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10話
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ピンポーンとインターホンが鳴り、朝陽がモニターを見ると、そこには約束していた男が笑顔で立っていた。
「どうぞー」
そう言ってオートロックの入り口を解除すると、キッチンへ向かい、その男の為に用意した料理を皿に盛り付ける。
再びインターホンが鳴ると、朝陽はパタパタと玄関へ向かい鍵を開けた。
目の前には、スーツ姿の長身の男がニコッと微笑み、手にはケーキの箱が握られていた。
「いらっしゃい‥」
朝陽も笑みを浮かべ、招き入れる。
「今日も、忙しかったんですか?佑二先輩‥」
朝陽の言葉に、佑二先輩と呼ばれた男は眉を寄せた。
「もう、先輩はよせって‥何度も言ってるだろ?」
そう言って、勝手知ったるとばかりに、冷蔵庫を開けケーキの箱を入れた。
そして朝陽の身体を抱き寄せると、頭にチュッとキスをした。
「すみません‥つい癖で‥」
上目遣いで謝られ、佑二はギュッと細い身体を抱き締めた。
「まぁ、いいよ‥」
佑二がテーブルに置かれている料理に気が付き、嬉しそうに微笑んだ。
「自分の誕生日なのに‥料理も用意してくれて‥ありがとな」
頭をクシャクシャと撫でられ、朝陽はコクンと頷いた。
「さ‥早く食べよ‥」
佑二を椅子に座るように促すと、朝陽は冷蔵庫からビールを取り出し、佑二に一本渡して自分もプルタブを開けた。
「ありがと。じゃあ、朝陽の26歳の誕生日を祝って‥乾杯」
カツンとビール缶が触れると、グイっとビールを喉に流し込む。
「ああっ――旨いな‥」
佑二は唇に付いた水滴を手でグイっと拭うと、目の前の料理を嬉しそうに眺め箸を取った。
その様子を、朝陽は楽しそうにジッと見つめていた。
「旨い!やっぱり朝陽の料理は旨いな‥」
口にしていたのは、豚の角煮、一人暮らしを始めて4年も経てば、料理も上手くなるもんだと、自分でも驚いていたが、自分が思っている以上に料理にはまり、ついつい料理本を買ったりして、新しい料理を作るのが一種の楽しみになっていた。
今日は、シーフードが乗ったサラダに、ちょっと摘まめるカナッペや、佑二が大好きな豚の角煮、そして夏野菜のグラタンやガーリックトーストなど、纏まりのない料理を作っていた。
「‥ふふっ‥良かった」
朝陽は今日で26歳になり、社外人になって4年目と、働き甲斐が出てくる頃だった。
あれから、少しづつ体力を戻すように努力し、見た目は以前とほとんど変わらない。
「‥お前と付き合ってから、もうすぐ3年かぁ~早いな」
モグモグとサラダを口にしながら、佑二が呟く。
「そうですね。まさか、あんな場所で佑二‥さんに会うとは、思わなかった‥」
「‥だな。俺は、運命を感じたけどね」
二人はゲイが出会いの場として集うBARで偶然の再会を果たした。
そもそも、朝陽は就職してから、ずっとそのBARの常連だった。
週末には必ず、そこのBARへ行き、相性の良さそうな男と一夜を共にする。
身体を重ねる事だけが、朝陽が生きていると実感できる、唯一の事だったから。
二人が出会った日も同じだった。
朝陽が一人でカウンターで飲んでいると、後ろから声が聞こえてきたのだ。
「あっ‥朝陽?」
その声に思わず振り向くと、目の前には大学時代のジャズ研究会で、自分を落とそうとしていた佐藤佑二が、少し大人の雰囲気を醸し出し、立っていたのだ。
佑二にしてみれば、自分が大学の時に狙っていた男が、こんな出会いを求め集まるBARに居るなんて、運命だと思ってもおかしくない。
それから、二人の距離が近づくのはあっと言う間で、今は週末に限らず、朝陽の家に今日みたいに佑二が押し掛けてくるというスタイルになっている。
二人は食事を終え、ケーキを食べると、佑二がソワソワとしていた。
