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町医者安藤の非日常的な日々 新人ナース編①
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此処は小さな町の外れにある、小さな町医者、安藤医院。
平和なこの町では医者にかかる人々の症状も平和そのもの。
大きい大学病院が隣町にある影響で、やってくる患者も腰痛や膝の痛みなど軽い症状が殆んどを占めている。
来る患者の年齢も概ね老人ばかり。
たまに来る子供も、軽い風邪の症状程度で、基本的にはほのぼのした日常を送っていた。
この女がやってくるまでは。
「いやです!やめてください!」
「・・・え?はい?」
「人呼びますよ!?」
「いや、人って。大丈夫です、すぐ終わりますから」
「いや!お願いやめて!だれか!!」
「あの・・・大声出されても困ります」
「だって!嫌だって言ってるのに…酷い!最低よ!」
「はぁ…あのですね?インフルエンザの注射くらいで、強姦されてるみたいな声出すのやめてもらっていいですか?ほかの患者様が驚きますし、病院のイメージも下がってしまうので…」
「そうやって、話逸らして私にいやらしいことするつもりなんでしょ!?騙されないからね!」
「はい?いやいや。注射依頼したのご自身でしょ?嫌なら辞めますからいいで…」
「いや……だめ。やめないで?」
「はぁ…はい。じゃあちくっと。はい、終わりです…。全く困りますよ」
「はーい?…なんか言いましたー?あれ?ここって患者さんを大切にしない病院なんですか?うそー!考えらんないー!!」
「あーもう!!静かにしてください!他の患者さんもいるって言ってるでしょ!?いい加減にしてもらえますか?」
「あー、怒った。はい、失格です。そんなんじゃ、まだまだいい医者にはなれませんよ。安藤先生?」
「はぁ……美咲さん。あの、これ本当に意味あります?このロープレはこれからの診察に本当に役立つのでしょうか?僕には全く想像ができないのですが…」
「安藤先生!何弱気なこと言ってるんですか!世の中広いんです!今私が演じたような悪態つける患者だって来たりします!その時に毅然とした態度で対応できないと、病院も先生も評判はガタ落ちです!さぁ、もう一度!!」
「もう一度ですか…あの…これって、美咲さんの趣味趣向混じってませんか?」
「何を仰いますか!全身全霊!安藤先生の為を思ってのことです!このスーパー新人ナース美咲に任せてくださいよー!」
「不安しかありません」
彼女の名前は金田美咲。
先月から、この安藤医院に研修と銘打って派遣されてきた新人看護師である。
実際は派遣、ではなく左遷、と言ったほうが正しい。
平和なこの町では医者にかかる人々の症状も平和そのもの。
大きい大学病院が隣町にある影響で、やってくる患者も腰痛や膝の痛みなど軽い症状が殆んどを占めている。
来る患者の年齢も概ね老人ばかり。
たまに来る子供も、軽い風邪の症状程度で、基本的にはほのぼのした日常を送っていた。
この女がやってくるまでは。
「いやです!やめてください!」
「・・・え?はい?」
「人呼びますよ!?」
「いや、人って。大丈夫です、すぐ終わりますから」
「いや!お願いやめて!だれか!!」
「あの・・・大声出されても困ります」
「だって!嫌だって言ってるのに…酷い!最低よ!」
「はぁ…あのですね?インフルエンザの注射くらいで、強姦されてるみたいな声出すのやめてもらっていいですか?ほかの患者様が驚きますし、病院のイメージも下がってしまうので…」
「そうやって、話逸らして私にいやらしいことするつもりなんでしょ!?騙されないからね!」
「はい?いやいや。注射依頼したのご自身でしょ?嫌なら辞めますからいいで…」
「いや……だめ。やめないで?」
「はぁ…はい。じゃあちくっと。はい、終わりです…。全く困りますよ」
「はーい?…なんか言いましたー?あれ?ここって患者さんを大切にしない病院なんですか?うそー!考えらんないー!!」
「あーもう!!静かにしてください!他の患者さんもいるって言ってるでしょ!?いい加減にしてもらえますか?」
「あー、怒った。はい、失格です。そんなんじゃ、まだまだいい医者にはなれませんよ。安藤先生?」
「はぁ……美咲さん。あの、これ本当に意味あります?このロープレはこれからの診察に本当に役立つのでしょうか?僕には全く想像ができないのですが…」
「安藤先生!何弱気なこと言ってるんですか!世の中広いんです!今私が演じたような悪態つける患者だって来たりします!その時に毅然とした態度で対応できないと、病院も先生も評判はガタ落ちです!さぁ、もう一度!!」
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