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27やるべきこと
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「聖剣を折ろう!」
先生と話したあと帰路に就き、ヴァルハーゼン伯爵家の食卓がシーンと静まり返った。ロギアだけは顔色一つ変えずに、黙々と食べてるけどな。
「ユト、どういう事だ!」
「ルシエス・・・」
オレの正面に座って居たルシエスが、テーブルに両手を叩き付けて荒々しく声を上げる。お前な、それでも一応貴族ならもっと穏便にやれよ。前に皇帝陛下の御前でテーブル破壊したの知ってるんだからな。
実は城から帰る途中にルシエスがしつこく付いて来るから、とりあえず夕食に招待してみた。突然の騎士団長登場にオリヴァン君は萎縮してたけど、オレとの思い出話を美化して語るもんだからルシエスが残念なイケメンだとは認識したみたいだ。
メイドちゃん達は特にルシエスの未来家族計画を熱心に聞いてメモしていた。
何に使うのそのネタ。
「ルシエス、食事中に立ち上がるなんて行儀が悪いぞ」
「謝罪なら後でいくらでもする。聖剣を折るつもりなのか」
「うん、それが一番解決が早い。目的って多分聖剣なんだろ?いいよな、ロギア」
「私は構わない。アレはもう帝国にくれてやったからな」
「だ、そうだよ?」
「しかし・・・欠片とはいえ聖剣を折る事が出来るのか?勇者クォデネンツの末裔とはいえ、俺にそんな力はないぞ」
「そもそもなぜ勇者が聖剣を折れたかわかるか?クォデネンツ」
「・・・聖剣は神族の力を与えられ依代となる器に宿ることで魂現すると聞く。500年前の依代は神王ユストゥエルだが、まさか勇者クォデネンツも神族とかいう冗談は言わないよな?」
「なかなかいい線いってるな。残念だがクォデネンツは普通の人間だったが」
「じゃあ誰かが代わりに折ったのか?」
「ユトは天才だな」
おお、褒められたぞ!正解の景品は何だろう・・・じゃなかった。
「素手で剣を折れる人間ってあまり居ないよな」
「・・・と言う事は、人間ではない種族が?」
「さて、神族と等しい力を持つ種族とは一体なんだと思う?」
その答えは一つしかなかった。神族よりも先に存在し、神が最初に誕生させた種族だ。
「精霊」
「またしても正解だ。褒美に今夜は可愛がってやろう」
「いや、いらない」
「貴様!真面目にやれ!ユトは俺が新居で可愛がる」
「い、ら、な、い。というか新居って何だよ」
「先日帝都の一角に新しい屋敷を建てたんだ。一緒に住もう、ユト」
「アホか」
オレの一刀両断の返しに、ルシエスは見たことないほどのイケメン総崩れな顔して固まった。とりあえずルシエスは黙ったから、放っておこう。
「ロギア様、宜しいでしょうか?」
「どうした、アラデア」
「そもそも精霊がなぜ人間に加担しているのかはわかりかねますが、同じ次元に存在する事は可能なのですか?」
「王に等しい力を持つ者なら可能性はある。ミスラは光の精霊王に加護されていたな。おおかた500年前の皇帝が精霊王に泣きついたのだろう」
「嘆かわしい・・・」
「とは言え、私でもさすがに精霊をどうこうする事は出来ぬ」
「心当たりはあるけどな」
「月の精霊か」
「お兄さんの方は割と好意的だったから何か情報くらいは教えてくれるかも。行ってきていいかな?」
「・・・・いいだろう」
よかった、ダメだとか言われるかと思ったけどロギアもオレの実力少しは認めてくれたのかな。あの精霊の双子、何とか力になってくれるならいいけど。
妹の方はちょっとツンデレさんだしな。
「ただし、ウルベルとクォデネンツを連れて行け」
