恐怖の夢話。

恐怖の夢話 2夢 無限るーぷ

これは、私、内田未来が
夢の中で体験した「恐怖の夢話」です。

その日の夜、私は嫌になりながらも
眠りについた。

何故、嫌なのか。
それは私が恐怖の体験を毎日味わうから。

…。

私は、学校の印刷室の前にいた。
私が両手に持っているものは
印刷するであろう資料。ごく普通の。

昼間なのにも関わらず薄暗い…。
そして、不気味だ。
私は印刷室の重いドアを開ける。

中に入ると冷房が効いていた。
私はここにいたいと思った。
夢じゃなければの話だが。

私はさっさとしようと思い
ドアの近くにあったコピー機に手を置く。
最新っぽいとても綺麗なコピー機だ。
コピー機に触った事がないが
何故か分かるかのように
自然と手が動く。

そして、普通通りにコピーされた。
ここは夢なはず。普通だったら
何か起こるはずなのに。

そう思いながら、印刷室を出た。
足が勝手に動く。すると、フラッシュした。
恐る恐る目を開けると…。また、印刷室の前。
私、夢の夢を見ているのか。
また戻ってしまった。

印刷をしようとする。
しかし、普通の資料だったはずが
コピーされるとなにかが薄暗く写る。
ぼやけてなにも見えないけど顔…？

またフラッシュして、印刷室の前。

同じ事をすると、少しだけ濃くなった。
気になる。なんでだろ。

そして、少しずつ見えてきて
フラッシュして１０回目。

ついに…見える。
ブーブー…。ンガゴッ。
なにか挟まった…？
そう思い、中を覗く…と…。
私の頭？なにこれ…。
取り出してみると、白くなった私の顔
頭には包丁が刺さっていた。
これが私の未来…？その顔は不気味に笑い
始めた。
ブシュ。
なにかが刺さった。頭の上に…。





包丁だった…。




そして、意識を失った。