本当なら、朝陽の誕生日にプレゼントを渡したいのだが、初めて二人で迎える誕生日の日に、ネクタイをプレゼントに送ったら、朝陽に断られたのだ。
プレゼントは要らない、一緒に居るだけで良いからと‥そう言われた。
昨年もプレゼントは用意してあったものの、切り出すことが出来ずに結局、持ち帰った事を思い出し、今年こそは、受け取って貰いたいと、朝陽に似合いそうな腕時計を、自分の鞄の中に忍ばせていた。
3年も付き合っているのだから、受け取ってくれると信じていた‥いや、信じたいと思っていたが、昨年同様、切り出すきっかけが掴めず、チラチラと自分の鞄に視線を送っていた。
そんな佑二の考えを知る筈もない朝陽が、口を開き出した言葉に、佑二は唖然としてしまう。
「‥佑二さん、俺達の関係、今日で終わりにしましょう」
真っ直ぐに自分を見ている朝陽の顔が、嘘を言っていない事は分かる。
だが、どうして突然、別れ話を切り出されたのか、ちっとも理解できない佑二は、言うべき言葉が見つからず、朝陽に怪訝な顔を向けた。
「‥ごめんなさい。もう、終わりにしたいんです‥」
何の躊躇いもなく放たれた言葉。
先程まで笑顔で話していた人物とは思えない。
「‥えっ?‥なんで?」
佑二がようやく口に出来たのは、こんな陳腐な言葉。
「‥なんでって‥そもそも、俺に固執する必要ありますか?」
アッサリと言われた言葉に、佑二の頭の中はパニックになりそうだった。
「‥えっ?‥いや、俺達‥付き合っているんだよな?」
「‥はい」
「‥じゃあ、俺の事‥好きって事だろ?」
その言葉に、朝陽は少し首を傾けた。
何を考えているのか佑二は想像もしたくなかったが、しばらくして朝陽が出した答えに驚愕した。
「‥んーまぁ、嫌いではない?」
「‥いや、おかしだろ?‥俺は‥お前の事が好きで‥付き合ってるんだぞ?」
その言葉を言われて、ようやく朝陽の顔に感情が出てきた。
眉を潜め、口をギュッと結んだ、拒否の顔。
「‥すみません。もっと早くに言い出すべきでした‥俺も、あまりにも居心地が良くて‥」
困ったような顔をしている朝陽が、何を考えているのか理解できない。
「どういう事だ?俺は‥お前に取って、週末だけセックスをする男と、何ら変わらないって事か?」
怒りを含んだ声が、朝陽の耳に届く。
「‥すみません」
否定しない。
ガタンッと椅子を倒し、佑二が立ち上がると、震えている拳が朝陽の目線に入る。
殴られるかな‥朝陽がそう思った瞬間、グイっと襟首を掴まれ立たされたと思ったら、すぐに身体を掴まれ、荒々しく奥の部屋にあるベッドに倒された。
「‥っ‥‥佑二さん‥‥もう‥っ‥」
上から体重をかけ組敷かれ、乱暴に唇を重ねてくる。
有無を言わせない佑二の顔を見て、朝陽は抵抗する力を抜いた。
何度も身体を重ねているから、朝陽の感じるところを知り尽くしていた佑二は、そこばかりを責め立て、激しく朝陽を抱いた。
「‥なっ‥なんで‥‥朝陽‥‥なんでだよ‥‥」
時々、悲痛な声が聞こえるが、朝陽には何の感情も湧くことが無く、ただ、身体から呼び覚まされる欲情に身を任せ、快楽を追い続けた。
何度、達しただろうか‥途中意識を失っていたのか、目を覚ますと、朝陽はベッドの上に全裸のまま横たわっていた。
佑二の姿はすでになかった。
ゆっくりと身体を起すと、股の間からドロリと佑二が放った精液が零れ落ち、ああ‥これで本当に終わったんだ‥と、感じた。
いつも佑二はことが終わり朝陽が気を失うと、身体を綺麗に拭き清め、目を覚ますとサラリとした身体になっていたのだが、今日は自分が放った精も、佑二が放った精液もそのままで、まるでモノのように捨てられた感覚になる。
仕方ない‥自分で決めた事なのだから‥朝陽は大きく溜息を付くと、重い体を引きずる様に浴室へ向かい、頭から冷水を浴びた。
頬を伝う温かいモノは、自分に向けられたモノではなく、佑二を傷付けてしまった事への後悔だった。
もう、こんな事は止めよう。
