北のポタジェから

2025年７月

７月の種まき

７月初旬。
庭の緑がどんどん力強くなってきて、草花たちも元気いっぱい。
気温もぐんぐん上がってきて、そろそろ春～初夏野菜たちとはお別れの時期です。

小松菜や春菊は、そろそろ終盤。
暑さにはあまり強くないので、収穫できるうちに楽しんで、名残惜しいけれど一旦サヨナラする予定。
ということで、今度は夏の暑さに強い野菜たちの出番です！

今回まいたのは、この２つ。
ひとつめは、左側のパッケージのスイスチャード。別名西洋ふだん草といいます。
もうひとつは、右側のパッケージに「エンツァイ」と書かれているけど、実はあの人気野菜……そう、空芯菜くうしんさい！

スイスチャードは、見た目のかわいさで即決。
葉っぱは緑だけど、茎の部分が赤、黄色、オレンジ、ピンク、白と、とにかくカラフル！
今回はミックスの種を選びました。
育ててよし、見てよし、食べてよしの三拍子そろったおしゃれ野菜。

分類としてはほうれん草の仲間で、ちょっとクセのある味……と聞いていたのですが、
炒めたりスープに入れたりすれば、まろやかで食べやすくなるそうです。
以前買って食べたけど、茎がしっかりしたほうれん草って感じでした。
家庭菜園初心者でも育てやすく、暑さにも強いので、夏向き野菜としてはとっても優秀。
観賞用にもしたくなるくらいの見た目で、育てるのが楽しみです。

そしてもうひとつ、右側のエンツァイこと空芯菜。
こちらは私の大好物！
茎の中が空洞になっているのが特徴で、これがまたシャキシャキとした食感を生んでくれるんです。
にんにくと一緒にさっと炒めると、もはや中華レストランの味。
副菜として、お酒のお供として、ぴったりです！

空芯菜は、暑ければ暑いほど元気に育つという、まさに夏の申し子。
水辺に強い植物なので、ちょっと水を多めにあげつつ、これからの猛暑でもぐんぐん伸びてくれるはず。
私の任務は、なるべく水を与えるということでしょうか。

今年の夏はこの２つの「暑さに強い葉物コンビ」に活躍してもらおうと思います。
うまく育てば、庭がカラフルになって、食卓にも変化が出て、きっと楽しくなるはず。

また発芽したらご報告しますね。
夏の種まき、まだまだ始まったばかりです！
それではまた！