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第一章
三、そのスパイ、極秘作戦を開始する。
しおりを挟むツァドラスの娘っ子を私室のベッドに寝かせてから、だいたい六時間が経過したころ。
「……ん、んぅ。こ、ここは……?」
俺のベッドに寝かせたツァドラスの娘っ子が目を覚ました。
「おっ、もう意識が戻ったのか。さすがはツァドラスの娘っ子だな」
「き、貴様っ!?」
俺の顔を見るやいなや、彼女は敵意をこちらに向け、すぐさま立ち上がろうとした。
しかし――。
「……あっ」
下半身が言うことを聞かなかったのだろう、ペタンとベッドの上で前のめりになってしまった。
<黒の契約/ブラック・コントラクト>で、肉体・精神に大きなダメージを負ったのだ。無理もない話だ。
「く、くそ……っ」
彼女は強く奥歯を噛み締め、悔しそうにこちらを睨み付けた。
「おいおい、そう気立つなよ、ツァドラスの娘っ子よ。それと……見えているぞ?」
「……見えている? ……っ!?」
『見えている』の意味を正しく理解した彼女は、顔を真っ赤に染め上げ、慌てて掛け布団で自分の胸元を隠した。
「おっと、勘違いしてくれるなよ? 俺はふしだらなこと何てしていないからな?」
そんなことをしてみろ、ツァドラスが墓からすっ飛んでくるだろう。
「……ならばなぜ、私は上半身を裸に|剥(む)かれているんだ?」
「それはだな……お前さんにかかった魔法を解くためだよ」
全く信用されていないが、嘘は言っていない。
俺は自身の潔白をより印象付けるために、彼女の目を真っすぐに見つめた。すると彼女は黙り込んだままま、ジッと俺の顔を見つめた。
何とも言えない微妙な空気が流れる。そのまま一分。いや三分ぐらいは経っただろうか。彼女がポツリとつぶやいた。
「……なぜ」
「ん?」
「なぜ、私を殺さない……?」
「ははっ、何をおかしなことを。俺がツァドラスの娘っ子を殺すわけがないだろう」
「……」
そういうと彼女は再び黙りこくってしまった。
「そうだ、ツァドラスの娘っ子よ。喉は乾いていないか?」
自動迎撃魔法<黒の契約/ブラック・コントラクト>で彼女が意識を失ってから、既に六時間以上が経過している。そろそろ喉も乾いているだろうし、腹も減っているころだろう。
「……乾いている」
「そうか、それじゃちょっと待っていてくれ」
俺は私室を出て、水の用意をする。
グラスに冷えた水を注ぎ、さっぱりするようにとレモン汁を一滴加えた。
私室に戻ると、彼女はベッドに座ったまま興味深そうに俺の部屋をキョロキョロと眺めていた。
「どうした、何か珍しいものでもあったか?」
「……別に」
「そうか。さっ、飲むといい」
水の入ったグラスをサッと差し出す。
彼女は少しためらいがちにそれを受け取ると、ゴクリと一杯口に含んだ。
「……ありがと」
「どういたしまして」
こういう律儀にお礼を言うところなんかもそっくりだ。
そのまま少しの間、お互いが無言でいると――。
「そうか……私は……負けた、のか」
彼女は虚空を眺めたままポツリとそう呟いた。
「――ふふっ」
その横顔と呟いた内容に思い当たるところがあった俺は、つい笑ってしまった。
「な、なにがおかしい……っ!」
「いや、すまんすまん。初めてツァドラスと会った時のことを思い出してな」
今からどれくらい前になるだろうか……。
俺のことを奴隷商人と勘違いし、突然斬りかかってきたツァドラスを負かしたときも、彼女は同じようなことを呟いていたっけか。あのときは何て失礼な奴だと思ったが、今となってはそれもいい思い出だ。
「お婆様と会った時のこと……」
「あぁ、本当におてんば娘でなぁ……。ところでツァドラスの娘っ子よ。お前は何をしにここへ――」
「――その『ツァドラスの娘っ子』というのはやめてくれ。子ども扱いされているみたいで嫌だ」
俺からしてみれば、子どもも子どもなんだが……。
まぁ、本人が嫌がっているので、別の呼び方にするとしよう。
「わかった。では何と呼べばいいんだ?」
「……フェル。私の名前はフェルグランド=レスドニア」
それだけ言うとむすっとした表情で俺の顔をジッと見つめた。
