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砂漠の王太子
050.砂漠の王太子(2)
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ナウラはネイザール王国の王族、末子で弱冠12歳の少女である。
その日、彼女は護衛達を連れて王都ヴィラールで開かれていた市を見て回っていた。
親であるネイザール7世にとっては年をとってから出来た子として、兄達からも同じく初めての妹として大層可愛がられた。欲しいもの、好きなものは不自由なく与えられて育っている。
従って彼女は今日、町に買い物に来たわけではなかった。
『今日、町で運命の出逢いがある』
王族であるが故に近寄ってくる男もおらず、恋に恋する少女だったナウラはその神託に舞い上がり、珍しく街に出たのだ。
6歳の時に王の怪我を預言して以降、彼女は預言者として高名となった。時と場所を選ばず唐突にその身に神を宿し、神託を告げるのだ。彼女には侍女のフロニーが常に付き従い、下された神託をいつでもどこでも書き留める。
「姫様、そろそろ帰りませんと」
興味なさそうにバザーや店頭の果物などを見て回っていたが、既に時は夕刻。もう日も暮れるという頃だった。
さすがに一国の王族が夜、街を彷徨くのはまずいと護衛の者達が声をかけたその時だった。
「ウッ」
その護衛が低く呻き、そのまま前方へばたりと受け身も取らずに倒れ込んだ。
「ひっ」
フロニーの腕に抱き着く。
だがそのフロニーも凍りついていた。
護衛は5人いたが、皆、同じように背後からの当て身でやられていた。
「だ、誰ですか貴方達は!」
いつの間に、どこから来たのか、黒いフードを被った男達がズラリと並ぶ。一目で真っ当な人間ではないとわかるその出で立ちに怯え、体はすくみ上がった。
「ネイザールの我儘姫だな」
「我らと来て貰おう」
「い、嫌!」
「お前の意思は関係無い。断ればその女も殺す」
フロニーは気丈に手を広げてナウラの前に立うが既に周囲をぐるりと取り囲まれており、その行為はまったく意味がなかった。
「さてこれで……」と男の1人がナウラの髪を掴む。
「痛っ」
ナウラの顔が苦痛に歪む。
それと同時にシュンと剣を振る音が聞こえたかと思うと、今度はナウラの髪を掴んだ男の方が小さく呻いて仰け反った。
ポトリと静かにナウラの髪から何かが落ちる。
それを見て「ひっ……な、なに!?」と小さく悲鳴を上げたのはフロニーだ。
ナウラの髪を掴んでいた男の腕が綺麗に切断され、ナウラの長い髪からずり落ちたのを目の当たりにしてしまったからだ。
「あうっぐ……」
肘から先が無い腕を振るわせ、激しい痛みに耐えながら剣を振った男を睨む。
「悲鳴をあげないところを見ると暗殺者かね。闇ギルド辺りから大事な妹を攫いに来たか」
スッとナウラとフロニーを守る様に現れたのは、『砂漠の剣神』とまで評されるネイザールの王太子、ハミッドだった。
「妹の髪を掴んだ罪で貴様らは1人残らず死刑だ」
たった1人で男達を恫喝する。だが彼らも闇に身を置く者達、その程度で引き下がる訳にはいかない。
リーダーらしき男が号令をかけると殺気が充満する。ハミッドはたじろぎもせず目玉だけをキョロキョロと動かす。
「行けっ!」
その掛け声を合図に一斉に暗殺者達がハミッドに襲い掛かる。ハミッドは流れるような体と剣捌きを見せ、それらを避けつつ確実に1人、1人と殺していった。
その間に暗殺者の2人がナウラへと手を伸ばす。
「いやっ! お兄様!」
「ナウラ様に近寄るな!」
ナウラとフロニーの叫びが重なった。
それに気付いたハミッドがナウラへ駆け寄ろうとするがそれよりも早くナウラを守った男がいた。
ハミッドに劣らない程の剣捌きを見せ、近寄った2人を瞬時に切り捨てる。
男は白い長髪で筋肉質、鎧は身につけず、袖のない黒いシャツだけを着ている。
青い瞳と美しい顔が印象的な青年だった。ハミッドにはその顔に心当たりがない。だが、
「助かったそこの者。暫く守っていてくれ」
こっちは1人で方が付く、という事なのだろう。ナウラはあまりの非日常な目まぐるしい状況の移り変わりと突然現れたその男のあまりの美男子ぶりに、遂に頭が現実逃避を始めたのか、
(こ、この人が神託の、私の運命の人かしら?)
