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第一章
30 カインサイド
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レオンを発見しその隣でガタガタ震えながら話す奴に掴みかかる。
「ちょっ!団長!」
レオンの焦った声がしたが無視をしそいつの顔面を殴った。
途端に吹っ飛ぶ二等兵のバッヂを付けた新人上がりの第一騎士団の奴だった。
「てめぇ!なぜ弓を放った!?魔物はもうルルのおかげでいなかったはずだろうが!!」
再度、胸倉を掴み顔を近付けて怒鳴った。
するとレオンが俺を止めようと後ろから羽交い締めにして来る。
「離せ!!」
「団長!ちょっと落ち着いて!」
「これが落ち着いてられるか!!」
腕に力を入れ、レオンを振り払った。
そいつを見るとガタガタ震え土下座をし、すいません。すいません。と泣きながら謝っていた。
「そいつ新人から昇格して初めての討伐で怯んじまったらしい。緊張と恐怖で闇雲に戦ってて最初は何が現れたか分からなくて動きを止めたらしいが倒れてるお前の側に人間じゃない何かが見えて魔物だと思って弓を放ってしまったらしい。伝説の事もあまり知らなかったらしいがお前を守る為にしてしまったと」
レオンが説明してくれたがそんな事は関係ない。
伝説の事も知らなかったで済めば何をやってもいいのか?
そんな訳ねーだろうが。
俺を守るって新人上がりが何を舐めた事、抜かしてんだよ。
一旦、深呼吸をし口を開いた。
「お前の勉強不足だ。お前は伝説の神獣様を傷付けた。ただで済むと思うな」
それだけ言い放ってルルの所へ向かった。
「ちょっ!団長!」
レオンの焦った声がしたが無視をしそいつの顔面を殴った。
途端に吹っ飛ぶ二等兵のバッヂを付けた新人上がりの第一騎士団の奴だった。
「てめぇ!なぜ弓を放った!?魔物はもうルルのおかげでいなかったはずだろうが!!」
再度、胸倉を掴み顔を近付けて怒鳴った。
するとレオンが俺を止めようと後ろから羽交い締めにして来る。
「離せ!!」
「団長!ちょっと落ち着いて!」
「これが落ち着いてられるか!!」
腕に力を入れ、レオンを振り払った。
そいつを見るとガタガタ震え土下座をし、すいません。すいません。と泣きながら謝っていた。
「そいつ新人から昇格して初めての討伐で怯んじまったらしい。緊張と恐怖で闇雲に戦ってて最初は何が現れたか分からなくて動きを止めたらしいが倒れてるお前の側に人間じゃない何かが見えて魔物だと思って弓を放ってしまったらしい。伝説の事もあまり知らなかったらしいがお前を守る為にしてしまったと」
レオンが説明してくれたがそんな事は関係ない。
伝説の事も知らなかったで済めば何をやってもいいのか?
そんな訳ねーだろうが。
俺を守るって新人上がりが何を舐めた事、抜かしてんだよ。
一旦、深呼吸をし口を開いた。
「お前の勉強不足だ。お前は伝説の神獣様を傷付けた。ただで済むと思うな」
それだけ言い放ってルルの所へ向かった。
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