鬼ごっこ~あのこがほしい~

三日月

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弥勒過去編(瑛二&白銀)

おねだり 2

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「はい、ざーんねんっ」

僕に組み敷かれた体勢で。
いじわるく哂う瑛二の、手に握られたリモコン。
そのスイッチが、ONに切り替わる。

・・・ブブゥーーーーーーーーーーーー

「・・・あ、もっ、あぁんんっ」

僕の体内に埋められたバイブが、動き出す。
今日も僕は、イイコになれなかったっ!!!
瑛二の上に倒れこんだ僕を、瑛二はニヤニヤ笑って受け止める。
喘ぐ僕の後頭部を優しく撫で。

「そんなに喜んでたら、罰ゲームにもなんねーよ?」

開きっぱなしの口に、指を突っ込まれ。
舌を容赦なく掻きまわされても。

「ひゃっ・・・んちゅ、ふぁあ」

前立腺を絶え間なく攻め続ける振動に比べたら。
全然苦しくもなくて、逆に気持ちよくなってしまい抵抗も出来ない。
頭が、イタイ・・・ぐちゃぐちゃになる。

「堪え性がねーな」
「ご、めんなサイっ、ごめん、な、さいっ
も、止めてっ、えーじ、トメテっ」
「そういいながら、オレの足にちんぽをこすり付けてくんのはやめねーのな?」
「ふぅっ、ゴメンナサイっ」

瑛二に美味しく食べられるために、調教してもらうという約束で。
僕の中には常にバイブを入れられて、今みたいにトンで瑛二に襲い掛かりそうになったときのストッパーになっている。
そう、瑛二の指で感じてしまう場所を暴かれてわかったこと。
僕の身体は、舌で味わう食欲よりも、快楽を優先して正気に返るような身体だったらしい・・・
鬼なら、食欲が最上のはずなのに。

スイッチがOFFになっても、僕はしばらく息を整えることも出来ない。
瑛二の身体を抱きしめたまま、波が収まるのを待つ。
今日こそ、イイコにして、瑛二に入れてもらえるはずだったのに・・・
あまりに瑛二が可愛く笑うから、正気を保てなかった。

「白銀は、どこでスイッチ入んのか全然わからねーわ。
まだしばらく、バイブ抜けねーな」
「え、瑛二が、僕のこと綺麗だって笑いかけたからだよっ」

なんで、わからないんだ?
いつもよりカッコいい瑛二を、食べたい気持ちが抑えられないっ

「は?
お前、俺に笑いかけられただけで、ここまで勃つのか?
襲い掛かってくるくらい、気持ちよくなんの?」
「瑛二を僕のものだって、僕まみれにしたくなるんだよ・・・」

鬼って、怖い・・・
僕だけの瑛二にしたくてたまらなくなると。
行動に直結して暴走してしまう。
僕の精液を体中にこすり付けて、瑛二の口に捻じ込んでゴクゴク飲み干して欲しいと本気で思ってしまうんだ。
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