などと呑気なことを考えていた。
「さ、王女様。私と一緒に」
「はい!」
男が言うのにナウラが胸の前で両手を合わせるが、フロニーは冷静だった。
「お待ちを。一体どこへ連れて行こうとされているのですか?」
「お前ば誰だ?」
「私はナウラ様の侍女です」
「お前には用はない」
その物言いにナウラが違和感を覚えたその時、白髪の男が手を上げた。
それと同時に数十名の、どこかの兵士と思われる男達が現れ、彼らの周りを取り囲む。
「飛竜を!」
「ハッ!」
「む!?」
暗殺者の相手をしていたハミッドだったがすぐにその異変に気付く。
「待て!」
「お前が噂の剣神ハミッドか。面白い。飛竜がくるまで私がお相手しよう」
その男の両側から暗殺者が2人、素早い動きで襲いかかった。同時にハミッドにも刺客が迫る。
「邪魔だ!」
共にひと太刀で暗殺者を屠ると、凄まじい勢いで刃をかち合わせた。
「何者だ?」
「私はユークリア=ディ=ファウマ。覇王リド様に仕える者」
全く互角の初撃、次いで目にも止まらぬ速さの撃ち合いが続く。
その間、ナウラや彼らに近づこうとする暗殺者、兵士達は彼らによってついでに斬り殺された。
再び鍔迫り合いになったところで息ひとつ切らしていないハミッドがユークリアを睨み付ける。
「リドだと? あー、あの英雄とか言われているクソ野郎の事か」
「私を挑発しようとしても無駄な事だ」
「ほう、意外に冷静だな。なんの理由で我が妹を狙う」
「そんな事は私の知った事ではない」
ナウラは突然現れた白馬の王子、これこそ運命の人、と思った相手が結局は暗殺者と同類とわかり混乱していた。だが取り巻く状況は更に悪化する。
「ユークリア様。飛竜が来ました」
「よし。退却せよ」
「逃げられると思うか。私から」
ハミッドの剣が鋭さを増す。
「驚いた。まだ力を隠していたか。道理で周りの連中を斬る余裕があるわけだ」
「それは貴様も同じ事だろう」
言い終わるより早くハミッドの剣がユークリアの首を薙ぎ払う。
だがそれは宙を切った。
達人にしかわからないほどのごくごく僅かな隙をわざと首元に見せ、ハミッドの肩がピクリと動いた時点でユークリアはナウラの方へと動いた。
そのまま彼女を抱き寄せ、飛び込んできた飛竜の足を掴むとすぐに空へと舞い上がり始める。
「逃がすかっ!」
ハミッドの全身から白い霊気が湧き立った瞬間、衝撃波で周囲の物が破壊されるほどの早さで剣をひと振り!
