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最終章 魔王をその身に宿す少年
121.クリニカの罪
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深く木々が生い茂る丘に囲まれた広い一本道をノルト達は堂々と歩いていた。
ここから道はなだらかに坂になり始める。
その先、樹林に囲まれた小高い丘の上に聳える壮大な城が見え始めた。
その高さはさほどでもないが人間界の城と比べても大きい。その奥行きは正面から見るだけでは見当もつかない。
城の後方には監視と防御の役目を担っていると思われる2本の高い塔が見えた。
「見えた。あれが」
ノルトが息を呑む。
その肩にテスラがポンと手を置く。
彼にしては珍しく、その手は少し震えている。
「遂に、遂に帰ってきたぜ。あれがネルソ様の居城、魔王城だ」
「今はリドが根城にしていて覇王城と呼称しているようです」とサラ。
「ケッ。ウンコヤローが好き勝手しやがって。だがそれも今日までだ。ぶちのめしてやる」
目付き鋭く拳を握り締め、口元はニヤリと笑う。
だがノルトは眉を寄せて俯いていた。
「どうした?」
ロゼルタが優しく聞く。
数秒後、ノルトは意を決したかの様にロゼルタを見上げた。
「ロゼルタさん」
ロゼルタは少しだけ首を傾げてニコリと笑う。
「リドを倒す前にひとつだけ、聞いておきたい事が」
「なんだよ今更。遠慮しねーで言え」
「クリニカさんって……」
「あ?」
そのひと言でロゼルタの顔が怪訝なそれに変わる。
「クリニカさんが皆さんにした事を、教えてもらえませんか?」
ロゼルタが一瞬絶句したように少し口を開ける。
(そういやノルトはクリニカに惚れたかもとドーンが言ってたな……)
(クリニカを殺さずに済むならそうしたいってとこか)
あ――、と言いながら後ろ髪をボリボリと掻く。
「お前の言いたい事はわかった」
言いにくそうにするロゼルタの後を継ぐようにドーンが口を挟む。
「少しゆっくり歩きながらそれぞれ話すとしよう」
30年前。
リドの魔界攻略の初戦、ファトランテ戦では当初魔界側が有利だった。
状況が一変したのは、アイラというセントリアの死霊使いがリドに味方し、スパイとしてファトランテに送り込まれてからだ。
元はファトランテの国民でもあった彼女が何故関係のないリド側についたのか。
それは彼女の姉、ライラがリドに拉致され、人質にされてしまった為だ。
スパイのアイデアはクリニカが提案し、実行した。
当初、直接アイラを魅了しようとしたクリニカだったが、想像以上のアイラの力でそれは防がれた。
ムキになったクリニカは代わりにとアイラのたったひとりの肉親、彼女の愛する姉を魅了し連れ出した。
そのためアイラはリドに従うしかなかったのだ。
「……結果的にアイラの裏切りが儂らの敗因となった。儂はリドに捕えられ連日の拷問を受ける羽目になり、ランティエ様も捕えられて首を刎ねられる結果になり、人間に死の国と恐れられていたファトランテはリドの手に落ちた」
ドーン達と出会った当初、リドという男について尋ねた時の話を思い出しながらノルトは聞いていた。
(そうか。あの時のドーンさんの悲惨な体験の原因はクリニカさん、か)
俯くノルトを見てその心を見透かすようにドーンが言葉をかけた。
「勘違いするなよノルト」
そう言われておずおずと笑うでも泣くでも怒るでもないドーンの顔を見る。
「儂は別に酷い拷問を受けた事やランティエ様が首を刎ねられたのがクリニカのせいだとは思っておらん」
「え?」
「我がファトランテが人間共に敗れた、その原因がクリニカにある、と言うておる。無論その方が罪は重いがな」
その言葉はスッとノルトの腑に落ちた。
(そうか。拷問をされたのもランティエ様が殺されたのもリドがリドの意思でやった事、か)
(でもそう考えられるドーンさんはやっぱり凄い)
『あったりまえだろ? 吾輩の臣下だぞ? むしろ凄い奴しかおらん』
不意に流れてくるランティエの軽口も心地良く響く。
「スルークが敗れたのもほぼ同じ理由だ」
今度はテスラが話し始めた。
魔界スルークが敗れた最も大きな要因は、魔女メイニが守っていた魔王城への最短ルート上にある最重要拠点の砦がリドに落とされた事だった。
そこからリドは破竹の進撃を続けた。
