【悪役転生 レイズの過去をしる。】

くりょ

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レイズの未来を変える。

父リヴェルの願い

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一通りの日課の鍛錬を終えたあと、レイズは木刀を納め、静かに息を吐いた。

胸の奥には、鍛錬で誤魔化しきれないざらついた感情だけが残っている。

――もう一度、あいつらに会いに行く。

そう決めた瞬間、その思いは揺らぎもしなかった。

アルバードの者たちに悟られぬよう、荷物は最小限にとどめる。

替えの衣服、干し肉と水、最低限の薬品。
それだけを肩に担ぎ、レイズは人気のない裏口からひっそりと屋敷を抜け出した。

目的はただひとつ。

――魔族たちに、あの日の顛末を伝えること。

レオナルディオが罠を張り巡らせ、メルェを弄び、結果として死へ追いやったこと。

アルバードの人間が、直接手を下したわけではないこと。

その「真実」を語り、メルェと交わした約束を果たすために。

夜の森は静かだった。

梢を渡る風がわずかに葉を鳴らし、足元では湿った土が靴底に絡みつく。
月光はまばらに差し込み、ところどころで木々の影が黒い裂け目のように地面を切り取っている。

だがレイズの足取りに迷いはなかった。

胸の内で繰り返されるのは、メルェの名と――

二度と、あのような悔恨を誰にも味わわせないという誓い。

やがて森を抜けると、見慣れた風景が広がる。

かつて惨劇に呑み込まれた村、ルーヴェ。

焼け落ちた家々の骨組みは、少しずつ新しい木材で補強されている。

崩れた塀には新たな石が積まれ、黒い煤の跡は、雨と風に洗われて薄れかけていた。

だが――人々の顔に刻まれた影だけは、まだ消えきっていない。

日常を取り戻そうと黙々と働くたびに、内側から滲み出す痛みが、彼らの動きの端々に残っていた。

その光景を、レイズはしばし無言で見つめる。

と、その中のひとりが、こちらに気づき歩み寄ってくる。

額には汗、顔には土埃、粗末な服の袖は破れている。
けれど、その足取りは逃げることも、視線を逸らすことも選ばなかった。

レイズは、その男をすぐに思い出した。

かつて、出来損ないと笑い、酒場でエールを頭からぶちまけた村人のひとり。

男はレイズの前で立ち止まり、喉を鳴らしながらも、正面から目を合わせる。

「……おまえが、あの時のレイズか。」

村の空気が、わずかに重くなる。

周囲で作業をしていた者たちが手を止め、距離を取りながらも、ひとり、またひとりと視線を向けてくる。

レイズは何も言わない。

ただ、その男を見返した。

そこにあるのは、あの頃の弱々しい少年ではない。
幾度もの死地を越え、今やひとつの家を背負う者の眼差し。

男はごくりと唾を飲み込む。肩がかすかに震えた。

それでも、逃げはしなかった。

「……おまえがおれらにしたことは……忘れるつもりはない。」

ぽつりと落とされたその言葉に、周囲の空気がきしんだ気がした。

レイズは、ほんのわずかに目を細めると、冷たくも肯定するように頷いた。

「そうか。忘れるな。絶対にな。」

短く言い切り、くるりと背を向ける。

これ以上、何も語るつもりはない――その意思が、背中の線にはっきりとにじんでいた。

だが、男はその背中を見て、堪えきれずに叫ぶ。

「だが――おまえが村を助けてくれたことも、俺たちは忘れねぇぞ!!」

作業を再開しかけていた者たちが、一斉に振り返る。

握られた拳、噛み締められた唇。期待とも恐怖ともつかぬ感情が、いくつもの視線に渦を巻いていた。

レイズは足を止めると、片手を軽く振り、肩越しに振り返らぬまま言い捨てる。

「忘れろ。助けられてなんかいない。」

その言葉は、刃のように鋭く、容赦なく男の胸に突き立った。

だが、その声には熱も憎しみもない。
ただ、嘘を塗り重ねることを拒んだ者の、乾いた響きがあるだけだった。

レイズの脳裏には、メルェの姿が過った。

折られた角。
泥にまみれた衣服。
恐怖と痛みに震えながら、それでも最後の最後まで誰かを信じようとした幼い瞳。

あの時、村人たちが浴びせた視線も罵声も、レイズは忘れていない。

魔族であるというだけで踏みにじられた存在。
その死がもたらした憎悪が、また新たな血を呼び込んだことも。

