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第3章 動乱
54話 討伐へ
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コンコン。
「ちょっと待ってー」
俺はアイシャ達の研究室に来た。部屋をノックすると中から声が返ってくる。
「どちらさ……セレット! やっと帰ってきたのね!?」
「ただいま。中々大変だったよ」
「おかえり。さ、中に入って。色々話を聞かせてよ」
アイシャはそう言って扉を開けて中に入れるようにしてくれる。
「すまん。色々あってこれから魔物を狩りに行かないといけないんだ」
誘ってくれるアイシャには悪いと思うけどやらなければならないことがある。
「魔物を狩りに? 何でまた?」
「説明したいんだけど、ちょっと急がないといけないんだ。だから帰ってきた時でいいか?」
「そう……。ちなみに何の魔物を狩りに行くの?」
「これだ」
俺はロネに貰った紙を見せる。
「ふむふむ。ふ……む?」
アイシャは俺の見せた紙を凝視してずっと見つめている。
「アイシャ?」
「セレット、この中のどれに行くか決めた?」
「ん? いや、特に決めていないが」
「なら私も連れてって! 邪魔はしないから! ていうか手伝うから!」
アイシャは目を輝かせて勢い込んで来る。
「ど、どうしたんだ!?」
「これ! このジュエルドラゴン! こいつの宝石が欲しいから!」
「ここに書いてある部位以外は好きにしていいって言われてるから、持って帰って来ればいいんじゃないのか?」
「それが、狩って直ぐに処理をしないといけない工程があってね……。処理が施された物を探してるんだけど中々出回ってなくって……。そもそもSランクの魔物でしょう? 狩られることってほとんどないのよ。だからお願い!」
アイシャは両手を合わせて頼み込んで来る。ここまで言われたらやるしかない。
「分かった。このジュエルドラゴンを狩りに行こう。今日出立する予定だけど、間に合うか?」
「直ぐに準備するわ! 1時間頂戴!」
「分かった。俺も準備があるから1時間後に正門の前で」
「了解!」
彼女は部屋の中に飛び込んで行く。そして、部屋の中からは彼女の声と秘書の声が聞える。
「今からジュエルドラゴンを討伐に行くわよ!」
「ええ!? 私たちだけでですか!?」
「そんなことないわ! もちろんセレットも一緒によ!」
「なら私はお邪魔ではー?」
「そんなことないわ! 処理も一人だと不安だし! 一緒に来て!」
「分かりましたー。でも下着は気合……」
俺はそこまで聞いて、不味いと思い準備と他のメンツに挨拶をしようと思い自室へ向かった。
「フランツはいるか?」
俺は今灼熱の龍脈挨拶に来ていた。
「どうしたんだ?」
フランツは鎧を着ているのに机に向かって必死で格闘していた。
「仕事から帰ってきたからな。その挨拶にと思って」
「おお、無事だったか? ま、お前なら大丈夫か」
フランツは休憩とばかりに持っていたペンを机の上に放り出す。
「ちょっと危ない所とかあったけどな。何とかなったよ」
ウォータードラゴンの時はギリギリだったし、ジャグレッドとの戦闘も危険なことになっていたかもしれない。
「お前が危ないって……なんだ? ドラグロムロードでも出たのか?」
「なんだそいつは?」
「ドラグロムロードか? そいつは帝国にいるってされる龍なのか竜なのか分からん奴だが、この国が滅びかけたって言われる伝説の生物だ」
「そんな奴がいるのか」
「まぁな。と言っても数百年前の話だし、今となっちゃいるかどうかすら分からないけどな」
「そんな奴が……。っと。俺はそろそろ行くよ」
「おいおい。いつもだったら事務仕事まで手伝ってくれるんじゃないのか?」
「そうしたい所なんだけど、これからジュエルドラゴンを狩りに行かなくちゃいけなくてさ」
「さっき仕事から帰って来たばっかりなんじゃないのか?」
「そうなんだけど、ちょっとやることがあってな。それと、フランツからもパルマによろしく言っておいてくれ」
「そんなの自分で言って来いよ。先達としてのアドバイスだぜ?」
フランツは眉を曲げてそう言ってくる。
「行ったんだけど、呼び出されてるとかで居なかったんだよ」
「なんだ。そう言うことか」
「ああ、だから一応な」
「任せろ。ま、あいつが許してくれればな」
