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3章
97話 契約者
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「うぅ……うぅん」
『目が覚めたか』
「うん?」
僕の中で聞こえる声に起こされるように目を開ける。
そこは時の神やギーシュと戦ったあの祭壇がある部屋だった。
水浸しだった部屋の水は既に消え失せている。
僕はそこにうつ伏せに寝転がっていた。
痛む体に鞭を打って何とか体を起こし、周囲の様子を見ると、近くにぐったりとしているサナを見つけた。
「サナ!」
僕は体の痛みも忘れて彼女に駆け寄る。
彼女を仰向けに助け起こした。
「兄……さん?」
「サナ! 無事? 痛い所はない?」
「うん……大丈夫……」
「良かった」
目の前が滲む。
元気なサナの顔をもっと見たいので、目を拭うけれど溢れ続けて止まることはない。
「兄さん……。もう……。そんなに泣いて……」
サナはそんな事を言って、僕の顔を拭いてくれる。
「私がいるのも兄さんのお陰よ。ありがとう。こんな場所に助けに来てくれて……本当に嬉しいわ」
「サナのためなら当然だよ」
「ありがとう……」
サナは優しく僕を抱きしめてくれる。
彼女の中にいた時にダークネスを抱き締めたのよりも、もっと優しい。
僕らは暫くそうしていると、唐突に声をかけられた。
『いつまでそうしているつもりだ』
「!?」
急に声をかけられて慌ててサナから離れてしまった。
「どうしたの? 兄さん」
「い、いや、なんでもない。っていうか、サナは本当に痛い所はない? 色々とされていたみたいだから……」
「うん。私は大丈夫よ。え? 何? 出てきていいか? いいわよ」
途中からサナがここにはいない誰かと話すように独り言をいっていた。
僕以外に誰もいないのに話すなんて、やっぱり何か障害が……。
次の瞬間。
サナの顔の隣に20cm位の黒髪で女性の人形が生まれた。
「貴方がクーネちゃん?」
「そう。わらわがクーネ。我が契約者よ」
「契約者?」
クーネと呼ばれる何かはサナを契約者と呼ぶ。
僕の記憶が確かなら、ダークネスと呼ばれる神をサナはクーネちゃんと呼んでいる。
我が妹ながら凄い精神力だと思った。
僕の問いに答えてくれるのはクーネちゃんだ。
「わらわはサナとの契約により、彼女に力を貸すことになった。本来の儀式であればわらわが全てをもらい受けるつもりであったが……それではサナが消えてしまう。それは……せぬ方がよいと思ったのでな」
「それじゃあ……サナはもう……無事ってこと? っていうか、黒蛇病になると15歳まで生きられないって……」
「それはわらわがこうして契約をしてこちらの世にいる限り問題はない。他の黒蛇病の者も治っておるじゃろう」
「それじゃあ!」
「きゃあ!?」
僕は急いでサナのスカートを捲って足を見る。
そこには、今まで何度も見て来た黒い蛇の様な模様はなくなっていた。
「よかった……へぶ!」
僕は思い切りサナの足に蹴り飛ばされた。
「もう! 兄さん! 恥ずかしい事はやめてよ!」
「ご、ごめん。でも……足……動くんだね……」
サナの蹴りなんて痛くもない。
それよりも、サナの足が動いた事の方が嬉しい。
心からそう思えるのだ。
僕が言うと、サナは目をパチクリとさせて、自分の足を見て動かしている。
少しして、僕に頼みごとをした。
「兄さん。手を貸して」
「いいよ」
僕は立ち上がって彼女の側に行き、手を貸した。
サナは緊張からか少し青くなりながらも僕の手を支えに立とうとしていた。
彼女が黒蛇病に侵されてから10年。
今までは決して歩くことが出来なかったけれど、それとは決別の時。
小鹿のように震えながらも、サナはゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。
「……できた」
「おめでとう。サナ」
「兄さん!」
ガバッ!
サナは1人で立ち、僕に抱きついてきた。
力いっぱい込められていて、逃げ出す気はないけれど、逃げ出すことが出来ないくらいに力が込められている。
僕は彼女に応えるように抱き締め返した。
「良かった……サナ……おめでとう……おめでとう……」
「ううん。これも全部兄さんのお陰よ……。本当に……本当にありがとう……」
「そんなことない。サナが頑張ったからだ。それは間違いないよ」
「うん……」
僕たちはまたしても暫くそうして、兄弟の仲を温め合った。
『いい加減にしろ。後でやれ』
「うわ!」
またしてもクラーケンの声に現実に引き戻される。
慌てたお陰でサナもびっくりして離れてしまった。
「どうしたの?」
サナが可愛らしい表情で僕の顔を下から覗き込んで来る。
ああ、本当に彼女は可愛らしい。
「それが、後でやれってクラーケンに言われて……」
「そうなの?」
「うん」
そこに、クーネちゃんが割り込んできた。
「そうじゃぞ。神であるわらわをおいて2人の世界に入るなど……。けしからん。というか、いいからクラーケンを出せ」
「クラーケンを?」
クーネちゃんが言っている意味が分からずに、僕は首を傾げた。
「そうじゃ。わらわが会いたくて待ちに待っていたクラーケンじゃ! いいから出さんか!」
「う、うん」
僕は体の制御をクラーケンに譲った。
それと同時に、サナの隣にいたクーネちゃんは消え、サナの雰囲気が変わる。
「会いたかったぞ!」
「うむ。我もだ」
僕の体と、サナの体が再び抱き締め合う。
けれど、中に入っている……と言っていいのかどうかは分からないけれど、動かしているのはクラーケンとダークネスの2人だ。
「お主……人の格好ではなく、昔に戻ってくれ」
「……分かった」
クラーケンはタコの……それも体長30cmほどの小型のサイズになり、サナに抱き締められ、頬刷りをされ、愛おしそうに抱き締められている。
「ああ……会いたかった……我が可愛い息子よ……」
「我も会いたかったぞ……母よ」
2人でそんな世界を演出している。
僕は1人で疑問に思った事が口から出ていた。
『2人の関係って親子なの?』
『そうなんじゃない?』
『サナ?』
僕の独り言に答えてくれたのはサナだ。
彼女も、きっと精神だけになってサナの中にいるのかもしれない。
それが、今は僕と体をくっつけているから、こうして話せているのだろうか。
クラーケン等の神獣は神を殺す獣。
そう聞いていたのだけれど、違ったらしい。
クラーケンは僕たちに説明するように話してくれた。
「我ら神獣は神を止めるための制御装置として作られたのだ」
『制御装置?』
「そう。神がおかしくなり、均衡が崩れた時、その神を抑える役割としてだ」
『じゃあ、何で神を殺す……なんて言われていたの?』
「恐らく、ギーシュの仕業であろう。あ奴は他の神獣が邪魔になっただろうし、他にも、我らは人からの考えなど気にしない。であれば、どのような扱いを受けていようが問題ない。力でねじ伏せるだけだからな」
『なるほど』
そんな事情があったのか、と納得した。
ダークネスちゃんは、クラーケンに話しかける。
「それよりも主よ。昔の様に喋らないのか?」
「む……我はもう子供ではない。あんな喋り方はせぬ」
「いいではないか……主はわらわの子……それは決して変わりはしない。のう?」
「しかし……」
「……」
「……く……」
ダークネスの圧力に屈したクラーケンは戸惑いながらも話始める。
「ぼ、僕も……会えてうれしいよ。ママ」
「可愛いぞ! お主は本当に本当に可愛いのう!」
「く……」
ちょっと僕は驚いた目でクラーケンを見つめていたと思う。
彼はずっと1人称を我で通していたし、威厳のある話し方をしていた。
それが、僕……しかもママ……。
『今度から僕も我って使おうかな』
「ふざけるな! それだけは許さんからな!」
クラーケンに叱られてしまった。
でも、サナもそれに乗って話してくる。
『それじゃあ私はわらわ。って話して行くのがいいかな?』
「それは許さぬ。わらわとキャラが被るのはダメじゃ」
女神様も意外とノリがいいのかもしれない。
というか、何でこの2人は仲がいいのに、さっきは戦闘になったんだろうか。
『ねぇ、それだけ仲がいいのなら、なんでさっきあんな戦闘になったの?』
「ああ……それはな……」
「……」
クラーケンが話し、ダークネスは黙る。
彼も言いにくそうに、真実を話す。
「まま……ダークネスはな。寝起きが最悪なんだ」
『は……?』
意味が分からない。
寝起きが悪い?
神様じゃないの?
「そのままの意味だ。ダークネスとて睡眠を必要とする時がある。そして、一度そうなってしまうと、起きる時には他の神も躊躇うほどに機嫌が悪いのだ」
『……』
「我も何度も【闇の痛み】を受けてな。体で次にどこから飛んでくるのか分かる程に思い知らされたのだ」
『戦闘の時にあんなに簡単に近付けたのって……』
「そうだ。我がダークネスの寝起きに放ってくる【闇の痛み】を記憶していたからだ」
『そう……』
あの時のクラーケンは凄いと思っていただけに、真実は知らない方が良かったかもしれない。
そんな事を思っていると、遠くから小走りで走ってくる音が聞こえた。
「誰だ……?」
『目が覚めたか』
「うん?」
僕の中で聞こえる声に起こされるように目を開ける。
そこは時の神やギーシュと戦ったあの祭壇がある部屋だった。
水浸しだった部屋の水は既に消え失せている。
僕はそこにうつ伏せに寝転がっていた。
痛む体に鞭を打って何とか体を起こし、周囲の様子を見ると、近くにぐったりとしているサナを見つけた。
「サナ!」
僕は体の痛みも忘れて彼女に駆け寄る。
彼女を仰向けに助け起こした。
「兄……さん?」
「サナ! 無事? 痛い所はない?」
「うん……大丈夫……」
「良かった」
目の前が滲む。
元気なサナの顔をもっと見たいので、目を拭うけれど溢れ続けて止まることはない。
「兄さん……。もう……。そんなに泣いて……」
サナはそんな事を言って、僕の顔を拭いてくれる。
「私がいるのも兄さんのお陰よ。ありがとう。こんな場所に助けに来てくれて……本当に嬉しいわ」
「サナのためなら当然だよ」
「ありがとう……」
サナは優しく僕を抱きしめてくれる。
彼女の中にいた時にダークネスを抱き締めたのよりも、もっと優しい。
僕らは暫くそうしていると、唐突に声をかけられた。
『いつまでそうしているつもりだ』
「!?」
急に声をかけられて慌ててサナから離れてしまった。
「どうしたの? 兄さん」
「い、いや、なんでもない。っていうか、サナは本当に痛い所はない? 色々とされていたみたいだから……」
「うん。私は大丈夫よ。え? 何? 出てきていいか? いいわよ」
途中からサナがここにはいない誰かと話すように独り言をいっていた。
僕以外に誰もいないのに話すなんて、やっぱり何か障害が……。
次の瞬間。
サナの顔の隣に20cm位の黒髪で女性の人形が生まれた。
「貴方がクーネちゃん?」
「そう。わらわがクーネ。我が契約者よ」
「契約者?」
クーネと呼ばれる何かはサナを契約者と呼ぶ。
僕の記憶が確かなら、ダークネスと呼ばれる神をサナはクーネちゃんと呼んでいる。
我が妹ながら凄い精神力だと思った。
僕の問いに答えてくれるのはクーネちゃんだ。
「わらわはサナとの契約により、彼女に力を貸すことになった。本来の儀式であればわらわが全てをもらい受けるつもりであったが……それではサナが消えてしまう。それは……せぬ方がよいと思ったのでな」
「それじゃあ……サナはもう……無事ってこと? っていうか、黒蛇病になると15歳まで生きられないって……」
「それはわらわがこうして契約をしてこちらの世にいる限り問題はない。他の黒蛇病の者も治っておるじゃろう」
「それじゃあ!」
「きゃあ!?」
僕は急いでサナのスカートを捲って足を見る。
そこには、今まで何度も見て来た黒い蛇の様な模様はなくなっていた。
「よかった……へぶ!」
僕は思い切りサナの足に蹴り飛ばされた。
「もう! 兄さん! 恥ずかしい事はやめてよ!」
「ご、ごめん。でも……足……動くんだね……」
サナの蹴りなんて痛くもない。
それよりも、サナの足が動いた事の方が嬉しい。
心からそう思えるのだ。
僕が言うと、サナは目をパチクリとさせて、自分の足を見て動かしている。
少しして、僕に頼みごとをした。
「兄さん。手を貸して」
「いいよ」
僕は立ち上がって彼女の側に行き、手を貸した。
サナは緊張からか少し青くなりながらも僕の手を支えに立とうとしていた。
彼女が黒蛇病に侵されてから10年。
今までは決して歩くことが出来なかったけれど、それとは決別の時。
小鹿のように震えながらも、サナはゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。
「……できた」
「おめでとう。サナ」
「兄さん!」
ガバッ!
サナは1人で立ち、僕に抱きついてきた。
力いっぱい込められていて、逃げ出す気はないけれど、逃げ出すことが出来ないくらいに力が込められている。
僕は彼女に応えるように抱き締め返した。
「良かった……サナ……おめでとう……おめでとう……」
「ううん。これも全部兄さんのお陰よ……。本当に……本当にありがとう……」
「そんなことない。サナが頑張ったからだ。それは間違いないよ」
「うん……」
僕たちはまたしても暫くそうして、兄弟の仲を温め合った。
『いい加減にしろ。後でやれ』
「うわ!」
またしてもクラーケンの声に現実に引き戻される。
慌てたお陰でサナもびっくりして離れてしまった。
「どうしたの?」
サナが可愛らしい表情で僕の顔を下から覗き込んで来る。
ああ、本当に彼女は可愛らしい。
「それが、後でやれってクラーケンに言われて……」
「そうなの?」
「うん」
そこに、クーネちゃんが割り込んできた。
「そうじゃぞ。神であるわらわをおいて2人の世界に入るなど……。けしからん。というか、いいからクラーケンを出せ」
「クラーケンを?」
クーネちゃんが言っている意味が分からずに、僕は首を傾げた。
「そうじゃ。わらわが会いたくて待ちに待っていたクラーケンじゃ! いいから出さんか!」
「う、うん」
僕は体の制御をクラーケンに譲った。
それと同時に、サナの隣にいたクーネちゃんは消え、サナの雰囲気が変わる。
「会いたかったぞ!」
「うむ。我もだ」
僕の体と、サナの体が再び抱き締め合う。
けれど、中に入っている……と言っていいのかどうかは分からないけれど、動かしているのはクラーケンとダークネスの2人だ。
「お主……人の格好ではなく、昔に戻ってくれ」
「……分かった」
クラーケンはタコの……それも体長30cmほどの小型のサイズになり、サナに抱き締められ、頬刷りをされ、愛おしそうに抱き締められている。
「ああ……会いたかった……我が可愛い息子よ……」
「我も会いたかったぞ……母よ」
2人でそんな世界を演出している。
僕は1人で疑問に思った事が口から出ていた。
『2人の関係って親子なの?』
『そうなんじゃない?』
『サナ?』
僕の独り言に答えてくれたのはサナだ。
彼女も、きっと精神だけになってサナの中にいるのかもしれない。
それが、今は僕と体をくっつけているから、こうして話せているのだろうか。
クラーケン等の神獣は神を殺す獣。
そう聞いていたのだけれど、違ったらしい。
クラーケンは僕たちに説明するように話してくれた。
「我ら神獣は神を止めるための制御装置として作られたのだ」
『制御装置?』
「そう。神がおかしくなり、均衡が崩れた時、その神を抑える役割としてだ」
『じゃあ、何で神を殺す……なんて言われていたの?』
「恐らく、ギーシュの仕業であろう。あ奴は他の神獣が邪魔になっただろうし、他にも、我らは人からの考えなど気にしない。であれば、どのような扱いを受けていようが問題ない。力でねじ伏せるだけだからな」
『なるほど』
そんな事情があったのか、と納得した。
ダークネスちゃんは、クラーケンに話しかける。
「それよりも主よ。昔の様に喋らないのか?」
「む……我はもう子供ではない。あんな喋り方はせぬ」
「いいではないか……主はわらわの子……それは決して変わりはしない。のう?」
「しかし……」
「……」
「……く……」
ダークネスの圧力に屈したクラーケンは戸惑いながらも話始める。
「ぼ、僕も……会えてうれしいよ。ママ」
「可愛いぞ! お主は本当に本当に可愛いのう!」
「く……」
ちょっと僕は驚いた目でクラーケンを見つめていたと思う。
彼はずっと1人称を我で通していたし、威厳のある話し方をしていた。
それが、僕……しかもママ……。
『今度から僕も我って使おうかな』
「ふざけるな! それだけは許さんからな!」
クラーケンに叱られてしまった。
でも、サナもそれに乗って話してくる。
『それじゃあ私はわらわ。って話して行くのがいいかな?』
「それは許さぬ。わらわとキャラが被るのはダメじゃ」
女神様も意外とノリがいいのかもしれない。
というか、何でこの2人は仲がいいのに、さっきは戦闘になったんだろうか。
『ねぇ、それだけ仲がいいのなら、なんでさっきあんな戦闘になったの?』
「ああ……それはな……」
「……」
クラーケンが話し、ダークネスは黙る。
彼も言いにくそうに、真実を話す。
「まま……ダークネスはな。寝起きが最悪なんだ」
『は……?』
意味が分からない。
寝起きが悪い?
神様じゃないの?
「そのままの意味だ。ダークネスとて睡眠を必要とする時がある。そして、一度そうなってしまうと、起きる時には他の神も躊躇うほどに機嫌が悪いのだ」
『……』
「我も何度も【闇の痛み】を受けてな。体で次にどこから飛んでくるのか分かる程に思い知らされたのだ」
『戦闘の時にあんなに簡単に近付けたのって……』
「そうだ。我がダークネスの寝起きに放ってくる【闇の痛み】を記憶していたからだ」
『そう……』
あの時のクラーケンは凄いと思っていただけに、真実は知らない方が良かったかもしれない。
そんな事を思っていると、遠くから小走りで走ってくる音が聞こえた。
「誰だ……?」
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そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
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