異世界時空戦記

Masanosuke

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義の星、海王星

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(やっとの思いで辿り着いた海王星だったが、
海王星の星軍に見つかり捕われようとしてい
た)

『その者を…捕らえよ!!』

『イヤイヤッ、怪しい者では御座いません。
カイオウさんにお会いしたく、参った次第で
してです。はい~』

『カイオウ様だと!!嘘をつけ!!カイオウ
様は土星人にしかお会いしない!!』

『土星人?…ドーローさんのことでしょうか
ねぇ~。そう言えば言っていましたねぇ~。
唯一の友と…』

『何をごちゃごちゃ言っている!さっさと来
い!』

 グイーッ!!

『イタタタッ!!わっ分かり…分かりました
よ。全く強引なお方です。ハイハイッ!』

(とうとうゲーツは囚われの身となってしま
い、この先に待っていたカイオウはどんな星
人なのか?)

『カイオウ様!怪しい者を捕らえました。こ
の者をどうなさいますか?』

『何だ…其奴は?一体、何しに来た!答えろ
!場合によってはタダじゃ済まさんぞ!!』

『其れは其れはカイオウさん、お初です。私
は月星のゲーツと申します。どうぞお見知り
おきを!!…この度、此方にお邪魔させて頂
いたのは、宇宙平和交渉に御座います』

『宇宙…平和…交渉だと!!笑わせるな!!
宇宙の平和なんぞ望まん!要件はそれだけか
?』

『此れは手厳しいですねぇ~、カイオウさん
?もう一つは、ウィール惑星の事はご存知で
しょうか?』

『ああっ、惑星の無力化を感知したからな。
それがどうした?』

『その…無力化と同時にウィルスの大群が宇
宙全域に放たれ、いずれ宇宙惑星の侵略に繋
がる可能性があり、これを防止対策として海
王星に参った次第です。どうか、お力をお貸
し願えませんでしょうか?』

『ハハハッ…仲間になれ?力を貸せか?馬鹿
馬鹿しい!お前に力を貸す義理は何処にある
んだ?こいつを独房にぶち込んでおけ!!』

『ハハッ!!』

(ゲーツはとうとう独房入りとなった。全然
話を聞いてくれないカイオウ。この先、一体
どうなってしまうゲーツ!!策はあるのか!
!)
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