「? とりあえず頼んだ。あ、それと、少しだけ龍力を貰って行ってもいいか?」
ないとは思うけど、またジャグレッドみたいな奴との戦闘になったら龍力の予備も欲しい。
「? いいぞ。大した量じゃないだろ?」
「ああ」
俺はそれだけ伝えて龍力を少し分けて貰い、アイシャとの合流地点に急いだ。
「待たせたか?」
「ううん。私も今来たとこ」
「大丈夫ですよ~」
俺は正門の前に行くと、アイシャと秘書が荷物を背負って待っていた。
「それじゃあ早速行くか。馬でいいか?」
「勿論」
「大丈夫です~」
「よし。行くぞ」
それからの俺達は馬を3頭借りる。そして、ジュエルドラゴンを狩りに出発した。
******
ジュエルドラゴンのいる渓谷に向かう途中。時間自体は無駄に多いので、色々と話すことにした。
道中は草原の中を通る一本道。
「行きは大体10日くらいの予定でいいんだよな?」
「何も問題なければね。って言ってもここら辺は悪い噂も聞かないし、問題ないとは思うけど」
「それにしても、どうしてこんな突然ジュエルドラゴンの討伐になったんですか~? 私たちとしては丁度いいんですけど~」
「それにはかくかくしかじかで」
俺は彼女たちに今回のロネの公務で起きたことを話す。
「やっと主君を決めたのね。にしてもロネスティリア姫様ね……」
「いいのではないですかー? このままだとオルドア様になるって話でしたからねー」
「そうだったのか?」
帰って来たばっかりでそのまま行ったからな。
「ええ、結構私の所にも探りに来たりした人はいたわよ? 適当に帰ってもらったけど」
「私の所にもですよ~。食堂ではゆっくり食べれなかったです~」
「なんか。すまん」
「別にセレットのせいじゃないわよ」
「そうですよ~。それに、セレットさんと親しいと言うことで色々といいこともありますからね~」
2人は本当に気にしていないようだ。というか秘書はそれを利用すらしているのかしたたかだと感じさせる。
「それならよかった。俺の名前を使えるなら好きに使ってくれ」
2人には色々と恩があるからな。俺の名前を使えるならドンドン使って欲しい。
「セレット。それ、他の人に言っちゃダメよ?」
「セレットさん。そろそろ名前の重さを理解した方がー……」
2人はちょっと怖い顔をしている。
「何でだ? 2人になら別に使われても気にしないぞ?」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど……。ちゃんと信頼できる人じゃないとダメって言ってるの」
「今のセレットさんの名前を使えばそこら辺の人なら追い落せるんですからねー?」
「何言ってるんだ。そんな事ある訳ないだろう?」
確かに龍騎士の称号はすごいかもしれない。でも、俺はロネの親衛隊になっただけなのだ。それが人を追い落とすなんて恐ろしい真似が出来るはずがない。
「いいけど……。本当に名前を使わせちゃダメだからね? いい? それだけは守ってよ?」
「わ、分かった」
アイシャの剣幕に押されて思わず頷いてしまった。
しかし、2人は未だに疑わしそうな目で見ている。なので、何とか話を変える。
「そう言えば、ジュエルドラゴンの時はどうするんだ? 2人共戦闘は期待しない方がいいんだろう?」
アイシャは元魔法副師団長という肩書があっても、基本は研究での成果で認められたはずだ。
秘書に関してもそうで、以前一緒に隣街のグレンゴイルに向かった時には戦闘はからっきしと自分で言っていたはず。
「当然準備はしてきたわ。セレットには正面を張ってもらうけど、自衛の為だったり、妨害の為の魔道具は持ってきてるの」
「出来るだけ近くにはいたいですけど、あんまり近くに居過ぎて邪魔になってしまうのは避けたいですからねー」
「じゃあそっちのことは気にしなくていいんだな?」
2人の事を考えずに、ジュエルドラゴンに集中出来るのならとても助かる。
「大丈夫よ。と言っても私たちの方に蹴り飛ばしたりしないでよね?」
「しないって」
「では大丈夫ですかねー。取り巻きとかがいた場合でも、多少の敵なら問題ないように準備してありますからー」
「分かった。直ぐに首を落としてやるからな」
「あ、ちょっとだけ気をつけて欲しいことがあるの」
「なんだ?」
「ジュエルドラゴンなんだけど、出来る限り体についてる宝石を傷つけずに倒してくれない?」
「なんだ。そんなことか、分かった」
多くても数十個くらいだろう、ならば問題ない。
「流石セレット! 頼りになるんだから!」
