異世界時空戦記

Masanosuke

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ウィルガン

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『そっそうだよな…焦ってはいかん、いかん
!!…でっどうする?』

『まずはウィルガン、ウルトラスーツ、ウィ
ルスリセットシステムの説明をします。まず
一つ目はこのウィルガンです』

『おっ出てきた!すごっ!!まるでSFに出
てくる銃みたいだなぁ!』

『このウィルガンの弾の中にワクチンが入っ
ており、弾が命中したと同時にワクチンがウィ
ルスに侵入し、破壊する物です。マガジン弾
数は1万発となっており、予備カートリッジ
は10個になります。計10万発です』

『10万発で制圧出来るのかなぁ?もしも弾
が足りなくなったらどうするんだ?其れに必
ずウィルスに当たるとは限らないし…まっ、
俺の腕次第なんだけどなぁ!アハハハだな!』

『そのご心配には及びません。何故なら発砲
後、弾のセンサーが発動し、撃った方向にウィ
ルスがいたら弾が補正をかけ、命中するシス
テムになっています。だからと言って、適当
に狙ってはいけません。必ずロックオンが条
件です。ロックオンはトリガー両サイドの上
に丸いタッチパネルがあり、其れを長押しで
起動します。その時、音声でロックオンと言
い、ウィルガン全体が青く点灯します。そし
てマガジン装着方法は、弾が無くなるとウィ
ルガン全体が赤く点滅し、音声でカートリッ
ジと繰り返しお伝えしますので分かりやすい
かと思います』

『へー、すごい機能だな。弾の中にそれぞれ
センサーか!』

『そしてカートリッジがもし無くなった場合
は、仮設ハウスにて転送出来ますので、ご安
心下さい。仮設ハウスはスバルさんと同時に
転送します。ハウス内はウィルスが侵入出来
ない構造になっています。其れにウルトラス
ーツも装着なしの快適空間です。仮眠ベット
にシャワー、電化製品に食料豊富となってい
ます』

『いやいやー、至れり尽くせりだな。何だか
気が緩んじゃいそうだな』

『そのご心配もありません。常にミヨが付い
ていますのでご安心下さい』

『そっ…そっか。なら安心だ…。アハハハ、
アハハハ』
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