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神域の飛竜編
炎翼鷲アイリス
しおりを挟むエリクは幼い頃から炎翼鷲と共に過ごし、彼女にアイリスと名前を付けた。アイリスと共に、彼は広大な荒野や森を自由自在に飛び回ることができた。しかし、エリクが成長するにつれ、彼女は戦場での力を発揮することになる。
神域から戻ったエリクはアイリスを連れ、妖精のリリアンと共に女王シルフィアのもとへ向かうことになった。
エリクは、アイリスと共に風に乗って荒野を飛び越えた。炎翼鷲の翼は燃えるような赤い炎に包まれ、その美しさはまるで夕焼けのようだった。エリクはしっかりとアイリスを抱きしめ、彼女の翼音を感じながら空高く舞い上がっていった。草原や森林を越え、遥か遠くに見える山脈を目指していた。風に乗って飛び立つアイリスとエリクの姿は、まるで自然と一体化しているかのようだった。
エリクは空を飛ぶアイリスの背に跨り、心配そうな表情を浮かべていた。遠くの方に見える暗雲が、彼の内なる不安を煽っていた。あの暗雲は、どこから来たのだろう?そして、あの凄まじい暗黒のオーラは一体何なのだろう?
エリクは今まで感じたこともないような巨大で暗いオーラを感じ取っていた。それと同時に、エリオットとイヴのオーラも感じることができた。
エリクはアイリスに向かって言った。「アイリス!急ぐぞ!クライン山脈を目指すんだ!」
アイリスはエリクの言葉に応えて、翼を広げて大空へ飛び立った。エリクは彼女の背にしっかりとしがみつき、強い風に身を任せながら、クライン山脈を目指して急いだ。
【アイリスとの出会い】
エリクはある日、魔法の修行中に森の奥深くに入っていた。すると、突然、大きな翼音が聞こえてきた。驚いて振り返ると、そこには全身が黒く、炎をまとった巨大な鳥、炎翼鷲が現れた。エリクは怖くて身動きが取れなかったが、炎翼鷲はエリクをつかんで巣に連れ去った。
巣の中には、幼いアイリスがいた。エリクは初めて見る美しさに心奪われた。そして、驚くべきことに、アイリスはエリクの存在を受け入れ、彼に優しく接してくれた。エリクは、この炎翼鷲の巣で数日を過ごし、アイリスと一緒に遊んだり、巣の中で生活した。そこで、エリクは自分が持っていた魔法の才能をアイリスに見せ、彼女の心を掴んだ。
数日後、炎翼鷲がエリクを巣から放ってくれた。エリクはアイリスとの別れを惜しみつつ、彼女に約束をした。「いつかまた、ここに戻ってきて、一緒に魔法の修行をしよう。そして、炎翼鷲の力を借りて、一緒に空を飛ぼう」と。
それから、エリクは幼い頃の出会いを忘れることがなかった。
【アイリスとの再会】
森の中で再会したエリクとアイリスは、初めは驚きと喜びで声を上げた。エリクはアイリスの美しさに再び心を奪われ、アイリスもエリクの成長した姿に感心していた。
「本当に久しぶりだね、アイリス。こんなところで会えるなんて、嬉しいよ」とエリクが言った。
二人は話をしながら森の中を歩き回り、昔の思い出話や現在の近況を語り合った。やがて、日が暮れてきたので、二人はお互いの家に帰ることにした。
エリクはアイリスを見送りながら、「また会おう、アイリス。今度は、もっと長い時間話をしよう」と言った。
二人は、再び別れたが、このようにして二人は仲を深め合っていった。アイリスは、言葉でコミュニケーションをとることはできなかったが、エリクは彼女の視線やしぐさから、彼女が何を考え、何を欲しているのかを感じ取ることができた。彼女が嬉しそうに鳴くと、彼も一緒に喜び、彼女が何かを求めているときは、彼女の意志に従って行動した。二人のコミュニケーションは、言葉に頼らない純粋なものであり、お互いの心を深く理解し合うようになっていった。
アイリスという名前は、彼女が持つ不思議な特徴から名付けられた。黒く美しい翼を持つ彼女は、喜ぶとその翼が虹色に輝き、まるで虹を抱いているかのように美しい光景を見せる。そんなアイリスが、エリクと再会した時には、彼女の翼は光り輝き、その美しさは言葉にできない程の感動を与えた。彼女は喜びを爆発させるように、翼を広げ、虹色の光を放ちながら、自由自在に空を舞っていた。その美しさに心を奪われたエリクは、改めてアイリスの不思議な魅力に魅了されたのであった。
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