ネルソは各地の守りを城に集中させる事が出来ないまま、リドを魔王城で迎え討ち、敗れた……と世界に公表された。
だが事実は少々異なる。
リドがメイニの砦を攻略したのではなかった。
実際にはメイニがリドを招き入れたのだ。
長くネルソに仕え、彼女が扱う魔法は魔導王ネルソに次ぐと言われたほどの魔女、メイニが何故人間側に寝返ったのか。
実はそれもまたクリニカの案によるものだった。
アイラと同じようにメイニは病身の母親を人質にされた。
ネルソに心酔していた彼女だったが肉親の情が勝った。
或いはここを通してもネルソならリドに勝ってくれると期待していたのかもしれない。
「……だが結局ネルソ様はやられてしまった。城に戻る前にクリニカに『堕落する者』を食らい、ユークリアにやられちまった俺のせいだがな」
テスラはノルトの肩を叩き、
「俺の思いもドーンと似たようなもんだ。ネルソ様や俺の死があいつのせいだとは思ってねーが、スルークが敗れたのは確実にあいつが原因のひとつだ。……だがその他にひとつだけ、あいつには個人的に許せねー恨みがある」
と言った。
が、すぐに思い直したように「まあそれは子供に話すような内容じゃねーが」と濁した。
「この際だ、お前も話してやれ」
ロゼルタがマクルルに促す。
蛮族バーバリアンの国、デルピラ。
その個体戦闘力は凄まじく、リド達ごく一部を除き、人間の軍隊は全く歯が立たなかった。
クリニカの作戦はそのバーバリアンを弱体化させるものだった。
デルピラ国境を包囲したまま、暫くリドは軍を動かすのを止めた。
その間にラクニールの地下洞窟にいた、病気を撒き散らす大型の鼠を数千匹捕獲、闇に紛れてデルピラに解き放った。
「……それだけで殆どの国民が病に臥せり、とても戦える状態ではなくなってしまった。リドがその様な暴挙に出たのは我が国民の女性が大きく、抱けなかったからだがクリニカはそこまで見越していたはずだ」
バーバリアンは皆、非常に巨躯であり、リド達の好みではなかった。
「結果、我が国は易々と蹂躙されたのだ。事を収めるために泣く泣く投降したオーグ様は騙されて殺され、それを知らなかった私も戦後処理をさせられた後、首を刎ねられた」
淡々と話すマクルルの顔がノルトにとっては余計に辛く感じる。
彼らの無念は如何ばかりだっただろうか。
そしてロゼルタが口を開く。
「あたしらは……元々仲間だったあいつが敵に回っている事が最初信じられず、許せなかった。あいつの性格からしてあいつが面白いと思う方についただけの事なんだろうが……」
彼女はギュッと握り締めた拳を見つめる。
「あいつの捕縛魔法はエキドナ様も抗えなかった。結果、動きを封じられたエキドナ様はリドに殺されてしまった。テスラにしたのと同じく、あいつは直接エキドナ様に手を出しやがった。そうすればリドがエキドナ様を殺す事くれーはわかっていただろうに!」
ロゼルタの怒りが最も激しいものだとノルトには感じられた。
仲間と思っていた者に裏切られたのだ。
その怒りは察するに余りある。
最後にロゼルタは言った。
「あたしらが一番許せないのは、魔界の者でありながら奴らについたってことだ」
そこまで言うとフイッと顔を背けた。
その後、纏めるようにドーンが言う。
「クリニカは相手を『殺す』ということを滅多にしない。ロゼルタが言った通り、あいつにとっては面白そうな方につき、思う存分遊んでいるというだけのことじゃ」
悲しそうな顔付きで聞いているノルトの瞳を見つめ、
「ノルト。メルマトラであいつに言ったな? 敵に回るなと。お前の気持ちはわかるが、といってあいつを許すというのはもう、儂らには無理じゃ」
と言った。
「はい。そりゃ……そう、ですよね」
唇を強く結び、決意を秘めた顔付きとなる。
ずっとその様子を伺っていたアンナがノルトに近付き、声を掛けた。
「ノルト。やっぱり、その……クリニカのことが、好きなの?」
「……」
数秒城の方を見て、アンナに目を移し、首を振った。
「確かにあの時一瞬そうなりかけた。けど、それはあの人の魅了なんだ。そうじゃなくて」
最後はドーン達に聞こえない程の小さな声で囁く様に言った。
「僕にはあの人が悪人とは思えないんだ」
なんともいえない顔でノルトを見ていたアンナはやがてノルトの背中をバンっと叩き、顔を近付けた。
