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18 遠距離の王子様
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みどりちゃんは、清人様を俺と本気でくっつけたいらしく。
すっかり清人様のサポーター。
俺がΩになっても、二人の友情は不滅よ!と、力強く宣言してくれたっけ。
変異種Ωって、恐怖の対象じゃないのって聞いたら。
みどりちゃん、「清人様は別よっっ、愛を感じるものっっっ」とこれも力強く、何の躊躇もなく、即答してくれた。
・・・他人事だから言えるんだよ、なんて。
軽々しく言ったら本気で怒られそうな情熱が、その時のみどりちゃんからは溢れていたよ。
みどりちゃん、清人様のファンだからかなぁ。
父さんと兄ちゃんは.....俺によく考えて答えを出すよう任せてくれている。
みどりちゃんのガンガン攻めてくる感じは、父さんはあまり良くは思ってないみたいなんだけど、ね。
だからと言って、家に来るなとか、俺に清人様への電話を強制するのは止めて欲しい.....とまではみどりちゃんに対して言わない。
あくまで決めるのは、俺。
葛藤もあるだろうし、複雑な心境なんだろうけど見守ってくれている。
「早く、早く」口は動いてない分、目で訴えるみどりちゃん。
俺に勢いよく差し出された手には、赤い皮で出来たスマホケースに収まってる俺のスマホ。
部屋の充電器に、電源を切ったまま差していた筈のものが収まっていた。
あぁ、この光景もすっかり定着しちゃってるよ。
すっかり清人様のサポーター。
俺がΩになっても、二人の友情は不滅よ!と、力強く宣言してくれたっけ。
変異種Ωって、恐怖の対象じゃないのって聞いたら。
みどりちゃん、「清人様は別よっっ、愛を感じるものっっっ」とこれも力強く、何の躊躇もなく、即答してくれた。
・・・他人事だから言えるんだよ、なんて。
軽々しく言ったら本気で怒られそうな情熱が、その時のみどりちゃんからは溢れていたよ。
みどりちゃん、清人様のファンだからかなぁ。
父さんと兄ちゃんは.....俺によく考えて答えを出すよう任せてくれている。
みどりちゃんのガンガン攻めてくる感じは、父さんはあまり良くは思ってないみたいなんだけど、ね。
だからと言って、家に来るなとか、俺に清人様への電話を強制するのは止めて欲しい.....とまではみどりちゃんに対して言わない。
あくまで決めるのは、俺。
葛藤もあるだろうし、複雑な心境なんだろうけど見守ってくれている。
「早く、早く」口は動いてない分、目で訴えるみどりちゃん。
俺に勢いよく差し出された手には、赤い皮で出来たスマホケースに収まってる俺のスマホ。
部屋の充電器に、電源を切ったまま差していた筈のものが収まっていた。
あぁ、この光景もすっかり定着しちゃってるよ。
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