「ふ、まぁな」
10日程の時間をかけて、俺達はジュエルドラゴンの住む砂塵の渓谷に到着した。
「ちょっと待ってー」
俺はアイシャ達の研究室に来た。部屋をノックすると中から声が返ってくる。
「どちらさ……セレット! やっと帰ってきたのね!?」
「ただいま。中々大変だったよ」
「おかえり。さ、中に入って。色々話を聞かせてよ」
アイシャはそう言って扉を開けて中に入れるようにしてくれる。
「すまん。色々あってこれから魔物を狩りに行かないといけないんだ」
誘ってくれるアイシャには悪いと思うけどやらなければならないことがある。
「魔物を狩りに? 何でまた?」
「説明したいんだけど、ちょっと急がないといけないんだ。だから帰ってきた時でいいか?」
「そう……。ちなみに何の魔物を狩りに行くの?」
「これだ」
俺はロネに貰った紙を見せる。
「ふむふむ。ふ……む?」
アイシャは俺の見せた紙を凝視してずっと見つめている。
「アイシャ?」
「セレット、この中のどれに行くか決めた?」
「ん? いや、特に決めていないが」
「なら私も連れてって! 邪魔はしないから! ていうか手伝うから!」
アイシャは目を輝かせて勢い込んで来る。
「ど、どうしたんだ!?」
「これ! このジュエルドラゴン! こいつの宝石が欲しいから!」
「ここに書いてある部位以外は好きにしていいって言われてるから、持って帰って来ればいいんじゃないのか?」
「それが、狩って直ぐに処理をしないといけない工程があってね……。処理が施された物を探してるんだけど中々出回ってなくって……。そもそもSランクの魔物でしょう? 狩られることってほとんどないのよ。だからお願い!」
アイシャは両手を合わせて頼み込んで来る。ここまで言われたらやるしかない。
「分かった。このジュエルドラゴンを狩りに行こう。今日出立する予定だけど、間に合うか?」
「直ぐに準備するわ! 1時間頂戴!」
「分かった。俺も準備があるから1時間後に正門の前で」
「了解!」
彼女は部屋の中に飛び込んで行く。そして、部屋の中からは彼女の声と秘書の声が聞える。
「今からジュエルドラゴンを討伐に行くわよ!」
「ええ!? 私たちだけでですか!?」
「そんなことないわ! もちろんセレットも一緒によ!」
「なら私はお邪魔ではー?」
「そんなことないわ! 処理も一人だと不安だし! 一緒に来て!」
「分かりましたー。でも下着は気合……」
俺はそこまで聞いて、不味いと思い準備と他のメンツに挨拶をしようと思い自室へ向かった。
「フランツはいるか?」
俺は今灼熱の龍脈挨拶に来ていた。
「どうしたんだ?」
フランツは鎧を着ているのに机に向かって必死で格闘していた。
「仕事から帰ってきたからな。その挨拶にと思って」
「おお、無事だったか? ま、お前なら大丈夫か」
フランツは休憩とばかりに持っていたペンを机の上に放り出す。
「ちょっと危ない所とかあったけどな。何とかなったよ」
ウォータードラゴンの時はギリギリだったし、ジャグレッドとの戦闘も危険なことになっていたかもしれない。
「お前が危ないって……なんだ? ドラグロムロードでも出たのか?」
「なんだそいつは?」
「ドラグロムロードか? そいつは帝国にいるってされる龍なのか竜なのか分からん奴だが、この国が滅びかけたって言われる伝説の生物だ」
「そんな奴がいるのか」
「まぁな。と言っても数百年前の話だし、今となっちゃいるかどうかすら分からないけどな」
「そんな奴が……。っと。俺はそろそろ行くよ」
「おいおい。いつもだったら事務仕事まで手伝ってくれるんじゃないのか?」
「そうしたい所なんだけど、これからジュエルドラゴンを狩りに行かなくちゃいけなくてさ」
「さっき仕事から帰って来たばっかりなんじゃないのか?」
「そうなんだけど、ちょっとやることがあってな。それと、フランツからもパルマによろしく言っておいてくれ」
「そんなの自分で言って来いよ。先達としてのアドバイスだぜ?」
フランツは眉を曲げてそう言ってくる。
「行ったんだけど、呼び出されてるとかで居なかったんだよ」
「なんだ。そう言うことか」
「ああ、だから一応な」
「任せろ。ま、あいつが許してくれればな」
「? とりあえず頼んだ。あ、それと、少しだけ龍力を貰って行ってもいいか?」
ないとは思うけど、またジャグレッドみたいな奴との戦闘になったら龍力の予備も欲しい。