「じゃあせめてクリニカの命が助かるように、何か考えないとね」
驚いたように彼女を見返し、ノルトは少し微笑んで頷いた。
ここから道はなだらかに坂になり始める。
その先、樹林に囲まれた小高い丘の上に聳える壮大な城が見え始めた。
その高さはさほどでもないが人間界の城と比べても大きい。その奥行きは正面から見るだけでは見当もつかない。
城の後方には監視と防御の役目を担っていると思われる2本の高い塔が見えた。
「見えた。あれが」
ノルトが息を呑む。
その肩にテスラがポンと手を置く。
彼にしては珍しく、その手は少し震えている。
「遂に、遂に帰ってきたぜ。あれがネルソ様の居城、魔王城だ」
「今はリドが根城にしていて覇王城と呼称しているようです」とサラ。
「ケッ。ウンコヤローが好き勝手しやがって。だがそれも今日までだ。ぶちのめしてやる」
目付き鋭く拳を握り締め、口元はニヤリと笑う。
だがノルトは眉を寄せて俯いていた。
「どうした?」
ロゼルタが優しく聞く。
数秒後、ノルトは意を決したかの様にロゼルタを見上げた。
「ロゼルタさん」
ロゼルタは少しだけ首を傾げてニコリと笑う。
「リドを倒す前にひとつだけ、聞いておきたい事が」
「なんだよ今更。遠慮しねーで言え」
「クリニカさんって……」
「あ?」
そのひと言でロゼルタの顔が怪訝なそれに変わる。
「クリニカさんが皆さんにした事を、教えてもらえませんか?」
ロゼルタが一瞬絶句したように少し口を開ける。
(そういやノルトはクリニカに惚れたかもとドーンが言ってたな……)
(クリニカを殺さずに済むならそうしたいってとこか)
あ――、と言いながら後ろ髪をボリボリと掻く。
「お前の言いたい事はわかった」
言いにくそうにするロゼルタの後を継ぐようにドーンが口を挟む。
「少しゆっくり歩きながらそれぞれ話すとしよう」
30年前。
リドの魔界攻略の初戦、ファトランテ戦では当初魔界側が有利だった。
状況が一変したのは、アイラというセントリアの死霊使いがリドに味方し、スパイとしてファトランテに送り込まれてからだ。
元はファトランテの国民でもあった彼女が何故関係のないリド側についたのか。
それは彼女の姉、ライラがリドに拉致され、人質にされてしまった為だ。
スパイのアイデアはクリニカが提案し、実行した。
当初、直接アイラを魅了しようとしたクリニカだったが、想像以上のアイラの力でそれは防がれた。
ムキになったクリニカは代わりにとアイラのたったひとりの肉親、彼女の愛する姉を魅了し連れ出した。
そのためアイラはリドに従うしかなかったのだ。
「……結果的にアイラの裏切りが儂らの敗因となった。儂はリドに捕えられ連日の拷問を受ける羽目になり、ランティエ様も捕えられて首を刎ねられる結果になり、人間に死の国と恐れられていたファトランテはリドの手に落ちた」
ドーン達と出会った当初、リドという男について尋ねた時の話を思い出しながらノルトは聞いていた。
(そうか。あの時のドーンさんの悲惨な体験の原因はクリニカさん、か)
俯くノルトを見てその心を見透かすようにドーンが言葉をかけた。
「勘違いするなよノルト」
そう言われておずおずと笑うでも泣くでも怒るでもないドーンの顔を見る。
「儂は別に酷い拷問を受けた事やランティエ様が首を刎ねられたのがクリニカのせいだとは思っておらん」
「え?」
「我がファトランテが人間共に敗れた、その原因がクリニカにある、と言うておる。無論その方が罪は重いがな」
その言葉はスッとノルトの腑に落ちた。
(そうか。拷問をされたのもランティエ様が殺されたのもリドがリドの意思でやった事、か)
(でもそう考えられるドーンさんはやっぱり凄い)
『あったりまえだろ? 吾輩の臣下だぞ? むしろ凄い奴しかおらん』
不意に流れてくるランティエの軽口も心地良く響く。
「スルークが敗れたのもほぼ同じ理由だ」
今度はテスラが話し始めた。
魔界スルークが敗れた最も大きな要因は、魔女メイニが守っていた魔王城への最短ルート上にある最重要拠点の砦がリドに落とされた事だった。
そこからリドは破竹の進撃を続けた。
ネルソは各地の守りを城に集中させる事が出来ないまま、リドを魔王城で迎え討ち、敗れた……と世界に公表された。
だが事実は少々異なる。
リドがメイニの砦を攻略したのではなかった。
実際にはメイニがリドを招き入れたのだ。
