ヘタレαにつかまりまして

三日月

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33 指輪

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「言葉が足りないくらいで泣くかっ
お前の抜け落ちた言葉分、悪意でもこもっていたのか?!」

「はぁ?
んなわけねぇだろっ
三枝相手に悪意が湧くかっ」

「だったら、他に何をやらかしたんだっ
お前の口を通すと、三枝の渡した食べ物を断っただけにしか聞こえないっ
そんなわけがあるかっ
笹部が、何かしでかしたに決まってるっ」


次第に、中等部でからかわれた自分の過去も思い出してしまいヒートアップ。
笹部も伝わらない苛立ちに熱が入る。
気付けば互いに顔を付き合わせ、至近距離で睨みあっていた。
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