25 / 82
第五話、にゃああ
(五)※
しおりを挟む
「ん……っんぅ、う」
何度も、違う場所を甘噛みされながら、割り入れられて開いてしまっていた足の付け根から垂れる物を指先で掬ったりと彼の手遊びが始まる。
十分に人と同じように、それ以上に器用だと思う指先は“色々と分かって”やっている。
どれくらいまでしたらいいのかも、どんな文献から得た知識なのか。
今日、私の足の脛に掠めている柔らかな毛並の尻尾。
機嫌よくゆらゆらと私の足を撫でている。
「なあすず子、気が散らないのか」
国芳さんが手を止める。
どうやら尻尾の存在を言っている、らしい。
「心地いいですよ?足元で、ご機嫌さんに揺れてて」
「全くお前は……」
少し伏し目がちになっている国芳さんがまた手遊びを再開して、私もその甘い刺激に彼の下で身悶えて軽く果ててしまうと私の事を思っての一枚のエチケットを小さな木箱から取り出す。
「少し横になれるか」
こうですか?となんとなく国芳さんがどうしたいのか知って体を横にする。どうしたって私の下半身はもう見られても、そう言う営みの真っ最中。
「お前はわりと潔い所があるな」
「はしたない、と」
「思わない」
きっぱりと言い切って。
お互いが向かい合うように横になれば上になっている足を掴まれる。
こうして欲しい、と言う誘導に従って少し力を籠めた。
ぴったりと密着した体、ゆっくりと入って来る熱の塊。
頭一つ分、背の低い私は彼の首筋に顔をうずめて、耐える。
まだ私たちは初夜しか迎えていない……あの日の激しさに私の体が耐えられなかったのを知った国芳さん自らが“お預け”状態を享受していた。それは、ちょっとかわいそうかもしれない。散々、匂いだけを吸って――本当はその先だってしたかったかもしれない。
「んん……」
激しさは無いけれど、胸と胸が擦れ合う状態になって、国芳さんも私の背を抱き込む。
ゆるゆると揺すられて刹那的な強い刺激ではない穏やかで、幸せな気持ちが溢れてくるような感覚。
人の姿をしているとは言え、猫に囲まれて、その習性を垣間見ながら暮らしていたせいか私にもそれが移ってしまったようで、目の前にある鎖骨に唇を寄せて、舐めてしまった。
びく、と反応する国芳さんは何も言わずに回した腕で私の後頭部を撫でてくれるから、続ける。
私の舌はざらざらしていないから、国芳さんはどう感じているんだろう。
大きく舐める事はしないで、ほんの舌先。
「ん……、ふ、」
ゆっくりとした動作でも、繋がっている場所が切なく、舐める事に集中していた私が自分の激しい疼きに気が付いた時には国芳さんがつらそうにしていた。
我慢してる、と思ったらなんだか愛しくなってしまって。
一度引き抜かれて、また私が下になる。
緩やかな体位の変換に応じれば見下ろす国芳さんと目が合う。
「猫のようだった」
感想にふふ、と笑ってしまう。
そうかもしれない。
「膝を……」
こう?と言われるがままにすれば私の右足を跨いで、反対の左足の膝がぐい、と掴まれてしまった。そのまま深く、思っていた以上に深くに彼を受け入れる。
「は、う……っ」
膝を抱かれてしまえば身動きが取れない。
逆に動きやすくなった国芳さんが腰を進めて、奥の方まで届いてしまった。
「んッ、ん」
抱き合って浅く戯れていた時とは違う深さに突き上げられて、吐息がだんだんと啼き声に変わっていく。
繋がっている所からぐちぐちと音はするし、お腹は圧されて、体は動けない。
「これ、や……ッ」
「痛むか」
「ちがう……、おなかが」
とん、とん、とん、と奥の方が小刻みに叩かれる。
最初は緩やかな交わりも果てようとする感情が重なり合えば目が眩むような激しい一瞬を互いに求めてしまう。
本当はいやじゃないのに突かれて出てしまう「いや」と言う吐息は国芳さんを苦笑させて、私は恥ずかしくて顔を手で覆ってしまう。
その時。
すり、と抱えられていない右足に柔らかい毛並の感覚。
「っ、ふ……あ」
撫でてくれているようだけど、今の私ではもう。
「すず子……」
「ん、んんっ」
さわさわと尻尾が私の足を撫でる。
「ひ、っ」
抑えようとすればするほど、体が熱くて。
たぶんこの人……私の反応を見てわざと撫でている。
「あ、あ……やッ」
しっぽに気を取られて緩んだ隙に抱えられていた膝が強く、押し込まれた。
「待っ、て」
すぐに始まる止まらない奥への揺さぶりにもっとゆっくりにして、と頭を左右に振ってもやめてくれないどころか国芳さんを締め付ける事をやめない自分の体も大きくびくびく震えて。
