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24 婚約発表
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「・・・番になって何年経ってるのよ?
そんなに清人の顔が苦手なら、清人が不用意に顔を近づけないか、見えないように清人が後ろから抱き締めとけばいいでしょう」
飛鳥さんは、「ばっかじゃない?」と眉間に皺を刻む。
「あー、それいいな」
楽しそうな清人さんの声と遥馬さんの悲鳴が聞こえてくる。
清人さんの顔が苦手って・・・そう言えば、結婚記念日のときも、遥馬さんは清人さんの顔から視線そらしてたっけ。
隣に座って手を繋いでいても、清人さんの背中に隠れるようにしてたし。
「き、清人、恥ずかしいっ、恥ずかしいからっ」
「俺がハルを独り占め出来てちょうどいい」
「愚弟以外に遥馬なんかにわざわざ手を出す人間、いるわけないでしょう」
飛鳥さんの言葉に、再び二人が立ち上がり、フェロモンが吹き荒れたが。
澪さんから、このあと残るように言い渡され、俺とヤマだけ先に離れに帰された・・・
そんなに清人の顔が苦手なら、清人が不用意に顔を近づけないか、見えないように清人が後ろから抱き締めとけばいいでしょう」
飛鳥さんは、「ばっかじゃない?」と眉間に皺を刻む。
「あー、それいいな」
楽しそうな清人さんの声と遥馬さんの悲鳴が聞こえてくる。
清人さんの顔が苦手って・・・そう言えば、結婚記念日のときも、遥馬さんは清人さんの顔から視線そらしてたっけ。
隣に座って手を繋いでいても、清人さんの背中に隠れるようにしてたし。
「き、清人、恥ずかしいっ、恥ずかしいからっ」
「俺がハルを独り占め出来てちょうどいい」
「愚弟以外に遥馬なんかにわざわざ手を出す人間、いるわけないでしょう」
飛鳥さんの言葉に、再び二人が立ち上がり、フェロモンが吹き荒れたが。
澪さんから、このあと残るように言い渡され、俺とヤマだけ先に離れに帰された・・・
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