身体は満たされていても、心は満たされない‥そんな事は分かっていたはずなのに‥。
朝陽は自分の満たされない心を直視できず、しばらく冷たい水の中で立ち尽くしていた‥。
「どうぞー」
そう言ってオートロックの入り口を解除すると、キッチンへ向かい、その男の為に用意した料理を皿に盛り付ける。
再びインターホンが鳴ると、朝陽はパタパタと玄関へ向かい鍵を開けた。
目の前には、スーツ姿の長身の男がニコッと微笑み、手にはケーキの箱が握られていた。
「いらっしゃい‥」
朝陽も笑みを浮かべ、招き入れる。
「今日も、忙しかったんですか?佑二先輩‥」
朝陽の言葉に、佑二先輩と呼ばれた男は眉を寄せた。
「もう、先輩はよせって‥何度も言ってるだろ?」
そう言って、勝手知ったるとばかりに、冷蔵庫を開けケーキの箱を入れた。
そして朝陽の身体を抱き寄せると、頭にチュッとキスをした。
「すみません‥つい癖で‥」
上目遣いで謝られ、佑二はギュッと細い身体を抱き締めた。
「まぁ、いいよ‥」
佑二がテーブルに置かれている料理に気が付き、嬉しそうに微笑んだ。
「自分の誕生日なのに‥料理も用意してくれて‥ありがとな」
頭をクシャクシャと撫でられ、朝陽はコクンと頷いた。
「さ‥早く食べよ‥」
佑二を椅子に座るように促すと、朝陽は冷蔵庫からビールを取り出し、佑二に一本渡して自分もプルタブを開けた。
「ありがと。じゃあ、朝陽の26歳の誕生日を祝って‥乾杯」
カツンとビール缶が触れると、グイっとビールを喉に流し込む。
「ああっ――旨いな‥」
佑二は唇に付いた水滴を手でグイっと拭うと、目の前の料理を嬉しそうに眺め箸を取った。
その様子を、朝陽は楽しそうにジッと見つめていた。
「旨い!やっぱり朝陽の料理は旨いな‥」
口にしていたのは、豚の角煮、一人暮らしを始めて4年も経てば、料理も上手くなるもんだと、自分でも驚いていたが、自分が思っている以上に料理にはまり、ついつい料理本を買ったりして、新しい料理を作るのが一種の楽しみになっていた。
今日は、シーフードが乗ったサラダに、ちょっと摘まめるカナッペや、佑二が大好きな豚の角煮、そして夏野菜のグラタンやガーリックトーストなど、纏まりのない料理を作っていた。
「‥ふふっ‥良かった」
朝陽は今日で26歳になり、社外人になって4年目と、働き甲斐が出てくる頃だった。
あれから、少しづつ体力を戻すように努力し、見た目は以前とほとんど変わらない。
「‥お前と付き合ってから、もうすぐ3年かぁ~早いな」
モグモグとサラダを口にしながら、佑二が呟く。
「そうですね。まさか、あんな場所で佑二‥さんに会うとは、思わなかった‥」
「‥だな。俺は、運命を感じたけどね」
二人はゲイが出会いの場として集うBARで偶然の再会を果たした。
そもそも、朝陽は就職してから、ずっとそのBARの常連だった。
週末には必ず、そこのBARへ行き、相性の良さそうな男と一夜を共にする。
身体を重ねる事だけが、朝陽が生きていると実感できる、唯一の事だったから。
二人が出会った日も同じだった。
朝陽が一人でカウンターで飲んでいると、後ろから声が聞こえてきたのだ。
「あっ‥朝陽?」
その声に思わず振り向くと、目の前には大学時代のジャズ研究会で、自分を落とそうとしていた佐藤佑二が、少し大人の雰囲気を醸し出し、立っていたのだ。
佑二にしてみれば、自分が大学の時に狙っていた男が、こんな出会いを求め集まるBARに居るなんて、運命だと思ってもおかしくない。
それから、二人の距離が近づくのはあっと言う間で、今は週末に限らず、朝陽の家に今日みたいに佑二が押し掛けてくるというスタイルになっている。
二人は食事を終え、ケーキを食べると、佑二がソワソワとしていた。
本当なら、朝陽の誕生日にプレゼントを渡したいのだが、初めて二人で迎える誕生日の日に、ネクタイをプレゼントに送ったら、朝陽に断られたのだ。
プレゼントは要らない、一緒に居るだけで良いからと‥そう言われた。