「? いいぞ。大した量じゃないだろ?」
「ああ」
俺はそれだけ伝えて龍力を少し分けて貰い、アイシャとの合流地点に急いだ。
「待たせたか?」
「ううん。私も今来たとこ」
「大丈夫ですよ~」
俺は正門の前に行くと、アイシャと秘書が荷物を背負って待っていた。
「それじゃあ早速行くか。馬でいいか?」
「勿論」
「大丈夫です~」
「よし。行くぞ」
それからの俺達は馬を3頭借りる。そして、ジュエルドラゴンを狩りに出発した。
******
ジュエルドラゴンのいる渓谷に向かう途中。時間自体は無駄に多いので、色々と話すことにした。
道中は草原の中を通る一本道。
「行きは大体10日くらいの予定でいいんだよな?」
「何も問題なければね。って言ってもここら辺は悪い噂も聞かないし、問題ないとは思うけど」
「それにしても、どうしてこんな突然ジュエルドラゴンの討伐になったんですか~? 私たちとしては丁度いいんですけど~」
「それにはかくかくしかじかで」
俺は彼女たちに今回のロネの公務で起きたことを話す。
「やっと主君を決めたのね。にしてもロネスティリア姫様ね……」
「いいのではないですかー? このままだとオルドア様になるって話でしたからねー」
「そうだったのか?」
帰って来たばっかりでそのまま行ったからな。
「ええ、結構私の所にも探りに来たりした人はいたわよ? 適当に帰ってもらったけど」
「私の所にもですよ~。食堂ではゆっくり食べれなかったです~」
「なんか。すまん」
「別にセレットのせいじゃないわよ」
「そうですよ~。それに、セレットさんと親しいと言うことで色々といいこともありますからね~」
2人は本当に気にしていないようだ。というか秘書はそれを利用すらしているのかしたたかだと感じさせる。
「それならよかった。俺の名前を使えるなら好きに使ってくれ」
2人には色々と恩があるからな。俺の名前を使えるならドンドン使って欲しい。
「セレット。それ、他の人に言っちゃダメよ?」
「セレットさん。そろそろ名前の重さを理解した方がー……」
2人はちょっと怖い顔をしている。
「何でだ? 2人になら別に使われても気にしないぞ?」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど……。ちゃんと信頼できる人じゃないとダメって言ってるの」
「今のセレットさんの名前を使えばそこら辺の人なら追い落せるんですからねー?」
「何言ってるんだ。そんな事ある訳ないだろう?」
確かに龍騎士の称号はすごいかもしれない。でも、俺はロネの親衛隊になっただけなのだ。それが人を追い落とすなんて恐ろしい真似が出来るはずがない。
「いいけど……。本当に名前を使わせちゃダメだからね? いい? それだけは守ってよ?」
「わ、分かった」
アイシャの剣幕に押されて思わず頷いてしまった。
しかし、2人は未だに疑わしそうな目で見ている。なので、何とか話を変える。
「そう言えば、ジュエルドラゴンの時はどうするんだ? 2人共戦闘は期待しない方がいいんだろう?」
アイシャは元魔法副師団長という肩書があっても、基本は研究での成果で認められたはずだ。
秘書に関してもそうで、以前一緒に隣街のグレンゴイルに向かった時には戦闘はからっきしと自分で言っていたはず。
「当然準備はしてきたわ。セレットには正面を張ってもらうけど、自衛の為だったり、妨害の為の魔道具は持ってきてるの」
「出来るだけ近くにはいたいですけど、あんまり近くに居過ぎて邪魔になってしまうのは避けたいですからねー」
「じゃあそっちのことは気にしなくていいんだな?」
2人の事を考えずに、ジュエルドラゴンに集中出来るのならとても助かる。
「大丈夫よ。と言っても私たちの方に蹴り飛ばしたりしないでよね?」
「しないって」
「では大丈夫ですかねー。取り巻きとかがいた場合でも、多少の敵なら問題ないように準備してありますからー」
「分かった。直ぐに首を落としてやるからな」
「あ、ちょっとだけ気をつけて欲しいことがあるの」
「なんだ?」
「ジュエルドラゴンなんだけど、出来る限り体についてる宝石を傷つけずに倒してくれない?」
「なんだ。そんなことか、分かった」
多くても数十個くらいだろう、ならば問題ない。
「流石セレット! 頼りになるんだから!」
「ふ、まぁな」
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