それは見事にユークリアが掴んだ飛竜の足を切断した。
「見事」
ユークリアは一言ポツリとそう言うと、ナウラと共に地上へと落ちて行く。
ハミッドがそこへ駆け出そうと足を踏み出した瞬間、彼の後ろから飛んできた飛竜がユークリアをキャッチ、そのまま空へと上昇した。
歯噛みするハミッドに空からユークリアの声が轟く。
「リド様は貴様らが太刀打ち出来る御方ではない。大人しくこちらからの連絡を待っていろ」
ハミッドはチッと舌打ちすると、「フェリオスッ!」と叫ぶ。
すると尋常ではなく脚の筋肉がついている白馬が砂埃を巻き上げて現れた。
彼はそれに飛び乗り、
「フロニー! すぐに父上にこの事を伝えよ。兵を出させ、フェリオスの足跡を追跡させよ。私はこのまま追う」
「かしこまりました! ご武運を!」
フロニーの返事を待たず、ハミッドと彼の愛馬はその場から駆け出した。
その日、彼女は護衛達を連れて王都ヴィラールで開かれていた市を見て回っていた。
親であるネイザール7世にとっては年をとってから出来た子として、兄達からも同じく初めての妹として大層可愛がられた。欲しいもの、好きなものは不自由なく与えられて育っている。
従って彼女は今日、町に買い物に来たわけではなかった。
『今日、町で運命の出逢いがある』
王族であるが故に近寄ってくる男もおらず、恋に恋する少女だったナウラはその神託に舞い上がり、珍しく街に出たのだ。
6歳の時に王の怪我を預言して以降、彼女は預言者として高名となった。時と場所を選ばず唐突にその身に神を宿し、神託を告げるのだ。彼女には侍女のフロニーが常に付き従い、下された神託をいつでもどこでも書き留める。
「姫様、そろそろ帰りませんと」
興味なさそうにバザーや店頭の果物などを見て回っていたが、既に時は夕刻。もう日も暮れるという頃だった。
さすがに一国の王族が夜、街を彷徨くのはまずいと護衛の者達が声をかけたその時だった。
「ウッ」
その護衛が低く呻き、そのまま前方へばたりと受け身も取らずに倒れ込んだ。
「ひっ」
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だがそのフロニーも凍りついていた。
護衛は5人いたが、皆、同じように背後からの当て身でやられていた。
「だ、誰ですか貴方達は!」
いつの間に、どこから来たのか、黒いフードを被った男達がズラリと並ぶ。一目で真っ当な人間ではないとわかるその出で立ちに怯え、体はすくみ上がった。
「ネイザールの我儘姫だな」
「我らと来て貰おう」
「い、嫌!」
「お前の意思は関係無い。断ればその女も殺す」
フロニーは気丈に手を広げてナウラの前に立うが既に周囲をぐるりと取り囲まれており、その行為はまったく意味がなかった。
「さてこれで……」と男の1人がナウラの髪を掴む。
「痛っ」
ナウラの顔が苦痛に歪む。
それと同時にシュンと剣を振る音が聞こえたかと思うと、今度はナウラの髪を掴んだ男の方が小さく呻いて仰け反った。
ポトリと静かにナウラの髪から何かが落ちる。
それを見て「ひっ……な、なに!?」と小さく悲鳴を上げたのはフロニーだ。
ナウラの髪を掴んでいた男の腕が綺麗に切断され、ナウラの長い髪からずり落ちたのを目の当たりにしてしまったからだ。
「あうっぐ……」
肘から先が無い腕を振るわせ、激しい痛みに耐えながら剣を振った男を睨む。
「悲鳴をあげないところを見ると暗殺者かね。闇ギルド辺りから大事な妹を攫いに来たか」
スッとナウラとフロニーを守る様に現れたのは、『砂漠の剣神』とまで評されるネイザールの王太子、ハミッドだった。
「妹の髪を掴んだ罪で貴様らは1人残らず死刑だ」
たった1人で男達を恫喝する。だが彼らも闇に身を置く者達、その程度で引き下がる訳にはいかない。
リーダーらしき男が号令をかけると殺気が充満する。ハミッドはたじろぎもせず目玉だけをキョロキョロと動かす。
「行けっ!」
その掛け声を合図に一斉に暗殺者達がハミッドに襲い掛かる。ハミッドは流れるような体と剣捌きを見せ、それらを避けつつ確実に1人、1人と殺していった。
その間に暗殺者の2人がナウラへと手を伸ばす。
「いやっ! お兄様!」
「ナウラ様に近寄るな!」
ナウラとフロニーの叫びが重なった。
それに気付いたハミッドがナウラへ駆け寄ろうとするがそれよりも早くナウラを守った男がいた。
ハミッドに劣らない程の剣捌きを見せ、近寄った2人を瞬時に切り捨てる。
男は白い長髪で筋肉質、鎧は身につけず、袖のない黒いシャツだけを着ている。
青い瞳と美しい顔が印象的な青年だった。ハミッドにはその顔に心当たりがない。だが、
「助かったそこの者。暫く守っていてくれ」
こっちは1人で方が付く、という事なのだろう。ナウラはあまりの非日常な目まぐるしい状況の移り変わりと突然現れたその男のあまりの美男子ぶりに、遂に頭が現実逃避を始めたのか、
(こ、この人が神託の、私の運命の人かしら?)
