今回は寸止めにしてやる 次貴様が我に盾突いたら....分かるよな?」

(俺はそう吐き捨て 会場を後にした 会場内はざわついている)

「あのディノス」が寸止め!?
嘘だろ...ありえないあの「戦場の死神」のディノスが...

(会場はどうやら俺の事で驚いているらしい)
ん?マップ機能?

「マップが解禁されました。」
現在地 騎士会 中央部 会議室
時刻 20:55 
体力 ------
ミッション
マップを開き 酒屋を選択して下さい。

なんだこれますますゲームみたいだな...
ん? ディノスのお気に入りの酒場?...これを選択すれば良いのか?

「ナビゲーションを開始します。」

ん!? 空中にあるキャラクターが出てきた 妖精?

「わぁ~かっこいい! 」
(妖精?だよなてかかわいいっ! )
私は妖精君の 「ナビゲーター」"努めさせてもらうよっ

ナビゲーター?

「ナビゲーター」とは
この世界を案内する 案内人だよ
そして君が私のマスター 

「そ、そうか...」

ディノスの奴独り言を言っているぞ..本当に今日は変だよな...

ああ同情するぜ

(変に目立ってしまったな とりあえず場所を変えようてかこいつの事は見えてないのか?)

「行くぞちんちくりん」
(と俺が妖精に言ったら妖精が ムッとした顔で こちらを見ている)

「だーれがちんちくりんだ!」
(弱い力で俺の肩を叩いたりしている)

(俺は無視をし 酒場へ向かった)
が 「こいつなんか俺の肩で寝ているのだが!?」

(こいつ俺のナビゲーターなんだろ?仕事しろよ!まぁ可愛いから許すけど...)

目的地に到着 「ナビゲートを終了します」

酒場 21:30 

おい...あいつを見ろよ
まじかよ「悪評騎士」がこんな場所に来るなんてな

(色々と注目されてるな)

あら デイノスちゃんいらっしゃい
今日は何を?いつもの?

(と気軽に接してくれる酒場のおばちゃんが 注文を聞きに来た)

俺は 「ああいつものを頼む」とおばちゃんに伝えた

(おばちゃんは注文も聞き終え キッチンへ向かっていった)

その時

「おい悪評騎士がこんな所へ来るんじゃねぇよ酒が不味くなるだろうが」

ん?
(酔ったおっさん?いや人数が人数だ ゴロツキか?)

「ふん 気安く話しかけるな ゴミが貴様を切り落として魔物のおびき寄せる為の餌にしてやろうか?」

(こう強く言えば流石に引くだろ そう考えていたのだが...引く気配なし&どうみても 殴りかかってくる寸前だった)

「仕方ない相手になってやる」

男は殴りかかってきた
「素早い殴りだ 右ストレートに左ブローそしてつかみ技」

だが俺は...「それを避け 右ストレート&膝蹴りを食らわせた」

こんなものか...相手にならん

囲まれたか..
(1人を相手にしている隙に2人に囲まれた)

ドア...よし俺は1人を突き飛ばし後ろにいたやつを机にたたきつけ気絶させた

残りは突き飛ばしたやつを思っきりドアの近くまで飛ばしドアを開け思っきり閉めた

俺はこの時「あれは痛いな」とつい思ってしまった

相手し終わった後 すぐ ロッドがやってきた

お待たせディノス~
(息切れしているようだ どうやら走って来たらしい)

大丈夫か?ロッドほら水だ飲め
(ロッドは驚いた 表情で水を手に取った)

ありがとうディノス 意外と優しんだね
( ロットは顔を赤らめた)

な、何を飲もうか
(ロットは慌てながらメニューを読んでいる)

俺はもう注文し終わった
(ロッドは申し訳なさそうに こちらを見ている)

「別にお前が遅かったから頼んだ訳じゃない安心しろ 俺は別に斬ったりはしないさ」

(ロッドはそれを聞き 安心した顔でメニューを頼んだ)

俺は来たメニューが来るまで ロッドと言う騎士と 雑談を交わした

「お待たせしました ディノスさんっ!」
(少女らしき子が注文した酒&食べ物を運んできた)

(これは...美味そうだな...)

それとロッドさんの分ですっ

全部で 銅貨 5枚となります。

あ、じゃあ僕が
「俺が払おう」
(俺は財布から 銅貨5枚と 銀貨3枚を少女に渡した)

「銀貨は俺からのチップだ好きに使え」

(少女は申し訳なさそうに)
も、貰えません!

「思考回路」
ええ!ディノスさんが私にチップ!?
これ貰ったら私どうなっちゃうの!?

そう言わず受け取ってくれ別に取って食おうなどしない「ただいつも頑張ってるご褒美としてな」

と銀貨3枚を少女に渡す

(ロッドは驚いた表情をしてこちらを見ている)

少女は満面な笑みで
「ありがとう。ディノスさん!」
と笑顔でキッチンへ戻ってった

酒場にいた客たちは
おいみたか アリサちゃんに小遣いを...
いつもなら 睨んだりして 飯を食って帰るのに...

(え!?そんな事をてかアリサちゃんって言うんだ てかこんな可愛い ロリっ娘を睨むなど...くっ)

「食べないの?ディノス?」
(ロッドは心配そうな顔でこちらを見ている)

ああそうだな食べるとしよう
(俺達は 雑談などをしながら 食事をした)

???「ちっ....デイノス・グラウドめ...貴様を絶対に殺してやる」

……To be continued

あとがき

はいどうも夜月 連です
ここまで読んで頂きありがとうございます!
いつもなら900文字で終わりにしていたのですが今回は約4000文字に仕上げました。
ふぅ...頑張りました
今回登場した「ディノス・グラウド」が過去に色々としていたようですね。
僕はロリっ娘のアリサちゃんを睨むなど許せない。てかロリを(殴
「はやく進めろ」
ひぃ...

次回 「アリサとディノスがデート!?」

お楽しみにっ
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)

ラララキヲ
ファンタジー
 乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。  ……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。  でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。 ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」  『見えない何か』に襲われるヒロインは──── ※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※ ※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※ ◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げてます。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫

むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。

【完結】領主になったので女を殴って何が悪いってやつには出て行ってもらいます

富士とまと
ファンタジー
男尊女子が激しい国で、嫌がらせで辺境の村の領主魔法爵エリザ。虐げられる女性のために立ち上がり、村を発展させ改革し、独立しちゃおうかな。

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜

Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。

処理中です...