暗にこちらの名を聞いているのだろう。
「ずいぶん奇妙なタイミングでの自己紹介だが……まぁいいか。俺はオウル。ここの院長をやっている」
「……院長? ここは病院なのか?」
「いいや、ここは孤児院だ」
「こ、孤児院?」
「あぁ。ここでは戦争で親を亡くした子どもや、両親に捨てられた子ども――そういう恵まれない境遇の孤児を保護しているんだ」
俺がこうして二重スパイというややこしい職についているのも、そのあたりが理由だったりしている。
「もしかして……オウルは奴隷商人ではないのか……?」
「奴隷商人……? ないない。むしろその逆だ」
奴隷となって売られていた子を保護したことは何度もあるが、売ったことなんて一度もない。
するとフェルは困惑した表情を浮かべたまま、新たな質問を口にした。
「……お婆様との関係性を聞かせてくれないか」
「ん? あぁ、いいぞ」
それから俺は少し昔の話をしてやった。
大勢の子どもを連れた俺を見たツァドラスが、奴隷商人と勘違いして斬りかかってきたこと。子どもたちの前でスプラッタを見せるわけにもいかないので、彼女を動けない程度に倒したこと。その後、誤解を解き、二人で協力してこの孤児院を創設したこと。これらのことを当たり障りのないよう、かいつまんで話した。
「お婆様がこの孤児院を……?」
「あぁ。ほらこれを見てみろ」
机の上に飾ってある写真立てをフェルに手渡した。
「これがお婆様……私にそっくりだ」
「だろう?」
そこには大勢の子どもたちに囲まれた俺とツァドラスが笑顔で写っている。
最近時間の感覚が薄れてきたが、少し前に撮ったばかりの写真だったはずだ。
「フェルは知らないだろうが、ツァドラスは手先がどうようもなく不器用でなぁ……。俺が作ったここの基礎や大事な柱を、次から次に壊すものだから何度頭を抱えたか……」
それでいてツァドラス本人には「邪魔をしている」という自覚が全くないのだから、本当に性質が悪い。
……とはいうもののツァドラスには、孤児院設立に尽力してもらった恩がある。特に彼女が教えてくれた、子どもへの接し方・教え方・褒め方に叱り方などは今でも本当に役に立っている。彼女が亡くなった今、この恩はその子孫であるフェルに返すとしよう。
「そうだな、もしかしてフェルも手先は不器用なのか?」
「……あまり器用とは言えないな」
「ふむ、自覚があるだけ進歩しているな……。いい傾向だ」
数代を重ねたことにより、意識だけは改善されているらしい。
一人でクツクツと笑っていると、フェルが真面目な顔をして問うてきた。
「……最後に一つだけ聞いてもいいか?」
「いいぞ、何でも聞いてくれ」
「オウルとお婆様は、いったいどうしてこんなところで孤児院を? ここは禁忌の森と呼ばれ、あの魔王さえも手が出せないという恐ろしい化物――『禁忌の王』が支配する場所だ。子どもの安全を第一に考えるならば、もっと適当な場所があると思うのだが」
「あー、それなら大丈夫だ。多分、その化物とやらの正体は俺だからな」
「……え?」
「この孤児院にはエルフにゴブリン、サキュバスに人間といろんな種族の子どもたちが生活している。『禁忌の森の化物』は、子どもたちを守るためのちょっとした嘘だ」
この地が恐ろしい場所だという噂を流すことによって、邪悪な奴隷商人や魔王軍のはねっ返りから、子どもたちを守っているのである。この地の真実を知るのは、魔王と人間の王たち――『元老院』と後はごく少数の協力者ぐらいのものである。
まぁまさか『禁忌の王』なんて、ちょっとかっこいい呼ばれ方をしているとは知らなかったがな。
「な、なるほど……。ところでオウルのその体は――」
そこまで口を開いたところで、ハッと我に返ったようにフェルは口を閉ざした。
「いや、すまない。さっきのが最後の質問という約束だったな」
別に答えてあげてもいいが……まぁ、本人がいいならそれでいいか。
会話がひと段落したところで、少し軽めの世間話を振る。
「いやぁ、それにしても……。あの女っ気のなかったツァドラスに娘――子孫がいるとはなぁ……」
人生何が起こるかわかったものではない、長生きはしてみるものだ。