などと呑気なことを考えていた。
「さ、王女様。私と一緒に」
「はい!」
男が言うのにナウラが胸の前で両手を合わせるが、フロニーは冷静だった。
「お待ちを。一体どこへ連れて行こうとされているのですか?」
「お前ば誰だ?」
「私はナウラ様の侍女です」
「お前には用はない」
その物言いにナウラが違和感を覚えたその時、白髪の男が手を上げた。
それと同時に数十名の、どこかの兵士と思われる男達が現れ、彼らの周りを取り囲む。
「飛竜を!」
「ハッ!」
「む!?」
暗殺者の相手をしていたハミッドだったがすぐにその異変に気付く。
「待て!」
「お前が噂の剣神ハミッドか。面白い。飛竜がくるまで私がお相手しよう」
その男の両側から暗殺者が2人、素早い動きで襲いかかった。同時にハミッドにも刺客が迫る。
「邪魔だ!」
共にひと太刀で暗殺者を屠ると、凄まじい勢いで刃をかち合わせた。
「何者だ?」
「私はユークリア=ディ=ファウマ。覇王リド様に仕える者」
全く互角の初撃、次いで目にも止まらぬ速さの撃ち合いが続く。
その間、ナウラや彼らに近づこうとする暗殺者、兵士達は彼らによってついでに斬り殺された。
再び鍔迫り合いになったところで息ひとつ切らしていないハミッドがユークリアを睨み付ける。
「リドだと? あー、あの英雄とか言われているクソ野郎の事か」
「私を挑発しようとしても無駄な事だ」
「ほう、意外に冷静だな。なんの理由で我が妹を狙う」
「そんな事は私の知った事ではない」
ナウラは突然現れた白馬の王子、これこそ運命の人、と思った相手が結局は暗殺者と同類とわかり混乱していた。だが取り巻く状況は更に悪化する。
「ユークリア様。飛竜が来ました」
「よし。退却せよ」
「逃げられると思うか。私から」
ハミッドの剣が鋭さを増す。
「驚いた。まだ力を隠していたか。道理で周りの連中を斬る余裕があるわけだ」
「それは貴様も同じ事だろう」
言い終わるより早くハミッドの剣がユークリアの首を薙ぎ払う。
だがそれは宙を切った。
達人にしかわからないほどのごくごく僅かな隙をわざと首元に見せ、ハミッドの肩がピクリと動いた時点でユークリアはナウラの方へと動いた。
そのまま彼女を抱き寄せ、飛び込んできた飛竜の足を掴むとすぐに空へと舞い上がり始める。
「逃がすかっ!」
ハミッドの全身から白い霊気が湧き立った瞬間、衝撃波で周囲の物が破壊されるほどの早さで剣をひと振り!
それは見事にユークリアが掴んだ飛竜の足を切断した。
「見事」
ユークリアは一言ポツリとそう言うと、ナウラと共に地上へと落ちて行く。
ハミッドがそこへ駆け出そうと足を踏み出した瞬間、彼の後ろから飛んできた飛竜がユークリアをキャッチ、そのまま空へと上昇した。
歯噛みするハミッドに空からユークリアの声が轟く。
「リド様は貴様らが太刀打ち出来る御方ではない。大人しくこちらからの連絡を待っていろ」
ハミッドはチッと舌打ちすると、「フェリオスッ!」と叫ぶ。
すると尋常ではなく脚の筋肉がついている白馬が砂埃を巻き上げて現れた。
彼はそれに飛び乗り、
「フロニー! すぐに父上にこの事を伝えよ。兵を出させ、フェリオスの足跡を追跡させよ。私はこのまま追う」
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