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真実
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1週間前に遡る。
私は、精神鑑定を受けた後に、直也宅へ向かった。
2人は私を心配して家に3日間、泊めてくれた。
不倫をしてしまったこともあったが、私はある物を見つけてしまう。
それは泊めてくれた最後の日のこと。
2人とも仕事に行った後、私はお礼にと掃除をし始める。
"コン"
掃除機が何かにぶつかった。
そこには、缶の箱があった。
中を開けると、当時の写真が出てきた。
「懐かしいな~、この時は青春だったな。」
「ん?なにこれ…」
写真を見ていくと、3人で写っている写真の私の顔がペンか何かで、顔にバツを書いてあるのを見つけた。
「どういうこと。私を恨んでる?直也?それとも、真由美?どっちがやってるのこんなこと。」
そして、私はまさかと思い、部屋の中を隅々まで探し始めた。
そこには…
女の頭髪、指紋を取った紙などがジップロックに分けて保管されていた。
「まさかとは思うけど、どっちかが私を犯人に企てている?」
私はこの事実から、直也との不倫をやめた。
そう、全てを暴く為に。
私はすべてを終わらせる為に、休日に合わせて直哉の家へと向かった。
少しだけ採取した頭髪、指紋の髪を隠し持ち、家の中へと入る。
直也はいつも通りに
「どうした?なんか元気ない顔してるぞ?」
「ううん、何でもないよ」
そして、私は強気に口を開いた。
「あのさ、真由美にも聞いてほしいんだけど、この頭髪と指紋の紙に見覚えないかな?」
直也は少し焦った顔をしながら
「ん?な、なんだそれわ。」
私は立て続けに問いただす。
「最近起きた3件の連続殺人で私が警察に事情聴取をされたことはわかってるよね?殺害方法は毒殺、証拠は頭髪、指紋。その2つに似たような物がなんでここの家にあったのかな?」
「もしかして、私を殺人犯にでもしたかったのかな?」
その問いに直也は焦りながら
「待て待て、違うだろ!そんな訳ないだろ!」
私は怒りながらも冷静に
「じゃあ、これは何!教えてくれないなら、このまま警察に持っていくね。」
私は警察へ行く為に玄関へ向かおうとした。
その時…
"カチャ"
真由美がドアの鍵を閉める。
「何するのよ!やっぱり、私を殺人犯にしようとしてたのね!」
"ドン"
直也が机を叩いた。
「はぁ、わかったわかった。もう教えてやるよ。真由美、あれ持ってこいよ。」
すると、真由美は冷蔵庫から沢山の肉を取り出した。
「おい、これ何かわかるか?」
「な、なによこの肉は。」
直也は、少し笑いながら答えた。
「俺の"嫁"だよ。」
私は口が開いたまま、直也に問う。
「ど、どゆこと…真由美はそこに居るじゃない!」
"ゴロ"
真由美の生首が転がってきた。
私は言葉が出ないまま黙っていると、直也は私に笑いながら
「お前はバカだから気付かないか。」
「真由美、もういいぞ」
すると…
"ズサ"
真由美が髪の毛を引っ張るとカツラが取れた。
私は目を疑った。
「ま、まさか。」
驚く私に直也は
「やっと気付いたか。」
「そう、高校の時、姿を消した"俊介"だよ」
居るはずのない俊介が現れ、私は動揺していた。
「どゆこと!なんで!」
すると直也は
「全て話してやるよ」
そう言うと、直也は全てを話し始めた。
「俊介が姿を消した後、俺と真由美は美香の態度が気に食わなかったんだよ。俺らは復讐を誓い、俊介となんとか接触した。3人で私のことを陥れることを決意したんだ。」
「出会いがなくて結婚できない美香を利用して、出会い系アプリを勧めた。そのアプリで出会う男と会う所を俊介が尾行し、真由美が研究で使っていた毒物を使用して男を殺す。」
「その後、その男の携帯から美香へと連絡をし疑われないようにした。アリバイは出来てしまうが、私が動揺すると二重人格の様に、高圧的になってしまうことを知っていたことを利用して3人を殺害。頭髪、指紋は直也宅でお酒を呑んで潰れた時に、採取し、真由美の研究技術で指紋を複製。殺害した3人の携帯に指紋を付けた。」
「だけど、美香が逮捕されなかった事が焦りとなって、真由美は自首した方がいいと思うと言ってきたんだよ。」
「ここまで来て後戻り出来ないのに、真由美だけ自首されると俺たちも捕まってしまう。だから、美香を泊めた3日間が終わった後、俊介と共謀して真由美を殺害した。
髪の毛を全て採取しカツラを作り、真由美の写真を持って、俊介は顔を整形した。」
「どうだ?これが全貌だ」
「何でこんな事…」
泣き崩れた私は、警察へ連絡しようとした携帯を持った。
その時…
"ドン"
美香は背後からハンマーで殴られ、倒れた。
私は薄れていく意識の中、確かに2人の話声が聞こえだ。
「バレないように解体しようぜ」
「てかさ、こいつの復讐する為に結婚までして、こんな奴と仲良くしてたのによ」
「でも、こいつを安心させる為に、抱いたんだろ?」
「あぁ、まあ容姿だけは良いからな」
そう言うと2人は笑い始めた。
「ニュースの時間です。」
「X区に住む、早川 直也さんとその友人、林 俊介さんが何者かに殺害されているところを発見されました。近隣の住民から大きな物音がしたと通報が入ったとのこと。
早川 直也さんの自宅内には、妻の真由美さんの遺体がバラバラになっていたことから、何らかのトラブルがあったとみて警察は調べている模様です。」