やめて、奥、とんとんしないで、と体に力が入ってしまう。
「ッ、ぐ……く」
私を噛まないように耐えている国芳さんが歯を食い縛っているけれど私の白む視界もちかちか光るようだった。
耳を塞ぎたくなるような粘り気のある絶え間ない水音と肌と肌が当たる音。感じたことの無い深い深い快楽に啼きたくないのに啼いてしまう。
「や、や、それ、いや!!」
「そんなに、締めるな……ッ」
「や、あっ、あ……っにゃ、ああああッ!!」
啼いた声は、猫のようだった。
一度、息を強く詰まらせて唸った国芳さん。全部出し切ったらしいタイミングで大きく肩で息をしながら私の震える膝を抱えて呆然としている。
「お前……それは、駄目だ……」
「だって、おく、」
まだ精を絞り尽くそうとしているのが自分でも分かる。
国芳さんも甘い吐息混じりの呼吸。
深く差し込んだままの熱すら引き抜けないで、私の膝を抱えている。
「にゃ……」
「だから、ああ……お前は、」
今のは冗談です。
いい歳をして、若い夫婦でもないのに。
「ん、う……」
やっと膝を解放してくれた人はどこか項垂れているし耳もしょげて、しっぽも私の足にだらんと垂れている。
「足、痛くなかったか」
ん、と頷けば気を取り直して身を引いた人は自分の今、引き抜いた分身を見て固まっていた。どうしたんだろう、とちょっと心配になる。
「国芳さん……?」
「何でもない」
それは絶対に何でもなくない。
激しかった時に何かの弾みで破れちゃってた、とか?でも今のスキンは余程の事がない限り……私と国芳さんは“魂の形が違う”のでもし失敗してしまっていてもそこまで深刻にならなくても大丈夫なのに。
「見ようとするな」
目元が片手で覆われてしまった。
私のちょっとした好奇心は猫をも……なんて。
何度も、違う場所を甘噛みされながら、割り入れられて開いてしまっていた足の付け根から垂れる物を指先で掬ったりと彼の手遊びが始まる。
十分に人と同じように、それ以上に器用だと思う指先は“色々と分かって”やっている。
どれくらいまでしたらいいのかも、どんな文献から得た知識なのか。
今日、私の足の脛に掠めている柔らかな毛並の尻尾。
機嫌よくゆらゆらと私の足を撫でている。
「なあすず子、気が散らないのか」
国芳さんが手を止める。
どうやら尻尾の存在を言っている、らしい。
「心地いいですよ?足元で、ご機嫌さんに揺れてて」
「全くお前は……」
少し伏し目がちになっている国芳さんがまた手遊びを再開して、私もその甘い刺激に彼の下で身悶えて軽く果ててしまうと私の事を思っての一枚のエチケットを小さな木箱から取り出す。
「少し横になれるか」
こうですか?となんとなく国芳さんがどうしたいのか知って体を横にする。どうしたって私の下半身はもう見られても、そう言う営みの真っ最中。
「お前はわりと潔い所があるな」
「はしたない、と」
「思わない」
きっぱりと言い切って。
お互いが向かい合うように横になれば上になっている足を掴まれる。
こうして欲しい、と言う誘導に従って少し力を籠めた。
ぴったりと密着した体、ゆっくりと入って来る熱の塊。
頭一つ分、背の低い私は彼の首筋に顔をうずめて、耐える。
まだ私たちは初夜しか迎えていない……あの日の激しさに私の体が耐えられなかったのを知った国芳さん自らが“お預け”状態を享受していた。それは、ちょっとかわいそうかもしれない。散々、匂いだけを吸って――本当はその先だってしたかったかもしれない。
「んん……」
激しさは無いけれど、胸と胸が擦れ合う状態になって、国芳さんも私の背を抱き込む。
ゆるゆると揺すられて刹那的な強い刺激ではない穏やかで、幸せな気持ちが溢れてくるような感覚。
人の姿をしているとは言え、猫に囲まれて、その習性を垣間見ながら暮らしていたせいか私にもそれが移ってしまったようで、目の前にある鎖骨に唇を寄せて、舐めてしまった。
びく、と反応する国芳さんは何も言わずに回した腕で私の後頭部を撫でてくれるから、続ける。
私の舌はざらざらしていないから、国芳さんはどう感じているんだろう。
大きく舐める事はしないで、ほんの舌先。
「ん……、ふ、」
ゆっくりとした動作でも、繋がっている場所が切なく、舐める事に集中していた私が自分の激しい疼きに気が付いた時には国芳さんがつらそうにしていた。
我慢してる、と思ったらなんだか愛しくなってしまって。
一度引き抜かれて、また私が下になる。
