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第一章
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そして思い出した!
人間さん第2号がいる事に!
カインの肩越しにチラッと見る。
まだ固まっているみたいだ。
「カイン、あの人間さん第2号は大丈夫?」
そう聞くとカインは何か諦めたように、はぁ。と1つ溜め息をしてその人に向き直った。
「おい。レオン、いつまで固まってるんだ」
カインが声を掛ければ、ハッとしガタガタと椅子から立ち上がり僕と目が合うと再び固まってしまった。
「レオン!いい加減、元に戻れ!!」
カインが次は強めに言うとやっと人間さん第2号は元に戻ったようだ。
「カイン…!えっ…は!?えっ…どちら様…いや!その耳と羽は…ペガサス様…!?」
かなり動揺しているみたいだ。
「いったん落ち着け。一応、お前は信用出来る相手だし協力してくれるみたいだから紹介する」
カインがそう言うと、ちょっと待って。と言ってスーハースーハーと深呼吸をして落ち着いたのか改めてこちらを向いた。
「俺が話をしてた俺の契約獣、ペガサスのルルだ。ルル、こいつは騎士団副団長のレオン。ルルの事も知ってるから何かあればこいつもルルを守ってくれるだろう。仲良くしてやってくれ」
言い終わるな否や人間第2号ことレオンはカインがしたように左胸に片手を添えて頭を下げて来た。
「はっ…初めましてペガサス様。レオン・マクマエリーと申します。人型の神獣様に会うのは初めてなので少し緊張してますがよろしくお願いします!」
「ルルと申します!僕もカイン以外の人間さんとお話するのは初めてです!よろしくお願いします!」
そう言って2人して頭をペコッと下げた。
レオンも美形だ。
カイン程ではないが体格もよく背が高い。
「まぁ…そう言う事だ。レオン、気付いてるだろうがルルは色々、自覚がねぇ。そこも踏まえてよろしく頼む」
「確かに…。俺にも出来る事があれば何でも協力させてもらう」
レオンはそう言ってルルをチラッと見た。
ルルは鼻歌を歌いながらカインの部屋に飾ってある神の森の絵画を指でなぞりながら、あそこかな?と神の森の場所当てをしていた。
人間さん第2号がいる事に!
カインの肩越しにチラッと見る。
まだ固まっているみたいだ。
「カイン、あの人間さん第2号は大丈夫?」
そう聞くとカインは何か諦めたように、はぁ。と1つ溜め息をしてその人に向き直った。
「おい。レオン、いつまで固まってるんだ」
カインが声を掛ければ、ハッとしガタガタと椅子から立ち上がり僕と目が合うと再び固まってしまった。
「レオン!いい加減、元に戻れ!!」
カインが次は強めに言うとやっと人間さん第2号は元に戻ったようだ。
「カイン…!えっ…は!?えっ…どちら様…いや!その耳と羽は…ペガサス様…!?」
かなり動揺しているみたいだ。
「いったん落ち着け。一応、お前は信用出来る相手だし協力してくれるみたいだから紹介する」
カインがそう言うと、ちょっと待って。と言ってスーハースーハーと深呼吸をして落ち着いたのか改めてこちらを向いた。
「俺が話をしてた俺の契約獣、ペガサスのルルだ。ルル、こいつは騎士団副団長のレオン。ルルの事も知ってるから何かあればこいつもルルを守ってくれるだろう。仲良くしてやってくれ」
言い終わるな否や人間第2号ことレオンはカインがしたように左胸に片手を添えて頭を下げて来た。
「はっ…初めましてペガサス様。レオン・マクマエリーと申します。人型の神獣様に会うのは初めてなので少し緊張してますがよろしくお願いします!」
「ルルと申します!僕もカイン以外の人間さんとお話するのは初めてです!よろしくお願いします!」
そう言って2人して頭をペコッと下げた。
レオンも美形だ。
カイン程ではないが体格もよく背が高い。
「まぁ…そう言う事だ。レオン、気付いてるだろうがルルは色々、自覚がねぇ。そこも踏まえてよろしく頼む」
「確かに…。俺にも出来る事があれば何でも協力させてもらう」
レオンはそう言ってルルをチラッと見た。
ルルは鼻歌を歌いながらカインの部屋に飾ってある神の森の絵画を指でなぞりながら、あそこかな?と神の森の場所当てをしていた。
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