「私、やってないもん」
美香は不気味に笑った。
私は、精神鑑定を受けた後に、直也宅へ向かった。
2人は私を心配して家に3日間、泊めてくれた。
不倫をしてしまったこともあったが、私はある物を見つけてしまう。
それは泊めてくれた最後の日のこと。
2人とも仕事に行った後、私はお礼にと掃除をし始める。
"コン"
掃除機が何かにぶつかった。
そこには、缶の箱があった。
中を開けると、当時の写真が出てきた。
「懐かしいな~、この時は青春だったな。」
「ん?なにこれ…」
写真を見ていくと、3人で写っている写真の私の顔がペンか何かで、顔にバツを書いてあるのを見つけた。
「どういうこと。私を恨んでる?直也?それとも、真由美?どっちがやってるのこんなこと。」
そして、私はまさかと思い、部屋の中を隅々まで探し始めた。
そこには…
女の頭髪、指紋を取った紙などがジップロックに分けて保管されていた。
「まさかとは思うけど、どっちかが私を犯人に企てている?」
私はこの事実から、直也との不倫をやめた。
そう、全てを暴く為に。
私はすべてを終わらせる為に、休日に合わせて直哉の家へと向かった。
少しだけ採取した頭髪、指紋の髪を隠し持ち、家の中へと入る。
直也はいつも通りに
「どうした?なんか元気ない顔してるぞ?」
「ううん、何でもないよ」
そして、私は強気に口を開いた。
「あのさ、真由美にも聞いてほしいんだけど、この頭髪と指紋の紙に見覚えないかな?」
直也は少し焦った顔をしながら
「ん?な、なんだそれわ。」
私は立て続けに問いただす。
「最近起きた3件の連続殺人で私が警察に事情聴取をされたことはわかってるよね?殺害方法は毒殺、証拠は頭髪、指紋。その2つに似たような物がなんでここの家にあったのかな?」
「もしかして、私を殺人犯にでもしたかったのかな?」
その問いに直也は焦りながら
「待て待て、違うだろ!そんな訳ないだろ!」
私は怒りながらも冷静に
「じゃあ、これは何!教えてくれないなら、このまま警察に持っていくね。」
私は警察へ行く為に玄関へ向かおうとした。
その時…
"カチャ"
真由美がドアの鍵を閉める。
「何するのよ!やっぱり、私を殺人犯にしようとしてたのね!」
"ドン"
直也が机を叩いた。
「はぁ、わかったわかった。もう教えてやるよ。真由美、あれ持ってこいよ。」
すると、真由美は冷蔵庫から沢山の肉を取り出した。
「おい、これ何かわかるか?」
「な、なによこの肉は。」
直也は、少し笑いながら答えた。
「俺の"嫁"だよ。」
私は口が開いたまま、直也に問う。
「ど、どゆこと…真由美はそこに居るじゃない!」
"ゴロ"
真由美の生首が転がってきた。
私は言葉が出ないまま黙っていると、直也は私に笑いながら
「お前はバカだから気付かないか。」
「真由美、もういいぞ」
すると…
"ズサ"
真由美が髪の毛を引っ張るとカツラが取れた。
私は目を疑った。
「ま、まさか。」
驚く私に直也は
「やっと気付いたか。」
「そう、高校の時、姿を消した"俊介"だよ」
居るはずのない俊介が現れ、私は動揺していた。
「どゆこと!なんで!」
すると直也は
「全て話してやるよ」
そう言うと、直也は全てを話し始めた。
「俊介が姿を消した後、俺と真由美は美香の態度が気に食わなかったんだよ。俺らは復讐を誓い、俊介となんとか接触した。3人で私のことを陥れることを決意したんだ。」
「出会いがなくて結婚できない美香を利用して、出会い系アプリを勧めた。そのアプリで出会う男と会う所を俊介が尾行し、真由美が研究で使っていた毒物を使用して男を殺す。」
「その後、その男の携帯から美香へと連絡をし疑われないようにした。アリバイは出来てしまうが、私が動揺すると二重人格の様に、高圧的になってしまうことを知っていたことを利用して3人を殺害。頭髪、指紋は直也宅でお酒を呑んで潰れた時に、採取し、真由美の研究技術で指紋を複製。殺害した3人の携帯に指紋を付けた。」
「だけど、美香が逮捕されなかった事が焦りとなって、真由美は自首した方がいいと思うと言ってきたんだよ。」
「ここまで来て後戻り出来ないのに、真由美だけ自首されると俺たちも捕まってしまう。だから、美香を泊めた3日間が終わった後、俊介と共謀して真由美を殺害した。
髪の毛を全て採取しカツラを作り、真由美の写真を持って、俊介は顔を整形した。」
「どうだ?これが全貌だ」
「何でこんな事…」
泣き崩れた私は、警察へ連絡しようとした携帯を持った。
その時…
"ドン"
美香は背後からハンマーで殴られ、倒れた。
私は薄れていく意識の中、確かに2人の話声が聞こえだ。
「バレないように解体しようぜ」
「てかさ、こいつの復讐する為に結婚までして、こんな奴と仲良くしてたのによ」
「でも、こいつを安心させる為に、抱いたんだろ?」
「あぁ、まあ容姿だけは良いからな」
そう言うと2人は笑い始めた。
「ニュースの時間です。」
「X区に住む、早川 直也さんとその友人、林 俊介さんが何者かに殺害されているところを発見されました。近隣の住民から大きな物音がしたと通報が入ったとのこと。
早川 直也さんの自宅内には、妻の真由美さんの遺体がバラバラになっていたことから、何らかのトラブルがあったとみて警察は調べている模様です。」
「私、やってないもん」
美香は不気味に笑った。
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