緩やかな体位の変換に応じれば見下ろす国芳さんと目が合う。
「猫のようだった」
感想にふふ、と笑ってしまう。
そうかもしれない。
「膝を……」
こう?と言われるがままにすれば私の右足を跨いで、反対の左足の膝がぐい、と掴まれてしまった。そのまま深く、思っていた以上に深くに彼を受け入れる。
「は、う……っ」
膝を抱かれてしまえば身動きが取れない。
逆に動きやすくなった国芳さんが腰を進めて、奥の方まで届いてしまった。
「んッ、ん」
抱き合って浅く戯れていた時とは違う深さに突き上げられて、吐息がだんだんと啼き声に変わっていく。
繋がっている所からぐちぐちと音はするし、お腹は圧されて、体は動けない。
「これ、や……ッ」
「痛むか」
「ちがう……、おなかが」
とん、とん、とん、と奥の方が小刻みに叩かれる。
最初は緩やかな交わりも果てようとする感情が重なり合えば目が眩むような激しい一瞬を互いに求めてしまう。
本当はいやじゃないのに突かれて出てしまう「いや」と言う吐息は国芳さんを苦笑させて、私は恥ずかしくて顔を手で覆ってしまう。
その時。
すり、と抱えられていない右足に柔らかい毛並の感覚。
「っ、ふ……あ」
撫でてくれているようだけど、今の私ではもう。
「すず子……」
「ん、んんっ」
さわさわと尻尾が私の足を撫でる。
「ひ、っ」
抑えようとすればするほど、体が熱くて。
たぶんこの人……私の反応を見てわざと撫でている。
「あ、あ……やッ」
しっぽに気を取られて緩んだ隙に抱えられていた膝が強く、押し込まれた。
「待っ、て」
すぐに始まる止まらない奥への揺さぶりにもっとゆっくりにして、と頭を左右に振ってもやめてくれないどころか国芳さんを締め付ける事をやめない自分の体も大きくびくびく震えて。
やめて、奥、とんとんしないで、と体に力が入ってしまう。
「ッ、ぐ……く」
私を噛まないように耐えている国芳さんが歯を食い縛っているけれど私の白む視界もちかちか光るようだった。
耳を塞ぎたくなるような粘り気のある絶え間ない水音と肌と肌が当たる音。感じたことの無い深い深い快楽に啼きたくないのに啼いてしまう。
「や、や、それ、いや!!」
「そんなに、締めるな……ッ」
「や、あっ、あ……っにゃ、ああああッ!!」
啼いた声は、猫のようだった。
一度、息を強く詰まらせて唸った国芳さん。全部出し切ったらしいタイミングで大きく肩で息をしながら私の震える膝を抱えて呆然としている。
「お前……それは、駄目だ……」
「だって、おく、」
まだ精を絞り尽くそうとしているのが自分でも分かる。
国芳さんも甘い吐息混じりの呼吸。
深く差し込んだままの熱すら引き抜けないで、私の膝を抱えている。
「にゃ……」
「だから、ああ……お前は、」
今のは冗談です。
いい歳をして、若い夫婦でもないのに。
「ん、う……」
やっと膝を解放してくれた人はどこか項垂れているし耳もしょげて、しっぽも私の足にだらんと垂れている。
「足、痛くなかったか」
ん、と頷けば気を取り直して身を引いた人は自分の今、引き抜いた分身を見て固まっていた。どうしたんだろう、とちょっと心配になる。
「国芳さん……?」
「何でもない」
それは絶対に何でもなくない。
激しかった時に何かの弾みで破れちゃってた、とか?でも今のスキンは余程の事がない限り……私と国芳さんは“魂の形が違う”のでもし失敗してしまっていてもそこまで深刻にならなくても大丈夫なのに。
「見ようとするな」
目元が片手で覆われてしまった。
私のちょっとした好奇心は猫をも……なんて。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた
狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている
いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった
そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた
しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた
当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった
この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる