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第一章
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レオンとしばらく話をして行くうちに結構打ち解けた。
レオンと契約している神獣は火の鳥、名はヤイチ。
たまーに僕のいる森で一緒に水浴びをしているから知っていてヤイチについて話が盛り上がった。
火の鳥なのに水浴びって面白いよね。
そんな事、ヤイチに言ったら火の玉飛ばして来そうだから言わないけど。
普段は火に包まれているのに水浴びの時は火が消えている。
火の鳥は水が嫌いなのが普通だが、何故かヤイチは水浴びに来たりする。
そこで僕とヤイチは羽を広げ、バチャバチャと水を掛け合って遊んだりしてるよ。ってレオンに教えてあげた。
常に神獣と一緒にいる人もいるらしいけどレオンは魔物の討伐の時や何か緊急が起こった時にしか呼び出さないからヤイチが日常は何をしているのか知らなかったらしい。
人間さんは神獣と契約を結ぶ時、神獣を呼び出す儀式をするんだって。
特別な水晶に手をかざせば、その人に合った属性の神獣が魔法陣から現れるそうだ。
契約はお互いの同意により結ばれるからどちらかが拒否すれば契約出来ない。
だから、契約出来た人はほとんど騎士団入隊を希望するらしい。
ある意味、それは暗黙の了解なんだそうだ。
それなのにカインは実力でここまで来たから相当な信者がいるってレオンが教えてくれた。
それに加え、契約獣を今まで持たなかったカインがいきなり契約獣が出来、しかもその契約獣が僕だと知られたらかなりのパニックになる事は間違いないみたい。
だから、なるべくルルは表に出ちゃいけないよ。ってレオンに言われた。
昔からそれは言われて来たから重々承知なのだが…。
重々承知なのだが!
出てみたいよねー。
今まで森でしか過ごしてなかったんだもん。
そう思うのは仕方のないこと。
帽子や騎士団の外用のフード付きマントを被れば街に行っても問題はないんじゃないかな。
カインの契約獣出来ました騒動がしばらくあるからカインは忙しくなるってレオンが言っていたのでその騒動がおさまった時にでもカインに聞いてみようと思う。
そんなこんなでレオンはもう遅いからと自分の部屋へ帰って行った。
レオンと契約している神獣は火の鳥、名はヤイチ。
たまーに僕のいる森で一緒に水浴びをしているから知っていてヤイチについて話が盛り上がった。
火の鳥なのに水浴びって面白いよね。
そんな事、ヤイチに言ったら火の玉飛ばして来そうだから言わないけど。
普段は火に包まれているのに水浴びの時は火が消えている。
火の鳥は水が嫌いなのが普通だが、何故かヤイチは水浴びに来たりする。
そこで僕とヤイチは羽を広げ、バチャバチャと水を掛け合って遊んだりしてるよ。ってレオンに教えてあげた。
常に神獣と一緒にいる人もいるらしいけどレオンは魔物の討伐の時や何か緊急が起こった時にしか呼び出さないからヤイチが日常は何をしているのか知らなかったらしい。
人間さんは神獣と契約を結ぶ時、神獣を呼び出す儀式をするんだって。
特別な水晶に手をかざせば、その人に合った属性の神獣が魔法陣から現れるそうだ。
契約はお互いの同意により結ばれるからどちらかが拒否すれば契約出来ない。
だから、契約出来た人はほとんど騎士団入隊を希望するらしい。
ある意味、それは暗黙の了解なんだそうだ。
それなのにカインは実力でここまで来たから相当な信者がいるってレオンが教えてくれた。
それに加え、契約獣を今まで持たなかったカインがいきなり契約獣が出来、しかもその契約獣が僕だと知られたらかなりのパニックになる事は間違いないみたい。
だから、なるべくルルは表に出ちゃいけないよ。ってレオンに言われた。
昔からそれは言われて来たから重々承知なのだが…。
重々承知なのだが!
出てみたいよねー。
今まで森でしか過ごしてなかったんだもん。
そう思うのは仕方のないこと。
帽子や騎士団の外用のフード付きマントを被れば街に行っても問題はないんじゃないかな。
カインの契約獣出来ました騒動がしばらくあるからカインは忙しくなるってレオンが言っていたのでその騒動がおさまった時にでもカインに聞いてみようと思う。
そんなこんなでレオンはもう遅いからと自分の部屋へ帰って行った。
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