「えっ・・・」
「お任せ下さいでしゅ」
「驚いた。気でも触れたか」
あ、ルシエスの意識が戻ったみたいだ。何も聞かなかった顔して静かに座った。
「ウルベルは神獣だ、精霊と相性がいい。クォデネンツはユトを守るのに適任だからな、魔物に襲われてもいい壁になるだろう」
「なるほど、喜んで盾になろう」
「危なくなったら逃げるからな。そういえばアラデア君とウルベル君は、精霊なんだっけ。神獣って神族だよな?精霊にも種類があるのか?」
「大まかには神に近いか、精霊に近いかだがウルベル達は普通の精霊より上級種だ」
「そうなんだ!可愛いだけじゃなかったのか」
「おい、兄さんを見て言っただろ!確かに兄さんは可愛いが、ちゃんと強いぞ!」
「ちょっと複雑な気分でしゅ」
「月の精霊は満月の夜にしか出てこないと思うから、えーと・・・まだ3日くらい先かな?」
「ではその間に準備を整えてまた屋敷に迎えに来よう」
「うん、ありがとう。ルシエス」
目的がようやく定まった。でもまたルシエスが疑問を投げかけてくる。
「それとこの話は皇帝陛下や他の四星花に知られた場合、俺は立場的にお前達と対立する事になるがいいか?」
「構わない。予想では聖剣を手にするのはクォデネンツだ。貴様が上手く立ち回れば人目を盗んででも折る事は可能だろう。魔導騎士団が南の最前線の直前で、ノーグが手渡して来るはずだ」
「フェリア様自ら前線に出る事はあまりない。四六時中彼の目があると言っていい。もし失敗したらどうする?」
「その時は私に任せろ」
「ロギア様の作戦は常に完璧だ。でなければ500年前に人間を窮地にまで追い込めなかっただろう」
「手の内を明かさずに貴様の下に付けと?」
「クォデネンツは私の配下ではない。勝手に動いても構わない」
「間違ってヴァルハーゼンを斬らないよう気を付けようか」
「フフフ」
「フフフじゃないって言うの。お前達こそ勝手に盛り上がるのやめてくれよな。こっちには頼れる味方がたくさんいるんだから」
「・・・そうだな、期待している」
「おお、任せろ!」
その後は皆で楽しく食事をする。こういう時は妙に緊張しててもいい案は浮かばないからな。
食事の後、ルシエスに呼ばれたから庭で少し歩きながら話をする。
「ユトはずっとここに居るのか?」
「うん、ずっとかわからないけど」
「これが上手くいったら、一緒に孤児院を経営しないか?」
「え・・・」
「ずっと考えていた。騎士になったのは孤児院のためや、ユトを守るためだけだったからな。だが騎士になってみるとだいぶ行動は制限されるし、いざという時に動けない。それに院長先生にもしもの時が来たら、孤児院を守る人が居なくなるだろう?」
「ルシエス・・・」
「返事は今じゃなくていい」
「・・・・わかった」
「ユト」
「っ」
ルシエスが力強く抱き締めてきた。騎士団や貴族の中でずっと一人で頑張って来たんだな。オレもギュッと抱き締め返してやると、少しだけ力が抜けたみたいだ。
「ルシエスは強くて優しいオレの自慢の家族だ」
「ユトも俺の大事な家族だ」
「うん・・・うん」
「家族だから今日はユトの部屋に泊まっていいよな?」
「う・・・・・ん???」
「大丈夫、抱き合うだけだ。例え間違いが起きたとしてもそれはユトのせいではないから気にするな」
「・・・・ルシエスの家族やめようかな」
「なっ、なぜだ!ユトは毛に覆われた生き物の方がいいのか!わかった、なら俺も毛皮を着て・・・」
「よしよし、かわいそうに」
こういうとこ全然変わらないな。
3日後の精霊の泉へ赴く事が決まり、ルシエスは一度自分の屋敷へと戻って行った。最初ここに泊まるとか言い出したけど、さすがにロギアが不機嫌全開で任務に支障も出そうだから穏便に帰ってもらった。