長くネルソに仕え、彼女が扱う魔法は魔導王ネルソに次ぐと言われたほどの魔女、メイニが何故人間側に寝返ったのか。
実はそれもまたクリニカの案によるものだった。
アイラと同じようにメイニは病身の母親を人質にされた。
ネルソに心酔していた彼女だったが肉親の情が勝った。
或いはここを通してもネルソならリドに勝ってくれると期待していたのかもしれない。
「……だが結局ネルソ様はやられてしまった。城に戻る前にクリニカに『堕落する者』を食らい、ユークリアにやられちまった俺のせいだがな」
テスラはノルトの肩を叩き、
「俺の思いもドーンと似たようなもんだ。ネルソ様や俺の死があいつのせいだとは思ってねーが、スルークが敗れたのは確実にあいつが原因のひとつだ。……だがその他にひとつだけ、あいつには個人的に許せねー恨みがある」
と言った。
が、すぐに思い直したように「まあそれは子供に話すような内容じゃねーが」と濁した。
「この際だ、お前も話してやれ」
ロゼルタがマクルルに促す。
蛮族バーバリアンの国、デルピラ。
その個体戦闘力は凄まじく、リド達ごく一部を除き、人間の軍隊は全く歯が立たなかった。
クリニカの作戦はそのバーバリアンを弱体化させるものだった。
デルピラ国境を包囲したまま、暫くリドは軍を動かすのを止めた。
その間にラクニールの地下洞窟にいた、病気を撒き散らす大型の鼠を数千匹捕獲、闇に紛れてデルピラに解き放った。
「……それだけで殆どの国民が病に臥せり、とても戦える状態ではなくなってしまった。リドがその様な暴挙に出たのは我が国民の女性が大きく、抱けなかったからだがクリニカはそこまで見越していたはずだ」
バーバリアンは皆、非常に巨躯であり、リド達の好みではなかった。
「結果、我が国は易々と蹂躙されたのだ。事を収めるために泣く泣く投降したオーグ様は騙されて殺され、それを知らなかった私も戦後処理をさせられた後、首を刎ねられた」
淡々と話すマクルルの顔がノルトにとっては余計に辛く感じる。
彼らの無念は如何ばかりだっただろうか。
そしてロゼルタが口を開く。
「あたしらは……元々仲間だったあいつが敵に回っている事が最初信じられず、許せなかった。あいつの性格からしてあいつが面白いと思う方についただけの事なんだろうが……」
彼女はギュッと握り締めた拳を見つめる。
「あいつの捕縛魔法はエキドナ様も抗えなかった。結果、動きを封じられたエキドナ様はリドに殺されてしまった。テスラにしたのと同じく、あいつは直接エキドナ様に手を出しやがった。そうすればリドがエキドナ様を殺す事くれーはわかっていただろうに!」
ロゼルタの怒りが最も激しいものだとノルトには感じられた。
仲間と思っていた者に裏切られたのだ。
その怒りは察するに余りある。
最後にロゼルタは言った。
「あたしらが一番許せないのは、魔界の者でありながら奴らについたってことだ」
そこまで言うとフイッと顔を背けた。
その後、纏めるようにドーンが言う。
「クリニカは相手を『殺す』ということを滅多にしない。ロゼルタが言った通り、あいつにとっては面白そうな方につき、思う存分遊んでいるというだけのことじゃ」
悲しそうな顔付きで聞いているノルトの瞳を見つめ、
「ノルト。メルマトラであいつに言ったな? 敵に回るなと。お前の気持ちはわかるが、といってあいつを許すというのはもう、儂らには無理じゃ」
と言った。
「はい。そりゃ……そう、ですよね」
唇を強く結び、決意を秘めた顔付きとなる。
ずっとその様子を伺っていたアンナがノルトに近付き、声を掛けた。
「ノルト。やっぱり、その……クリニカのことが、好きなの?」
「……」
数秒城の方を見て、アンナに目を移し、首を振った。
「確かにあの時一瞬そうなりかけた。けど、それはあの人の魅了なんだ。そうじゃなくて」
最後はドーン達に聞こえない程の小さな声で囁く様に言った。
「僕にはあの人が悪人とは思えないんだ」
なんともいえない顔でノルトを見ていたアンナはやがてノルトの背中をバンっと叩き、顔を近付けた。
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驚いたように彼女を見返し、ノルトは少し微笑んで頷いた。
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