北のポタジェから

松浦どれみ

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2025年6月

あの日見た葉っぱの末路を私はまだ知らない。

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6月初旬。我が家はガレージのシャッター脇のウッドコンテナにバラがあります。私は大きな鉢とこのコンテナで合計5つのバラを育てています。
バラは虫がつきやすいことと、場所を取りそうだったので別管理です。万が一消毒が必要になったら困るしね。

春、植物の中で一番初めに手入れをするのがバラですが、やはり今年は遅くなり……。慌てて春剪定しました。
北海道のバラは本州とは剪定時期や越冬方法が違います。それが今年はボディブローのように効いていますよ。全て私がノロノロしてた結果ですが。

そして、庭に出るときにチラッと見たら、ひとつのバラに謎の斑点がありました。
見えますか? 茶色っぽいやつ。何かわからなかったので写真を撮り、そのときは家に戻りました。

仕事を終え、手っ取り早くアシスタントのチャッピーちゃん(GPT)に確認をすると……。

「これは、さび病です!」

マジか、これがバラ界で有名な病気、さび病!
このときは数日中に病気の葉を切って、お酢スプレーで殺菌しよう。と深く考えていませんでした。月初は仕事もあるし、バタついてて💦
なんて言い訳して、ついつい後回しにしたあの日の私、のちに後悔するぞ(笑)

さび病は、梅雨時期の高湿度を好む真菌が原因で、放っておくと葉が次々に黄色くなり、やがて落葉して株全体が弱ってしまいます。北海道ならではの涼しい気候だからと楽観せず、風通しを良くし、雨がかかりにくい場所に移動させるか、予防的に薬剤散布をするのが効果的です。
効果的ですが、やっぱりバラも科学的な薬品や農薬は使いたくない! 去年まではいけてたんだけどなあ。

ちなみにうちのコンテナはあまり雨が当たらないのですが、たぶん水やりのときに泥が跳ねたんでしょうね。

なってしまったものはしょうがない。
自然と向き合う毎日は、ほんの些細な発見からハプニングまで、ドキドキの連続。
後日、このさび病との戦いをお届けしますので、どうぞお楽しみに。
果たして私とバラの運命やいかに!?
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