「許す」などと、軽々しく口にできるはずがなかった。

それでも――レイズは、村を焼かなかった。

皆殺しにも、しなかった。

それは、かつての自分が確かに“暴走し”、そしてヴィルに止められたという痛みの記憶が、骨に刻まれているからだ。

復讐と決意、その狭間でぎりぎりに保たれた均衡が、今のレイズの瞳の奥で静かに燃えている。

男は俯き、歯を食いしばり、何も言えなかった。

周囲の者たちも同じように黙り込み、やがて誰かが道具を握り直し、再び地を耕し始める。

カン、カン、と鉄と石のぶつかる小さな音。

その合間に、誰かがぽつりと漏らした。

「……気にするな。生きろ。」

謝罪でも弁解でもない。
ただ、自分たち自身に言い聞かせるような、か細い言葉。

レイズは振り返らない。

ただ一度だけ村を見渡す。

悲しみと悔恨の影を引きずりながら、それでも前を向こうとしている人々の背中。

その風景は、醜くもあり、醜さゆえに――どうしようもなく人間だった。

レイズは表情を変えず、歩き出す。

まだ、終わっていない。
ここは通過点にすぎない。

やがて、人の気配が薄れ、空気が変わる。

踏み慣れた土の匂いから、どこか濃く、重い気配へ。

境界をひとつ越えたのだと、肌で理解した。

――魔族の領土。

風は鋭いが、どこか澄んでいた。

遠くで獣の咆哮のような声が響き、見上げれば、黒い影が山肌をかすめて飛び去っていく。

それでも、レイズの足取りは乱れない。

むしろ、不思議と胸の奥が静まっていくのを感じていた。


魔族の集落へと足を踏み入れた瞬間、レイズの全身に無数の視線が突き刺さった。

殺意ではない。
だが、押し寄せるような緊張と渇望が、空気そのものを震わせていた。

広場には老若さまざまな魔族が集っていた。
血の涙を隠しきれない者、怒りに爪を握りしめる者、そしてどこか期待に似た光を宿す者。その顔ぶれの多さと迫力は圧巻だった。

その中を裂くように、一際強大な気配を伴ってひとりの魔族が進み出る。
その存在が現れただけで周囲のざわめきはぴたりと止まり、張りつめた空気が支配した。

「人間……いや、レイズ=アルバード。」

地を震わせるような低い声。

「何を果たし、何を我らに伝えに来た。」

レイズは答えの代わりに懐から“それ”を取り出す。

――メルェの折れた角。

掌に載せ、静かに掲げる。

「これを返しに来た。そして、すべての事実を伝えるためだ。」

ざわめきが一気に波のように広がる。
魔族にとって角は命であり誇りである。それを返すという行為が何を意味するか――彼らは理解していた。

大魔族は黙したまま角を見つめ、やがて深く目を閉じる。

「……語れ、人間。いや、イェイラの“仲間”よ。」

その言葉を合図に、周囲の魔族たちも一斉に沈黙し、レイズの口から紡がれる真実を待った。

レイズはゆっくりと息を吸い込み、これまでの顛末をひとつひとつ語り始めた。

レオナルディオの計略。
メルェの死の真相。
アルバードが直接手を下していないこと。
そして、自分が誓った約束のこと。

その反応は実に多様だった。
怒りに牙をむく者もいれば、涙をにじませ「ありがとう」と礼を述べる者もいた。

感情は確かに揺れている。
だが、どの反応にも“生きている者の声”があった。

レイズは拳を握りしめる。

――人も魔族も、感じ方は変わらない。だからこそ、変えられる。

「必ず変えてみせる。」

その言葉は誓いとなり、胸の奥で小さな炎となって灯る。

「魔族も、人も……これ以上は死なせない。
……それが、メルェの願いだと思ってる。」

短い時間であっても、あの日見せた笑顔や寄り添ってくれた温もりは本物だった。
親の仇とされた相手の屋敷で暮らしながら、彼女は憎しみを選ばず、ただ寄り添い続けた。

それは、人と魔族が共に歩ける未来を示す、何よりの証明だった。

そんな中、ひとりの魔族が前に進み出た。
深い傷を刻んだ角を持つ、長老格の男。

「……かつて、一人の人間がいた。」

その声に場が静まる。
レイズの胸の奥にざわめきが走る。

「その男は、人と魔族が争うのを全力で止めようとした。
『我らは殺し合うために生まれてきたのではない』と、そう言い続けた男だ。」

怒りではなく、悔恨を帯びた声。

「だが我らは……その願いを裏切った。
恐れ、憎しみに囚われ、我ら自身の手で――その男を殺した。」

レイズの心臓が大きく跳ねる。

――それは父、リヴェル。

長老は続ける。

「リヴェルは身を挺して争いを止めに来た。
それでも我らは受け入れることができなかった。
いや……受け入れる勇気を持てなかった。」

周囲の魔族たちの視線には後悔と苦しみがにじんでいる。

「リヴェル……その名を、我らは忘れていない。
あの男がいたからこそ、人と魔族の境は守られ続けた。
だが我らはその灯火を、自らの手で絶ってしまった。」

レイズは息を呑む。

父が命を懸けて守ろうとした道。
そして今、その続きを歩いているのが自分なのだと突きつけられる。

長老は静かに続けた。

「我らは覚悟していた。
リヴェルの死を境に、再び血の連鎖が始まると。
だが――アルバードは違った。」

レイズの瞳が揺れる。

「憎しみに染まることも、復讐の刃を振るうこともなかった。
我らを敵と断じる代わりに、ただ受け止め続けた。」

魔族たちの表情には怒りではなく、深い敬意が漂っていた。

「その約束、その恩を、我らは忘れない。
だからこそ――お前が真実を伝えに来たなら、我らは真実を返す。」

長老は深く頭を垂れる。

「言葉と誓いは、血と同じ重みを持つ。それが我らの掟だ。」

そして、長は静かに一歩進み出ると、レイズをまっすぐに見据えた。

「そして──おまえは、リヴェルの子だ。」

宣告のような一言に、空気が震えた。

「おまえは我らを憎むべき立場であったろう。
それでもイェイラを守り、寄り添った。」

長は布に包まれた角を両手で持ち、レイズへ差し出す。

「イェイラの角には、確かに刻まれていた。
『この者と共にありたい』と。」

レイズが受け取ると、角は微かに温かく、まるで生きて鼓動しているかのようだった。

魔族たちの表情は変わっていた。
憎しみの奥に、敬意と、わずかな救いの色が差している。

「悔恨はイェイラが止めた。
そしておまえが受け継いで止めた。」

「互いに仇であるはずの二人が、憎しみではなく寄り添うことを選んだからこそ、我らは歩みを止められたのだ。」

その真実が胸に染み渡り、レイズは角を強く握りしめた。

失われた道は、まだ終わっていない。
リヴェルが示し、メルェが願った未来は――確かに、ここから続いている。




 魔族との約束を果たし、メルェの角を胸に抱いたまま――レイズはひとり、元来た道を歩いていた。

 魔族の集落を離れると、風の匂いがわずかに変わる。
 冷たさだけだった風に、どこか懐かしい土と草の匂いが混ざり始める。

 空は群青から藍へと沈みかけていた。
 遠くには、アルバードの森が黒い輪郭となって横たわっている。

 どこか「帰り道」のはずなのに、足取りは不思議と軽かった。

 胸の奥に残っていた重石のようなものが――ほんの少しだけ、形を変えた気がしたからだ。

 歩きながら、レイズはふと足を止めて空を仰いだ。

 まぶたの裏に浮かんだのは、かつてゲームの中で何度も見た“あの場面”。

 最後の砦。
 魔族の旗。
 漆黒の魔剣を携え、血に濡れた大地の上で高らかに笑う、ひとりの男。

 ――人を救うも、魔族を救うも。

 ――その選択を下すのは、自分自身だ。

 ガイルがそう言い放ったときの声が、今も鮮明に響いてくる。

 画面越しに見ていたはずの光景なのに、今はまるで“自分の記憶”のように胸を刺した。

 あの時の主人公カイルは、何度も何度も選択を迫られた。

 誰を救うのか。
 何を切り捨てるのか。
 正しさとは何か。
 その度に、その先に待つのはいつも“どこかが欠けた終わり”だった。

 魔王ガイルは決して、最初から「絶対悪」としてそこにいたわけじゃない。

 人に裏切られ、仲間を失い、守りたいものを守れず、最後には「人を憎む」という結論に行き着いた優しき魔王だ。。

 ――人を救ったところで、魔族が捨てられる。
 ――魔族を守れば、人が泣く。

 あの男は、そのどちらも見すぎてしまった。

 レイズは小さく息を吐く。

「……あの時の台詞、今なら少し分かる気がするな」

 ゲームのプレイヤーだった頃の自分は、ガイルをただの“厄介な強敵”としてしか見ていなかった。

 攻略対象。
 最強クラスのボス。
 苦戦し、リトライを繰り返し、それでもいつかは倒すべき相手。

 どれだけ強く、どれだけ魅力的でも、“越えるための障害”でしかなかった。

 だが――今は違う。

 メルェの角の温もり。
 ルーヴェの村の血と涙。
 魔族たちの悔恨と、父リヴェルの残した道。

 すべてを知った今だからこそ、ガイルの言葉が別の意味を帯びて迫ってくる。

 人も、魔族も。
 どちらかだけを選べば、必ずもう片方が泣く。

 だが、ガイルは最後に「人を拒絶する」道を選んだのだろう。

「……だけど、俺はそうはならない」

 レイズは小さく首を振る。

「俺は、人も魔族も、ほんとはそんなに難しい存在じゃないって知ってるからな」

 イザベルのことを思い出す。
 リアノの笑顔を思い出す。
 メルェが見せた、不器用な優しさを思い出す。

 そして、魔族の長が語った――一人の「変わり者の人間」の話。

 リヴェル。

 自分の父。

 人と魔族の間に立ち、どちらも守ろうとし、そして殺された男。

 魔族たちは彼を忘れていなかった。

 リヴェルが命を懸けて守ろうとしたものを、アルバードもまた裏切らなかった。

 だからこそ、この世界はまだ完全には壊れていない。

「……父さんは、そこまで見てたのか?」

 問いは風に溶けていく。

 答えは返ってこない。
 それでも、レイズはどこか懐かしい気配を、風の中に感じていた。

 ――だからこそ、アルバードなんだよ。

 ――ここが、境目なんだ。

 魔族の長が言っていた言葉。
 ヴィルが黙って背負ってきた重み。
 そして今、それを自分が継いでしまったという事実。

 アルバードという家は、ただの“強い一族”ではない。

 人と魔族、その両方から憎しみも、感謝も、悔恨も、祈りも、一身に受けてきた場所だ。

 だからこそ、自分がここに転生してきた意味があるのだと、レイズはようやく実感し始めていた。

「……結局、ゲームのときと同じか」

 レイズは苦笑する。

「主人公はいつだって、一番面倒なところに立たされる」

 カイルの物語は、決して“ハッピーエンド”ではなかった。

 救えなかった命があり、届かなかった想いがあり、歪められた歴史が彼を苦しめ続けた。

 それでもカイルは――最後まで歩みを止めなかった。

 選び続けた。
 悩み続けた。
 間違えたと思っても、それでも「次こそは」と剣を握り続けた。

 その姿を、レイズは確かに“画面の向こう”から見ていた。

 なぜだか分からないが、毎回同じ展開を追っているはずなのに、何度も胸が締めつけられた。

 理不尽な世界で、それでも人を助けようとするカイルの姿に、羨望に近いものすら抱いていた。

「……ああ、そうか」

 ふと、レイズは立ち止まり、ぽつりと呟いた。

「俺、あの世界のこと……この世界のことが、すごく好きだったんだな」

 ただのゲーム。
 ただの物語。

 そう割り切っていたはずなのに、気づけば毎日考えていた。

 「あの時、別の選択肢があったんじゃないか」
 「あそこで誰かを救えたかもしれない」
 「ガイルや魔族にも、別の未来があったんじゃないか」

 今なら分かる。

 ――自分は最初から、この世界を“ただのゲーム”だとは思えていなかったのだ。

 気がつけば、胸の奥に静かな温もりが広がっていく。

 メルェの角。
 父リヴェルの名。
 ヴィルやセバス、クリス、イザベル、リアノたち。

 すべてが絡み合い、一つの線になって、レイズの中を通っている。

 ただの憎しみでは終わらない。
 ただの復讐でも終わらない。

 誰かが選び、誰かが諦め、誰かがそれでも願い続けた結果が――今のこの世界だ。

「だったら、変えてやるさ」

 レイズは小さく笑った。

「ガイル。おまえが見たバッドエンドを、俺は塗り替えてやる」

 人を救うか、魔族を救うか。

 どちらか一方しか選べない“ゲーム”じゃない。

 自分はいま、この世界の中にいる。
 選択肢を増やすことだって、やり直すことだって、本来の歴史から踏み外すことだってできる。

 それがきっと、“プレイヤー”ではなく“レイズ”として生きるということなのだ。

 空を見上げると、いつの間にか雲の切れ間から星が覗き始めていた。

 アルバードへ続く森の輪郭が近づいてくる。

 風が頬を撫でた。

 今度は――どこか「帰ってこい」と背中を押してくれているような気がした。

 レイズは一歩、また一歩と、アルバードへ向けて歩みを進める。

 この世界を変えるために。
 ガイルという“魔王”を、別の未来へ連れていくために。
 そして、父リヴェルが見たかったはずの結末へ辿り着くために。


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