「……それは暗に私に女っ気がないと言っているのか?」
すると本人も少し気にしていたのか、ジト目でこちらを睨んできた。
「……勘違いするな。そういう意味ではない。決してそういう意味ではない」
「……そういうことにしておこう」
その後、二言三言雑談を交わしていると――。
「――すまなかった」
突然、フェルが深く頭を下げた。
「お、おぅ……急にどうした?」
「私が勘違いして、オウルさんを襲撃してしまったことについてだ。本当に申し訳なく思っている」
「あぁ、気にしてないからいいよ。それにオウル『さん』はやめてくれ」
その声でそう呼ばれると、まるでツァドラスに『さん』付けで呼ばれているような気がして、何ともムズ痒い気持ちになる。
「い、いやしかしだな……」
「ふむ……それなら勘違いで襲ってきた罰として、俺のことは今後『オウル』と呼ぶように。……というのはどうだろうか?」
「……ふふっ。そうか、罰ならば仕方ないな。甘んじて受け入れるよ、オウル」
■
それからフェルの体調が回復するまでの間、彼女はこの孤児院で療養することになった。回復魔法を使えばすぐにでも全快するのだが、あえてこちらからは提案しなかった。ツァドラスと同じように、フェルも子どもが大好きなようだったし、何よりそう時間に追われている様子もなかったからだ。
フェルの作った激マズ料理を食べたり、子ども相手に『閃光の魔力』を使って全力でミニサッカーに興じるフェルを見たりと、短いながらも充実した時間だった。
しかし、そんな生活も今日が最後だ。
フェルは人間の最高戦力の一人――勇者である。いくら時間に追われていないと言っても、二週間も三週間も姿を暗ましていては、不審に思われてしまう。
そして今彼女は孤児院の子どもたち一人一人と別れの挨拶を交わしていた。
「お姉ちゃん、また来てね! 絶対だよ?」
「あぁ、わかった。約束しよう」
「今度はサッカー、負けないからなー!」
「ふふっ、それならもっとディフェンスの練習をする必要があるぞ?」
「次はおいしいお料理を作ってね!」
「あ、あぁ……努力はしてみる……」
子どもたちと挨拶を済ませたフェルが、俺の元へやってきた。
「すまない、待たせたな」
「俺が勝手に待っているだけだ、気にしなくていいさ。――それにしても大人気じゃないか」
「そ、そうか……?」
そう言って目線をそらしたフェルは、どこか嬉しそうだった。
「……みんな、本当にいい子たちだな」
「だろう?」
手塩にかけて育てた自慢の子どもたちが褒められ、上機嫌になっていると――。
「その……何だ……」
彼女にしては少し歯切れ悪く、ボソボソと口を開いた。
「ん、どうした?」
「……また、来てもいいか?」
瞳の奥に不安の色をのぞかせながら、フェルは視線だけをこちらに向けた。
こちらとしては、ツァドラスの子孫を拒む理由なんてどこにもない。もちろんオーケーだ。
「あぁ、もちろんだ。次からは警備ゴーレムは襲ってこないから、安心して遊びに来るといい」
「そ、そうか、ありがとう……っ」
「――ただ、この孤児院のことは他言無用で頼むぞ?」
残念なことに世の中には、人間を憎む魔族・魔族を憎む人間・力無き子どもたちを狙う奴隷商人など危険がいっぱいだ。『禁忌の森』という防波堤はあるが、油断は禁物。いたずらにこの場所を公にする必要はない。
「それと遊びに来るときは、誰にも見られないようこっそりと頼むぞ」
勇者が禁忌の森に入り浸っていては妙な噂が立つだろうし、勘の鋭い命知らずの新聞記者たちが探りを入れてくるかもしれない。
「承知した」
俺の意図するところを察したのだろう、フェルは力強く頷いた。
「それじゃ、気を付けてな」
「迷惑をかけたな、オウル。それでは、また会おう」
そうしてフェルは去り、孤児院にいつもの日常が戻った。
■
フェルがここを去ってから数日後の早朝。
俺が顔を洗い、歯を磨いていると――。
「ウゴゴ……。オウル様……手紙が……」
警備ゴーレムが一通の手紙を持って来た。
「おっ、ありがとう」
「ウゴゴ……。この身に余る……お言葉です……」
ゴーレムはゆっくりと膝を付き、プルプルと体を震わせた。
「お、おぅ……。相変わらず大袈裟だな……」
「ウゴゴ……。では……任務に戻ります……」
そう言うとゴーレムはゆっくりと立ち上がり、こちらに一礼してから森の警備に戻っていった。
「さて、どちらからかな?」
宛名も送り主も書かれていない白い封筒――これは仕事の依頼を意味する。人間の王たち――元老院からか、それとも魔王からかは不明だが。
今度はどんな仕事だろうか……。そんなことを思いながら自室へ戻ろうとすると。
「ウゴゴ……。オウル様……手紙が……」
今度はまた別の警備ゴーレムがさらに一通の手紙を持って来た。
「ま、またか……ありがとう」
「ウゴゴ……。もったいなき……お言葉……」
その後、先ほどと同じようなやりとりをゴーレムと交わし、俺は私室へと戻った。
ちなみに俺の身の回りの世話を甲斐甲斐しくしてくれるハイサキュバスのサキュラは、今ここにはいない。彼女はこの時間、他の子どもたちに算数を教えてくれている。
「それにしても……二通、か」
同時に両陣営から仕事を頼まれるとは……。
「はぁ……急に忙しくなってきたな……」
ぼやいていても仕方がないので、嫌々ながらも封筒を破り中の手紙を取り出す。
「えーっと……こっちは元老院からか」
真っ白な紙に達筆で書かれた字を目で追う。
オウルへ
近日中に例の作戦を決行する。
何らかの問題を起こし、速やかに火の勇者パーティから脱退せよ。
元老院
例の作戦――それは本格的に魔王軍に入隊し、スパイとして情報を盗み出す極秘作戦だ。近年人間側が優勢に立ち回っていることもあり、ここらで魔王を仕留める腹積もりなのだろう。それにしても――。
「魔王軍への潜入ねぇ……」
もう入っているだよなぁ……。それも人間側を探るスパイとして。
俺が二重スパイとして、両陣営の情報を右へ左へと流していることは、元老院も魔王も知らない。元老院は俺を敵の内情を探るスパイだと思っているし、魔王もまた同様に思っている。
そして俺は手紙の後半部分に目を落とす。
「『火の勇者パーティから脱退』か……もう抜けてるんだよなぁ……」
それも自分からではなく、『足手まといだから』というあんまりにもあんまりな理由で追放されている。
「……まぁ何でもいいか」
偶然にも元老院からの依頼は既に達成されている。
問題は魔王からの依頼だ。
「あのポンコツ……じゃなくて、魔王はいったい何の依頼をしてきているのやら……」
ペリペリとのり付けされた封筒の口を破り、中から一枚の手紙を取り出す。
そこには魔王然とした威厳のある文字……ではなく、ボールペンで書かれた丸文字が踊っていた。
オウルへ
最近なんか人間たちがだいぶ調子に乗ってるのよ! ちょろーっと押され気味になってるから、そこらの勇者パーティを一つ適当に潰してきて! これ急ぎでお願いね!
P.S. 帰ってくるなら、お土産を忘れないように! オウルがいる街の地酒とか最高よ!
魔王ラフィ=エーデルワルツ
「『勇者パーティを適当に一つ潰してきて』か……」
何ともフワフワとした依頼だな。
「あいつが魔王で本当に大丈夫なんだろうか……?」
基本中立な立場を維持しているのだが、最近魔王軍の行く末が気掛かりになってきた。風の噂によれば一部の幹部にクーデターの動きがあるとかないとか……。
(先代の魔王からの遺言もあるし、あのポンコツ魔王がよほど変なことをしない限り、俺から関係を絶つことはないが……)
そこまで考えたところで、思考が脱線していることに気付いた。
(っと、仕事仕事。確か、手頃な勇者を狩ってくればいいんだったな)
懐からメモを取り出し、人間側の機密情報である勇者の位置を確認する。
「ここから一番近いのは……うん、火の勇者パーティだよな」
火の勇者パーティの本拠地サリエスの街からは、ここから徒歩圏内だ。
「ふむ……ちょうどいいか」
パーティメンバーのあのひどい言い草には、さすがに少し頭に来ていた。
魔王からの依頼と個人的な憂さ晴らしも兼ねて、火の勇者パーティには少し痛い目にあってもらおう。
「さて、行くか」
そうして俺は支度を整え、サリエスの街へ出発した。
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