北のポタジェから

2025年6月

春菊もとったどー！

小松菜に遅れること数日。ついに、春菊の初収穫です！

今年は春菊の種を、庭のあちこちにまきました。野菜ゾーンだけじゃなく、花ゾーンのすき間にもパラパラ。土なんてかぶせないスタイル。こぼれ種風栽培と名付けよう（笑）そんないいかげんな撒き方にもかかわらず、しっかりと芽を出し、今やあちこちにニョキニョキと育っています。

今回の収穫は、だいたい10～15cmほどに育ったところで、ハサミでチョキチョキ。畑のきっちりした畝じゃなくても、意外と育つものなんだなぁと、しみじみ。さっさと収穫するので害虫の被害もありません。

春菊といえば、あの独特の香りが特徴的ですよね。子供のころは、その香りがどうにも苦手で、どうしても食べられなかったです。でも大人になった今は不思議なことに、その香りがとても心地よく感じるのです。すき焼きには入ってて欲しい。ちなみに私は、春菊、セロリ、パクチーが本当に無理だったのですが、今では火を通せば全部おいしく食べられます。

今回収穫した春菊は、香りはしっかり春菊らしいのですが、嫌なえぐみや苦みはほとんどありません。むしろすっきりとした味わいで、柔らかくて食べやすい。息子も平気そうでした。これが採れたての春菊の味か…と感動しながら、ざくざく刻んで、玉子と一緒におみそ汁へ。
口に入れた瞬間、春菊の爽やかな香りと玉子のまろやかさが合わさって、なんとも優しい味わい。春のごちそう、ここにあり！という感じでした。もう夏に差しかかってるんですけど（笑）

ちなみに、春菊は栄養価も抜群。
人参などと同じようにβカロテンが豊富で、体内でビタミンAに変わり、免疫力アップや粘膜の健康維持に役立ちます。さらに、カルシウムや鉄分、ビタミンCも含まれており、風邪予防や貧血対策にも◎。食物繊維も豊富なので、腸内環境の改善にもひと役買ってくれます。

香り成分にはリラックス効果があるとされる「αピネン」や「ペリルアルデヒド」なども含まれていて、気持ちを落ち着けたい時にもおすすめなんですよ。すごいな、春菊。

家庭菜園だと、春菊は「育てる」「採る」「食べる」の全部が楽しい野菜。
切ったところからわき芽も出てくるので、何度も収穫できるのも魅力です。葉物だから収穫も早い！

今回はみそ汁でしたが、次はナムルもいいなぁ…なんて、すでに次のレシピを考え中。
春菊生活、まだまだ楽しめそうです。
こちらもプランターや鉢、キッチンガーデンもできるので、ぜひお試しください！
それではまた！