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進路
俺が見繕って服を揃えても良いんだが、急にコイツがそんな服着出したら教えた俺が怒られそうだ。
大体、生徒会長が進学するような大学だったら、下手に流行りもんに手を出さなくても今持ってる服を着といたほうが女子受け良いんじゃね?
生徒会長には、ちょっと着崩したらなんとかなると適当にぼかしたら、あっさり納得されて自分用に印刷していた例の資料に書き込んでいた。
どうやら、師匠の教えは絶対らしい。
「服はこのままとなると、外見改善は一旦保留ですか?」
「あー、どうだろうな。
生徒会長が大学デビューに拘ってねぇなら、夏休みまで髪伸ばして、髪型とあと眼鏡を変えるだけで印象は変わるんだけどな」
180cm超えの身長に、兄弟仲良く習わされてる武道のおかげで引き締まってる身体付き。
聞いたところによると、毎朝5時起きで近所の道場に通い、朝食の後は早めに登校して勉強しているらしい。
聞いてるだけで窮屈なんだが、本人にとっちゃ習慣化してるから全然苦痛じゃない上に、朝から身体も頭も良い感じに動かしてからの授業は身につくんだと。
「効率が良いからお勧めしますよ」と言われたが、俺なら間違いなく授業中に力尽きて寝るぞ。
流石全国10位の常連と茶化したら、そこまで成績は良くないと謙遜されたが本当かよ。
まぁ、噂は当てにならねぇ見本がここにいるけどな。
俺が18禁の宝の山を気にしていたら、服をその上に広げて隠されてしまった。
「休み明けデビュー⋯スケジュールを早めることが出来るなんて、流石成瀬君ですね」
「進学のなんか、ほら、内申とかに響くとか、あと勉強時間が心配とかだったら全然良いんだけどさ」
他のとこで褒めて煽ててデータ回収すれば良いし。
「その点はお気遣いなく。
映像の専門職大学に行こうと思ってますから」
「はぁ?!」
難関大学じゃねぇの?
団子が口から落ちそうになったじゃねぇか。
勿体ねぇ。
「ハハッ、先生にも同じ反応されましたよ」
「いやいや、どっか難しい大学行って警察のエリートコースに乗るんじゃねぇの?」
「そのコースは長兄が進んでるので、私は続く気はないですね。
次兄もバンドマンで働いてますし」
そう言って教えてもらったバンド名は、俺でも知ってるメジャーなとこだった。
え、そこの頭振りまくってドラム叩いてんのが生徒会長の兄貴なの?
「あぁー、因みに、生徒会長は何を目指してんの?」
「AVレーベルで特に好きなところがあるので、そこに就職したいですね」
にこやかに答えられ、俺の口からダバダバと茶が溢れた。
大体、生徒会長が進学するような大学だったら、下手に流行りもんに手を出さなくても今持ってる服を着といたほうが女子受け良いんじゃね?
生徒会長には、ちょっと着崩したらなんとかなると適当にぼかしたら、あっさり納得されて自分用に印刷していた例の資料に書き込んでいた。
どうやら、師匠の教えは絶対らしい。
「服はこのままとなると、外見改善は一旦保留ですか?」
「あー、どうだろうな。
生徒会長が大学デビューに拘ってねぇなら、夏休みまで髪伸ばして、髪型とあと眼鏡を変えるだけで印象は変わるんだけどな」
180cm超えの身長に、兄弟仲良く習わされてる武道のおかげで引き締まってる身体付き。
聞いたところによると、毎朝5時起きで近所の道場に通い、朝食の後は早めに登校して勉強しているらしい。
聞いてるだけで窮屈なんだが、本人にとっちゃ習慣化してるから全然苦痛じゃない上に、朝から身体も頭も良い感じに動かしてからの授業は身につくんだと。
「効率が良いからお勧めしますよ」と言われたが、俺なら間違いなく授業中に力尽きて寝るぞ。
流石全国10位の常連と茶化したら、そこまで成績は良くないと謙遜されたが本当かよ。
まぁ、噂は当てにならねぇ見本がここにいるけどな。
俺が18禁の宝の山を気にしていたら、服をその上に広げて隠されてしまった。
「休み明けデビュー⋯スケジュールを早めることが出来るなんて、流石成瀬君ですね」
「進学のなんか、ほら、内申とかに響くとか、あと勉強時間が心配とかだったら全然良いんだけどさ」
他のとこで褒めて煽ててデータ回収すれば良いし。
「その点はお気遣いなく。
映像の専門職大学に行こうと思ってますから」
「はぁ?!」
難関大学じゃねぇの?
団子が口から落ちそうになったじゃねぇか。
勿体ねぇ。
「ハハッ、先生にも同じ反応されましたよ」
「いやいや、どっか難しい大学行って警察のエリートコースに乗るんじゃねぇの?」
「そのコースは長兄が進んでるので、私は続く気はないですね。
次兄もバンドマンで働いてますし」
そう言って教えてもらったバンド名は、俺でも知ってるメジャーなとこだった。
え、そこの頭振りまくってドラム叩いてんのが生徒会長の兄貴なの?
「あぁー、因みに、生徒会長は何を目指してんの?」
「AVレーベルで特に好きなところがあるので、そこに就職したいですね」
にこやかに答えられ、俺の口からダバダバと茶が溢れた。
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