昨年もプレゼントは用意してあったものの、切り出すことが出来ずに結局、持ち帰った事を思い出し、今年こそは、受け取って貰いたいと、朝陽に似合いそうな腕時計を、自分の鞄の中に忍ばせていた。
3年も付き合っているのだから、受け取ってくれると信じていた‥いや、信じたいと思っていたが、昨年同様、切り出すきっかけが掴めず、チラチラと自分の鞄に視線を送っていた。
そんな佑二の考えを知る筈もない朝陽が、口を開き出した言葉に、佑二は唖然としてしまう。
「‥佑二さん、俺達の関係、今日で終わりにしましょう」
真っ直ぐに自分を見ている朝陽の顔が、嘘を言っていない事は分かる。
だが、どうして突然、別れ話を切り出されたのか、ちっとも理解できない佑二は、言うべき言葉が見つからず、朝陽に怪訝な顔を向けた。
「‥ごめんなさい。もう、終わりにしたいんです‥」
何の躊躇いもなく放たれた言葉。
先程まで笑顔で話していた人物とは思えない。
「‥えっ?‥なんで?」
佑二がようやく口に出来たのは、こんな陳腐な言葉。
「‥なんでって‥そもそも、俺に固執する必要ありますか?」
アッサリと言われた言葉に、佑二の頭の中はパニックになりそうだった。
「‥えっ?‥いや、俺達‥付き合っているんだよな?」
「‥はい」
「‥じゃあ、俺の事‥好きって事だろ?」
その言葉に、朝陽は少し首を傾けた。
何を考えているのか佑二は想像もしたくなかったが、しばらくして朝陽が出した答えに驚愕した。
「‥んーまぁ、嫌いではない?」
「‥いや、おかしだろ?‥俺は‥お前の事が好きで‥付き合ってるんだぞ?」
その言葉を言われて、ようやく朝陽の顔に感情が出てきた。
眉を潜め、口をギュッと結んだ、拒否の顔。
「‥すみません。もっと早くに言い出すべきでした‥俺も、あまりにも居心地が良くて‥」
困ったような顔をしている朝陽が、何を考えているのか理解できない。
「どういう事だ?俺は‥お前に取って、週末だけセックスをする男と、何ら変わらないって事か?」
怒りを含んだ声が、朝陽の耳に届く。
「‥すみません」
否定しない。
ガタンッと椅子を倒し、佑二が立ち上がると、震えている拳が朝陽の目線に入る。
殴られるかな‥朝陽がそう思った瞬間、グイっと襟首を掴まれ立たされたと思ったら、すぐに身体を掴まれ、荒々しく奥の部屋にあるベッドに倒された。
「‥っ‥‥佑二さん‥‥もう‥っ‥」
上から体重をかけ組敷かれ、乱暴に唇を重ねてくる。
有無を言わせない佑二の顔を見て、朝陽は抵抗する力を抜いた。
何度も身体を重ねているから、朝陽の感じるところを知り尽くしていた佑二は、そこばかりを責め立て、激しく朝陽を抱いた。
「‥なっ‥なんで‥‥朝陽‥‥なんでだよ‥‥」
時々、悲痛な声が聞こえるが、朝陽には何の感情も湧くことが無く、ただ、身体から呼び覚まされる欲情に身を任せ、快楽を追い続けた。
何度、達しただろうか‥途中意識を失っていたのか、目を覚ますと、朝陽はベッドの上に全裸のまま横たわっていた。
佑二の姿はすでになかった。
ゆっくりと身体を起すと、股の間からドロリと佑二が放った精液が零れ落ち、ああ‥これで本当に終わったんだ‥と、感じた。
いつも佑二はことが終わり朝陽が気を失うと、身体を綺麗に拭き清め、目を覚ますとサラリとした身体になっていたのだが、今日は自分が放った精も、佑二が放った精液もそのままで、まるでモノのように捨てられた感覚になる。
仕方ない‥自分で決めた事なのだから‥朝陽は大きく溜息を付くと、重い体を引きずる様に浴室へ向かい、頭から冷水を浴びた。
頬を伝う温かいモノは、自分に向けられたモノではなく、佑二を傷付けてしまった事への後悔だった。
もう、こんな事は止めよう。
身体は満たされていても、心は満たされない‥そんな事は分かっていたはずなのに‥。
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