一日一緒だなって言葉を添えて。まぁ、ルシエスはその言葉を予想通り都合よく受け取ったから帰ってもらえたけど。
先生と話したあと帰路に就き、ヴァルハーゼン伯爵家の食卓がシーンと静まり返った。ロギアだけは顔色一つ変えずに、黙々と食べてるけどな。
「ユト、どういう事だ!」
「ルシエス・・・」
オレの正面に座って居たルシエスが、テーブルに両手を叩き付けて荒々しく声を上げる。お前な、それでも一応貴族ならもっと穏便にやれよ。前に皇帝陛下の御前でテーブル破壊したの知ってるんだからな。
実は城から帰る途中にルシエスがしつこく付いて来るから、とりあえず夕食に招待してみた。突然の騎士団長登場にオリヴァン君は萎縮してたけど、オレとの思い出話を美化して語るもんだからルシエスが残念なイケメンだとは認識したみたいだ。
メイドちゃん達は特にルシエスの未来家族計画を熱心に聞いてメモしていた。
何に使うのそのネタ。
「ルシエス、食事中に立ち上がるなんて行儀が悪いぞ」
「謝罪なら後でいくらでもする。聖剣を折るつもりなのか」
「うん、それが一番解決が早い。目的って多分聖剣なんだろ?いいよな、ロギア」
「私は構わない。アレはもう帝国にくれてやったからな」
「だ、そうだよ?」
「しかし・・・欠片とはいえ聖剣を折る事が出来るのか?勇者クォデネンツの末裔とはいえ、俺にそんな力はないぞ」
「そもそもなぜ勇者が聖剣を折れたかわかるか?クォデネンツ」
「・・・聖剣は神族の力を与えられ依代となる器に宿ることで魂現すると聞く。500年前の依代は神王ユストゥエルだが、まさか勇者クォデネンツも神族とかいう冗談は言わないよな?」
「なかなかいい線いってるな。残念だがクォデネンツは普通の人間だったが」
「じゃあ誰かが代わりに折ったのか?」
「ユトは天才だな」
おお、褒められたぞ!正解の景品は何だろう・・・じゃなかった。
「素手で剣を折れる人間ってあまり居ないよな」
「・・・と言う事は、人間ではない種族が?」
「さて、神族と等しい力を持つ種族とは一体なんだと思う?」
その答えは一つしかなかった。神族よりも先に存在し、神が最初に誕生させた種族だ。
「精霊」
「またしても正解だ。褒美に今夜は可愛がってやろう」
「いや、いらない」
「貴様!真面目にやれ!ユトは俺が新居で可愛がる」
「い、ら、な、い。というか新居って何だよ」
「先日帝都の一角に新しい屋敷を建てたんだ。一緒に住もう、ユト」
「アホか」
オレの一刀両断の返しに、ルシエスは見たことないほどのイケメン総崩れな顔して固まった。とりあえずルシエスは黙ったから、放っておこう。
「ロギア様、宜しいでしょうか?」
「どうした、アラデア」
「そもそも精霊がなぜ人間に加担しているのかはわかりかねますが、同じ次元に存在する事は可能なのですか?」
「王に等しい力を持つ者なら可能性はある。ミスラは光の精霊王に加護されていたな。おおかた500年前の皇帝が精霊王に泣きついたのだろう」
「嘆かわしい・・・」
「とは言え、私でもさすがに精霊をどうこうする事は出来ぬ」
「心当たりはあるけどな」
「月の精霊か」
「お兄さんの方は割と好意的だったから何か情報くらいは教えてくれるかも。行ってきていいかな?」
「・・・・いいだろう」
よかった、ダメだとか言われるかと思ったけどロギアもオレの実力少しは認めてくれたのかな。あの精霊の双子、何とか力になってくれるならいいけど。
妹の方はちょっとツンデレさんだしな。
「ただし、ウルベルとクォデネンツを連れて行け」
「えっ・・・」
「お任せ下さいでしゅ」
「驚いた。気でも触れたか」
あ、ルシエスの意識が戻ったみたいだ。何も聞かなかった顔して静かに座った。
