鬼ごっこ～あのこがほしい～

弥勒過去編(瑛二＆白銀)

おねだり ４

「あ、あの、瑛二・・・？」
「続けて、誘ってみ？」

今の掠れた、瑛二の声は。
自分の欲情を堪えているときの声だと、知ってる。
だから、僕は。
恥ずかしくて、ブルブル震える自分を押し殺し。

「ココに、エージの、入れて？」

・・・瑛二、来てくれない。
オネダリ、失敗？
え、っと・・・

自分の柔らかく熱い穴に指をいれて。
くぱっと広げる。
バイブが、埋め込まれ広がっていた場所が更に拡大する。

「僕の、ココに、・・・・うわぁっ」

台詞を考えている間に、瑛二の腕が僕の膝を更に開けて。

ズリュンっ

一気にバイブが抜かれ、開いたままの穴に瑛二の亀頭が当てられていた。

「あ、あ、え、えーじの・・・っ」

どうしよう、瑛二のが、僕の穴に！

「穴、パクパク音してるな？
ガンガン衝いてやるから、膝、しっかり持ち上げろよ」

瑛二の掠れた声に、喜んで僕は従う。
僕を砂にしないために、瑛二が食べさせてくれていた時とは違う。
今回は、僕が欲しくてたまらない。
早く埋め込んで欲しいっ

「ぃっ、キャアアアーーーッ」

グチョンと濡れた音を立て、一気に奥まで貫かれる。
バイブと全然違う。
瑛二の性急な腰の動きも、僕の身体は易々と受け入れる。
自分でも驚くくらい、奥へ奥へ瑛二が欲しくて身体がうねりながら引き入れる。

「ハッ、なんだコレ。
白銀の身体、どうなってんだ」
「あ、あ、ダメ？
中、ぐちゅぐちゅにシテ、ね？
僕のイイトコ、瑛二ので、あぁっ」

これで、アソコ擦られたら、どんなに気持ちよくなっちゃうんだろう。
しかも、瑛二の精液でびちゃび・・・ふあぁっ
キュンキュン、身体が瑛二を求めてるっ

「白銀、エロ過ぎてお前の中も顔も蕩けすぎ
初めてん時より、俺に絡み付いてネチョネチョしてる」

くちゅくちゅ、音が出るほど浅い場所で腰を何度もスライドされて。
じれったい。
さっきみたいに、手酷く思い切り衝いてほしい。
あぁ、それよりも。

瑛二に擦られたいところが、あるっ

「ち、違う、もっちょっと、オクっ」
「ここらだったよな？」

イイトコ。
僕のぷくりと引っ掛かる前立腺を軽く擦られ、声も出ない。
ビクビク無言で身体が痙攣する。

ひあっ、あっ、これが、ヤバイ？
息、出来ないっ

「・・・くっそ、締め付け、すげぇっ
白銀、トんだらしばらくコレ出来なくなるからな？
ちゃんと、耐えろよ？
お前が俺に喰われろよ？」

欲情した瑛二の瞳に、淫らに喘ぐ僕が映る。
僕を、食べて。
僕を、欲しがって。

僕の全部は、瑛二のもの。