「ウルベルは神獣だ、精霊と相性がいい。クォデネンツはユトを守るのに適任だからな、魔物に襲われてもいい壁になるだろう」
「なるほど、喜んで盾になろう」
「危なくなったら逃げるからな。そういえばアラデア君とウルベル君は、精霊なんだっけ。神獣って神族だよな?精霊にも種類があるのか?」
「大まかには神に近いか、精霊に近いかだがウルベル達は普通の精霊より上級種だ」
「そうなんだ!可愛いだけじゃなかったのか」
「おい、兄さんを見て言っただろ!確かに兄さんは可愛いが、ちゃんと強いぞ!」
「ちょっと複雑な気分でしゅ」
「月の精霊は満月の夜にしか出てこないと思うから、えーと・・・まだ3日くらい先かな?」
「ではその間に準備を整えてまた屋敷に迎えに来よう」
「うん、ありがとう。ルシエス」
目的がようやく定まった。でもまたルシエスが疑問を投げかけてくる。
「それとこの話は皇帝陛下や他の四星花に知られた場合、俺は立場的にお前達と対立する事になるがいいか?」
「構わない。予想では聖剣を手にするのはクォデネンツだ。貴様が上手く立ち回れば人目を盗んででも折る事は可能だろう。魔導騎士団が南の最前線の直前で、ノーグが手渡して来るはずだ」
「フェリア様自ら前線に出る事はあまりない。四六時中彼の目があると言っていい。もし失敗したらどうする?」
「その時は私に任せろ」
「ロギア様の作戦は常に完璧だ。でなければ500年前に人間を窮地にまで追い込めなかっただろう」
「手の内を明かさずに貴様の下に付けと?」
「クォデネンツは私の配下ではない。勝手に動いても構わない」
「間違ってヴァルハーゼンを斬らないよう気を付けようか」
「フフフ」
「フフフじゃないって言うの。お前達こそ勝手に盛り上がるのやめてくれよな。こっちには頼れる味方がたくさんいるんだから」
「・・・そうだな、期待している」
「おお、任せろ!」
その後は皆で楽しく食事をする。こういう時は妙に緊張しててもいい案は浮かばないからな。
食事の後、ルシエスに呼ばれたから庭で少し歩きながら話をする。
「ユトはずっとここに居るのか?」
「うん、ずっとかわからないけど」
「これが上手くいったら、一緒に孤児院を経営しないか?」
「え・・・」
「ずっと考えていた。騎士になったのは孤児院のためや、ユトを守るためだけだったからな。だが騎士になってみるとだいぶ行動は制限されるし、いざという時に動けない。それに院長先生にもしもの時が来たら、孤児院を守る人が居なくなるだろう?」
「ルシエス・・・」
「返事は今じゃなくていい」
「・・・・わかった」
「ユト」
「っ」
ルシエスが力強く抱き締めてきた。騎士団や貴族の中でずっと一人で頑張って来たんだな。オレもギュッと抱き締め返してやると、少しだけ力が抜けたみたいだ。
「ルシエスは強くて優しいオレの自慢の家族だ」
「ユトも俺の大事な家族だ」
「うん・・・うん」
「家族だから今日はユトの部屋に泊まっていいよな?」
「う・・・・・ん???」
「大丈夫、抱き合うだけだ。例え間違いが起きたとしてもそれはユトのせいではないから気にするな」
「・・・・ルシエスの家族やめようかな」
「なっ、なぜだ!ユトは毛に覆われた生き物の方がいいのか!わかった、なら俺も毛皮を着て・・・」
「よしよし、かわいそうに」
こういうとこ全然変わらないな。
3日後の精霊の泉へ赴く事が決まり、ルシエスは一度自分の屋敷へと戻って行った。最初ここに泊まるとか言い出したけど、さすがにロギアが不機嫌全開で任務に支障も出そうだから穏便に帰ってもらった。
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